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4月の読書報告です。4月の読書数は8冊。今年通算30冊となかなか読書数が伸び悩んでおります。さて、4月の読書はお待ちかねクイズ読書でございます。難易度が付け難く、常連の皆様におかれましては実に簡単な問題でもあるような気がしますし初見の方にとっては「共通項はシリーズもの?」としか答えられないかも知れません。それはもう「日本の作家の作品」同様不正解扱いとさせて頂きます。(厳しい)そんな今月の「一見さんお断り問題」一応の難易度設定は☆3としますね黒川博行八号古墳に消えて☆
こんばんは。今日も朝方に眠剤服用。昼近くにズルズル起きて、図書館へ行ってきました。過眠期を抜けて、ちょっと睡眠がうまく取りづらくなっています。嫌だなぁ…。まあ昨日は、深夜ラジオを聞いていたので遅くなったのもあるのですが。図書館は、予約した本を受け取りに行って、借りてた本を返却してきました。先日、読めた本。恩田陸さんの『夜果つるところ』。貸出期限内に読めてホッとしています。この本、1月に借りた600頁超の恩田陸さん『鈍色幻視行』の作中作だったりします。『鈍色幻視行
というわけでワシントン・ポーですよ。昨日の記事の最後のほうでちょこっと言及したアレです。英国の推理作家M.W.クレイヴンのシリーズものなんですけど、私はシリーズ第一作『ストーンサークルの殺人』(日本語訳版)を2年くらい前に購入してそのまま本棚に置きっぱなしにしちゃって・・・ストーンサークルの殺人(ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon(アマゾン)いえ、読んだんです、読み始めはしたんです。2回ほど。でもちょっと・・・1
大谷翔平が結婚したそうですね。驚いた人も多いかと思いますが一番驚いたのは嫁はんの両親ではなかろうか。娘が「会わせたい男性(ひと)がいるの」ということで、家に来たのがまさかの大谷翔平ですよ。「男性」と書いて「ひと」と読む、「女性」と書いて「ひと」と読む、「強敵」と書いて「とも」と読む、とかく日本語は難しい。「どこの馬の骨かわからんが娘を奪う男が気に入らんかったら一発くらい殴ったる」などと思っていた親父もさぞかしタジタジやったことでしょう。そしてオカンは「あらあらあらあら」などと言い
昨日今日と有休にし、6連休。犬の傍らで映画を見ながら針仕事をしたり、読書や英語の勉強をしたりと、いつもの週末と変わらない。今日ものんびりしようとしていたら、先程夫から「今から帰る」と電話。チッ。のんびりできないではないか。私は夫が好きではない。簡単にいえば、価値観の相違。もちろん結婚した時は好きだった。夫は仕事の都合で週末しか帰ってこない。だからなんとかやれているようなもの。毎日帰ってくる人だったら、多分とっくの昔に離婚していたと思う。実際に離婚届を突きつけたこともあったが、ふざけ
ミステリと言う勿れのネタバレ出典:映画「ミステリと言う勿れ」公式整は朝晴を含む4人の候補者と汐路の初恋の相手を呼び出し、過去の狩集家が特定の特徴を持っていたことを伝えます。最初は冗談かと思った5人でしたが、狩集家にはその条件を満たす人がおり、彼らは不自然な方法で亡くなっていることが分かります。整は弥の死亡事故に関する調査を始め、弥が似た特徴を持つ兄弟と狩集家の謎を調べたことを発見しますが、USBメモリを見つけることはできませんでした。彼らは物語の内容に動揺し、蔵の地下には多くの人骨が埋
こんばんは先に謝っておきます!ごめんなさい!!この記事、読みにくかったですね!文章読み返したら色々と説明足りず…(すみません!お酒のみながら感覚で書いてました…!)修正したので少しは読みやすくなった…かな??今回はミステリと言う勿れで~すミステリと言う勿れ(13)(フラワーコミックスα)Amazon(アマゾン)ミステリと言う勿れ(1)(フラワーコミックスα)Amazon(アマゾン)読み始めは、「ミステリとい
