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漫画家猿渡哲也の人気格闘漫画を香港テイストと過度なスプラッター描写で実写化したバイオレンスアクション作品。2001年。荒廃化した日本政府は様々な市民サービスや官公庁を民営化。刑務所もフランチャイズ化され、囚人たちは生かさぬよう殺さぬようで弱者にとっては地獄よりも苦しい毎日を強いられていた。そんな中、鴨川の私設刑務所に新たに囚人たちが移送されてくる。その中の一人、雑賀力王は体内に5発の銃弾を受けながら、殺人と暴力の罪で10年の懲役を課せられ、移送されてくる。刑務所内は暴力団組織の幹部たちが
本日の言霊2024.05.22丹波哲郎は1973年に公開された映画『人間革命』で主演を務め、その3年後の『続人間革命』でも仲代達矢と共演をしている。両作とも池田大作創価学会第三代会長の小説を元にしたもので、丹波は第二代会長の戸田城聖を、仲代は日蓮を演じた。二人と関係者たちが、日蓮正宗総本山・大石寺の本堂前で合掌した際、丹波は平然と「南無阿弥陀仏」と言ってしまい、言い直すこともしなかったという(笑)。映画化の企画が持ち上がったおり、創価学会は丹波の主演に難色を示したという。ギ
五社英雄監督宮尾登美子さんの長編小説の映画化大正、昭和の高知を舞台に侠客・鬼龍院政五郎(仲代達矢)とその娘・花子(高杉かおり)の波乱万丈の生涯を12歳で政五郎のもとへ養女に出されその興亡を見守った松恵(夏目雅子)の目線から描いた作品宮尾登美子さんの土佐の花街を舞台にした小説は置屋の紹介人だった宮尾さんの父親が残した日記、営業日記を参考として取材し創作されたそうで鬼龍院政五郎も実在の親分でその人物が当時まだ存命で聞かせて頂いた話
「激動の1750日」「激動の1750日」プレビュー1990年9月15日公開。山一抗争をモデルとした暴力団の抗争を描く。原作:志茂田景樹「首領を継ぐのは俺だ」脚本:村尾昭、大津一瑯、中島貞夫監督:中島貞夫キャスト:神岡組神田ひろ子(三代目神岡組姐)-岡田茉莉子※モデル-田岡フミ子時津忠久(四代目神岡組組長)-萩原健一(特別出演)※モデル-竹中正久関矢義光(四代目神岡組若頭)-本郷直樹※モデル-中山勝正島中昭(四代目神岡組若頭補佐
録画したまま放置していた鬼平犯科帳『本所・桜屋敷』をようやく見た。見なかった理由は私の中で鬼平=中村吉右衛門のイメージが強く十代目松本幸四郎は???でした。で、時代劇チャンネルでこれでもかこれでもかと宣伝するので見てみるか・・・予想に反してこれがなかなか良かったんです。叔父『中村吉右衛門』とはタイプは違うものの『松本幸四郎』の『鬼平』を作り上げていました。『初代松本白鸚』『丹波哲郎』『萬屋錦之介』を経て『中村吉右衛門』で『鬼平』は完成したと言われておりました。
舛田利雄監督カラー185分明治37年に起こった、日露戦争を描いた作品。この頃、貧しく未開地の多かったアジアの国々はアメリカ、フランス、イギリス、ドイツなどに植民地として餌食にされていた。ロシアも、満州から朝鮮半島まで次々と支配下に置きこのうえ旅順、大連と勢力の拡大を狙っていた。明治政府はそうした植民地化の嵐から日本を守ろうと防衛拠点として朝鮮半島・旅順の支配下を目指した。ここでロシアと日本は真っ向から対決することになりこれが日露戦争ですね。
「雲霧仁左衛門」雲霧仁左衛門予告編1978年7月1日公開。池波正太郎の原作を初の映画化。超豪華俳優陣による本格時代劇。興行収入:6.3億円。脚本:池上金男監督:五社英雄出演者:雲霧一党雲霧仁左衛門(辻伊織):仲代達矢七化けのお千代:岩下志麻木鼠吉五郎:長門裕之因果小僧六之助:あおい輝彦黒塚のお松:倍賞美津子州走りの熊五郎:夏八木勲山猫三次:川谷拓三治平:下川辰平三坪の伝次郎:松野健一大工小僧七松:隆大介犬神の亀造:早川純一火付盗
