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花巻は蓋付そば、蓋を開けると湯気と一緒に、海苔の香りが漂います。蕎麦の香りと、浅草海苔の香りを楽しむ、江戸伝統の粋な種ものです。かけそばに焼き海苔をのせ、薬味はおろしワサビが決まりでネギはつけない。海苔の香りとそばの味を楽しむ趣向。安永(1772~81)ごろからある古い種もの。(新島繁蕎麦の事典より)なぜ海苔(浅草)で花巻きそばかというと使われた浅草海苔が『磯の花』と呼ばれていたからとか、焼き海苔を蕎麦の
蓋つきで供せられる(右下枠)『初代治兵衛の鴨南(真鴨)ばん』(鴨南ばんの起源)ずっと気になっていた鴨南ばん発祥の店である元祖鴨南ばん本家(神奈川県藤沢市湘南台2ー22ー17、小田急江ノ島線/湘南台駅徒歩4分、220m)を訪れることができた。店は11:00〜20:30の通し営業で火曜日のみ休みとなっている。当日は平日の昼下がりという事もあり運よく空いていた。そもそも『鴨南蛮(かもなんばん)』とは(鴨南蛮煮の略)鴨肉と葱を入れたうどん・そば(広辞苑より)、その歴史は、『蕎麦の事典』
先ずは訪問ダイジェストをご覧ください。今回は、アメ横の飲食店で最も長い歴史を誇る蕎麦の名店『上野藪そば』を訪れました。店はJR山手線上野駅から徒歩2分のところにあります。(JR上野駅の目の前にある上野マルイの裏手の角)歳末の昼下がりでしたが、通常感じるアメ横の賑わいは、この時だけかも知れませんがそれほど感じられませんでした。人気店ですので並ぶのを覚悟してきましたが、運よく並ばずに直ぐに入れました。『上野藪そば』は本家「かんだやぶそば」が暖簾分けした1号店。『藪蕎麦御三家』
先ずは訪問ダイジェストをご覧ください。平日の午後1時過ぎ、前々から気になっていた九段下駅直ぐの小路にある『手打ちそば膳』を訪れました。九段下駅から徒歩2分ぐらいでしょうか。外から見た感じは、小料理屋さんのようです。店内にはカウンター席はなく、コロナ禍、真ん中をアクリル板で仕切った四人掛けのテーブル席がメインです。先ずはそば茶でのどを潤します。先ずはランチメニューを確認します。下段にある中盛り(約1.2倍)200円が珍しいですね。同行者は、穴子天ぷら(温)を注文しました。かけ十
先ずは訪問ダイジェスト動画をご覧ください。今回は江戸蕎麦めぐり番外編として都内で2番目に古い『町中華』を訪れました。その店は、メインの銀座中央通りより、少し離れた昭和通り近くにあります。この地は昔『木挽町(こびきちょう)』(こ挽き職人が多く住んだところから)という名前でした。また江戸時代の劇場街で、現在も歌舞伎座が近くにあります。大正時代(1912~1926年)に屋台の支那蕎麦から始め昭和4(1929)年、この地に店を構えた東京で2番目に古い町中華の名店『萬福(まんぷく)』です。創業
先ずは訪問ダイジェスト動画をご覧ください。神保町での用事を済ませ、久々、『かんだやぶそば』を訪れました。(因みに『藪そば』は幕末の頃、東京・根津の団子坂にあった「蔦屋」が発祥。『蔦屋』は藪に囲まれていたことから、俗称『藪そば』と呼ばれており、それがいつしか店名になったと言われています。その『蔦屋』が廃業して以降、その暖簾を受け継いだのが今回訪問した『かんだやぶそば』で、藪の本家として現在に至ります。江戸っ子は正式な屋号より俗称で呼ぶことで親しみを感じていたようです。午後3時過ぎ、運よく並ば
