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前十字靭帯再建後のボルト抜去を決めた際に、主治医先生と重ねて確認した抜去手術の目的は、スポーツ時の障害となる脛骨のボルト突起と同ボルト傍のグラフト結目の除去…という事で、関節鏡による確認も大腿部のアンカー除去も手術の負担と対価を天秤にかけ〝しない〟としました。主治医先生の助言に因るところが大きいですまた、チタン製ボルトと脛骨組織の硬度差はランニングラバーズには明らかによろしくないという管理人の個人的見解から、留置という選択肢は初めからありませんでしたそ
腱板断裂に対する肩関節鏡下修復術を受けた後、「どれくらいでスポーツに復帰できるのですか?」という心配をされる方がとても多いので、環状通東整形外科のホームページにある復帰までの目安をお見せ致しますね。(^^)ゴルフならば、完全復帰できるのは6ヶ月となります。なので、来年のシーズンインに間にあわせるには、10月〜11月に手術を受ける必要があります。夏から楽しみたいと言うのならば、12月〜1月ということになります。現在、肩の痛みに悩んでいると言う方は、今の内に外来を受診して正しい診断
女優の石田ゆり子さんのInstagramを見ていたら、クランクアップの翌朝から、急に肩が痛くなったそうです。(⬇︎リンクあり。)石田ゆり子さんのInstagramによると、・何をしても痛い、何もしなくても痛い・人生史上最大の激痛だったそうです。病院を受診すると、診断は石灰沈着性腱板炎だったようです。(※Instagramには「石灰性腱炎」と書いてあります。)下の写真は何度かブログにも呈示しましたが、肩関節を支える筋肉が腕の骨(上腕骨)に付着する部分(腱)に、石灰(カルシウム)が
8/4日曜日、30℃近い気温の中、「第10回ニセコHANAZONOヒルクライム2019」が開催され、堀田院長をはじめとする自転車好きスタッフが参加してまいりました。公式ホームページによると、コース全長約16kmの間で、標高179mから796mまで平均約4.6%の勾配を一気に駆け上がります。後半にいくほど勾配がきつく、前半の緩斜面からのペース配分が好タイムに向けた鍵です。という、とんでもないレースです…しかも、真夏の暑さの中ですからね😅(出場する方々は、マゾとしか思えません…)当院から
今日は、信州大学医学部の学生Kくんのご協力で、「反復性肩関節脱臼の手術」の流れをご紹介致します。(※今回は少し専門的な言葉もあえて使っております。ご了承ください)まずは、全身麻酔を行います。手術ベッドに横になったら、心電図や血圧計などをつけます。点滴から、医療用麻薬フェンタニル0.5cc、静脈麻酔薬プロポフォール140mgを入れるとすぐに、夢の世界です。寝たことを確認したあと、口のなかにi-gelという声門上器具(SGA)を入れ、身体に十分な酸素とガスの麻酔薬セボフルランが途切れ
今回は『成長期の子供のケガシリーズ①膝周囲の骨端症』〜オスグッド-シュラッター病〜について説明します。『オスグッド-シュラッター病』とは脛骨粗面(すねの骨)に発症する骨端症です。「Osgood病坂田亮介」より引用上の図の様に脛骨粗面(すねの骨)には膝蓋腱が付着します。大腿四頭筋(太ももの筋肉)の収縮が膝蓋腱に伝達されます。膝蓋腱に伝わる力が脛骨粗面(すねの骨)に対して牽引力となり発症する子ども特有のスポーツ障害です。『オスグッド-シュラッター病』は骨端症の中でも頻
前回の投稿では、ジョンソン・エンド・ジョンソンのホームページに環状通東整形外科が掲載されたことをお知らせしましたが、今回はそのホームページにある動画とチェックリストのご紹介です。まずは動画。タイトルは、「その痛み、四十肩・五十肩ではないかも?正しく知ろう!腱板断裂」わかりやすいですよね(^^)動画にあることをまとめつつ、補足すると…☆腱板という肩関節を安定させている四つの筋肉は、加齢とともに少しづつ弱くなって、切れてしまうことがあります。50代以上の4人に一人に腱板断裂が認められる
皆さんこんにちは!今回は、『成長期の子供のケガシリーズ②足周囲の骨端症』〜フライバーグ病〜についてお伝えします。皆さんは、『フライバーグ病』をご存知でしょうか?『フライバーグ病』とは中足骨頭(足の甲)に発症する希な骨端症です。希である事に加え、早期発見がとても重要なので詳しく説明していきます。『フライバーグ病』は下の図のように中足骨頭に発症します。その中でも第2中足骨頭に多く(68%)次いで第3中足骨頭に多く(27%)第4中足骨(3%)その他(2%)となってき
皆さんこんにちは!今回は、『成長期の子供のケガシリーズまとめ』となります。本ブログで紹介した『骨端症』は以下の通りとなります。『『成長期の子供のケガ(骨端症)』について』皆さんこんにちは!春の訪れを感じる場面が多くなってきた今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?3月はWBC(ワールドベースボールクラシック)で侍ジャパ…ameblo.jp『『成長期の子供のケガシリーズ①膝周囲の骨端症』〜オスグッド−シュラッター病〜』今回は『成長期の子供のケガシリーズ①
おかだ整骨院に八幡浜市保内町から小学生(5年)の男子が来院しました。バスケットのシューズを履く時、ジャンプの着地の際に右足の甲に激痛があります。触診すると小さなガングリオン(脂肪腫)がありました。強引な手段ですが無理やりに潰すとその場の症状は改善しました。ただ翌日にはまた戻ってしまいます。膜(脂肪が溜まる袋)の問題なので少々厄介です(汗)当院にはあらゆる手段がるので、あの手この手を尽くします(笑)今回はハイトーン通電とアキュスコープ通電を併用してみました
CUREです。駐車場をご案内いたします。【第1駐車場】、【第2駐車場】の2か所あります。第1駐車場は2番に停めてください。第2駐車場は真ん中の空いているスペースに停めてください。詳細は画像をご確認ください。なお、周辺道路は一方通行が多いので、ご注意下さい。【第1駐車場】2番に停めてください。【第2駐車場】真ん中のスペースに停めてください。CURE沼津市新宿町7-2055-957-7115https://cure
皆さんこんにちは!今回は『成長期の子供のケガシリーズ②足周囲の骨端症』〜イセリン病〜についてお伝えします!皆さんは『イセリン病』をご存知ですか?『イセリン病』とは第5中足骨粗面(足の小指の付け根)に起こり、骨端症の中でも稀であると言われています。『イセリン病』では下の図の第5中足骨粗面(足の小指の付け根)に痛みが発生します。圧痛も×印のところにあります。第5中足骨(足の小指の付け根)にも骨端核・成長軟骨がありレントゲンで見ると下の図のようになっています。「Ise