丹波哲郎の墓(花に隠れて分かりにくいですが右下に丹波と刻まれています。)墓石の裏側に刻まれた夫妻の名テレビや映画で活躍した俳優・丹波哲郎(本名:丹波正三郎)は、1922年に東京府豊多摩郡大久保町(現:東京都新宿区)で生まれます。丹波家は先祖に平安時代の医学書『医心方』を著した丹波康頼がいる名門で大変な資産家だったそうです。大学卒業後、俳優を志して新東宝に入社、1952年にセミドキュメンタリー映画『殺人容疑者』で準主演の役でデビューします。しかし、社長との対立で1960年にフリー
【30点】1997年。監督:佐藤純彌(脚本は早坂暁大先生)ついに、ついに観ました!珍作、駄作、迷作…噂が噂を呼び、満を持しての鑑賞です。さすが、何でもありの「東映」です。で、評価は?感想は?お笑いではなく、本気で作っているので、NG!いくらなんでも、これは、ダメですよ。m(__)m公開日は1997年12月20日、なんと、お正月映画だったんですね。制作費20億円に対して、配給収入4.5億円とは…とんでもない失敗作なのです。「Whoareyou?」というサブタイトルでもある
すっかりテレ東の夏の名物番組となった『最恐映像ノンストップ7』が7月24日に放送されましたねー。いつもならTBSの『世界の怖い夜』が先に放送されて・・・・となるはずなんだけど、TBSは2017年7月の放送を最後に新作をオンエアーしてません。やらせの心霊写真を無断借用して放送したことが判明し、SNSで批判が殺到。事実上の打ち切りになってしまったようです・・・・(TBS側は一切コメントしてない)。なので、この夏はテレ東だけで心霊番組を頑張ることになりそうですが、その分、今回は3時間盛りのスペシ
「二百三高地」二百三高地予告編1980年8月2日公開。日露戦争の旅順攻囲戦における、203高地の日露両軍の攻防戦を描いた作品。興行収入:18億円。脚本:笠原和夫監督:舛田利雄出演者:仲代達矢、三船敏郎、森繁久彌、丹波哲郎、天知茂、夏目雅子、あおい輝彦、新沼謙治、湯原昌幸、佐藤允、永島敏行、愛川欽也、野際陽子、赤木春恵、松尾嘉代あらすじ:十九世紀末。ロシアの南下政策は満州からさらに朝鮮にまで及び、朝鮮半島の支配権を目指す誕生間もない明治維新政府の意図
この前「この素晴らしき世界」の若村麻由美さんが素晴らしいという記事を書いたら「御家人斬九郎」の蔦吉姐さんが素晴らしいですよ!というコメントをいただきました。何それ???さっそく「御家人斬九郎」検索してアマゾンプライムで無料公開されているのを見ました。やばい!!!おもしろい!!!!なんという豪華な俳優陣。主役の斬九郎に渡辺謙。その母が岸田今日子。丹波哲郎の浪人姿も!渡辺謙さん、腰のしっかりきまった殺陣が色っぽい。そしてその相方の芸者、蔦吉役
本著作を読んで、第一に涙があふれた。私の人生経験に基づく死生観が、やっと、あってもよいものとして市民権を得た、そうした安堵からである。(私、の話になる。)私は両親を共にがんで亡くしている。父は末期がんで短期の闘病であったが、母は、10年以上にわたる闘病後の他界になる。その10年以上の闘病期間、私は病院を往復する生活だった。その間に、6人部屋の、同じく、がんと闘う人達が一人一人亡くなっていくのを観ている。そこで得た、私の死生観、これは、フツウの世界で語るには、異端であって、自分を守るために
今回ご紹介するのは、1980年公開の東映映画『二百三高地』(監督舛田利雄、脚本笠原和夫)。製作費3億円が相場の時代に15億円をかけて製作された3時間に及ぶ戦争大作である。私は学生時代に、この映画を新宿の映画館で観て非常に感銘を受けた。その後、DVDが発売されてすぐ購入し、今でも時おり鑑賞している。『二百三高地』は、日露戦争(1904-1905年)において、日本とロシアが雌雄を決した旅順攻防戦を舞台にしているが、その時代の日本の政治家、軍人、民衆を広範に描いている。さらに、軍