5月に食べた@patisserie_aigredouceの焼き菓子達アップ漏れてました。サブレフロマージュサブレにチーズクリームに干しイチジクの赤ワインコンポートが鎮座。濃厚ですが嫌味なし、ワイン🍷にも合いました。フリアンいわゆるフィナンシェ。バターとアーモンドパウダーたっぷりのリッチな焼き菓子。アーモンドの皮ありのパウダーを使っているようで香ばしさとアーモンド感が強くなる。好み😍ちなみにフィナンシェは財界人や金融家の意味で金の延べ棒の形を使う。フリアンは美味しいも
元々は竹藪に囲まれた蕎麦屋さん、それで俗称として『やぶそば』と言われたようです。予約していた席に着くや日本酒(菊正宗のみ)を注文、つき出しは薮蕎麦の最高傑作と言われる『ねりみそ』、辛さがありゴボウ入りの味噌は少し口に入れるだけでお酒が進みます。『天たね』や『あなご焼き』をお願いしつつすぐに食べれるものとして『やきのり』と『五菜盛り合わせ』を注文。『五菜盛り合わせ』には藪名物『そばずし』もあります。やきのりは海苔箱に、そして中には火を点けた炭が入っていて海苔はほんのり温
愛知県にある妙興寺(みょうこうじ)の僧侶が考案した『妙興寺(みょうこうじ)そば』を今も伝える貴重な店浅草の『長浦(ながうら)』を訪れ妙興寺(みょうこうじ)そばともりそばを手繰(たぐ)りました。蕎麦の事典(新島繁)によると『妙興寺蕎麦(みょうこうじそば)とは愛知県一宮市にある妙興寺が伝える『妙興寺そば』は慶長13(1608)年6月21日に記された『妙興禅林沙門恵順寺方蕎麦覚書』にその調理法が記載されていたといいます。(寺方蕎麦・てらかたそばとは寺院でそばを打って僧たちが食していたものをい
先ずは紙芝居(1分)を宜しければご覧ください二種せいろ(上:十割、下:田舎)前回、人気の大川や≪九段≫で久々昼を頂戴しましたが、その店主の大川さんがその店を弟子に任せ、3年前からちかくの神楽坂で2号店を開いたと聞いていましたが残念ながら訪問する機会はありませんでした。現在、その神楽坂店も既に人気の店となっています。そんなこともあり今回、そば好きの友人と平日夜、訪ねることにしました。東西線神楽坂駅から徒歩数分神楽坂のメイン通りから1本奥まった場所にあります。この看板が目印、
料理教室を始めて28年目。コロナの影響での家賃問題で、教室閉鎖は苦渋の選択でしたが、新しい生活様式に慣れるまで私の出来ることを一つずつチャレンジしてみようと思います。フードアナリスト・だしソムリエ等、私が学んだことを盛り込んで、日々の食事をご紹介します。ステイホームの日々に終わりを告げ、一歩ずつ歩き出す私の記録にしたいと思います。和食の基本である一汁三菜を毎日の食卓に。食べることは生きること。次の世代に伝えたいと願います。どうぞよろしくお願いいたします。
今回訪問したのは田園調布にある『兵隊家(へいたいや)』です。祝日の昼下がりに訪問しました。この店は田園調布の街と同時期に産声をあげた創業98年の地元密着の飲食店、冷たい蕎麦から温かい蕎麦、丼ものや定食もありと品数も豊富な典型的な街のお蕎麦屋さんです。お蕎麦屋さんには珍しい『兵隊家(へいたいや)』という名前は創業者が近衛連隊の軍人だったことに由来します。先ずは、訪問ダイジェストをご覧ください。(江戸)東京のお蕎麦屋さんには色々な成り立ちや形態があってその一つ一つが興味深く、
フードアナリスト仲間の元さんとの札幌観光&食いしん坊ツアー2日目の夕食です元さんを連れていきたいお店は沢山あるのですが元さんの好みや予算などを考えて僕の選んだお店は屋木宏司オーナーシェフご夫妻の人柄が表れた本当に料理への愛情を感じさせてくれる大好きな大好きなお店「クネル(Quenelle)」さんへ(↑クリックすると過去のBlogへ)こんな凄い料理作ったか
