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🌿帝政ロシアの小説家であり思想家トルストイ様の霊言🌿トルストイ様は八次元如来界それも最上段階(太陽界)の方である。学生の頃『アンナ·カレーニナ』や『戦争と平和』を読んだことがあるが『戦争と平和』の登場人物の名前が長く覚えられないのでノートに書き出しつつ読み始めたが途中で書くことをギブアップした。後で知ったが登場人物五百人以上だったことに驚いた。『生と死と愛』は私一番の愛読書で父から譲り受けた時から本は茶色く変色していたがトルストイの言葉の一つ一つは輝きを放ちとても心に響
トルストイ『戦争と平和』人物事典68(508人目)★★・ロストフ伯爵夫人(1-1-7)ロストフ家の恋の番人。ドルベツコイ夫人の幼馴染。45歳見当。東洋風の細面の女性。12人も子供を産んでいると書かれているが、物語には4人しか登場しない(8人は亡くなったということだろうか)。長女ヴェーラを嫌っている一方で、20歳になったニコライに対して、母親らしい真情を吐露している。「私はずっと子供の親友で、あの子たちから全幅の信頼を得ています」と言って、「子供たちが自分に隠し事をし
トルストイ『戦争と平和』人物事典30(276人目)★★ドルベツコイ公爵夫人(1-1-3)冒頭の主役。没落貴族の未亡人。愛する息子ボリスのためなら、恥をかなぐり捨てて、なんでもする。そういうタイプの母親。この人のせいで『戦争と平和』の冒頭はおもしろくないとも言えるし、この人がいなければ、ピエールの物語が始まらないとも言える。ロストフ家とのつながりは、かなりふわっとしている。息子ボリスはロストフ家で育てられた一方で、ドルベツコイ公爵夫人自身は、ロストフ家に居座ることもあれば、いな
トルストイ『戦争と平和』人物事典6(26~29人目)・アンドレイチ⇒アラクチェーエフ・アントン(2-2-11)…アンドレイの老僕。ピエールがキエフ視察を終えて禿山に立ち寄ったとき、ピエールを馬車から助け下ろした。・アンナ・イグナーチエヴナ・マリヴェンツィワ⇒マリヴェンツィワ・アンナ・セミョーノヴナ(2-5-7)…モスクワで、ロストフ伯爵がナターシャを連れて、ボルコンスキー老公爵のところへあいさつに行ったとき、マリヤとナターシャが二人きりで話せるように、伯爵は「ちょっとアンナ・セ
トルストイ『戦争と平和』人物事典67(506~507人目)☆☆・ロストフ伯爵(1-1-8)ヴェーラ・ニコライ・ナターシャ・ペトルーシャの父。典型的な没落貴族。所領はモスクワ郊外のリャザンのオトラードノエ(楽園という意味)。ボルコンスキー家の所領「禿山」と対照的。家庭では、伯爵夫人(浪費癖あり)に実権がある。冒頭1805年、晩餐会にピエールを招待し、署長が熊にしばりつけられて両手をばたばたしている様子を思い浮かべて、笑っている。いつもよく食べ、とりわ
トルストイ『戦争と平和』人物事典5(25人目)☆☆☆・アンドレイ・ボルコンスキー(1-1-3)ボルコンスキー若公爵。27歳。背の低いすこぶる美男の青年で、目鼻立ちのはっきりした冷ややかな顔。抽象的な会話には興味がなく、意志力と呼ぶのが一番似つかわしいような資質のすべてを高度に総合した形で備えている。アウステルリッツとボロジノの会戦でそれぞれ致命的な負傷をした。完全なる理想が実現することを期待し、そのたびに失望して傷つく。完全を求めるからこそ、どんな希望も愛も、アンドレイ
トルストイ『戦争と平和』人物事典22(224人目)☆☆☆・ソーニャ(1-1-8)ロストフ伯爵の姪。15歳。孤児としてロストフ家で暮らしているが、くわしい事情は不明。小柄な黒髪の娘。三つ編み。作者のご都合に振り回された女性の一人。冒頭なぜ猫?初登場時、ジュリーが自分の恋人のニコライと話をしているので、嫉妬心をむき出しにして、ニコライをおろおろさせている。「彼を食い入るように見つめる子猫」「自分の子猫的本性を発揮する準備ができている」「いまはまだ体はでき
