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私の勤務している病院には、外国籍の患者さんが、多数受診します。当然、言葉が通じないので、通訳さんに訳してもらいます。よく聞くと、外国の単語に混じってケンコウシンダンと言っていて、患者さんもどうも、その意味がわかりうなずいています。おそらく、海外には、同様のシステムが無く、当てはまる言葉がないのではないでしょうか。ケンコウシンダンは、日本の独特の文化です。確かに、病気の早期診断に至った方は、何人もいて、メリットは確実にあります。でも、バリウム検査のように被爆などのリスクがあるのに
以前非常勤で勤務した病院での話です。中規模病院でした。ここが、ある有名医療法人の乗っ取りの対象になりました。まず、その法人を辞めて、という形で事務長が赴任します。この事務長が、少しずつ事務方に自分の息のかかったヒトをそれなりのポストで入れます。この子分が、今までいた職員をイジメます。そして、職員は、辞めて、また子分を入れて数を増やし、実権を握ります。そして、最後は、新たな医師の入職です。これは、多分事務長自身が、とんでもない医師だと分かっている医師を入れます。この時は内科医師
内科医トリおんなのブログへようこそ☆医療者向け会員制サイト、m3.comでの連載が公開されました。(m3.comのコンテンツ、医療従事者の経験・スキルをシェアする「メンバーズメディア」内での連載です)今回のタイトルは「無責任!」女性医師が憤りを感じたのは…ログイン|m3.com医師のための総合医療情報ならm3.com。日々の診療や臨床・医学研究に役立つ医薬品情報、医療ニュース、学会情報、医学文献検索、医師掲示板、求人募集・転職情報、薬剤検索、医院開業・経営・集患
現代人の共通の悩みに髪があります。AGAクリニックに勤務していますが、コロナ禍であっても売り上げが減るどころかさらに上昇して、最高益になりました。それほど、髪へのこだわりが、男性にはあるのだと思います。また女性も、髪の悩みを抱えている方が多いようです。私は、いつも思います。髪洗い過ぎだって。シャンプー、リンスの成分見てください。何種類の薬品混ぜているのでしょう?その成分、全部自分の体質とマッチしていると自信を持っていえる方いるのでしょう?毎日漫然と頭皮にたくさんの種類のク
認知症には、不幸にして改善予防できないものが多数ある。しかし認知症の中には、治療予防できるものがいくつかある。そのひとつが甲状腺機能低下症です。これは、首の下の前側中央にある甲状腺の機能低下です。甲状腺は甲状腺ホルモンを出します。これが出ない時①だるい②むくむ③毛髪がぬける④眉毛が抜ける⑤脈が遅くなるなんていう症状が初めにでます。その後物忘れなどの認知症がだんだん進行します。これは年寄だけがなるわけではありません。40歳台の患者さんの経験もありま
先日、ある工場の職場健診に行ってきました。そこの職場の皆さん、いろんな方がいました。まずおとなしそうな、真面目な感じの若者がいました。伏せ目がちで、静かです。体型も痩せている方も多かったです。他には、高齢者の方です。中には、70歳代後半の方もいました。そして、もう一つのグループがおそらく、昔ヤクザの方々です。この方々は、まず座り方が独特で足をガバっと広げて、ややクビを斜めにして座ります。そして予想通り、入れ墨も多種多様にあります。この職場は、日頃どんな感じで仕事をしているの
私の外来に、他の医師からコンサルテーションがありました。乳癌の患者さんが、血液検査で肝臓の数値が上昇したためです。いろいろ患者さんとお話をしていくうちに、癌の治療は、クスリだけでなく、栄養療法や重曹、クエン酸による治療、絶食による効果などの話題になりました。患者さんは、興味津々です。ここで難しいのが、主治医との関係です。私が、あまり色々介入すると、主治医はやりづらくなります。これが難しいのです。治療方針がブレてしまいかねません。かと言って、目の前の患者さんに少しでもプラスの