私が後見人をしていた父方の叔父が、先月に亡くなりました。この夏から秋にかけて、病院と老健を行ったり来たりしていたのですが、(2ケ月位で結局7回くらい?)、最後にいた病院では最近は元気になっていたので、老健に戻る話も出ていて、まだまだ大丈夫だと思っていたので急な事でした。叔父は夕飯を普通に食べていたそうですが、その日の夜中に容態が悪くなり、午前2時半に看護士さんから私に「今までと呼吸が違うので、すぐに来て欲しい」という連絡が着て、急いで川越の叔母を迎えに行って、病院に駆け付けました。
久しぶりにGメンの記事を書きます。今度は写真入りで解説笑。Gメン'75第33話「1月3日関屋警部補殉職」【あらすじ】12月31日Gメンたちも新しい年を迎えようとしていた。そんなとき小田切警視(夏木陽介)から遊佐哲次が刑務所を脱獄したという情報が入った。遊佐は拳銃密輸の常習者だった。自分を追っていた刑事を射殺していた。遊佐は自分を黒木警視(丹波哲郎)に売った愛人の雅代に復讐する為、脱獄した。雅代は遊佐の暴力に耐えかねていたのだ。雅代は遊佐が捕まった事を知り、再婚して新しい生活を
真の主役は丹波哲郎扮する山本総理評価:★★★☆☆1973年の作品。1970年代に入るとオイルショックがあり、ユリ・ゲラーや「エクソシスト」などのオカルト・ブーム、「ノストラダムスの大予言」などの終末論がベストセラーになって人々が漫然と不安を抱いていた時代。日本列島が丸ごと沈んでしまうという大胆不敵なアイデア、実際には起こらないにしても、それなりの科学的な背景も書かれていた“知の巨人”小松左京の小説は大ベストセラーになっていた。映画も大ヒット。特撮場面は当
昭和49年東映京都作品「ポルノ時代劇忘八武士道」は、報知新聞連載の小池一夫(原作)、小島剛夕(画)の劇画「忘八武士道」を、佐治乾がシナリオ化し、石井輝男が監督。丹波哲郎が主演しました。出演者の記事を中心に、丹波哲郎、ひし美ゆり子、石井輝男のインタビューを拾い集めて、原作の劇画と映画の魅力を投稿します。50年程前に劇場公開された作品。DVD化されています。<丹波哲郎>明日死能:「死んでいくのが地獄なら、生きていたとてまた地獄」冒頭のタイトル部分から流血シーンや、火花が散るチ
「修羅の群れ」「修羅の群れ」プレビュー1984年11月17日公開。稲川会総裁・稲川角二をモデルとした任侠映画。配給収入:6億5千万円。原作:大下英治脚本:村尾昭監督:山下耕作出演者:松方弘樹、北大路欣也、酒井和歌子、菅原文太、北島三郎、天知茂、丹波哲郎、若山富三郎、鶴田浩二、清水健太郎、張本勲、小林繁あらすじ:昭和8年の冬。雪の舞う横浜の浅間町。柔道の吉岡道場を、横浜四親分の一人、加東伝三郎(丹波哲郎)が訪ねてきた。そこで柔道を習う稲原
名古屋駅西のシネマスコーレで企画された「ミニシアターで35ミリフィルムを観よう!」の第1弾の「丹波哲郎特集」。上映作品は4本でしたが、私が鑑賞できたのは2本のみ。まずは石井輝男監督の『ポルノ時代劇忘八武士道』。シネマスコーレ(会員シニア1,000円)。暗黒の過去を引きずって今日を流れる非情の男の生々流転のありさま、剣の無情を愛欲非道をからませて描く…。それは原作の小池一雄、小島剛夕(画)の劇画『忘八武士道』の世界なのでしょう。映画はさらに「ポルノ時代劇」のサブタイトルを添えて、過激な
佐渡ヶ島といえばT&Mのパンマーカスさんとともこさんのパンです佐渡ヶ島に行く際は必ず寄らさせていただいてます^o^人気のアップルパイとカンパーニュ今回ご参加の皆様は営業日が合わなかったので、お会いする事はできませんでしたが、前の日に買い置きしておきましたので皆様でわけわけいたしました😊上手く切れたましたよ😆野草の菊池はるみさんに案内していただきパワースポットへ弘法大師にゆかりがある場所のようです古そうな建物で、仏器が彫ってあります建物に仏器が掘ってある所は初めてで何
