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緊急入院のため、ご連絡が遅くなったことをお詫び申し上げます。大腸がんになりました。場所は上行結腸になります。がんが見つかるまでほとんど自覚はありませんでした。手術をして大腸の半分を摘出しました。ステージは3bで5年生存率は50%になります。再発・転移があれば生存率は10%になります。5月13日から抗がん治療のため入院となります。当面は生き伸びることを一番に考え行動してゆきます。入院前まで、7年先までの予約が入っていました。約1200件の
「覚悟しておいてね」と笑顔の主治医。ニヤニヤ笑う抗がん剤に詳しいナース。と昨日僕に笑いかける彼らは正しかった。抗がん剤、なめてました。ごめんなさい。夕方から呼吸が苦しくなり異常な心拍数脈、血圧も高い。顔色はどんどん白くなってゆく。病室が凍り付いてゆくのがわかる。病室に緊張が走る。いつも温厚な主治医の焦りがみえる。アナフィラキシーショックとのこと。「しんどくないですか!」「だいじょうぶですか!」と何度も聞かれました
おはようございます。ブログファミリーの皆さんからの沢山のコメントありがとうございます。大勢の方々に励まされ、おめでとうのお言葉頂いてとっても嬉しいです。同じ辛さを共有し、乗り越える力に共感出来ることに感謝しています。ありがとう❗今回、ドクターに色々聞いてみましたが不思議だったのがリンパ転移のこと。私のがんが首のリンパに進んでいる様子がペットCTに映っている感じがあって、ステージ3と判断されたのですが………。このリンパに今だ癌が、あるかどうかが解らないそうなんです。寛解した人で
最終的なガンの状態がわかりました。それぞれの科の先生のカンファレンスでわたしの頸部食道がん[喉と食道に大小あわせて5個]ステージ3です。私の場合は選択肢が2つ。一つは患部を全て取り除き、声帯も食道も完全に取り、気管を首の中央に穴をあけて新しく作り、胃を引き上げて食道を再建する方法。大手術ですね。もう一つは、声帯も食道も温存して化学放射線療法で癌を叩く方法。生存率を言えば、5%程落ちるんだそうです。治療効果の見込みと病院から提示されたものがコレ。消える(完全寛解、検査て検出できな
医者たちは治るか治らないかを判断する基準があります。「他の臓器に転移しているか」「多数のリンパ節転移しているか」「周辺の組織に深く浸潤しているか」この3つのどれかがあるがんは原則的にどんな治療をしようと治ることはありません(小野寺医師)医療というものに『絶対』はないんです。『治る』というと聞こえはいいですが、100%治るがんなんて一つもない。ステージ1だって術後に再発して全身転移で亡くなってしまうこともある。(勝俣医師)「末期がんをこんなふうに克服しました!」
しゃっくりが止まりません。昨日の昼からでていたので、かれこれ40時間以上はしゃっくりが出て続けています。夜も眠れません。食べる時もしゃっくり。話に落ちをつけるにもしゃっくりが邪魔をします。主治医がいうにはエルプラッドの副作用だそうです。アナフィラキシーショックがあった薬です。しゃっくりを止めるために、プリンペランという吐き気止めと芍薬甘草湯を処方してもらいましたが、あまり効いていません。ネットの情報などを見て試してもしゃっくりがとまりません。
初期の大腸がんの目印が発見されました。阪大などのチームが初期のうちに見つける目印となる腸内細菌を複数種特定したそうです。大阪大などのチームが米医学誌ネイチャーメディシンに発表しました。その中で気になる内容が腸内細菌の構成の中で、大阪大の谷内田真一教授が「高リスクの人は内視鏡で異変が見えなくても、肉食を控えるなどして腸内環境を整えると発症が予防できるのではないか」という発言です。腸内細菌を調べると大腸がんのリスクが分かるようになったことも画期的なニュースですが、