トルストイ『戦争と平和』人物事典70(520人目)☆☆・ワシーリー・クラーギン公爵(1-1-1)処世術によって、パーヴェル帝やアレクサンドル帝の新しい治世で、出世の階段を駆け上がった道化。『戦争と平和』の悪役であるイッポリート・アナトール・エレーヌの父親。奥さん(クラーギン夫人)の影は極めて薄い。冒頭アンナ・パーヴロブナ夜会アンナ・パーヴロヴナの夜会に、アンナの「忠実なしもべ」として、まっさきに登場する。「星形勲章をたくさんつけて、のっぺりした顔に明
トルストイ『戦争と平和』人物事典56(417~423人目)・マドモワゼル・ルイーズ(e-1)…ニコライとマリヤの家の乳母。だだをこねる息子に手を焼いている。・マトリョーナ・チモフェーヴナ(3-3-15)…ロストフ夫人の憲兵隊長。何かあったら夫人に注進する。・マトリョーナ・マトヴェーエヴナ(2-5-17)…ジプシー女。ナターシャ誘拐前に黒貂のコートを提供する。・マモーノフ…一連隊を提供するのに80万ルーブルつかったらしい。マモーノフのコサック部隊が、ラストプチンの命令で火を放った
トルストイ『戦争と平和』人物事典32(281人目)☆☆☆・ナターシャ・ロストフ(1-1-7)ロストフ伯爵の娘。唯一無二のヒロイン。他人の気持ちを肌で理解し、瞬時に見抜く能力がある。自分自身を何よりも愛し、自分に好意を示す男性になら、だれにでも恋をする。そんな13歳のお転婆で魅力的な少女が、自分の家庭にしか関心を持たない平凡な母になっていく過程を描くのが、『戦争と平和』の一つの主題である。エピローグでは、ナターシャそっくりの新しいナターシャ(ニコライとマリヤの娘)が生まれ、天
トルストイ『戦争と平和』人物事典25(246人目)☆☆☆・デニーソフ(1-2-4)パヴログラード軽騎兵連隊の中隊長(大尉)。全騎兵師団にワーシカ・デニーソフの愛称で親しまれている。黒馬のベドウィンが愛馬。小柄で赤ら顔。直情的でロシア的な好人物だが、彼にはいつも孤独な悲しみがついてまわった。筋金入りのロマンチストでもある。実在の人物がモデルのようだ。rの発音に難がある。アウステルリッツ賭けに負けた!1805年プラウナウ。ニコライと同じ宿所である。一晩中
トルストイ『戦争と平和』人物事典9(52~62人目)・ヴィリエ(1-3-11)…アレクサンドルの侍医。ヴィシャウの戦いを視察して、その悲惨さに体調を崩してしまった、アレクサンドル皇帝に呼ばれた。・ヴィルテンベルヒ(3-3-26)…軽騎兵部隊。ミュラー軍の先頭としてモスクワへ入った。・ヴィルヌーヴ(1-1-13)…ネルソン提督によって捕捉されたフランス・スペイン連合艦隊の提督。ピエールが、ヴィルヌーヴがうまくやりさえすればなどと、初対面のボリスに語っている。・ヴィンツィンゲローデ
ど~も~でっかいおっさんです。今日も絵本紹介の時間がやってまいりました。本日ご紹介したいのは1967年に発売された・・・・2024-196757??57年前に発売されて今でも売っている絵本それがこちらくるまはいくつ(こどものとも絵本)[渡辺茂男]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}57年前ですから絵柄は御覧の通りくるまはいくつ(こ
トルストイ『戦争と平和』人物事典55(416人目)★★・マドモワゼル・ブリエンヌ(1-1-22)禿山で暮らすマリヤの侍女。マリヤの癇に障ることばかりする。ボルコンスキー老公爵家のコケットリー。マリヤの縁談を破談にするために用意された登場人物。「軽薄で朗らかで自分の満足した世界」を生きている。「rの音を喉にこもらせて発音し、満足そうに自分の言葉に聞き入っている」。ちなみに、デニーソフはrの発音が苦手である。マリヤがジュリーの手紙に返事を書いたとき、「私も自分の手紙
トルストイ『戦争と平和』人物事典57(424人目)☆☆☆・マリヤ・ボルコンスカヤ(1-1-22)ボルコンスキー老公爵の娘。アンドレイの妹。美しくない病的な顔と貧弱な体をしているが、目が美を上回る魅力を発する。父が几帳面な分、整理整頓が苦手。憂鬱なおびえた顔をしている。理屈っぽい。「昔から人嫌いだったけれど、この頃はますますそれが募っている」。一見、信仰に生きる清らかな女性のようだが、父に虐げられることで、父譲りの歪んだ性格があらわになっていき、マリヤ自身をハッとさせ
