ブログ記事301件
筋萎縮症側索硬化症(ALS)ではよく睡眠の異常がおこります。よく眠れない、睡眠が浅い、寝つけない、途中でおきちゃうなどの睡眠のトラブルのことです。ふつうのひとでもよくありますね。でも、この睡眠の異常はALS患者ではとても大事な兆候です。結論からいうと呼吸障害の初期症状の場合があります。そして、この段階でうまく対策をとると呼吸障害の進行を遅くすることができます。これはあるALS患者の睡眠障害の
清原君から送られてきたメール(前回のブログ)を見たが、正直な所をいうとまだ本当の恐さを理解していないように感じる。4月から5月に入り「呼吸がしにくい」「息が苦しい」「嚥下がしにくい」「飲みこみづらい」「食事中によく咳き込む」「誤嚥によくなる」といった症状を訴える患者さんが急激に増えてきた。先月までは聞いても「大丈夫です」と言っていた人までも…である。私はこういった状態になることが1年半前から確実に解っていたので、患者さんやセミナー、インスタライブ、JTOCの授業でも何回も何回もバカじ
ご飯を食べて色々調べてみる。重症筋無力症、神経から筋肉への指令が伝わらなくなるせいで、疲れやすくなり、また力が入らなくなる病気です。重症筋無力症には、目の症状が主体である眼筋型と、全身の筋力が影響を受ける全身型の2種類があります。ふむふむどうか眼筋型でありますように…重症筋無力症では筋力低下に関連して、顔面筋力低下構音障害嚥下・咀嚼障害頸部・四肢筋力低下呼吸障害などの症状が出るようになります。なんかやばそう。重症筋無力症の方がクリーゼ(呼吸機能不全のため人工呼吸器が必要
こんばんは🌇お立ち寄りいただき、ありがとうございます前回のブログ、たくさんのいいねに心強いあたたかいコメントありがとうございますラストハイカムチン4日目で、血管さん脱落あと一日、血管さん、がんばれーこれからの治療治療変更の予定だったけど急激な体調悪化と、呼吸状態次の治療は、むずかしい少しでも、可能性があるならやって負担が大きければ、中止したいとわたし先生は、ちょっと困った感じでしたモルヒネ劇的な効果を期待したけどちょっとマシかなぁってくらい頓服だけでなく、1日
3月10日(金曜日)の受診日定期の診察でした。主治医が開口一番「NPPVの効果、臨床試験ではっきりでましたね!」と。。私やまいも、ちょっとわからず、「ん?」でしたが、早期のバイパップ使用のことでした。海外の論文で早期のバイパップ使用がALS患者の呼吸障害の進行抑制に有効であることが臨床試験であきらかになったということをいっているようでした。(この試験のことは以前のブログにかきましたね→こちら)主治
可愛いたまる平成28年2月19日/39週3日2996㌘で世の中の仲間になりました♡そして、お腹の中では元気いっぱいでした。この前も書いたんだけど、羊水混濁で産声を上げられなくてR病院に搬送されたの。当日に聞いた病名(私はベッドの上で、救急車を追いかけて状況を確認した旦那さんが当日に聞いた診断結果)①新生児仮死②新生児感染症③呼吸障害④遷延性肺高血圧症最初はこれだけ。でもどんどん増えた。最初は2週間の入院予定だったのに…「何も問題なく無事に退院できるだろう」って言っても
呼吸機能を維持していくことはALSなど神経筋疾患では大事なことですね。前回のブログにも書いたように私やまいもは約2年前に呼吸障害の症状を自覚しました↓(筋萎縮性側索硬化症診療ガイドライン→こちら)そして症状を自覚して思ったことは、なるべく早くバイバップを使いたいということでした。バイパップはマスクを使用して換気を補助する機械です。この機械です↓【ResMedS9】非侵襲的陽圧換気という意味で(NoninvasivePos