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前回。散々、白虎5話描いてる最中「作画できない、腕が動かない」あーだこーだゴネてましたやん?で、結局なんとかなったが、次からどうしたらええねん、…とその前に、ちょっと誤解されぬよう…私は「白虎」を描きたい!ですよ。構想も練ってたし、ネームも難しいけど、描いてると楽しい。なんせ無印超えるぜ1番面白くなるぜ!?!と息巻いてたくらい自信があった。…が、なぜ今回こうなったか。読んで欲しかった母はいない。(大泣きしたら多少落ち着いた)大衆芸能(エンタメ)表現ウンザリモードに入った(これは
中国現代文学珠玉選小説〈3〉Amazon近現代における中国人作家の短編小説選。張愛玲、丁玲、蕭紅といった有名どころから、羅淑や梅娘など、日本ではあまり名前を聞かない作家も取り上げられている。清末以降、近代的な教育制度が整ってきたこともあって、女性も学校で学び、進んだ思想を身につけ始めた。しかし、社会の方ではまだまだ「女性はこうあるべき」という旧習が根強く残っていた。孝行の強制、本人の意思に関係なく親の決めた相手と結婚させる、女性は学問をすべきではない、などなど…。進歩的な女性
本日は書籍紹介をいたします。今回取り上げるのはこちら、アフガニスタンの女性作家たち『わたしのペンは鳥の翼』古屋美登里訳、小学館、2022年女性の権利が抑圧される状態が続くアフガニスタンの女性作家の短編小説を集めたという、非常に意義深い作品集です。「アントールド」という、紛争などによって疎外された作家を発掘するプロジェクトがあるそうで、その試みによって生まれた本だということです。もともとはすべての作品が、アフガニスタンの主要言語であるダリー語ないしパシュトー語で書かれてお
昔に比べて女性作家が増えたなあ、と思う。名高い作家さんでも、男性作家の感覚に共感できないことがある。男性作家から見た”理想の女性”を嬉々として描いているのなんかを読むと、「あほくさ!」と思ってしまう。ミステリだと、性別は関係なく楽しめるのだが。女性作家さんが増えたおかげで、最近は、女性作家さんの本を読むほうが多くなった。中高年の作家さんだと、介護のことがちらっと出てきてくることもあり、共感する。篠田節子さんと諸田玲子さんは、年齢が近いという他、それほど共通点がないのかもしれ
三浦しをんさんの『きみはポラリス』を読了したので、感想を綴ってみる。【あらすじ】どうして恋に落ちたとき、人はそれを恋だと分かるのだろう。三角関係、同性愛、片想い、禁断の愛…言葉でいくら定義しても、この地球上にどれひとつとして同じ関係性はない。けれど、人は生まれながらにして、恋を恋だと知っている―。誰かをとても大切に思うとき放たれる、ただひとつの特別な光。カタチに囚われずその光を見出し、感情の宇宙を限りなく広げる、最強の恋愛小説集。※「BOOK」データベースよりタイトルにある「ポラリス」