ども、OKKAです。今回紹介する本は、「屍人荘の殺人」の著者による、ジュブナイル×オカルト×本格ミステリ!「でぃすぺる」(今村昌弘著文藝春秋)です!小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。ユースケは、自分のオカルト趣味を壁新聞作りに注ぎ込むため、“掲示係”に立候補する。この地味で面倒だと思われている掲示係の人気は低い。これで思う存分怖い話を壁新聞に書ける!……はずだったが、なぜか学級委員長をやると思われたサツキも立候補する。優等生のサツキが掲示係を選んだ理由
整さんはろくちゃんが自分を取り戻すのを静かに冷静に受け入れてくれていますね。シシが冷蔵庫をひっかいているのでまさか?とは思っていましたが、想像をはるかに上回ってまさかの人が・・・。そして猫もいません。これには、ただひたすらに悲しいです(ノД`)・゜・。シシの世話を出来ないから?香音人さんの大切なシシだから?香音人さんと一緒に?あの冷静に語る整くんも何かを受け取って切ない表情をするろくちゃんも美しいです。そして観ていて切ないです。この天音くんの美しい表情が哀しみにしか見えなくて。
突然なのですが、皆さんが住んでいる地元はどのようなところでしょうか?私は神奈川県横浜市に住んでいるのですが、まぁ一応は横浜市といっても完全に都市から離れた郊外地域f^_^;さして観光も娯楽も無い様な所謂ベッドタウンに住んでおりますここ最近駅前がリニューアルされたのですが、こんな看板が立っているのを見つけました。はい、よく有名観光地のパンフレットとかに載ってそうな見どころマップです。30年近くもこの辺に住んでますのでさすがに知り尽くした土地ですが、改めてこのように「
冬期限定ボンボンショコラ事件〈小市民〉シリーズ(創元推理文庫)Amazon(アマゾン)小鳩常悟朗、高校三年生小市民を志す彼はある日空を舞い――落ち、病院に搬送された轢き逃げだった病室で目を覚ました小鳩君は、朦朧としながら自分が右の足の骨を折っていることを聞かされそれにより大学受験が困難になったことを知る警察から聴取を受け、ふたたび昏々と眠る小鳩君の枕元には同じく小市民を志す小佐内さんからの「犯人をゆるさない」というメッセージが残されていた……シリーズ最大の事
従来探偵小説に使用せられた、おびただしいトリックの中に、「顔のない死体」と名づける一連のトリックがある。-「顔のない死体」江戸川乱歩被害者の死体が、実は犯人だと思われていた人物の遺体だった、死体の顔を認識できないほど傷つけておいて、被害者と加害者が入れ替わるというのが探偵小説における「顔のない死体」トリックの基本だが、これには様々なバリエーションがある。上記引用した乱歩の随筆では、内外の作品例を挙げた上で、文学史におけるこのトリックの起源は何かということも考察
本日イッキに観た海外ドラマ『警部補アニカ』海上殺人捜査ファイル:全6話イギリスのサスペンスドラマ『埋もれる殺意』シリーズで、主役のニコラ・ウォーカーを知りました。『埋もれる殺意』はUK版『コールドケース』とあり、うまい表現本家アメリカ版『コールドケース』は1話ごと丁寧に作られて、使用される時代ごとの音楽がまたグッドチョイス!時代を遡るから、顔が似た俳優、セットや小道具を毎回製作するのは大変だなと感心。日本版『コールドケース』も文化の違いがあるにも関わらず、本家版からずれるこ
父に会いに行ってから心がしんどくなってしまいうつの沼にハマってしまいそうなので本に逃げ込むことにしました。まず読んだのが十角館の殺人〈新装改訂版〉「館」シリーズ(講談社文庫)Amazon(アマゾン)十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与
おもしろいミステリを、ありがとう曼珠沙華(撮影:2022.9.17)2022年7~9月に読んだミステリです。29柄刀一「或るアメリカ銃の謎」光文社2022.7.30発行30中山七里「作家刑事毒島の嘲笑」幻冬舎2022.7.20発行31荒木あかね「此の世の果ての殺人」講談社2022.8.22発行32阿津川辰海「録音された誘拐」光文社2022.8.30発行33月原渉「九龍城の殺人」新潮文庫2022.9.1発行34知念実希人「生命の略