トルストイ『戦争と平和』人物事典58(425~436人目)・マリヤ・アブラーモヴナ…ピエールの身に起こったこと、もしくは起こるはずであったことを、すっかり語った。・マリヤ・アントーノヴナ(1779~1854年)(2-3-15)…アレクサンドル1世の愛人。エレーヌはマリヤ・アントーノヴナにも劣らないほど美しい。彼女の健康の話をするのが、お茶の間での無難な会話だ。・マリヤ・イグナーチエヴナ・ペロンスカヤ(2-3-11)…宮廷女官。ロストフ家の仲のよい親戚であり、ペテルブルグに出て来た
トルストイ『戦争と平和』人物事典3(11~15人目)・アマーリヤ・カルローヴナ⇒マドモワゼル・ブリエンヌ・アムフィローヒー(2-2-14)…マリヤのもとに集まる巡礼の一人ペラゲーユシカの話の中で登場した神父。敬虔きわまる生涯を送ったため、手から香のかおりが発した人物。・アメリイ…美人!!★・アラクチェーエフ伯爵(1-3-11)剛腕アンドレイチ。実在の人物(1769~1834年)。1808年に陸軍大臣、1810年に国家評議会軍事部議長。1812年戦争のあと、反動
2023/5/3改定しました!全登場人物事典【アア~アナ】人物事典1(1~6人目)仇敵!アナトール・クラーギンなど【アニ~アフ】人物事典2(7~10人目)雷竜!アフローシモフ夫人など【アマ~アル】人物事典3(11~15人目)剛腕!アラクチェーエフなど【アル~アン】人物事典4(16~24人目)アイドル!アレクサンドル1世など【アンドレイ】人物事典5(25人目)影の主人公!アンドレイ・ボルコンスキー【アントン~アンナ】人物事典6(26~29人目)夜会の女王アンナ・パー
トルストイ『戦争と平和』人物事典52(395人目)★★★・ボルコンスキー老公爵(1-1-22)プロイセン王と呼ばれる大層裕福な人物。元陸軍大将。リューリクの血をひく。モスクワから150キロの「禿山」にこもっている(途中でスモーレンスク付近に変更になった)。パーヴェル1世時代に蟄居を命じられ、新帝の時代に許されても、それっきりそこにこもってしまった。絶対的な権力者が、いわゆる老害へと変化していく、典型的な過程を歩んでいく。家族への愛を持ちながら、相手が自分の思いに応え
▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしようどうも、どんべえです!今日は哲学の日だが、悪妻の日でもある。これは紀元前399年のこの日に毒杯を飲んで自殺した古代ギリシアの哲学者ソクラテス(紀元前469年頃~紀元前399年)の妻・クサンティッペ(生没年不詳)が悪妻として有名であったことにちなむ。ちなみにクサンティッペの他、モーツァルトの妻コンスタンツェ、トルストイの妻ソフィアの三人が「世界三大悪妻」という事になっている。
ロシアの戦勝記念日は5月9日。ヨーロッパは5月8日ですが、イギリスが中心でしたので、時差を考えると、5月9日となります。第二次世界大戦年月日:1939年9月1日-1945年9月2日。場所:ヨーロッパ、太平洋、大西洋、東アジア、東南アジア、中国大陸、インド洋、アフリカ大陸、中東、地中海、カリブ海、北アメリカ、南アメリカなど。結果:連合国側の勝利。米ソを両極とする冷戦が開始。第二次世界大戦は、ナチスドイツ軍が1939年9月1日にポーランドに侵攻して始まりました。日本時間では『9月
トルストイ『戦争と平和』人物事典44(321~340人目)☆☆・ビリービン(1-2-10)ロシア人外交官。35歳の独身男性。16歳で外交畑に入り、「仕事が好きでまた有能な外交官のひとり」。ものぐさで病気がちだが、「ときとすると幾晩も書卓に向かって過ごすこともあった」。興味があるのは、「なぜ?」ではなく、「いかに?」という問いであり、外交よりも書類仕事の巧みさに喜びを見出している。最初はもっと重要人物になりそうだったが、特に目立った活躍はしなかった。「ビリービンの警句はウ
