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今回は控訴理由書で指摘された「事実誤認」を見ていきます。控訴審の審理はこの「事実誤認」を争点にして行われます。控訴審の第1の争点を見ていきます。2.「本件議会内発言」について原判決では、「本件議会内発言」について、次のように判断しています。(市長の)本件議会内発言により適示された事実が真実であるとは認められない。(P20)(本件議会内発言は)被告石丸の市長としての裁量を逸脱したものといえ、国家賠償法にいう違法な行為があったものといえる。(P23)この原判決に対して、控訴理由書では次の
市長が3月25日の記者会見で、中国新聞社の社長宛に添付した抗議文を送付したと報告しています。市長の抗議に正当性があるのか見ていきます。中国新聞は、議事録の市長発言について、①市長の陳情・要望の実績②市長の陳情・要望に対する考え方を記事にしています。市長が、中国新聞が隠したとする「重要部分」は、次の部分です。①元市長の陳情・要望の実績②元市長と比較した自分の優秀性の誇示これに対して、市長は抗議文で次のように主張します。重要部分を隠した議事録の抜粋を掲載し、「陳情・要望の数
熊高議員が、臨時議会があった2月14日に、YouTubeで次のように発言していました。出演した女性(臨時議会を開催する)努力をしたところで、それが果たして専決処分に(他の議員が)乗っかるかと言ったら、そうではなかったじゃないですか。〔注臨時議会を控訴期限内に開催すれば、専決処分ではなく「控訴」を議案にすることになります。したがって、後段の熊高議員の発言から見ても、「専決処分」は「控訴」の意味であることが分かります。〕熊高議員そういう雰囲気が見え見えの状況でね。でも、今
今日(13日)の議会予算決算常任委員会で、福祉保健部と企画振興部合同の「認定子ども園」の予算に係る質疑が行われました。認定子ども園は、吉田小学校に隣接する2保育所と1幼稚園を統合して、可愛地区に予定されていた旧田んぼアート跡地に建設するというものです。市長は、可愛地区への移転に疑義をはさむ議員に対してこう強調しました。この3施設は、郡山のふもと位置し、土砂災害の危険性がある。子ども達の命に係ることで、移転するのは当然ではないですか。分からないのですか。(要点)「子ども達の命をどう考
安芸高田市の皆様!いい加減気づきましょうね😳元創価学会員の私が思うのは公明党の新田議員を創価学会員さん達は本当に応援しているんだろうか?まともな学会員さんなら市長とのやり取りを聞いて市長がまとも💥だと分かるでしょ?熊高議員しか、正しい議員はいないですよね🙄皆さんも、安芸高田市市議会のYouTube見てみて下さい🙏殆どコメディです!まあ、創価学会員さんは公明党に入れないと罰が当たるとか本気で思っていますからね😅私はまだ創価学会員だった頃に当時の議員に不信感がありそ
市役所の退職・人事異動が明らかになりました。3月5日の本通信で、「今年も定年前に退職する職員が数名出るのではないかと噂されている」と指摘しましたが、噂どおりになりました。○定年前退職者3名60歳の定年前に退職し、再任用を受けず、完全に離職します。○定年退職後再任用を希望しない職員3名職員が60歳で退職し、再任用を受けず、完全に離職します。○「飛ばされた」とされる職員複数名差しさわりがありますので、「複数名」としています。
8月に入ってから、7月の記者会見を極めて政治的に編集した動画が公開されて以降、次々と「柳の下の2匹目のどじょう」を狙った動画が出てきています。さらに、市長が、議会の許可が必要な本会議中継の映像を指し示して、動画に編集して公開するよう促すポスト(ツイート)をする中で、危険極まりないSNSが出回っています。○安芸高田市石丸伸二市長がSNSを通じて、発信しているが誰が問題の根源か分からなかったので名前をまとめてみた。(議員の顔写真付)○安芸高田市の問題議員、久しぶりにほんとに腹が立った
