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ありがとうございました!2023年7月5日0時38分「さだ」こと、私、貞苅早苗は、永眠いたしました。2022年8月9日の初診から、始まった子宮体がん(子宮がん肉腫)の闘病生活も終わりました。手術に抗がん剤、介護保険を使っての在宅医療。日々のいろんなこと、思ったこと、考えたことを気の向くままに綴ってきましたが、これが最後の投稿になります。治療方法も、ホスピスも、葬儀も、お墓も全部、私が決めてきました。身近な家族は、そんな私についてこれずに戸惑いも多く、心配したことだ
はじめまして。これから、父の闘病のこと、家族の気持ちを忘れないように綴っていこうと思います。2023.9.27私は准看護師として、病院で働いています。夜勤の夕食の休憩中にケータイを見ると母から何度か着信がありました。この電話が全ての始まりです。母に電話を掛け直すと、「お父さんの再検査の結果悪かった。」と。どーいう事か聞いても言葉を濁します。「悪かったって、癌ってこと?」と聞くと「うん。」と。夜勤中の為、明日の朝仕事が終わったら連絡するように伝えました。父は毎年会社で負担して
2030現在1930【夕食】クリミール125/125マスカットジュース100/200服薬完了!2000【トイレ】大、小それなり!久しぶりに普通の歯ブラシで歯磨き。私の歯が大きいからかなのか、咥えるタイプだと、上とか下に届いて無かったような?スッキリ!だけど…トイレと洗面終わって、ベッドな落ち着いたかと思えば…微妙な吐き気が。ま、夕食後の薬に吐き気止めも入っているから、様子見。【累計水分量】600今日は、兄と義姉も顔を出してくれたし、巡回ヘルパーさんもタイミング
昨日の血液検査の結果腫瘍マーカーは標準値内になったようです。私の闘病生活を支えてくれている姉に勧められて、使っている水素生成器です。ステージ4Bにも関わらず、元気に過ごせている理由のひとつかもしれませんので、参考までにご紹介します。
昨年の秋から、ハスミワクチンというのを、5日に1度、打っています。免疫療法の1つで、ずいぶんむかーしからあるようです。写真右上のボールペンみたいな器具で、ボールペンみたいに頭の部分を抑えたら、パチンと細い針が出て注射できるようになっていて自分で打つのも楽チンです。主人の母が40年前に大腸癌で亡くなっているのですが、その時、余命1ヶ月の状態で、ハスミワクチンを使って2年生きたと聞き、病院も近いし、是非やってみてと親戚に言われ、始めました。自分の尿の成分から、1年分い
末期がんと確定したけど日常!昨日の外来で、なんとなく予想はされていたことが、正式に決定しました。(子宮がん肉腫ステージ4b」末期がんが確定しました。とはいえ、体調が変わる訳でもなく、普通の日常です。たまたま立ち寄った銀行のロビーに、「石破茂氏講演会」のポスターがありました。見たことが無い有名人を無料で見れるなら…ってミーハー的感覚で、行ってみたいなあって。講演会ということで、数時間、座席に座ったままで聞けるかどうか、不安はありますが、とりあえず、申込みました。私
自分が死んだ後とは言え、私が納得した写真を飾ってほしいという気持ちと、残された家族の手間を1つでも減らしたいという気持ちで、ココナラで、遺影を作ってもらいました。元の写真は、↓こんな感じ背景は、菜の花畑がいいというのは、私の希望です。うまいこと作ってもらえるものですね。この写真は、がんとわかる半年前の写真なんですが、当時、体重が47キロ。で、現在は、62キロ。食べたいだけ食べて育っちゃいました~~。人生最高体重で、人生フィニッシュか・・・。
腹水穿刺3リットル!11時30分から始まった腹水穿刺。今回も注射器で吸い上げて貰う吸引式で無事に3リットルを抜きました。胸の下から膨れていてパンパンに固くなっていたお腹が、みるみるうちに、凹んで平らになり、柔らかくなって来ました。これで、また今しばらくは落ち着くかな。本当は、来週月曜日12日が訪問医療の予定でしたが、今日来て頂いたので、次は、26日(月)の予定です。とはいえ、最近のパターンは2週間おきの土曜日に腹水穿刺…。タイミング的には、26日の前の24日(土)になるかも?
