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BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(__)m珍しく積極的なチャンミンだったから、ソファで一回、それからベッドでも一回抱いた本当はまだまだ抱きたかったけれど、チャンミンの方がもう無理そうだったのでそれ以上は求めなかったそしてそのまま翌日の昼頃まで、二人で死んだように眠った「なんでアラームを掛けておかなかったんですか」「そんなの、休みなんだから別にいいと思うだろ?」「お陰
始まりがいつだったか、なんて覚えていないだけど大学一年生の夏を迎える前にはもう、僕の前には毎日のようにチョン先輩が居た「シムは俺の女神だ…」それが最初に掛けられた言葉それが何月何日であったか、なんて勿論覚えていないけれど、その言葉はあまりにも衝撃的だったから覚えている「え…」固まる僕と、それからうるさく騒ぎ立てる見知らぬ…けれども同じ大学の学生達チョン先輩は確か、良く分からない事を言いながら右手で胸を押さえていたその日以来、大学にやって来ればほぼ毎日、一度はチョン先輩
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チャンミンに、そして俺に…十六を迎える日が無事にやって来るだなんて、一時は諦めてしまう事すらあったんだ十六を迎える前に命を落としてしまうという『呪い』それにその身を包まれてしまった『姫様』そう呼ばれているのは少年であるチャンミンそして、呪いを唯一解く事の出来る運命の相手であるのが俺だった呪いを解く方法はたったひとつ姫様と身も心も結ばれる事少年であるチャンミンの相手が俺だから、彼は『姫様』と呼ばれ少女のように着飾られて、俺の前に現れた「…何だか、あの日々を思うと今が夢みたい
高校三年生の春クラス替えにあんなにも緊張して手に汗握り、新年度の数日前から文字通り祈るくらいだったのは人生で初めてだったその結果…「ユノ、早く食堂に行こう!」「うん…」「何ぼうっとしてるんだよ春だから?春眠暁を覚えず、って言うもんな」でも急がなきゃ、と俺の腕に触れるチャンミンぼうっとしていると思われたのも恥ずかしいけど、それ以上に頬が緩んでしまうのがバレる方が恥ずかしい表情筋に思い切り力を込めて立ち上がった「今年もユノと同じクラスで良かった新しい友達を作るのは毎回緊張するし
色を無くしたような顔をして、蹲り静かに涙を流すチャンミン膝まで覆う前開きの絹の寝巻きから覗く脚と脚の間にどろりとしたものが垂れ落ちてきているのが分かって、彼が父に抱かれたのだと確信した父が恋愛感情なんて抜きで男を抱ける事そして、チャンミンを気に入っている様子なのも分かっていたむしろ、『そのつもり』で呼んで肉体的に隣領地の時期領主を支配する事で我が領地の権力を示して…そして、見返りにチャンミンの父が治める領地に金銭的な支援を行うのだろうと思っていたから、俺の想像の範疇内だったのだ愛する
BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(__)mん、今何時だ?ゆうべはシャワーも浴びずに着の身着のままベッドに入ってしまったようで、靴下も履いたままだったとりあえずサッパリしようと重い体を持ち上げてベッドから這い出ると、替えの下着だけ持って浴室へ向かったシャワーを済ませて出ると、そのまま下着姿で寝室へ戻り、クローゼットを開けて服を選んだ今日もチャンミンの部屋で映画鑑賞か...こんな風に服装に気を遣うのは
BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(__)m「付き合うとかじゃなくて、そういうのじゃなくていいので友達以上、恋人未満な感じで、しばらく僕の相手をしてくれませんか?」シムさんの口から放たれた衝撃的な申し出に、俺は言葉を失ったでも決してふざけて言っているわけでないことは、その様子を見ればすぐ分かる表情が見えないほど深く俯いているから、俺から見えるのはつむじと、長い睫毛と、鼻の頭だけその睫毛が微かに震えているから、それだ
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所謂ピンチ、と言われるような場面に直面したって、これまで動じる事は無かった身一つで何とかなるものだし、最悪の時は諦めてしまえば良い何かや誰かに執着する事も無かったし、この世界には俺を引き留めるものなんて大して無いと思っていたから「お嬢とユンホさんのプリクラ…?」「キス、って…確かにお嬢が言ったよな?」「組長の手のなかにあるあの紙切れに、『それ』が写ってるって事なのか?」だがしかし、今の俺はと言えば、命の危機を感じても経験した事の無いような状態冷や汗を背中にだらだらとかいているいや