今回は、銀座の名店『明月庵(めいげつあん)銀座田中屋』を昼下がりに訪れ、蕎麦前から愉しみました。お店は東京メトロ銀座駅B9出口を出て外堀通りと並木通りの間の道を銀座6丁目方向へ歩き2ブロック目の角から近い左側にあります。先ずはその訪問ダイジェストをご覧ください御膳せいろ外観およびゆったりとした店内(1階)、2階席もあります『明月庵ぎんざ田中屋』はうどん「杵屋」やそば「そじ坊」など展開する『グルメ杵屋』が買収し運営している元々伝説のそば打ち職人で創業者である田中國安氏が開いた『
日々のご飯……マンネリになってるなーと。今日のご飯何にしよう……姫に聞いても『何でもいい♡』……うぅーん……スーパーで見つけた〈真鱈〉が美味しそう…………うぅーん……鱈…焼くか、煮るか…そうだ!鱈のホイル焼きだ!せっかく作って沢山ある塩麹を使って……じゃん!〈鱈の塩麹バター醤油焼き〉ホイル焼きよりグリラーを使うと遠赤外線効果で時短で仕上がります(´͈ᵕ`͈)♡もやし、ベビーコーン、トマト、ぶなぴーとエリンギ……野菜とキノコの旨みもたっぷりで、とっても美味し
先ずはダイジェスト(紙芝居)をご覧くださいサラリーマン時代、新潟(越後)料理にも興味はありましたのでランチ等で新潟料理のお店にも良く行きました。メニューに『へぎ蕎麦』が付いたものもありましたので何度か食す事ができました。でもその場合もメインは新潟料理、付け合わせ的な感じでした。東京のお蕎麦屋さんで可能な限り新潟・小千谷に近い『へぎ蕎麦』をたぐりたい!でもどこで?今回訪問した『へぎそば処越後屋』は、東京にて『へぎ蕎麦』を出す店では先駆け的存在、新潟県人会も開かれる店と聞
【牛タンの人気店たんや善治郎仙台駅前本店】仙台番外編ラストです♪今回の旅行で、2店舗目の牛タン屋訪問!場所は、仙台駅西口から徒歩2分の距離にあるたんや善治郎仙台駅前本店https://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4011666/この連休中、常に行列が絶えない様子。西口店の他にもいくつか店舗があり、駅構内の「牛タン通り」にもあります。さて、訪問したのは、乃木坂ライブ終わりの夜の21時半頃。前に3組ほど待機していました
つば食は『にほんブログ村』に参加中!おかげさまでフードアナリストランキング1位!にほんブログ村あつ森日記はTwitterにて更新中アカウント→@katohiro_717ハッシュタグ#かとひろ_あつ森日記どーも、2級フードアナリストのかとひろデス。あつまれどうぶつの森の世界では3月から5月、9月から12月に獲れるうみのさちサザエ。カタカナで「サザエ」って書かれると、あの国民的に有名なお魚くわえたドラ猫追っかけるお姉さんを思い浮かべてしまいますが・・
毎年、飲んでみたいと思いながら・・・気づいたら期間終了しているやつです。今年はありつけました。スターバックスの「GOHOBIメロンフラペチーノ」(イートイン700円)。メロンが口に飛び込んで来る!というのが私の印象。下のオレンジ色はメロンゼリーだけだと思っていたけれど、赤肉メロンの角切り果肉がたっくさん入っています。とてもいい香りでジューシー。おいしい〜。飲み進めると、青肉メロンのフラペチーノ、そしてホイップクリームのクリーミーさが段階的にやってきます。お値段は張りますが、パ