がん関連の書籍に触れることが多くなりました。その中の体験談で「私はこれでがんを治しました」という話が出てきます。医学的根拠(エビデンス)はかなり怪しいですが、命がけで辿り着いた方法には不思議と説得力があるように感じます。僕はマネはしませんが、面白いなと思う方法を紹介します。〇その1「臨死体験で細胞を覚醒させよ!」方法:洗面器に水を入れ溺れて死にかける臨死体験をあえて行うことで眠っていた原始の力を呼び覚ますことができるそうです。この方は毎日、溺れることを
自分が傷つくことよりも、愛する人が悲しむ姿を見る方がずっと辛いです。いつでも、どんな時でも守ってくれた母。愛情深く、涙もろく、天然で、料理が上手で、おしゃべりで、おせっかいで、僕の前では悲しんでいる顔なんて見せませんが、息子にはわかってしまいます。笑顔を作っていますが、とても悲しんでいることを。がんになったことで僕の人生は深くなりました。生んでくれてありがとう。心からの愛を込めて。大腸摘出手術前、着圧ソックスを付けた僕の足よりも自分の足が
4月1日に大腸を半分取りました。(結腸右半切除術)手術台の上はとても怖かったです。ただ、すぐに麻酔で意識を失いました。手術も麻酔で痛くありませんでした。手術は4時間かかりました。意識が戻った時、何が起きているのかわかりませんでした。ストレッチャーで病室に運ばれながら、医師やナースの顔を下から見上げていました。病室は夕暮れで赤かったです。家族が入ってきて、心配そうに見つめます。「手術が成功して良かった」と家族が言いますが、全く実感はありま
象のように膨れ上がった足を押すと、くっきりと指のあとが残る。歩くことも困難になった足。不要な水分を体外に排出することができなくなり、足がむくむ。僕は一生懸命、鼠経リンパに向かって足を押す。施術後、足は驚くほど細くなる。最初に出会った時から、彼女はすでに末期がんだった。彼女のカルテを数年ぶりに見返した。病名は「大腸がん」と書いてあった。僕と同じ「大腸がん」だ。今、僕は彼女と同じ当事者になった。そのことにより、僕が彼女を慰めた言葉達が僕を襲う。自分の陳
「順調に治療は進んでいますよ」と主治医。抗がん剤治療も半分が終わりました。11月には点滴の治療は落ち着き、投薬でがんと付き合ってゆく治療に変わるのではないかと思います。あと半分。抗がん剤治療の副作用は一回一回の表情が違うように感じます。吐き気が強い時もあれば、臭いが強烈な時もあります。だるさが続くときもあります。抗がん剤治療は決して楽ではありません。抗がん剤治療をすすめる医者も看護師も大変だと思います。僕自身、代替医療を仕事にしているのでよく
病の治療方法には、色々な選択肢がありますね。標準治療。民間治療。代替治療。または何もしない。etc。私は標準治療の化学放射線治療を選びました。ガンのできた所が声帯に近く、手術はステージ3の全周だったから食道亜全摘、さらに、リンパ、声帯も失うことになるとの事再発の確率を下げるためには、手術をしたほうが良いというドクターの判断もありましたが、私は化学放射線治療を選びました。とても難しい選択でしたが、声帯、食道を温存して仕事を続ける。その結果、どれだけの人生が残されてるか解らないけど。
対処法としては・蓋などを開ける時は人に頼む・半径5キロ圏内で生活する・保湿を欠かさない・フルーツなどを食べる・とりあえず食べられるものを食べる・裂けた皮膚・割れた爪などはヒルドイドにステロイドを入れて使う(日中)寝る前はドレニゾンテープを巻く・水仕事を控える・柔らかい手袋を常にはめておく・口内炎にはデキサルチン軟膏を使う・吐き気にはプリンペラン(食事前にも使っても有効)・骨が痛くなったらカロナールやロキソニンを飲む・下痢は止める薬を飲むよりも出す方が良いと思う・眠気がき