おおきなかぶが、トルストイが作者だったと、初めて知る…。意外…。解説をひたすら聞いているのが面倒くさいので字幕を早送りで読み(動画は早送りできない)必要なことだけ書きとめあとは講座が終わるまで別のことをするようになってしまった…。オンデマンドの意味なし…。
今日もバイト、頑張りました。ボスに伝えたの。11月からWワークをするから、土日は出られませんって。「体大丈夫なの?」って心配してくれた。ありがとうございます。多分大丈夫。「そんなに働かなくても」って言うの。確かに、そんなに働かなくても食べて行けるよね。どうしてそんなに働くんだろう。って考えた。仕事が好き。体を動かしたい。早くローンを返したい。息子さんの学費担当だから。猫をもっと飼いたい。挙げてみるとなんだか欲ばりだね。欲が捨てきれてない感じ
桜色の雪化粧・・・微かに小さくさよならを告げる白い花びらたち束の間のさくら・・・・久しぶりにベートーヴェン作曲のヴァイオリンソナタ第9番クロイツェルを聴く。最高傑作ともいわれ、かつて私も虜になり練習した曲。寝ても覚めても、クロイツェルのメロディが頭の中を駆け巡っていた10代の頃。ヨーゼフ・シゲティとクラウディオ・アラウの演奏を聴きながら小さくサヨナラが聞こえ記憶の中の思い出が、走馬灯のように駆け巡ります。トルストイの短編小説は、このベートーヴ
トルストイ『戦争と平和』人物事典11(77人目)★★★・エレーヌ(1-1-1)ワシーリー公爵の娘。ゆるぎない美貌の持ち主。「自分を見て魅了されない人間がいるなどとは夢にも思わないといった雰囲気」を漂わせて、主人公たちを誘惑へといざなう。誘惑者として、ボルコンスキー家のマドモワゼル・ブリエンヌと一対になっている。作者はエレーヌを悪女として位置づけたいのだが、この人のことを悪く言っているのは、ピエールの心の声だけである。アナトールとエレーヌは、いずれも世間のタブーにとら
更新したいことがたくさんあるのに全部内容が濃過ぎて追いつかない...こないだご縁があって「ロシア文学読書感想文コンクール」の表彰式に遊びに行ってきました。読書感想文でトルストイを書くのは大人でも難しいと思います。面白かったです、とか率直な感想を持てなかったし。表彰式の後にはヴァイオリンとピアノによるロシア音楽の生演奏、トルストイの「幼年時代」と「復活」の朗読が付いていて内容盛りだくさんでした。私は三年ほど前、当時通っていた図書館にロシア文学コー
5月になりましたある日の朝刊📰こんなエピソードが目に入り…ふたつの時計を使い分けてる若者の話休日用の腕時計は秒針のみのものをというユニークさ休みの日くらい時間に縛られたくない…としかし、最近気づいたと“常に時は刻々と進んでいく”そして彼は思った「今」を前進しようと!…「時は流れる、とわれわれは言う。しかしこれは正しくない。流れ進むのはわれわれであって、時ではない」トルストイ(小沼文彦訳編)~で、私が今一番欲しい腕時計は…スマートウォッチ
トルストイ『戦争と平和』人物事典29(267~275人目)・トプチェンコ曹長(2-2-16)…パヴログラード軽騎兵連隊所属。デニーソフのところへ行き、何やら報告している。そして、金を受け取ろうとするが、デニーソフの財布が消えていた。1807年の食糧難のときには、隊の連中にマーシカの根を食べさせるなと、デニーソフに激怒されている。・トマス・ア・ケンピス(2-2-3)…ピエールが読んでいた本の作者。神秘思想家。ピエールに理解できるはずもなく……。・ド・カストレ…元帥の副官。バラショフ
トルストイ『戦争と平和』人物事典46(358~372人目)・プロコーピー(2-1-1)…ロストフ家の馬車のお供専用の従僕。馬車の後部を手で持ち上げてしまうほどの力持ち。ニコライが帰って来たとき、草鞋を編んでいたが、「おや、まあ!若旦那さまじゃないですか!」と興奮に打ち震えながら、家人に取り次ごうとして、客間のドアに突進した。が、気が変わったらしく、引き返してきて若主人の肩に顔を突っ伏した。・プロゾローフスキー(1733~1809年)(2-2-9)クトゥーゾフの代わりに総司