人数合わせだって事くらい分かっているだって、僕にとっての学生生活は華のあるものでは無かったから「シム!久しぶりだな」「…あ、うん」それでも、僕なんかを覚えていてくれるひとが居た事にほっとしたし、僕もそろそろ適齢期ってやつ…いや、そろそろ、では無くて充分、だから何か良い出会いが有ればと思ったのだ「俺の事覚えてる?」「うん、でもあまり話した事は無かったよね」「そうそう、でも昔よりシムは雰囲気が柔らかくなった気がするたまに大学仲間で集まったら、けっこうお前の話になってたんだぜ?」
つまりはきっと、僕達はお互いにとても不器用なのだと思う「…ユノヒョン、座ってください」「いや、ここで…」昨日もふたりで過ごした、この僕の部屋昨日は僕が部屋を片付けている間、ユノヒョンはここ…ふたり座ったらぎゅうぎゅうになるソファに座っていたのに、今は僕だけが座って、ユノヒョンは目の前に立ったまま「…座ってください、そうじゃ無ければ僕が立ちます」ユノヒョンをこんな風に、申し訳無さそうにしてしまったのは僕だけど、そもそもは多分、お互い様なんじゃないかなって思ったこうして話せば分かる
BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(__)m「ダメですまだ帰らせませんよ僕と付き合うって言ったじゃないですか」泥酔しているとばかり思っていたシムさんは、思いの外しっかりとした口調でそう言った確かに付き合うとは言ったけれど、泥酔している彼の部屋に入る勇気はなかったでも、泥酔しているようでもなさそうだった「酔っ払っている...わけではない?」「僕ですか?酔ってはいますよ、でも酔っ払ってはいません」「そ
シム家の、東方組の兄弟はかくも五月蝿いものなのかこの短時間で一体何度思ったか分からない「おい!また不服そうな顔をしただろ俺は何時でもお前を降ろしてやって構わないんだからな」「ヒョン!『お前』じゃ無くてユノ!僕の恋人で未来の伴侶なんだから勝手な事をしたら怒るよ」気にせず降ろしてくれ、と何度訴えた事だろう俺がひとりで屋敷に戻ると言っても兄弟水入らずで過ごせば良いと言ってもわざわざ中国から一時帰国して来た兄のジェウォンはそれを喜んでも弟のチャンミン…つまり、お嬢がそれを許さないもう
SideY楽しく時間はあっという間だもっともっと、毎日一緒に居たいそうは思っても、高校三年生の夏休みはなかなかに忙しくて週に何度もある大学受験の為の夏期講習や夏休みの課題地方に暮らす親戚や祖父母の元へ家族で向かったり、たまには友人達に誘われて遊びに出掛けたりもっともっと、チャンミンと一緒に居たいだって、来年の春になれば俺は大学生になる…予定そして、チャンミンは…男としての生活を取り戻す為に、少し離れた場所に転校する事になっている夏休みが終わって秋が来れば、きっと直ぐに受験シ
大切な仕事のパートナーで弟のような存在であるチャンミン彼の身体が大きく変わって、そしてそれを目の当たりにして…いや、そんなのは自分のした事から目を背けているだけだ実際は、オメガになってしまったチャンミンのフェロモンに我慢が出来ずに本能のまま彼を何度も抱いた日…から、一週間が過ぎた信じられない事実を身をもって知った翌日、彼の通院に着いて行った前夜、チャンミンを抱いている最中に『オメガになったんです』そう言われたいや、それを聞く前から本能でチャンミンがオメガなのだと思っていた
BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(__)m「え...やっぱり飲まないとダメ?」「無理にとは言いませんけど」そう言いながらも、二人分のグラスを運んで来た「うん...分かった、飲むよ」「ですよね」一人ペースの早いチャンミンに釣られまいと、自分のペースをひたすら守って飲んでいたのに、映画の話でつい会話が弾んでしまって、気付いたら500ml缶を3本も空けていたそして、ほろ酔い気分でチャン
SideY長い夏休みも半分を過ぎるともう、何だかあっという間に過ぎていく今年は受験生だという事もあって、学校から出されている宿題や課題は勿論、週に何度も通っている夏期講習の予習復習、小テスト、と盛り沢山高校最後の夏休みだから、とクラスや学年の同級生、友人達に誘われて遊ぶ事もあったけど、勉強以外での一番の優先事項は何よりも恋人であるチャンミンそうは思っていても、平日は毎日登下校で会えたり、学校でも昼休みや会おうと思えば何時でも会えていた事を思うと…思っていたよりは夏休みは会えなかったと
最近良く耳にする事が有る『それ』は以前は似たような事を良く聞いていたし、実際に俺もその通りだと思っていたけれどもこの一年程はそうでは無くなって来たと思っていて…「チャンミンオッパって最近やたら綺麗じゃない?と言うか何だろう…私達女も叶わない感じ」「…そう、かな」「ユノオッパは思わないの?毎日見てたらそうなのかなあ…でも、本人には悔しくて言えないけど色気が凄いの」ステージでは妖艶に魅せてくれるダンサーも、ステージを降りたら妹のように甘えて来るそう、だからきっと分かっていないだけ
