ブログ記事2,466件
原油相場は小幅続落です。前日引け後の時間外取引は底堅く始まったものの$82/bblに届かず下げに転じ、一方$80/bbl大台割れにも向かいませんでした。3月21日のNYMEXWTI原油先物の終値は前日比20セント安の$81.07/bblで、引け後の時間外取引は$80/bbl台後半です。火曜の高値からの修正局面となっていますが、基調は12月後半以来の上昇トレンドです。需給見通しが第2四半期にかけても供給不足となっているため、トレンド転換のきっかけがつかめません。米国石油協会
原油相場は4営業日続落です。前日引け後の時間外取引は戻りを示したものの、結局$80/bblに届かず失速しています。5月2日のNYMEXWTI原油先物の終値は前日比5セント安の$78.95/bblで、引け後の時間外取引は$79/bbl台前半です。OPEC+は第1四半期の減産を第2四半期に入っても継続しており、ロイターの調査では4月のOPEC産油量が前月比ほぼ横ばいと大きく変わっていないことを実証しています。このため世界の石油需給バランスは引き続き供給不足となっていると推測
原油相場は3営業日続落し、3月中旬以来の$80/bbl大台割れです。終日軟調な展開となりました。5月1日のNYMEXWTI原油先物の終値は前日比$2.93安の$79.00/bblで、引け後の時間外取引は$79/bbl台前半です。ガザの停戦に向けた協議を受けて、地政学リスクの思惑による強気観測が萎んでいます。元来ガザの戦闘が原油需給に直接影響することはありませんが、原油相場にプレミアムを与えてきたことも事実です。第1四半期の原油相場上昇は世界的な需給バランスの逼迫見通しが根本
原油相場は小動きです。$80/bbl大台割れには抵抗を示す一方で上昇の力も強くはなく、動きの取り辛い状況です。4月24日のNYMEXWTI原油先物の終値は前日比55セント安の$82.81/bblで、引け後の時間外取引は$82/bbl台後半です。第2四半期一杯は世界的な需給バランスの引き締まりが続く見通しのため、昨年12月後半以来の上昇トレンドはまだ転換には早いと思われます。一方で地政学リスクによる上昇はイランとイスラエルとの緊張が緩んで肩透かしとなり、ガザでの戦闘が激化したと
原油相場は続落です。地政学リスクの後退による失望感が引き続き市場を覆っており、相場の方向性転換が早まることもうかがわせます。4月30日のNYMEXWTI原油先物の終値は前日比70セント安の$81.93/bblで、引け後の時間外取引は$81/bbl台前半です。世界的な需給の逼迫に支えられてきた原油相場ですが、極端な供給不足というわけではなく地政学リスクに対する思惑がプレミアムとなってきたことは否めません。供給不足は第2四半期一杯続く見通しとはいえ、プレミアムが剥げれば相場水準が
原油相場は5営業日続落です。高値・安値共に切り下がっているものの、下げ幅はそれ程大きくないためセリング・クライマックスを終えて反発に向かうというきっかけも掴めない状況です。5月3日のNYMEXWTI原油先物の終値は前日比84セント安の$78.11/bblで、引け後の時間外取引は$78/bbl前後です。世界の需給バランス見通しはまだ供給不足なため下値にも限界はあるのでしょうが、上昇トレンドが崩れてしまっただけに買い方の不安感増大やファンドなどのトレンド・フォロワーによる売り乗せが相場