通常のコースステージに関わらず、子宮摘出手術の場合の通常コースは決まっているようです。パス名:腹式悪性腫瘍手術って、手術前に頂きました。手術前日(10月5日)入院。手術当日(10月6日)急性期~回復期:術後7日目(10月13日)術後1日目:尿管を抜きます。歩行練習をして問題がなければ、歩いてトイレに行けます。術後2日目:背中の痛み止めチューブを抜きます。体調に合わせて病棟内と自由に動けます。術後3日目以降:特に制限なく自由に動けます。退院準備期
2020年12月24日に造影CT撮影。2021年1月4日、右肺に4箇所、腫瘍と思われる影があるとの説明を受ける。手術前の画像にはなかったが、手術後からそれまで画像は撮っていなかったためどの時点で腫瘍が発生したかは不明。なんにせよ、遠隔転移のためステージ4Bが確定。しかし、最大で5ミリ弱が1つ、あとはほんの小さなものだから焦ることはないと言われた。とりあえず服薬による治療を続けて、再度CTにより確認してから点滴の抗がん剤も検討しましょう、とのこと。シスプラチンとジェムザール(ゲムシタビン)
心配していたトイレ今夜トイレに行く時は、ポータブルトイレに移る時からヘルパーさんを呼ぶことにしてました。でも、予想外に早く行けそうな気配が…。そこで選択肢。20時には、ヘルパーさんが来る予定だけど、まだ18時前…。夕方、義姉が仕事終わりに立ち寄ってくれますが、小柄だし介護経験も無いので、一人では無理そう。とりあえず、義姉に、「トイレに行けそうだから、二人で来て欲しい」ってお願いしました。すると…救世主!介護経験があり何かと頼りになる甥っ子の妻が、居てくれました。兄も心配して
夜明け前の風景入院前から、夜は2時間おきに目覚めてましたので、入院してからも同じような感じです。とはいえ、この病棟は6階。誰もいない食堂からは、深夜でも外を眺められます。遠くを走る車や、ビルや街頭の明かりなどを眺めつつ、スマホをいじりつつ、過ごしてます。朝日タイム7時の起床時間から8時の朝食までの時間帯が、朝日を眺める時間です。廊下の突き当りの全面ガラスにへばりついて、太陽が出てくる風景を楽しんでます。日中のベッドからの風景日中は、窓
退院後の初外来!退院後初の…と言っても、22日に退院したばかりですから、1週間もたってませんが…。通常は、手術から1週間位で退院して初外来の日まで入浴禁止、外来で病状確認後、入浴許可が出るって流れのようです。私の場合は、入院が長かったので、退院してすぐ外来になりました。そして、今回、大事なのは、「病名とステージの確定」です。10月6日の手術で採取された細胞を病理検査に出されて、その結果がやっと正式に出たようです。通常は2週間程度で回答があるらしいですが、特殊だったために時
初めての抗がん剤いよいよ、抗がん剤が始まりました。以前の抗がん剤の経験や、今まで同じ病室で見てきた状況から、特に何も不安を覚えてることもありませんでした。ところが!大どんでん返しでした…。最初は吐き気止めなどの点滴で問題無かったのですが、いよいよ抗がん剤の点滴になった時のこと…。最初は看護師が付きっきりなのですが、大丈夫そうと離れようとされた瞬間に、背中、腰が脈打つように痛み出して、アブラ汗がダラダラ流れて、呼吸も苦しくなりました。慌てて、点滴を停止して酸素マスクに。しばら
腫瘍マーカーの推移腫瘍マーカーは、CEA、CA19-9、CA125の3種類を見るようです。CEAは、ずっと標準内のようです。CA19-947.5H⇒41.2H⇒24.5⇒13.1CA125142.0H⇒69.7H⇒31.3⇒35.0腫瘍マーカーの意味CA125(0~35)CA125は代表的な腫瘍マーカーで、卵巣がん、肺がん、膵がんなどで高値を示し、子宮内膜症や骨盤内炎症などの良性の疾患でも基準値以上になることがあります。