広報6月号に、「認定子ども園を巡る問題点」という記事が1ページに亘って載っています。これを読んでみると、市長は「執行権が何たるか」が全く理解できていないようです。議会が、令和5年度予算案から「認定子ども園基本構想策定関係予算」を削除した理由は、次の3点でした。①保育施設は、「1小学校区に1施設を原則」とされているのに、愛郷小学校区に3施設が存在することになる。②保護者や市民に説明もなく、民間事業者との意見交換もなく、誠実な対応にかける。③こうした中で、基本構想の策定を独断先行する
安芸高田市が、今回の恫喝発言でっち上げ裁判の控訴理由書を開示しませんので、高裁まで閲覧に行きました。面白い事実が出てきましたので、そのポイントを紹介します。控訴理由書には、新たな証拠が提示されていませんので、控訴審での審理は、控訴理由書で示された「事実誤認」が争点になります。そこで、控訴理由書で示された「事実誤認」から争点を探ります。1.「恫喝発言」について今回の裁判で最も重要な位置を占めるのは、「原告(山根議員)が恫喝発言をしたのか」ということです。原判決(1審判決)では、被告石丸
現在の開庁時間(8時30分~17時15分)を変える必要がどこから来たのかを検証してみましょう。1.ミーティングの実態課の職員全員で行うようなミーティングは、大きな行事を行う場合や事業の計画、執行に伴う情報共有等が想定されますが、こうした場合、来庁者が少ない課では、勤務時間内に行うこともありますが、ほとんどの課は来庁者への対応や通常業務執行のために、そして集中して議論するために、17時15分以降の勤務時間外にやることが多いようです。係の全員もしくは課の幹部等で行うミーティングは、ほとんどの場
4.産業の振興に係る主な事業は次のとおりです。①市の魅力を内外に発信による事業者の支援や返礼品を介した市内業者の活性化②観光施設の運営方針の検討、(株)神楽門前湯治村とたかみや湯の森の経営統合③鳥獣被害対策は、農家への相談指導拡充、わな捕獲の普及、処分場の改修④サンフレッチェ広島の応援、新スタジアムでの毎試合観戦機会の創出①については、二つの裁判に完敗し、ネット社会では「石丸市長ネタ」の賞味期限は近いと言われている中で、いつまでもこんなことを続けることはできません。今
前回に引き続き、今年退任する協力隊員を紹介します。〔例2〕彼は広島市で野菜の集荷販売をしていたことから、アキタカターンズが委託を受けた募集要項に「市場に出ていない農作物を生かすプロジェクト」が組み込まれ、この業務を担う協力隊員として採用されたものです。このプロジェクトは、募集要項では次の任務を持っていました。①小規模農家と連携し、販路を開拓し、未利用農産物と市場をつなぐ架け橋となる活動を行う。②小規模農家生産出荷組合など事業体を組織し、農産物販売を事業とする。ところが、2年目に
既に新聞等で報道のとおり、3月17日に安芸高田市観光協会は臨時総会を開き、解散することを決定しました。この件については、本通信でも紹介しましたが、関係者からいろいろな情報もいただきましたので、再度検証します。ことの発端は、市が「観光協会の令和5年度補助金を前年度の1350万円から半額の680万円にする」と通告したことに始まります。観光協会は、市の働きかけを受け、2013年6月に商工会会員を中心に結成され、当初は1名の職員と1名のパート職員で事業を開始しました。そして、現在では3名の職員と
『中学校統合の続き』いつもブログをご覧いただきありがとうございます!安芸高田市に約3年前に引っ越してきました。現在二人の子供を育てています。このブログがきっかけで安芸高田…ameblo.jp↑前回の記事おはようございます!今朝は寒かったですが清々しい晴れです♪GWも晴れみたいで嬉しいです今日は中学校統合の資料から前回の説明会にはなかった一校案と二校案の比較です。今回も画像を貼って思ったことを書きます。ざっくりまとめると2校案(吉田、八千代、向原グループと美土里、高宮、甲田グル
本会が指摘してきたアキタカターンズとの官製談合疑惑に関連して、山本数博議員が予算決算特別委員会の審議において、担当課長から次のような答弁を引き出しました。(要約)担当課長これからの入札については、「事後審査型一般競争入札」で行います。アキタカターンズとの契約は、執行部としても「さすがに危ない」と思ったのでしょう、来年度から入札方法を変更すると答弁しました。外部からの指摘を受け、しかも広く市民が知るところとなり、さすがに変えざるを得ない状況に追い込まれた結果です。しかし、市長・副市長の体