1854(安政元)年創業江戸蕎麦手打處あさだお蕎麦屋さんの始まり及び歴史についてもこれから少しずつ載せていきますので共有頂ければ幸いです。先ずはほんのちょっとですが全国で現存する老舗と言われるお蕎麦屋さんの創業した年について述べます。お好きな方はお付き合いください。江戸時代に開業し現在まで続くお蕎麦屋さんQ.先ずはその前にお蕎麦屋さんとしての日本最古の店は?A.それは京都市中京区の『本家尾張屋』です。(応仁の乱の前々年の1465(寛正6)年に和菓子屋さんとして創業してい
「あぶらかす買って帰りたい」って言ったら、いいお肉が安くて、あぶらかすも売ってる「カワイ」へ連れて行ってもらいましたコロッケも、めちゃうまなんだって閉店間際で、券売機シャッター閉まっちゃった。でも、あれば口頭で買えるんだって。お肉購入を待つ人達は左、「コロッケ」と「百々福牛焼」は右列で買えます。18時30分閉店です、早いですね。百々福牛焼も、名物なんだって。「元気」「本気」「根気」「勇気」「やる気」を育ててくれるんだって下が「百々福牛焼」で、上がコロッケこの塊が「百々福牛焼」
【あん食パンが絶品!食べる価値あり♪】先日TBSの番組「人生最高レストラン」で、紹介されたお店。アンティークhttps://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13098520/番組内で、ゲストの仲里依紗さんが絶賛していたのが、「あん食パン」なるもの。あんが生地に練りこまれた食パンのようです。なんだが、とても気になったので、土曜日の11時頃に行ってみました。お店に入ってみると、お目当てのあん食パンがない!お店の方に聞いてみる
50歳記念の自分へのプレゼント、ティファニーにしました。ティファニー日本上陸50年。私は50歳、、運命を感じます。30歳、結婚指輪はティファニーのワイドカーブドダイヤ。40歳、出張先のソウルで記念に買ったバイザヤードの一粒ダイヤ。そして50歳、バイザヤードスプリンクルネックレス。人生の節目にティファニーのパワーをもらっています。偶然にもすべてエルサ・ペレッティさんの作品。多分、すごい好みなのだと思います。水面をパシャパシャとたたいた時に出来る小さな水泡や光の曲線に似ている。前回
並そばと変わりそば(※木の芽切り)※きのめきり【木の芽切り】とは木の芽(サンショウの若葉)をそば粉に練り込んだ変わりそば。(蕎麦の辞典飯島繁)土曜日夕方、神保町を訪れる用がありましたので、それではと人気店『松翁(まつおう』を訪れることにしました。かなり遅めの昼食時間(午後3時近く)になりました。最寄り駅は地下鉄神保町あるいはJR水道橋駅ですが、そのどちらからも7~8分歩くことになります。師匠を持たない独立系の店、既成の手法に捉われないニューウエーブのそば屋と注目されてきました。もうそ
つば食は『にほんブログ村』に参加中!おかげさまでフードアナリストランキング1位!にほんブログ村*twitter*https://twitter.com/katohiro_717*Facebook*https://www.facebook.com/KatouHiromi717どーも、フードスプレッダーのかとひろデス。まいばすけっとに立ち寄った時に発見してしまいました・・・たことブロッコリーのバジル風味。これって・・・・・
つば食は『にほんブログ村』に参加中!おかげさまでフードアナリストランキング1位!にほんブログ村あつ森日記はTwitterにて更新中アカウント→@katohiro_717ハッシュタグ#かとひろ_あつ森日記どーも、2級フードアナリストのかとひろデス。あつまれどうぶつの森の世界では3月から6月まで獲れるうみのさちホタルイカ。富山湾のホタルイカ漁解禁日も3月1日です。まずはフェリチータ博物館館長のフータさんの説明から。