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さて、今日は北欧のナイフから少し離れて、ビクトリノックスについて。たまにビクトリノックスについての投稿もしているんですけれども、落ち着いて考えてみると、ビクトリノックスって凄いですよ。私とビクトリノックスの付き合いも30年以上になりますし、自分がナイフの道(?)に入るきっかけになったのも、ビクトリノックスですから、折に触れて話したくなってしまうんです。ビクトリノックスの凄いところなんですが、まず価格。3,000円台くらいから、それなりのモデルのものが購入出来て、実用十分とい
私も色々とナイフを紹介してきて、モーラナイフとか北欧のナイフを推しているわけなんですが、一方で、「これは外せないよねぇ」というものに、ビクトリノックスのナイフがあります。アウトドアユース、特に近年のブッシュクラフトの文脈では「フィクストナイフ」ありきで、バトニングなどのアクションがある、という感じでしょうかね。そりゃ、フォルダーでバトニングだって出来ないわけじゃありませんが、敢えてやる必要はないと思っています。実際のところ、無茶な使用をしなければ、一般的なフォルダーでも強度
今日は、検索キーワードからの記事。今までも、検索キーワードで、みなさんが知りたいと思われる情報を発信してきたのですが、今日は、最近増えてきた「モーラナイフ砥石何番?」みたいな、検索キーワードについて、突っ込んでみたいと思います。■まずは基礎編まず、砥石について。ご存じの方も多いと思うのですが、砥石は「番号が小さいほど、“粗い目”になります」。つまり、#1000と#2000の二つの砥石があったら、#1000のほうが粗く、#2000の方が細かい目となるわけです。市販されていて、買いや
こんにちは。もう、年の瀬ですね。クリスマス、あるいは自分へのご褒美として新たにナイフを買われた方も多いんじゃないかと思います。ですので、今日もやっぱりナイフの話題。北欧のナイフの場合、一度ベタで研いで、フルスカンジにしてから好みの刃を付けると、スッキリとした切れ味を得られることが多く、私も多くの場合で勧めています。モーラナイフ、ヘレ、Laurinmetalli製ブレードを刀身に使ったプーッコやレウクなど、ほとんどの場合、一度、フルスカンジにしてやったほうが、ス
前回、「少しYouTubeの動画を見ている」なんて書きました。やはりナイフや、研ぎの動画が多くなってしまうんですが、「上手く研いでいるなぁ」というものもあるのですが、個人的に「ん?」と気になるものも少なからずあったりします。それは「研ぎ」のやり方そのものであったり、あるいは「研いだものに対する切れ味の検証法」について、だったりします。ただ……。使用者が「問題なく使える」ということであれば、それはそれでいいわけですし、外野が口を挟む筋合いはありません。なので、特定の
3月から計画していたキャンプ・・・天候不順やら、家族サービスなど色々とあって順延・・・今日、やっと行けました野鳥の声が聞こえ、小川のせせらぎに癒され・・・日常の喧騒を離れ、非日常を満喫出来ました。うるさい他のキャンパーがいないし、全てが自由なのでストレスフリーです。
シースナイフを入手しました。BPSKnivesウクライナのナイフメーカーさんのシースナイフを入手しました。スカンジグラインドでフルタングのシースナイフ(しかも革シース付き)がわりと低価格で売られていたのでポチってしまいました。carbonsteelと刻印されてますが鋼のブレードなのでしょうか?木製グリップはワトコオイルで少々色を変えてみました。革製シースにナイフを収納するとグリップの半分程まで収納されてしまうので、落とすことはなさそうですが抜き難いデザインですね。元々持っ
今日も翻訳をしようとおもって説明書を開いてびっくり。基本的なエッジの研ぎ方は、前回まででおしまいでした!!!たった二回の翻訳で、とにもかくにもナイフが研げてしまう、というわけで、トライアングルシャープメーカーの実力がお分かりいただけたのではないかと思います。つまり、難しいことは一切なし。誰でも簡単に研げる、というわけ。スパイダルコトライアングルシャープメーカーDVDナイフpostedwithamazletat18.06.19スパイダルコ売り上げランキン
