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焼き入れ:長船助光作刀奮闘記よく本には焼き入れで反りが付く、と書かれているし刀鍛冶もその様に説明します。焼き入れで反りが付くのは事実ですが、どの様にして反りが付くのかと言うと、刃がマルテンサイト化し体積が膨張するから反ると言う説明をよくみます。刀鍛冶もそう思われている人が多bizenosafunesukemitu.livedoor.blog助光刀匠が焼き入れで刃切れが出来る理由について書かれていたので、理解のため自分なりに少し整理してみたいと思います。焼き入れ前の土置き。刃部は薄く
4月9日(日)からフジテレビ系列およびその他放送局で放送されます。印刷用ジャケット「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編特別編集版鬼滅の刃柱稽古編「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ「上弦の陸」妓夫太郎・堕姫との戦いに辛くも勝利し、生き残った炭治郎。2ヶ月の療養の末、体力も戻りつあった炭治郎でしたが、肝心の刀が一向に届きません。それもそのはず、何度も戦いの中で刀を破損させてきた炭治郎は、担当の刀鍛冶である鋼鐵塚の怒りを買ってしまっていたのです。刀の代わりに呪いの言葉が込められ
美術刀剣とは:備前長船助光作刀奮闘記美術刀剣と言う様に、刀は美術品として扱われています。では、美術品として如何ほどなのか、と考えた時に現代価値観では、全て価格で表されます。中世の刀剣、江戸時代の刀剣は銘鑑があり、評価額もハッキリしている様に、美術工芸品として確立していると言えます。blog.livedoor.jp↑私が敬愛する備前長船助光刀匠のブログから引用・・・・・美術刀剣として75年の歴史がありますが、現代刀と言う市場が確立していない為、適正価格が存在しておりませ
昨日の記事で紹介した拭いについて語られていた研ぎ師の方動画では「研ぎC」と名乗られていたのですがどういう人なのか気になって少し調べてみました。調べるというほどの事もなくすぐに見つかりました。というか動画内にしっかり本名が出てました。https://www.youtube.com/watch?v=J3HE48tvp0Q&t=516shttps://www.touken.or.jp/Portals/0/pdf/gijutsudensyo/2022%E5%B9%B4%E7%8F
昨日、人生で初めての『算数オリンピック』地方トライアルに参加して参りましたりんごは、初めて尽くしの状況もあってか緊張してガチガチだったので余裕を持って現地に着くようにして街中を散歩がてらゆっくり歩くことに。すると、会場近くで歴史関係のイベントを発見。イベント会場をぐるぐる歩き回っていたらとある刀鍛冶さんの出展されていたキーホルダー大の金属のプレートに好きな言葉を彫って貰える!というものを発見。見つけた瞬間、即やる!となりどんな文字をお願いするのかと見てみると…『合格』
河野貞光の刀をグライダーで研いだことがある人から話を聞けた。彼いわく玉鋼を折返し鍛練して作られた日本刀と素延べ刀では火花の色が違うようで、河野貞光は悉く素延べ刀の火花の色をしていたらそうな。他の方からも話を聞くと、見た目は完全に洋鉄素延べ刀の特徴のそれである。そして、どれも凄まじく斬れるのだ。竹だろうが鉄板だろうが問題なく斬れるし傷も入りにくいらしく、とにかく鉄が固いらしい。僕の持っている洋鉄素延べ刀もよく斬れるが、確かにしならないというか鉄が固い感じがする。
備前長船助光刀匠が弟子を募集されています。https://twitter.com/aKHyoXX9WdjqcMY?s=09年24口フルに作刀し続けた上で小物作製に抜刀研ぎと休み無く働くような刀好きの刀匠です。そして何よりすんごく真面目で正直な方です。刀鍛冶の裏側、歴史、刀に関する事に半端無く詳しくそして何より一切ぼったくらない貴重な現代刀匠です。ごりごりの実用刀がお好きな方ですが『日本刀』戦争で使える刀が、やはり本物です!国宝だろうと、研ぎ減った刀はオブジェです!
日本刀の焼き入れはよく知られているのでイメージできる人が多いと思うのですが、焼き戻しについては知らない人も多いと思います。少なくとも私はよく知りませんでした。土置きして火に入れて加熱して水で冷やす。これが焼き入れ。よく知られた工程だと思います。このままだと刀身が硬くて脆い状態なので、もう一度火に入れて軽く炙る。これが焼き戻し。都合よく焼き入れから焼き戻しまで写っている動画がありました↓焼入れ後に火で炙ってまた水につけて、という工程まで動画で映されています。
こんにちは!!!今日も皆様のお役に立てるお話が出来たら幸いです。昔は、「技術は人から盗むもの」とも言われています。過去にこんな話がありました、それは、刀鍛冶の話です。ある人が、刀鍛冶に弟子入りをしました、刀鍛冶の世界も厳しいもので、なかなか刀作りのことを教えれもらえず、毎日師匠の手伝いをさせられていました。簡単に私が師匠の手伝いと書きましたが、それはとても辛い仕事です。そんなある日、師匠がなかなか教えてくれない、刀を冷やす水の温度を知れば良い刀できることに
道具は目的に対して作られるものです。巻藁(畳表巻)を切るなら薄くて幅広にカミソリのような刃の刀が良いでしょう。竹を斬るなら分厚くて重い刀が良いでしょう。でも、刀って人を斬るための道具のはずなので、そういう刀でモノを切るってのも何か本筋ではない気がするんですよ。竹を斬るのに最適な刀は持ち歩くには重すぎるし、巻藁を切るのに最適な刀は強度が足りないわけです。居合は武道なのだから人間を斬るのに最適な刀で巻藁とか竹を斬って修練するから意味があるのではないのかな?と思うのですが