ケモブレインというものがあります。たぶん、僕もこれに当てはまります。抗がん剤治療の間、もしくはその後に、記憶力、思考力、集中力が一時的に低下する症状です。原因はまだわかっておらず、対処法も解明されていません。症状としては〇通常、問題なく思いだせることを忘れてしまう〇今やっていることに集中できない、注意持続時間が短い、「ぼんやりする」ことがある〇名前、日付のように細かいことや、時には大きな出来事まで思い出せない〇料理をしながら電話に応答するというよう
30代・40代の孤独死について考えています。孤独死は2015年の段階では1451人だったのが、今では3127人と倍以上増加しています。30代・40代の孤独死の統計を見てみると男性30代5.8%男性40代11%女性30代7.6%女性40代12.2%※2014年の統計株式会社ディライトより(年齢不明な人を除く)20代の孤独死でも累計8.9%数字を見て驚くのは60歳以下の孤独死は40%にも登るそうです。それも2014年の統計なので近年はさらに増加していると考えても何ら不
今、接種しているサプリなどは・六君子湯→サーチュイン遺伝子を活性化させる・補中益気湯→体力の底上げをする・ミヤBM→乳酸菌・シナール→抗酸化作用・ビタノイリン50→ビタミンB群→神経症状の緩和・トコフェノールニコチン酸→血流を良くする※以上は医師からの処方(処方は自分で頼みました)・R-1ヨーグルト→免疫の向上・プラズマ乳酸菌→免疫の向上・シークァーサーの皮(ノビレチン)→発がん作用の抑制・血糖値の上昇を防ぐ・黒にんにく→発がん作用の抑制・抗酸化作用・免疫の向上・コー
病院にて「早く死にたいわ」と老人の会話をよく耳にします。ならば病院などには来ない方がいいのではないかと考えていました。しかし、どうも「死にたいわ」ともらすものの「自殺」はどうやら選択肢にはないようです。「そんなに早く死にたいのでしたら僕に寿命を分けて下さい。若年性がんで半死なので。」(えへへと笑顔で)と老人に直接言ったところ老人はギョッとして黙ってしまいました。あぁ、これは死に対する恐怖と孤独から出てくる言葉なのだなと理解しました。生きている限り致死率は100%です。むしろ、死
生きることを支えることが緩和ケアだと昨日教えていただきました。「あなたはあなたであるから重要です。あなたの人生の最期の時まで重要です。私たちはあなたが平安のうちに死ぬことができるだけでなく、あなたらしく最期まで生きることができるように、できる限りのことをさせていただきます」(Youmatterbecauseyouareyou.Youmattertothelastmomentofyourlife,andwewilldoallw
AYA世代のがん患者は老年のがん患者とは大きく違います。AYA世代=15歳から30歳前後の思春期・若年成人(AdolescentandYoungAdultn)その理由は進学、就職、恋愛、結婚、出産などの人生の節目と重なるからです。がんと診断された時に学校はどうするのか?がんと診断された時に就職はどうするのか?がんを抱えたまま仕事を続けることができるのか?がん患者は恋愛できないのか?がん患者は性生活を送ることができないのか?がん患者は結婚できな
遅ればせながら明けましておめでとうございます㊗️水仙の花が咲き、イチゴが実りました。抗がん剤治療は17クールを迎え身体はずいぶんと弱まりました。ですが、毎日が宝物のようです。世界は彩られて美しい。生活に根ざしている日々の営みは美しい。祝福を感じます。誠実に、謙虚に生きてゆきたいと願います。誠実さは美しさ、謙虚さは丁寧さを育みます。謙虚さは自分にウソをつかないこと。誠実さは偽善者の自覚です。美しく、丁寧な人生は豊かさも育むと信じられるようになりました。と
友人の教子の“みさき”さん義父の友人の“みさき”さん生き方が美しい人です。明日10時から日本テレビで特集です!ぜひご覧ください!https://www.ntv.co.jp/bonbi/articles/?tag=%E6%AC%A1%E5%9B%9E%E4%BA%88%E5%91%8A