というわけで、今日も今日とてナイフの話題。以前……そう数年前、「スパイダルコのパラミリタリー2が欲しい」とこのブログでも書いた記憶があります。スパイダルコというナイフメーカーをご存知の方は多いでしょう。私も、四半世紀前から知っています。まだ小学生くらいだったころ、ナイフマガジンを買うと、必ずといっていいほど、どこかのページにスパイダルコのナイフが載っていたものです。特集でなくても、広告とかね。あとは、『世界と日本のナイフカタログ』なんて年刊の本を見ても、数ページにわたっ
今日も今日とてナイフの話題。いや、もう書きたいことは山ほどあるんですが、まずはブツをご覧いただきましょう。こんな感じのナイフ。どうです?見た感じ、「なにこれ?」って思ったりしません?では、このナイフの裏面も。こちらはフラーが入っていて、一見すると普通のナイフに見える。けれども、一枚目も二枚目も同じナイフです。そう、表と裏で全然作りが違うんです。便宜上、ギザギザが強い方を「表」、ツルッと綺麗に加工されている方を「裏」としましょうか。このナイフ、Z
今日は、先日のアクティビティによって、ちょいと刃が欠けてしまったナイフを取り上げたいと思います。まず、どんな具合になっているのか、少し研いだものですが、ご覧いただきましょう。こんな感じ。比較的目立つ欠けが3か所あるのがわかります。ちなみに、ナイフはAhtiのもの。おっと、慌てて付け加えておきますが、これ正確にいうと「欠け」というよりは「潰れ」です。ちょっと色々あって、こんな風になってしまいました。本当はナイフユーザーとしては恥ずべき失態なのでしょうけれども、これも何かの役に立つこと
さてさて、カスタムナイフを手に入れ、「しっかしVG-10は研ぐのが難しいなぁ」と思っている今日この頃ですが、研ぎやすさ、ということでは和式の刃物やナイフは、結構研ぎやすい。まぁ、見た目が綺麗に研げるかどうか、ってのはまた別の問題だとしても、「切れ味を回復させる」という意味では、やりやすいと言えるでしょう。この辺りは、和式刃物のほぼ唯一のまとまった書籍『和式ナイフの世界』にも言及がある通りです。和式ナイフの世界postedwithamazletat18.07.16
さて、昨日の続きです。昨日は、フクロナガサを本家本元に研ぎに出し、さらに質問の回答を頂いたものを、フィードバックしてみました。ただし、「鎬がついている面」、一般的な表面のみについてです。問題は裏面なんですよねぇ。じゃあ、まず、裏面をもう一度ご覧いただきましょう。刃先と背の部分に裏押しが出ており、典型的な「片刃の和式刃物」の体裁になっています。私の問題意識は、「新品の時、背の部分には裏押しがなかった」という部分から始まっていて、「背の部分にも裏押しを作ろ
旅行五日目(4月9日)島根県の出雲大社から始まり、鳥取、姫路と巡った妻との旅行も、この日が最終日となりました。この日は観光地巡りの時間は無く、ホテルのチェックアウトを済ませて、バス🚌で大阪伊丹空港へと向かいます。夜は☔雨が降っていたようですが、幸いにも傘は必要ありませんでした。ラッキー✨姫路駅前姫路駅前から大阪伊丹空港への移動は、🚌リムジンバスを利用しました。姫路城とは、ここでお別れです✨👋飛行機の待ち時間を利用して、空港内で熱々のタコ焼きを食べました♪関西で食べるタコ焼きは、フ
というわけで、今回はみんな大好き、コールドスチールのトレイルマスターについて。これも、色々なバリエーションが時代によってあって、最新ではないものの、この辺りを解説してくれるのが『さくっとな』という同人誌でもあったりします。丁度私も手元にコールドスチールの特集がなされている号を持っているのです。同人誌だけあって、忖度抜きで色々なトレイルマスターを使い倒して、その違いをレビューしてくれています。今回の記事を書くに当たり、もう一度読み直したかったのですが、部屋がぐちゃぐちゃで