いよいよ1回目!10月6日に手術してから、4週間後の11月4日に抗がん剤が始まります。今回は、1回目ということで、少し早めの11月2日からの入院です。採血は先週の外来日に済んでることもあり、入院日の検査は抗原検査。結果が出るのは、12時半。12時半までに連絡が無かったら、入院OKなので、13時半に病棟に入ります。今回、始めてだったこともあり、抗原検査に一番乗りでした。当然、待ち時間も無く、「鼻の奥に綿棒突っ込まれて10秒」の苦痛もすぐに終わりました。そして、あとはひたすら
ホスピスへ持参する物ホスピスでは、病院同様にレンタルできる物はレンタルする予定です。タオルやパジャマ、コップやお箸、ゴミ箱などなど。たぶん、リハビリパンツや、ポータブルトイレも。だから、ほとんど何も持参する必要は無さそうです。だけど、絶対に外せ無い物は…。①スマホと充電器。②水素生成機と専用の水。③くわえる歯ブラシと充電器。だけは必須かな?あと、④カレンダーと⑤時計。(自宅では、どこを向いても時計があります。トイレも洗面所も台所も、寝室には2ヵ所置いてますから)カレン
布団での寝起き退院前から不安があったのが、布団での寝起きでした。病院ではベッドですが、私の自宅は、床置きの布団。お腹の傷がまだ痛いので、床からの起き上がりが大変だろうから、リハビリの先生と相談していろいろと練習してました。以前は、ベッドを使っていたのですが、今年の春に引っ越した際に断捨離で処分したばかりでした。処分していたベッド・・・そのベッドは、1回目のがん治療の際に準備したものでした。抗がん剤が始まったら、きっとグッタリして起き上がるのも大変だろうから
診察を受けて、痛み止めを処方してもらいました。痛みの段階、10段階のうち、今どれくらい?って聞かれるの戸惑います。6、7、8あたり迷うー。\クーポンで1701円/【楽天ランキング1位】キャップレディース深めuvおしゃれメンズ夏用ブランドキッズ帽子無地春夏接触冷感涼しいuvカットシンプルコットンメッシュ大きめベースボールキャップランニング楽天市場【楽天ランキング1位】CHARM日本製ソフト天竺オーガニックデザインビックワッ
予想通りに始まった脱毛少しずつ、抜け毛が増えて来たなぁとは思ってましたが、やはり、予想通りに、結構、激しく抜け始めてきました。退院したら、スキンヘッドにしようかなぁ。最後に・・・『子宮がん肉腫闘病記<目次>』2022年8月9日から始まった闘病生活。自分自身の記録のためにも、概要と医療費をまとめてみました。日時医療費薬局概要…ameblo.jp私の闘病生活を支えてくれている姉に勧められて、使っている水素生成器です。ステ
抗がん剤のスケジュール無事に病棟に入った入院初日。主治医から、今後の抗がん剤についての説明がありました。通常コースは、3週間おきの6回ですが、効果が出ているならば継続して9回位することになるかもしれない。ということでした。効果が出てなければ6回で終わり?効果が出てたら継続?なんだかモヤモヤする気もありますが、とりあえずは状況次第です。副作用が激しかったら、抗がん剤を止めると私からお願いする可能性もありますから。「苦痛に耐えながらも、医師の指示には従わなければ!」という
大変だった初回抗がん剤酸素マスクにまでなり、21時までかかった抗がん剤でしたが、その後は、特に何も問題なく、普通です。入院初日に、隣で2回目の抗がん剤を受けられていた方は、翌日の朝、退院されて行きました。2泊3日で元気に帰られる姿に、妙に勇気を貰いました。ちょうど一ヶ月先輩のこの患者さんの明るく元気な姿に、自分の一ヶ月後の姿を重ねて、「私も大丈夫!」と思えたり、「私は無理かも…」と思ったりしています。最後に・・・私の闘病生活を支えてくれている姉に勧
抗がん剤を1週間後に控えて、大変調子の良い私ですが、主治医からもうそんなに長くないといわれているので、就活は常に考えています。我が家はお墓を持っていませんので、私のお骨をどうするかという問題があります。いろいろ考えた末、遺骨で作ったプレートになることにしました。エターナルプレートお墓不要の手元供養(自宅供養)!エターナルジャパン┃遺骨プレート・ペンダント・パウダー、散骨のご相談お墓がなくても供養ができる、従来の葬法にとらわれない新しい供養の形を提案するエターナルジャパン