佐々木譲さんの『沈黙法廷』。そろそろ発売されてから1年になるみたいです。WOWOWでドラマ化されるんですね、全然知りませんでした。まあ、映りませんけれどもなので見られません(ぜひ、地上波でもオンエアしてください)佐々木譲さんといえば「警察小説」と断定するわけでもないのですが、あたくしが手にする作品はなぜかそっち。こちらは警察+法廷小説です。逮捕されてから裁判――法廷シーンに迫力がございます。といっても、そんなに激しいものではなく、ゆるりゆるりとまるでシーソーのようにあっちへ
ジェフリー・ディーヴァーは、1950年アメリカ合衆国のシカゴ郊外で生まれています。雑誌記者、弁護士を経て40歳から専業のミステリ作家となりました。”どんでん返しの魔術師”と呼ばれるディーヴァーのミステリは、ラストのどんでん返しだけでなく、ストーリーが二転三転するのが特徴。特に犯人側と捜査側が相手を出し抜こうと攻防を繰り広げ、逆転に次ぐ逆転が起こるストーリーはディーヴァーの真骨頂でしょう。代表作は、四肢麻痺の科学捜査官リンカーン・ライムと女性巡査アメリア・サックスが活躍する「
ども、OKKAです。今回紹介するミステリはこれ!「揺籠のアディポクル」(市川憂人著講談社)です!内容(「BOOK」データベースより)半人形―それがコノハの最初の印象だ。隻腕義手の痩せた少女が、タケルのただひとりの同居人だった。医師の柳や看護師の若林とともに、病原体に弱い二人を守るはずだった無菌病棟、通称“クレイドル”。しかし、ある大嵐の日、“クレイドル”は貯水槽に通路を寸断され、外界から隔絶される。不安と焦燥を胸に、二人は眠りに就き、―そして翌日、コノハはメスを胸に突き
中禅寺の住まいは中野駅北側千葉公園の大賀ハス(撮影:2023.6.18)うれしいことに京極夏彦の百鬼夜行シリーズがでました。第一作の『姑獲鳥の夏』以来29年ぶりです。ところで「京極堂」こと中禅寺秋彦の店は、おそらく中野区新井です。だらだらとした坂道にピッタリの場所があるんです。今年2023年後半の7~12月に読んだミステリです。16米澤穂信「可燃物」文藝春秋2023.7.25発行17三上幸四郎「蒼天の鳥」講談社2023.8.21発行
今日はスーパー5%引きの日買出しに出ました人は少なめでした私もさっさと済ませて帰りました午後からは暇なステイホーム今年になって初めて一冊読みました電子書籍ですが以前は寝る前に読んでましたなかなか早くに寝付けなかったからです早めにベッドに入って眠くなるまで読むって感じで昨年暮れからようやく早い勤務に慣れてそれに伴い早く寝付けるようになりました今では寝る前に読むと夜ふかししてしまうので読むなら一気に昼間読む事に11巻めが早くもお安くなってましたいつものメンバーが頭
御手洗潔と石岡和己の影響代々木公園の桜(撮影:2023.3.27)「推理作家の中で誰が一番好きですか」と聞かれたら、それは島田荘司だと答えています。島田荘司の推理小説の中では御手洗潔シリーズがずっと大好きです。登場する御手洗潔をはじめ石岡和己も松崎レオナも犬坊里美も素晴らしい人たちです。一生忘れることができないだろうと思います。今年2023年前半の1~6月に読んだミステリです。01京極夏彦「書楼弔堂待宵」集英社2023.1.10発行02日本推
本日は凍死です!福島女性教員宅便槽内怪死事件1989年2月28日(火)夕方6時頃、福島県田村郡都路村古道の便槽内で起きた奇妙な変死事件になります男性(26歳)が女性教師(23歳)の単身用住宅にあるくみ取り式トイレの奥底から死体で発見されました事件は自ら侵入した「凍死」と断定されております。一応は解決済み事件となっているのですが、世間では不可解な”未解決事件”とも疑われております不可解な死因に対して不思議に思ったKさんの仲間達&お父さんが当時、警察に真相究