今日はニューヨークも暑くなりそうです日本は猛暑ですねみなさーーーんお体大丈夫ですか自分の体は自分でしか守れませんしっかりと暑さに立ち向かってくださいませねコロナもそうですね免疫力がすべてとなりますいつからでも遅いことはありません体と真摯に向き合ってご自分の身体からのメッセージをしっかりと受け止めてくださいね体は正直です60兆の細胞は必ずシグナルを出していますそれに気がつくか否かですステージ3になってから癌に気がつくようなことのないようになさってください❣️
夕焼けを見ている。アスファルトをこする音が波のように聞こえ、僕は空を見上げながら海を思う。彼女は死んだ。まだ幼い子ども2人を残して。最期に会った時、満面の笑顔を見せてくれたことを思い出している。抗がん剤が無力になるほど全身に転移したがん。乳がんから子宮に転移し、最後はすい臓に転移した。彼女はもういない。僕は彼女の死後の世界を生きている。「先生、死後の世界を信じますか?」彼女が余命わずかだと診断された時、最後に交わした会話。「僕は死後の世界はわかりません。
今回も無事に治療をすることができました。治療前は治療が受けられるのかどうか不安で眠れませんでした。白血球の数値、好中球の数値ともに前回よりも上がっていました。そして、今回の血液検査で腫瘍マーカーの数値が正常値にまで減少していました。腫瘍マーカーとは白血球ががん細胞に対してどれだけ働いたかという目安として考えるそうです。正常値は5ngなのですが入院直後はCEA(腫瘍マーカー)の数値が70ngを超えていました。約14倍の数値を叩き出していました。それが今回4
大腸がんには免疫チェックポイント阻害薬が効くそうです。そう、ノーベル賞を取ったあの薬です。僕がガンの当事者になるまでは、ガンを克服する「夢の薬」としての印象がありました。しかし、大腸がんに免疫チェックポイント阻害薬を使える人は全体の5%にしかすぎません。20人に1人の割合です。僕は使えない人です。複雑な気分です。当事者にならないと分からないことが沢山あります。新しい治療法が確立されると、そこから漏れる人がいるのだなと。少なくとも、命そのものに
抗がん剤治療は無事に進んでいます。このまま順調にいけば11月には落ち着くと思います。完治は難しいかも知れませんが、寛解までいけたら良いなと思います。僕の周りで不思議なことがおこっています。僕は入院する前はそこそこ収入がありました。今ではめっきり収入が少なくなりました。でも、生活は以前より充実しています。この不思議な現象に自分でも驚いています。移動は自転車のみ、電車などは何ヶ月も乗っていません。出かけないからお金を使いません。感染しやすいので行動範囲が制限されて
「がんになりました」と告知してから、色んなサプリを紹介して頂きました。ほとんどが聞いたことの無い商品ばかりです。そんなもの無視すればいいのですが、信頼している人や仲のいい友人からの紹介は断りにくいものがあります。相手も善意です。悪気があるわけではありません。本当の友人だと心から思っているから伝えたいのかもしれません。そんな時僕は、「情報ありがとうございます。家族や妻が納得する治療をしますので、お気遣いなく。」と伝えています。情報ありがと
いつもお読みくださりありがとうございます。励ましのお言葉も嬉しく思います。最近よく考えるのですが、奇跡って起こさないとダメなのでしょうか?僕の病状が悪化するたびに「〇〇さんは〇〇で治った」とか「水泳選手の〇〇さんは治った」とか「アナウンサーの〇〇さんは治った」とか「余命半年と告げられても治った」とか「奇跡的な回復を信じています」とか言われるのですが、残念ながら、僕はその言葉では全く励まされないのです。理由は、自分が看取ってきた人たちの命が選
NHK「あさイチ」に出演します。4月8日(水)8時15分より。番組公式ホームページwww1.nhk.or.jp/asaichi/