今日は、特に老人病院での死亡原因で、多いものの一つの低Na血症を紹介します。実は、私の義理の父親が、これで殺されかけました。とある老人病院に義父が入院していました。私が、ある日面会に行き、主治医と面談しました。”全然血液検査も問題ありませんよ。”と言いながら主治医は、検査値の紙を渡してきました。そこに書いてあったNa(ナトリウム)118!(正常135~147)医療関係者ならわかりますが、びっくりする値でした。主治医に問い詰めると、”あなたが、点滴など決めて治療組み立ててください
内科医さん続き遅刻を謝らなかった内科医さん(←根に持ってる)もう一度会ってみたいなと思ったので交際希望を出しました。というのもお見合いの時「僕、甘いもの好きなんですがケーキセット頼みませんか?」って言ってくれたんです。ケーキ、うま。これ素直に嬉しいですよね。自分を気に入ってくてれたからなのか単に甘いものが食べたかったからなのか定かではないですがこれはとっても好印象でした。ラウンジのケーキセットって安くはないですからね。
以前勤務していたある小病院での話です。私が、その病院を退職する事になりました。外来のかかりつけの患者さんをどうするかという問題が出ました。特に糖尿病患者さんです。そこの病院は、明らかに人材難でろくな診療ができる医師が、いません。患者さんの事を考えたら、他に紹介するべきと思い、やっていたところ、事務長からクレームが入りました。残っている医師にまわせと。でも、まわす医師、糖尿病の治療経験ありません。なおかつ、土曜日なんかは、固定でなく日替わりで交代です。糖尿病なんて診療した事
最近なぜか起きている事を書きます。血液検査をして白血球の項目を見ると、リンパ球が減少しているケースが本当に多いのです。正常下限の三分の一くらいしかない方も珍しくないです。理由は、よくわかりません。ただ、リンパ球が減っているからか今までとは違う状況も散見されます。風邪をひいた後に咳や声がれが、普段より長い方、ノロウイルスによると思われるウイルス性胃腸炎でいつもは1日程度でよくなるはずなのに、4日くらいダラダラと下痢が持続する方、若い方での帯状疱疹などまた、リンパ球
「熟るるまじと決意する果実、雷の夜の固き芯めく少女とあり」浜田到という歌人の短歌だ。作者は内科医でもあり、これは拒食する少女のことを歌ったもの、ではないか、という解釈つきで見つけた。成熟を拒む果実のような少女が、雷の夜、固い芯のようになって自分と対峙している、というわけだ。作者は1968年に亡くなっているので、痩せ姫がまだ珍しかった時代。この解釈が当たっていれば、かなり希少な光景が描かれてるともいえる。「熟るるまじ」という「決意」を、否定もしていないこと
これは、私の上司の話です。10年前救急病院で当直をしていました。深夜に中学生の女子が、腹痛のため母親に連れられて受診しました。お腹を診察します。元々肥満体質のようですが、ちょっとお腹が出てるなという印象です。触ると何かが動きました。。。。調べてみると。。。何と妊娠していて陣痛が起きていました。中学生であり、これだけでも驚きですが同居家族が、誰も気が付かないなんて。。。自分の子供に関心がないのですかね。。。いろんなヒト、家庭があるものです。[まとめ売り]GFOピー
10年前病院で勤務していた時の話です。私の患者さんで高齢男性の方がいました。その方と奥さんとの結婚話が、興味深いのです。その患者さんが、21歳奥さんが17歳の時に結婚しました。患者さんは、奥さんに一目惚れをして積極的にアプローチをしました。その後、先方の両親の了解を得ないでいわば強制的に奥さんを連れ去り同棲を始めたました。その同棲先を、奥さんのご両親がわりだし、奥さんが一人でいる時に奪い返します。患者さんが、それに気が付き、夜遅く奥さんの実家に
医療の進歩で病気が減り患者さんの数が減った領域があります。その領域の専門医の先生の仕事も当然減ります。仕事が減れば立場、収入も減ります。これは、専門医にとっては、死活問題です。以前ある領域の専門医セミナーに参加しました。そこでどこに患者さんがいるか、いわば掘りおこしをどうするかの話し合いがありました。確かに専門医の先生の生活もあるでしょうが、何か違和感を覚えました。困っている方が、まずいてそれに対して行うのが医療です。求められるから行うのが自然