【80点】1982年。監督:伊藤俊也「子供もてあましてんのや!扱いに困っとるんや!」ショーケン=萩原健一の、叫び声!追い詰められた誘拐犯人の悲痛な叫び声に、リアリティーの極致を見ました。原作:1980年1月に宝塚市で起きた誘拐事件を取材したドキュメント。小学一年生の三田村英之が、下校途中に誘拐される。県警本部の発表で、犯人が三千万円の身代金を要求していることが分かるが、各新聞社に「報道協定」の要請が出る。犯人=古屋数男(萩原健一)は実家へ寄る。そこへ妻・芳江(小柳ルミ子)か
あべしッッ‼︎(´Д`)コレが香港アクション映画の真骨頂!ラストなんか最早リアルグラップラー刃牙だよぅ!刑務所の悪党所長らを倒すため、グーパン一つでほぼ全ての物を木っ端微塵にし内臓は飛び散り、脳みそも宙を舞う。力王の正義の鉄槌が炸裂する。これぞグロゴアスプラッターアクションの決定版‼︎各所からこのグロゴアっぷりがスゴイよ(・∀・)と聞いて、堪らず購入して観ましたがグロさもさる事ながらお馬鹿度もかなりのもんですよ笑。サイヤ人かよ笑日本の漫画が原作という事もあって、意外にちょい役で丹波
2024・5・21の事ほんとに気に成りますどうしてかな今生からあの世の人みたいだったものね何事にも動じない様で生きて居ましたねそんな時が有ったんだねそして今やまたちょっと前はサッカーが・・でも凄い世界の大谷に日本の野球界は今やまたもやいい盛り上がりを大谷は※を救った感謝して下さい日本の大谷に^^
真っ赤な夕日を背に受けて、白装束に深編笠の男が数人の刺客に囲まれている。一瞬の緊張ののち、橋の上で殺陣が始まった。白装束の男がばったばったと刺客どもを薙ぎ斬っていく。腕が飛び足が飛び首も飛ぶ。切り口からは真っ赤な飛沫が噴水のごとくド派手に噴出、そのまま赤文字で「忘八武士道」のタイトルが!アングラ臭芬々うわあああああっ!いきなりすぎて全然意味わかんないけど理屈抜きでカッコいい!!・・・気がする。タランティーノが好きなのが分かるなあ刺客どもを全て斬り捨てたと思ったら、橋の向こ
『砂の器』の制作が正式に発表されるとハンセン病関係団体の方から会見したいとの申し出があり演出家やプロデューサーが清瀬の療養所を訪ね加藤嘉さんのラッシュを見てもらいメイクアップを確認後日、代表の方たちがこのシーンの撮影現場を見学二人の熱のこもった演技に感動して帰られたそうです。キャスティングに関するエピソードとしては三木謙一を演じた緒形拳は出演依頼の話が来た際和賀の父親・本浦千代吉をやりたいと熱望したがこの役は映画化の話が持ち
〜魂との対話〜奇跡の人アロンです。1989年に映画化された大霊界〜死んだらどうなる〜心霊学と霊界の研究家としても知られる俳優の故、丹波哲郎のベストセラー「丹波哲郎の大霊界」の映画化作品。丹波哲郎氏は原作・脚本・総監督も兼任しています。息子の俳優も出演していましたね。その映画が好評だったので、続編も映画化されました。続編『丹波哲郎の大霊界2死んだらおどろいた!!』(1990年)、『大霊界3死んだら生まれ変わる』(1994年)私は大霊界の映画のモデルになる、バス
前々から観たいと思ってた、最初の映画版「砂の器」。最近アメンバーMさんも、「砂の器」は、やっぱりよかった~、と書かれてました。そしたらタイミングよく、大画面で上映されるというので、行ってきました、リニューアル・オープンした「埼玉会館」。埼玉会館は、「砂の器」のロケ地で、加藤剛演じる、音楽家の和賀英良がコンサートした場所です。和賀の作曲した「宿命」にあわせ、日本の四季、風景、親子2人が歩んできた人生が映し出される・・・(コンサートを行った、大ホール