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2017.06.29一日一季語青嶺(あおね)《あをね》【夏―地理―三夏】七月の青嶺まぢかく溶鉱炉山口誓子山口誓子(やまぐちせいし、1901年(明治34年)11月3日-1994年(平成6年)3月26日)は京都府出身の俳人。本名は新比古(ちかひこ)。高浜虚子に師事。昭和初期に水原秋桜子、高野素十、阿波野青畝とともに「ホトトギスの四S」とされたが、のちに同誌を離反した秋桜子に従い「ホトトギス」を離脱。従来の俳句にはなかった都会的な素材、
2017.06.20一日一季語鴨足草(ゆきのした)【夏―植物―仲夏】鴨足草薄暮の雨に殖えにけり長谷川零余子長谷川零余子(はせがわれいよし、1886年(明治19年)5月23日-1928年(昭和3年)7月27日)は、明治から昭和初期にかけて活躍した日本の俳人。群馬県出身。本名は長谷川諧三(旧姓富田)。東京大学薬学科専科を卒業。高浜虚子に師事し、「ホトトギス」の編集に従事。1916年、「枯野」を創刊。立体俳句を提唱する。幾何学的な俳風で、知識人層の
2017.06.10一日一季語蚕豆(そらまめ)【夏―植物―初夏】はじき豆出初めの渋さなつかしき青木月斗青木月斗(あおきげっと、1879年(明治12年)11月20日-1949年(昭和24年)3月17日)は、正岡子規門の俳人。1897年頃より俳句を始め、初めの号は月兎(げっと)。家業の傍ら、友人たちと俳句活動に励む。東京の新聞「日本」、俳誌「ホトトギス」に投句し、正岡子規に認められる。1898年秋に友人と三日月会を発足させ、1899年10月に
2017.06.16一日一季語青葉(あおば《あをば》)【夏―植物―三夏】ずぶ濡れの少年に会ふ青葉山雨宮きぬよ雨宮きぬよ昭和13年1月25日静岡県焼津市に生れる。昭和46年殿村莬絲子より俳句の手解きを受ける。昭和47年殿村莬絲子主宰「万蕾」に創刊と同時に参加する。昭和58年「第六回群青賞」を受賞。昭和60年「第八回群青賞」を受賞。平成7年「万蕾」解散となる。平成8年「百磴」を創刊・主宰。句集に「白妙」「雨後」水碧」俳人協会幹事。『百