抗がん剤1回目、退院!土日は、病院送迎をしてくれている姉が忙しいこともあり、月曜日に退院しました。最初こそ、ちょっと大変でしたが、その後は特に問題無く、吐き気も何もありませんでした。結局、6日間の入院で支払った医療費は、66,020円でした。最後に・・・私の闘病生活を支えてくれている姉に勧められて、使っている水素生成器です。ステージ4Bにも関わらず、なんとか元気に過ごせている理由のひとつかもしれませんので、参考までにご紹介します。
2021年4月14日造影CT。結果は19日の受診で。結果・・・顕著な効果が認められました!明らかに腫瘍が縮小していたのでした。抗がん剤って、同じ薬でも人によって全く効果がなかったり、さまざまなんだそう。あとから、担当の緩和ケアの認定看護師さんから、「もしこれがダメだったら、って凄く心配でドキドキしてたんだよ。よかったね〜〜〜」と言われて、とてもラッキーだったんだ、って実感した。悪い話を聞いても泣いたり騒いだりしない私だけど、この時には嬉しくてニコニコだったな〜〜〜※担当の「緩和ケ
遺産相続のこと対した遺産なんて無いけれど、マンション売却やら、生命保険やら、があったので、この際、いろいろと調べて対策中です。で、たどり着いたのは、「一括払い終了保険」と「お墓の購入」でした。早速今日、日本生命の方に来て頂き説明して貰いました。「一括払い終身保険」でも、やはり、いろいろ告知義務があるようで、私の現状では無理の様子。そこで、提案されたのが、「ドル建ての保険」です。告知義務なし、為替レートのリスクはあるけれど、受取額はそれなりに保障されている様子。ただ、長く運用した
腹水穿刺が終わりました!最近は、毎週お願いしている腹水穿刺。明日のお昼頃には、すでにホスピスに移動しているはず。だから、今日が最後の「自宅での腹水穿刺」でした。今回もまた、3000ちょっと抜けました。これで吐き気も少しは収まるかな?それにしても、最近、いろんな方々が苦労されている血圧測定。ほぼ、機械での自動測定ができずに、聴診器を当ててあります。それでも、聞こえないとか、上はわかったけれど下が測定出来ないとかで、皆さん、何度も測り直してあります。でも!先ほどの訪問医療の時は
日曜日夕方の電話日曜日の今日、18時過ぎに主治医から電話がありました。手術も多く多忙な主治医なので、数日前に伝言を入れていました。「6月20日のキイトルーダを最後にして治療終了のつもりにしています。その後、ホスピスに移る予定です。」と…。(外来診察時に、緊急手術が入り会え無かったことも何度かありましたから)で、今日の電話でした。改めて、体力的に在宅も厳しくなってきたので、ホスピスに移りたいこと。とりあえず、最後のキイトルーダをしておきたいこと。を説明しました。一応、「在
よく言われる言葉怖く無い?不安は?心配ごとは?悲しみは?皆さん、私のメンタルを気にしてくれてます…。入院中も、このブログを読んでる方も、私と直接お会いしてお話した方にも…。で、どうかなぁ?って振り返ってみても、たぶん「私は泣いたことがない〜!」って中森明菜の歌声が響いてきます。私への気遣いや、思いやりに感動して、ありがたくて、泣きそうになることはありますけど。「夜、一人で考えて不安になって泣いてしまう」ってことは、私は…本当に一度もありません。なぜかというと、やはりたどり着く結
9月の給与明細・・・8月9日の初診から、あれこれ検査して病気が確定して、10月6日に手術が決定した頃は、10月が手術だし、仕事は9月いっぱいかなぁって思ってました。だけど、想定したよりも、急激に病状が悪化して・・・というか、腹水がどんどん溜まって、食事はもちろん、日常生活に支障が出てきてました。結局のところ、9月の実働日数は9日間のみ。勤務時間数は50時間。契約社員の私は、時間給。社会保険料等の控除額はいつも通りに3万円以上。結果的に、振り込まれていた給与は、25,000