3月5・6日の両日で、一般質問が終了しました。市長のネット市民を意識した振る舞いは、見苦しいほどの様相を見せていたのが印象に残ります。まず、山本(数)議員のアキタカターンズの関する質問から見ていきます。委託型においては、協力隊員と受託事業者の関係は、市の地域おこし協力隊員設置要綱で、次のように定められています。第4条(2)委託型(民間連携型)市が実施する協力隊委託業務の受託事業者と雇用契約を締結し、市と連携して、前条に規定する目的を達成するための活動を行う者をいう。ところが、本市
残念ながら、2年前の市長と語る『どうなる安芸高田の未来?』と言うシンポジウムの切り抜き動画を見た事しかないのですが、「安芸高田市の未来を創る会」と言う安芸高田市のママさんが創る団体を紹介します。◇概要安芸高田市の未来を創る会は、安芸高田市の市政について、中立の立場で事実確認やさまざまな意見を聞く場を作ることを目的とした市民団体です。2020年1月に設立されました。◇活動内容①市政に関する講演会やシンポジウムの開催②市政に関する情報公開の促進③市民参加型のまちづくり活動の支援④その他
先日の議会で、「議会中継の動画の著作権」について、市長と総務部長は、次のように答弁しました。安芸高田市公式チャンネル(以下市公式チャンネル)に載っている議会中継の動画の著作権は、市公式チャンネルを管理している市長にある。市公式チャンネルは「市公式チャンネル運用指針」に沿って運用している。(要約)これに対して、本会は、①議会中継の動画は、市の公式チャンネルから発信されておらず、議会の公式チャンネルから発信されており、議会中継の動画を市長が管理している事実はない。②市のホームページの
1月9日、市長が、今回の「恫喝発言でっち上げ裁判」判決に対して、専決処分により控訴したことを最終的に確認しましたので、本会は、本日(1月10日)午後2時から、市長宛に下記の辞職要求書を突き付けました。総務部との事前折衝で、「市長は、『市民の代表は議員だから、議員を通して手続きをされない限り面会できない』と言っており総務部で対応します」と、訳の分からない理由で面会を拒否していましたので、本日は総務部長に手渡しました。なお、市長は市長室で庁舎内会議をしていましたが、「市民との対話ができない市長の
安芸高田市政刷新ネットワークの石丸市長への政策批判について、読者コメントが届きましたのでご紹介します。尚、文中で「オーソドックス」という表現があり、少し深掘りして聞いてみたく質問し回答も頂いております。読み進めて頂ければ詳細がわかります。通りすがりさんのコメントも紹介していますので、是非最後までご一読ください。気になったのでさんよりはじめてコメントします。よろしくお願いします。東日本大震災をきっかけに、それまでタブーだった「日本の課題」が公然と語られるようになり、その解決への取り組
あのー説明会はYouTubeでも配信されておりますが。録画配信もございますよー。会議(説明会)=現地集合の論理が理解できません。来れる人が行けばいいんじゃない?わがことじゃないなら、わざわざ足を運ばないのでは。大型連休?田植え?知らんがなです。全ての人の都合を聞いていたら、どうなるかは今の議員さんに聞けばわかると思います。というか、議員さんが率先して市と連携して話をしに回ればいいんじゃない?各町の代表というのが色濃く残っているのであれば。それと、
④偶然の結果で強弁する。●石丸市長は「昨年9月の台風襲来時に千葉県でトライアスロンに興じていた」ことを次のように合理化します。(台風が来襲する予定の日曜日の2日前の)金曜日の時点で十分準備はしていた。台風が来襲した月曜日の前日の日曜日は帰っており何ら支障はなかった。[不確実性に救われた市長]金曜日の時点では、台風は日曜日に安芸高田市に来襲することが予報されていました。予報どおりなら、日曜日には飛行機や新幹線は運行できず、市長は安芸高田市には返って来れなかったはずです。それがわか