というわけで、タイトルの通り。コールドスチール社のトレイルマスターというナイフについてつらつら語る回です。こんなブログをみて下さったりしているってことは、「結構ナイフにゃ詳しい人」が多いと思うんです。私もねぇ、なんだかんだ30年以上に渉ってナイフと関わってきましたから、それなりには詳しい(はず)。正直なところを言うと、昔っからナイフが好きで、使って研いでダメにして、目を引くものを買ってみて失敗して……を繰り返しているユーザー……、こういう人を「ナイフに詳しい人」と定義した
さて、最近では色々な鋼材が出てきており、今までの常識が変わりつつあるんじゃないかな、と思っています。私のように古いナイフファンとしては、「ATS-34こそがカスタムナイフに使われるべき素晴らしい鋼材」だとすり込まれて(?)います。けど、自分が使ってみた実感としては……なんかピンとこないんですよね。ベンチメイドのニムラバスに採用されている154CM(ほぼATS-34と同じ)でも、同様の印象を持ったのですが、そこはさすがのベンチメイド。使い古しの#1000のダイヤモン
今日は昨年末に記事にした、RokkaKnivesのKorpisoturiと、PeltonenKnivesのRangerPuukkoM07をちょっと、野外で使ってきたので、そのレビューを。やはりこういうナイフは、野外で撮影すると映えますね(鞘のベルトループ、変更しました)。ここ数年で、かなり荒れてしまった里山があって、自分の定番の里山散策場所になっているのですが、そこに持って行って、ちょっとナイフを使ってみたというわけ。荒れ方がひどくって、プチジャングルみたいになってい
お久しぶりーふしゃちょーです。BushCraftInc.を立ち上げてからというもの、あまりコッチ系に顔を出さなくなりました。とはいえ色々と蓄えた知識や経験は、沢山ある。周辺に専門家も沢山いるので、まあ増える増える。ま、原点はこっちということで、ちょいと今ふと目の前にあったもので書いてみます。タイトルでサバイバリストとか言ってるけど、常日頃から命の危機に直面しているわけではない(笑)私にとっての「日常」といえば、基本はオフィスワーカーの社長でありながら、アウトドア系
ども、しゃちょーです。今回は、サバイバル的な腕時計のこと。アップルウォッチ、実はサバイバルにも使えるんじゃね?って話。固定概念に捕らわれず、「コレしかなかった場合にどうするか」という視点からモノを考えてみたら、案外良いって結論に至ったのです。想定される対抗馬としては、G-SHOCKやプロトレックかと思います。私の時計は、これまでは全てプロトレックで構成されてきました。・左:普段使い~ライトなアウトドアシーン。・中:ガチなアウトドアシーン(普段も使うけど)・右:予備
調子はいかがでしょうか!(^^)!『海外直輸入のカリマーSF通販ショップ』店主の稲嶺(イナミネ)です♪本日も当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます!キャンプで何かと役に立つロープワークですが、基本から応用までたくさんの種類があります。その中から、今回は「バックパックハンガー」についてご紹介。地面が濡れているときなどに使えるロープワークですので、ぜひ試して頂けると嬉しいです。それでは早速いきます♪1分で出来るロープワーク。バックパックハン
というわけで、前回軽く予告しておいた、米田刃物鍛冶屋さんの「秋田R型」の山鉈のレビューです。実のところ、まだ野外に持ち出していないので、簡易的なレビューとなること、ご容赦くださいませ。全体像はこんな感じ。どうでしょう?パッと見、出刃包丁のように見えるのではないでしょうか?人によっては「出刃包丁みたいであか抜けないな」と思う人がいても不思議ではないかもしれません。別の角度から見てみましょう。こうして見てみると、やや出刃包丁感は薄れるかな?という気はします。
皆さんこんにちは。前回は超プライベートなキャンプ場を堪能したけど、今回は普通のキャンプ場。だけど、私がまだ行ったことが無い茨城県のキャンプ場に初挑戦の回である!なぜ縁がなかったのか?私はさいたま市に住んでいるけど意外と茨城県には出にくく、特に子どもの頃は圏央道もなくアクセスが悪かったため、家族旅行などでも行ったことが無い県であった。その後圏央道ができてもなんとなく土地勘が無いので訪問先にセレクトされることがなかったが、今回思い切って訪問することに。国道4号線&50号線を使えば意外と近