私が、研修医の救命救急センター勤務の時の話です。当時、研修医になって間もないので医学書を読んでいました。特に救急の本です。それに、どれでも書いてある内容があります。くも膜下出血での症状バットで殴られたような痛み研修医は、入院した症例のプレゼンをしなければいけません。患者さんのトコロに行き、症状を伺います。くも膜下出血の患者さんのトコロへ行き頭痛の症状について、当然伺います。バットで殴られた時の痛みですか?これ微妙に医学書と書いてある内容と変わってしまいました。患者さんは、
今回は、欧米と日本の文化の違いを感じた話です。橈骨神経というものが、腕から前腕にかけてあります。これは、指とくに親指から中指にかけての感覚や手の運動に関与します。これが、障害されると、手の親指から中指にかけてのしびれ、手が動かなくなります。原因は、腕の持続的な圧迫です。欧米だとハネムーン症候群という別名があります。なぜか、新婚では、ダンナさんが奥さんに腕枕をして眠る事が多く、それでなるヒトが多かったかららしいです。私は、今まで日本では、これが原因で橈骨神経麻痺になった患者さんを診
トップスレースブラウスレディースファッション花柄花レース刺繍シャツ春夏春服夏服シャツ大人レーストップス5分袖レディース大人可愛い40代50代女性ファッション花刺繍レースが可愛らしいふんわりブラウスホワイトサワアラモードotonakawaii楽天市場5,600円小さなクリニックの開業医の妻です。子供が手を離れて、経費削減や繰り上げ返済のためにほぼフル勤務しています。私のお給料クリニックでの私の立場専従者そして青色申告開業当時は、会
糖尿病患者さんを中心にダイエットをお願いすることは、よくあります。まじめな方ほど本当にストイックに食べません!確かに痩せます。1か月で約10kgほど減量するのはよくあります。でもすぐに戻りまた逆に増えてきてしまう方も結構います。なぜかそれは筋肉量が絶食ダイエットで減少するからです。筋肉落ちれば筋肉が消費していたカロリー減るのでカロリーあまりやすくなるのでリバウンドするのです。ではどうするか、適切カロリーをとって歩いてください。①理想体重
私の外来に胃癌術後の方がいます。胃が少ししか残っていないのでたくさん食べれず体重もかなり落ちつらそうでした。栄養をメイバランスミニなどで補給しながら時間をかせいでいくと体は、徐々に胃がない状況に対応して食べられるようになりました。ヒトの体は、すごいですよね。臓器が、目減りしてもなんとか機能させてしまうので。胃や大腸などお腹の臓器を手術して取り除いた場合、やはりカラダは、ビックリしてすぐにうまく機能しない事もあります。特に高齢者の方は、なおさらです。それでも、多
さて、次のお見合いは都内勤務の内科医。お相手からお申し込みを頂きました。年収:1200万顔:結構タイプ身長:172センチ顔、結構タイプ。ふふふそのまんま、内科医さんとお呼びします。この方とのお見合いは京王プラザホテル。ちょっと早めに行ってお化粧室で身だしなみチェック。そしてお待ち合わせの場所へは10分前に到着。背筋を伸ばしてケータイを触らずに辺りを見渡しますがそれっぽい方はいらっしゃらなくてあちこちでお
正月にコメントをたくさん頂きありがとうございます。やはり、どのような医療機関にかかるべきか知りたい方が、多いように感じます。そこで今回、ちょっとぶっちゃけます。あくまで、個人的な見解で、実際は違う、これはあるかもしれませんので、そこはそのつもりでお願いします。私が、家族にオススメしないのが設備投資が充実しているクリニックです。特にMRIです。整形外科や脳外科のクリニックで見かけます。MRIは、設置に安くて5000万円そして、機能を維持するのに多額の費用がずっとかかります。
最近経験した症例をシェアします。中年男性が、胃カメラを受けに受診しました。理由は、胃ポリープの精査です。健診のバリウム検査で胃ポリープの多発を指摘されました。過去のバリウム検査では、ポリープの指摘はありません。胃カメラやると、もうボコボコにポリープあります。血液検査やると、栄養失調になっています。私では、診断が思いつかず、大学病院に紹介しました。そこでの診断は、クロンカイトカナダ症候群60歳代男性に多くポリープを胃や大腸などに多数発生させます。また、脱毛爪の萎縮味