く静岡県の川勝知事が4月10日にも辞職願を出すことが決まったと報じられています。辞職の原因は、今月1日新人職員への訓示で、次のように述べたことにあります。県庁というのは別の言葉で言うとシンクタンクです。毎日野菜を売ったり、牛の世話をしたり物を作ったりとかと違って、基本的に皆さんは頭脳・知性の高い方たちです。額に汗して働く人を見下した差別発言で、辞職に追い込まれるのは当然のことです。一方、安芸高田市では、「議会を敵に回すと政策が通らなくなりますよ」と恫喝されたと大ウソをでっち上げ、名誉棄
市長が、4月4日にXに次のように投稿しました。最近、議会の動画(オリジナル)があまり視聴されてないようなので、改めて案内してみます。収益化しているので、視聴が安芸高田市の支援になります。収益化に際してすべてのコメント欄を開放しました。ぜひ、皆さんのご意見。ご感想をお寄せください。「議員を論破する議会」の動画の視聴が減少するのは、市長の人気に直結しますので大変なことです。さらに、「収益化」に事寄せて姑息に称賛コメントまで要請した事情を見てみます。市長が危機感を持つほど視聴が下がっ
2024年5月の開館予定カレンダーです。紺色のセルの日は用事があって開館不可の日です。予定変更があればなるべく早くここで更新情報をアップします。急用で更新が間に合わない場合もあります。ご了承ください。みなさまのご来館をお待ちしています。
先日行政文書の公開請求をしたところ、6月26日に請求したものが8月3日に交付されました。7月24日公開請求した行政文書は、8月21日現在届いていません。公開請求については15日以内に交付の可否を決定するとありますが、交付の可否も分からないまま1ヶ月前後放置されているのです。行政文書の公開は市民の権利であり、公開されることが前提ですので、重要な文書でも担当部長が決裁し、総務部長が合議すれば完了します。つまり、個人情報や法人等の不利益に係ること以外の行政文書は、事務的に処理されますので、こん
お疲れ様です。SSTです。※本記事は人気記事のため2023年10月15日に加筆しました。安芸高田市の未来を創る会が2021年4月に主催した「安芸高田のみらいin美土里」の動画がバズりました。バズった理由としては「清志会」「中国新聞」「安芸高田市政刷新ネットワーク」に次ぐ、新たな対立関係が生まれたからではないでしょうか。さて、この司会者ですが名を名乗らないので一体誰なんだ・・・という話題でもちきりとなりましたが広報あきたかたで取り上げられているこの方ではと
市議会の最大会派である「清志会」が、「6月定例議会で一般質問を行わない」ということが、中国新聞に載りました。「市長が市長なら、議会も議会じゃ」という状況になってきました。市長は、自分の意に反する議員に対しては、まともな答弁はせず、得意のディベート術で、反問権を駆使して徹底的に痛めつけています。見苦しくさえ感じます。しかも、その場面は、ユーチューブで市内だけでなく、全国に流されます。議員としては、公式的には「まともな答弁がないのなら、やめることもやむを得ない」という判断だと思われますが、
インターンシップは、募集する側から見ると次のような効果を期待しています。①優秀な人材を発掘する。②採用後の人材のミスマッチを防ぐ。つまり、優秀な人材を獲得することが目的であり、安芸高田市のようにお遊びに招くようなものではないのです。そこで、市長がインターンシップを始めた令和2~令和5年度のインターンシップ参加者が、本市の職員採用試験に何人応募したのか、行政文書の公開を求めました。その回答がこれです。行政文書不存在つまり、資料を作成していないため公開できないというのです。安芸高
石丸市政の2年間について検証をするに当たって、一方の当事者である議会にも質問をすることにしました。議会は一本にまとまってはいませんので、会派にもお願いしています。どんな回答が来るのか市民の皆さんも期待して待ちましょう。[以下依頼文]令和4年7月22日安芸高田市議会議長宍戸邦夫様安芸高田市政刷新ネットワーク代表杉