ブログ記事3,761件
5月20日、台湾では民進党のウィリアム・ライ(頼清徳)新総統の就任式が行われました。現在64歳で、ハーバード大学で医学を修め、医師として社会人のスタートを切った人物です。彼のスローガンは台湾を「AIの島」にし、「太陽の沈まない国」を目指すというもの。超エリートのような雰囲気を醸し出していますが、貧しい家庭で生まれ育った苦労人です。何しろ、彼の父親は炭鉱夫でしたが、彼が小学生になる前に事故死。その後、母親一人の下、5人の兄弟と共に成長しました。幼くして父親を亡く
4年半ぶりに開催された日中韓首脳会談ですが、影の主役はアメリカです。というのも、岸田首相も韓国のユン大統領も中国との関係改善や安定化を期待していますが、中国の狙いは「日韓とアメリカの分断」に置かれていることは明白ですから。アメリカと中国の関係は相互不信が高まり、一触即発の方向に向かっています。中国はアメリカの国債を手放し、ドルへの依存度を減らす揺さぶりをかけているのです。また、米軍の責任者は「2027年までに中国は台湾への武力侵攻に踏み切る」との観測を事あるごとに吹聴して
台湾では新総統に選ばれた頼清徳氏の就任式典が5月20日に開催される予定です。日本からは現職の国会議員37名に加え、友好団体や自治体の代表らが多数参加すると見られ、その数は2016年の蔡英文総統の1期目の就任式の4倍になります。台湾でも日本でも地震など自然災害が頻発しており、防災訓練や復興支援の面でも協力関係が深まりつつあることを象徴しています。日本とは長い歴史的関係を発展させてきた台湾ですが、日本との意外な相違点もあります。その代表格がこの度、アメリカの人気リアリティ番組「ル・ポール」の