先日、勤務している病院の病棟で患者さんの急変がありました。どうもアナフィラキシーというアレルギーのひどいものになったようなのです。看護師からコールがあり病棟に行きました。すると、そこにある医師が平然とカルテの記載をしています。まわりがバタバタしているのにです。患者さんの所に行くと呼吸も苦しそうででゼーゼーしています。ボスミン筋肉内注射して容態は少し上向きましたがやることまだあるので、先ほどいた医師に応援を頼みました。すると知ったかぶりのウンチクをたれますが、ちょっとズレています。そ
内科医トリおんなのブログへようこそ☆医療者向け会員制サイト、m3.comでの連載が公開されました。(m3.comのコンテンツ、医療従事者の経験・スキルをシェアする「メンバーズメディア」内での連載です)今回のタイトルは「感じ悪っ」女性医師、他科ドクターの“嫌味”にモヤっログイン|m3.com医師のための総合医療情報ならm3.com。日々の診療や臨床・医学研究に役立つ医薬品情報、医療ニュース、学会情報、医学文献検索、医師掲示板、求人募集・転職情報、薬剤検索、医院
内科医トリおんなのブログへようこそ☆最近すっかりブログの更新が滞っておりました。お変わりありませんでしょうか。読者の皆様にご報告があります。私トリおんな、このたび結婚いたしました。これからは、新しい家庭と、医師としての仕事、両方とも大切にしながら、自分なりに一歩ずつ進んでいこうと思います。もちろんこのブログも、マイペースに続けたいと思っています。夫は同業者で、穏やかでちょっと天然なところもあって、車の運転が上手です。このブログの存在は、じつは長らく夫にも秘密にしていました。結婚前に
そろそろ春が近くなり暖かくなってきましたね。今までエアコンを毎日のように使用していたと思います。夏になるまでエアコンあまり使用しなくなるのではないでしょうか。この期間ぜひやって頂きたいのがエアコンの掃除です。なぜかそれはカビ対策です。日本は、カビが繁殖しやすい環境です。カビは、いろんな病気を引き起こします。特に私が、意識しているのが、癌対策です。癌が生じやすい所には、カビも生えやすい。カビがある所には、癌も生えやすい。これは、栄養学を学ぶ過程で、ある本に書いてあった事で
住み始めて一月半程の我が家、そろそろ後悔ポイントの一つでもと思ったのですが今の所家自体には後悔ポイントが思い当たりません。しかし、強いて言えばダイニングチェアについて少し後悔があります。ダイニングセットはマスターウォールの物で無垢のウォールナットがとても美しく気に入ってます。納品時見た目も良いですがそれよりも気に入っているのが肌触りです。ウォールナットのオイル仕上げがこんなにも肌触りが滑らかで気持ちの良い物とは知りませんでした。
経済評論家の山崎元氏が食道癌で亡くなった。亡くなる直前のインタビューがホリエモン氏等のYouTubeに挙げられたばかりであった。「がん保険はいらない」闘病中の山崎元が”生命保険の闇”を暴く。ステージ4で余命宣告も…食道がんとの付き合い方を語る【ホリエモン】番組のフル視聴(45分)はこちらからhttps://bit.ly/47kkZUB10日間無料トライアル実施中http://bit.ly/3X5XMzD_____「がん保険なんていらない」そう豪語するのは今回のゲスト・経済評論家の山崎
今日は、栄養について日々感じていることを書きます。日本人の栄養管理で一般に推奨されているのが、炭水化物メインのカロリー摂取です。これ自体は、問題ないのですがちょっと行きすぎな感じがします。推奨レベルは炭水化物で約50%強摂取するべきなんてよく言われていますが、では日本人の特に中年男性のメタボの割合の高さ脂肪肝の多さは、なぜ起こるのでしょうか。確かに推奨レベルを超えた事をしている方もいると思います。でも外来をやっていて中年の方メタボの注意喚起をする方が本当に多