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無量寿経(むりょうじゅきょう)の一節康僧鎧(こうそうがい)訳がごんちょうせがんひっしむじょうどう我建超世願必至無上道私(法蔵菩薩:阿弥陀仏の菩薩時代の名称)は世を超越した、必ず「無上道(さとりへのこの上なき最高の道)」にいたるための願(願い)を建ました。「我」とは、法蔵菩薩のこと。無上道「必ずさとりへと至る最高の道」とは、極楽浄土のこと。なお、極楽浄土はさとりの地ではなく、さとりへ至るための修業の地(道、場、道場)である。ただ、ここでは全て何もかもが思い通りになるの
南無宝勝如来(なむほうしょうにょらい)宝勝如来に感謝します。宝勝如来・・・宝の誘惑に惑わされず勝った如来(仏さま)除慳貧業福智円満(じょけんとんごうふくちえんまん)ケチな心、貧しい心の原因を取り除き、幸福の智慧で満たされるようにしてくださいました。南無妙色身如来(なむみょうしきしんにょらい)妙色身如来に感謝します。妙色身如来・・・美しい身体の如来(仏さま)破醜陋形円満相好(はしゅるぎょうえんまんそうごう)醜くいびつな形を砕き、美しく円満な
お釈迦さまは誕生するとすぐに七歩歩いて、右手で天を指し、左手で地を指して「天上天下唯我独尊」という上の句と、それに続けて「三界皆苦吾当安此」という下の句を詠みました。しかし、これは当然のことながら実話ではありません。いわゆる「方便」と呼ばれる伝承であり、お釈迦さまが本当に生後間もなく、日本人に分かるように説法を説いてくれた訳ではありません(笑)ただ、あまりにもこの言葉が有名であるため、そこからお釈迦さまがどれだけ神格視していたのかという様子が伺えま