穂波了双葉社2024年4月発行お初の著者さんです。図書館の新着検索で面白そうだと思って予約してました。う〜ん。なかなか変わった設定です。主人公&語り手は忍鳥摩季(おしどりまき)スタートのお話では転職活動中と書かれています。親戚の結婚式、ついでなら前乗りしてスキーをしようと考えて・・直前でも予約できたペンションは「ダイヤモンドダスト」ゲレンデからはちょっと距離があります。そのペンションにて・・超常現象が発生。なんと、空間がループしてしまい・・階段から下には降
本「ミステリと言う勿れ」を読み映画も鑑賞してきました。この本の原作が田村⇒中央大学同級生田村久枝(芳賀)夫の田村が歯科医豊田⇒中央大学同級生(途中休学したので卒業年は異なる)樫山真弓(豊田)夫が中央大学理工学部教授樫山和男参考元計算力学研究室civil.r.chuo-u.ac.jpそして、先日亡くなったD会土開康子さんの長男・章男君の長男が通っているのが、中央大学理工学部なのです。また、章男君の父光男さんは、逗子開成高校出身で、ロスインディオ
森博嗣さんの『今はもうない』を読みました。今はもうないSWITCHBACKS&Mシリーズ(講談社文庫)Amazon(アマゾン)990円笹木は、婚約者の知人であるファッションデザイナー・橋爪怜司の別荘を抜け出し、森林鉄道の線路跡を散歩していたところ、叔母とケンカして別荘を飛び出してきた西之園萌絵と出会う。別荘に帰りたくない萌絵は、笹木に車で送って欲しいとお願いするが、橋爪氏の別荘に辿り着く前に雨に降られてしまう。結局、萌絵は橋爪氏の別荘で1夜を明かすことになったが、その
その言葉は、事件の謎も人の心も解きほぐす。ども!家族連鎖クリア&ライフコーチあまみ悠です。昨日公開の「ミステリと言う勿れ」を観てきたよ!天然パーマの大学生、久能整(くのうととのう)が僕は常々思ってるんですがという言葉とともに膨大な知識と価値観による持論を展開し事件を解決していくミステリー。(C)田村由美/小学館(C)2023フジテレビジョン小学館TopCoat東宝FNS27社とはいえ、「ミステリと言う
図書館で、真梨幸子さんの小説を3冊借りました。新しいのを見かけるたびに借りたり買ったり、ほぼほぼ網羅しているはずの、真梨さんの本。筆が速い作家さんなのか、流石にもう全作品読んだはず、と思ってもちょっとするとまた、未読の作品が並んでる。真梨さんの作風は、ずばり「イヤミス」。おそらく、「嫌な気持ちになるミステリ」の略?真梨さんのイヤミスは、とにかく人生が転落する話。裏切られたり、恨まれたり、呪われたり、全部失ったり。なぜ、私はイヤミスを読むのか??「イヤミス好きの心理」について
4月の読書分です佐藤青南「ホワイ・ダニット行動心理捜査官・楯岡絵麻」犯行に至った動機の解明を重視したミステリどうしてもNHKで主役を演じられていた栗山千明が浮かんでしまいます新川帆立「倒産続きの彼女」「元彼の遺言状」の剣持麗子が主人公だと思っていましたが後輩弁護士の美馬玉子の視点で書かれていました剣持麗子も玉子とコンビを組んで活躍します藤崎翔「モノマネ芸人、死体を埋める」倒斜ミステリーはあまり好みではないですが予想外の結末でこの作品は面白かったです今日は以上
これ地上波では、放映出来ないやつや…。お嬢さん通常版[DVD]4,104円Amazonお嬢様と侍女。お嬢様に接近する、男。男払い棒で、追い払ってくれるわ、フンフンッ(鼻息)。女性が女性であるために、女ですもの!(伊東ゆかり派?藤圭子派?矢吹健派?←しっとるけ?)子供は観たらアカン!ダメ絶対!!【第一章・珠子のエチュード】日本が支配していた頃の韓国。珠子は、上月家の秀子お嬢様のもとへおつきの侍女としてやってくる。珠子の本名は、ナム・スッキ。お嬢様
宇山日出臣さん、ありがとう上野公園の桜(撮影:2022.3.15)2022年1~3月に読んだミステリです。01萩原麻里「巫女島の殺人呪殺島秘録」新潮文庫2022.1.1発行02有栖川有栖「捜査線上の夕映え」文藝春秋2022.1.10発行03鴨崎暖炉「密室黄金時代の殺人」宝島文庫2022.2.18発行04高田崇史「QED神鹿の棺」講談社ノベルズ2022.3.17発行05三上延「ビブリア古書堂の事件手帖Ⅲ~扉と子虚ろな夢~」角川メディ