薄汚い欲望が渦巻く夜の街から身体ひとつ、いや、身体と財布ひとつで逃げて海に命を投げ捨てようとした僕が足を踏み入れた海の『持ち主』だと言うユンホに命を救われてから数日間、僕は確かに全てに対し警戒していた無実の僕を金を盗んだ犯人だと決めつけたナムさんそして彼が経営するホストクラブのホスト達が僕を追って来るかもしれない警察が僕を探しているかもしれない天涯孤独になった僕を引き取る事で親戚達には良い顔を見せておいて実の所は僕の両親の遺産を全て手にしたり、僕をホストクラブの隅で住まわせて手伝いばか
仕事でも任務でも遡れば学生時代の試験でも失敗なんてした事が無かったなのに、簡単な任務を失敗した挙句、お嬢から交換条件として『デートでプリントシールを撮影する事』なんて、俺には絶対に向いていない事を持ち出された「ユノって無敵で怖いもの無しって感じだけど、パパには敵わないもんね」助手席のお嬢は、頬を緩ませてこどものように笑っている俺の前では何時も、自由奔放で良くも悪くも無邪気なガキだけど、高校ではそれなりにきちんとして、ヤクザの息子だからこそ周りに良い印象を持たれるように、と心掛け
客室で宿泊客と共に食事をする、だなんて短くは無いホテルマンとしての人生のなかで初めてだったいや、それ以前に宿泊客に男である僕が客室で抱かれるだなんて事も勿論初めて僕はこの仕事に誇りを持っている常連客がどれだけ僕を懇意にしてくれたとしても、踏み込み過ぎる事も無ければ踏み込ませる事もしないそれがプロだと思っているし、仕事では無い素の自分を見せる事はあってはならないと考えているそうして、高級ホテルの副支配人としてこの仕事に従事している憧れのひとがVIP客としてやって来て担当に着いて饗すそ
R18です大丈夫な方はこちらからお願い致します↓禁じられた遊び番外編4ふたつめの番外編、このお話で終わりですランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので読んだよ、のぽちっ↓をお願いしますにほんブログ村「僕の好きな先輩」たくさんの方に読んで頂けて、コメントも本当に本当にありがとうごさいますお返事を、と思ったのですが間に合わなくなってしまったので後書きとお礼を上げられたらと思います本当にありがとうごさいます
BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(__)m<theviewfromChangmin>チョンさんにキスをされた日から、毎晩のように同じ夢を見るようになったそれは...甘い甘いキスシーンの再現...ではなく、ただひたすらチョンさんの姿を遠巻きに見るという不思議なものだったそもそも、あのキスには甘い要素なんてこれっぽっちもない勿論、これがもし男と女だったら、二人の間に何か生まれていたかもしれないけれ
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友達リスト、から探し出した登録名は『チョンユノヒョン』これはその本人が登録したものでは無い、そもそも不特定多数に自分自身を紹介する時に『ヒョン』と自称するひとなんてそうそう居ないつまりこれは僕が登録した名前「ヨボセヨ、ユノ先輩」『おお、チャンミナ…って、就業中でも無いのに先輩だなんて余所余所しいな畏まってどうした?』「あの、今はスピーカーにしてて…シギョニヒョンに聞こえてます」机を挟んで一、五メートル先優しげな風貌に反してとても鋭いところのあるヒョンはくすくす笑って僕達を…いや
ユノオッパの家に行った時、ふたりで一緒にユノオッパの母親に正直に話したふたりでユナ先輩が引っ越した地方の村に遊びに行こうと思っている事、そして一泊したいという事をおばさんは、直ぐに『ちゃんと先に報告してくれて、ユンホはしっかりチャンミンちゃんを守るなら良いわよ』と言って認めてくれた駄目だと言われたら、頭を下げてでもお願いしようと思っていたから拍子抜けしてしまったのだけど、おばさんがそんな風に言ったのにはどうやら理由があったのだあの時のユノオッパの顔を思い出すと少し笑ってしまうのだけど
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BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(__)m「それじゃあ、いただきましょうか」「はい」「いただきます」丁寧に手を合わせて軽く頭を下げてから、シムさんは惣菜に手を付けたスーパーで俺が買ってきた惣菜なのに、まるで手料理を前にしたかのように目をキラキラさせて品定めしている姿がなんだか微笑ましくもあった「チョンさんはいつもこのくらいの時間に帰宅されているんですか?」モグモグしながら、視線は惣菜から