というわけで、ツイッターのほうで少し書いていますが、今更ながらモーラナイフのEldrisを入手してみました。こんな感じで、本当にちっこいナイフです。モーラエルドリスMoraEldrisブラック[並行輸入品]postedwithamazletat18.06.22Morakniv売り上げランキング:786,478Amazon.co.jpで詳細を見るお値段は4000円ほど。普通のモーラナイフのコンパニオン、あるいはコンパニオンヘビーデューティーM
というわけで、今日もナイフ関係の記事です。ホローグラインド、というグラインド形状は皆さまきっとご存知でしょう。ブレード側面が凹状にえぐれており、ナイフの重量を軽くしたり、あるいはバランスをとりやすくしたり出来るグラインドです。最近、私が入手したものでは、ベレッタBerettaラブレススキナーナイフレザーシース付postedwithamazletat17.08.11ベレッタ売り上げランキング:124,662Amazon.co.jpで詳細を
調子はいかがでしょうか!(^^)!『海外直輸入のカリマーSF通販ショップ』店主の稲嶺(イナミネ)です♪本日も当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます!さて今回は、ブッシュクラフト向きのカッコいいテントをいくつかご紹介していきたいと思います。実際どのテントでもブッシュクラフトは可能かと思いますが、やはりその中でも自分のスタイルに合ったものを選んだ方が、何度も買い替えたりする必要もなく、より少ないギアで楽しむことが出来ると思います。これからブッシュクラフト用のテント
どうも『はた☆キャンプ』リーダー:TAISHIです。よくキャンプ動画を見ていると出てくるツール、斧ハンドアックスとも言いますが、皆さんは使ったことがありますか?もちろんないというかもおられることでしょう。ただ、よく見かけるのが斧を使った動画であったり、記事も見て「斧って便利ですよね」「斧ってかっこいいですよ」という意見なども見た中で1年近く斧を使った私としては、そこに対して思うことがありましたので、今回この記事を書いております。そう、実際に斧を使用している者として、”斧を
今日、昔お世話になった人に会ったんですが、「これ、研いでおいてよ」とナイフを渡されました。それが、レザーマンのナイフ。レザーマンのナイフはご存知でしょうか?いわゆる「ツールナイフ」に相当するもので、ナイフはもちろん、ドライバーや栓抜き、缶切りなんかがついているアレです。レザーマンの場合は、プライヤーがついているのが大きな特徴ですね。その人は別にナイフ趣味がある人じゃないんですが、バイクとか乗りますからね、そういうのも一本持っているということなんでしょう。レザー
今日はたまにやる「考察シリーズ」。今回のテーマは剣鉈。狩猟をする人、あるいは山に単独で入っていく人なんかがいて、そういう人たちにとって持っていく刃物として、剣鉈がいいぞ、なんて言われたりします。剣鉈については、今更説明を加える必要もないでしょう。切っ先があるナタです……とまとめちゃうと若干、大雑把すぎるかしら。ナタの性能と小刀の性能を併せ持つような刃物で、地域や作り手によって形状に違いがあります。共通しているのは、「切っ先があること」。あとは、「鉈的な重みのあ
というわけで、今日もブログ更新です。今日は、「バトニングを問い直す」という大きな問題を、大上段に構えてちょいと書いてみようかなっと。バトニング……。これをやらなければ、ブッシュクラフトではない!これをやれないナイフならば、ナイフではない!とか、そういうご意見は私も随分頂きましたが……今もって、私はそれらには同意できません。いや、そもそもなんですが、バトニングは英語でどう書くかご存知でしょうか?そうですね、Batoningです。ingがついていることから、「b