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みなさんこんばんは。知りたいけれど、どこかに書いていそうで書いていない内容を解説する、生殖医療解説シリーズ、今日で第16回です。なお、スーパードライのネタは番外編に変更しました。私たち医師は、どのように卵巣刺激を選んでいるのか。もちろん、最終的には個人の体質や治療歴によって大きく変わりますが、今日は雰囲気だけでも分かっていただければ。そもそも、卵巣刺激には、①卵胞を育てる(卵巣刺激・排卵誘発)+②育った卵胞を排卵しないように抑える(排卵抑制)+③卵子を成熟させる(トリガー)、の3段階
みなさん、こんにちは。知りたいけれど、どこかに書いていそうで書いていない内容を解説する、生殖医療解説シリーズ、今日も番外編です。体外受精においては、自然周期、低刺激、高刺激等の方針があります。中には完全自然周期とか中刺激という用語を使う場合もあります。意外かもしれませんが、これらは、各クリニックあるいは医師が独自に表現・分類しているだけで、「こういうものを低刺激といいましょう」とか、「こういうのを中刺激といいます」という共通の明確な定義はありません。例えば、クロミッドだけを内服
●実際の治療スケジュール①(体外受精:アンタゴニスト法)A子さん(38歳AMH2.52)の実際の治療スケジュールをご紹介します。まずは初診時に年齢とAMH値を参考に、最適な治療方針を決定します。【前周期】期間:1か月通院回数:2回刺激の準備周期として、内服薬でホルモンを整えて、発育卵胞のばらつきを抑えます。(スキップする場合もあります)【刺激周期】期間:2週間~3週間通院間隔:2-3回/週連日注射をおこない卵胞を育てます。当院では多くの患者さんが
トリガー(きっかけ)とは、排卵期におこる黄体形成ホルモン(LH)のサージ(一過性増加)を作ることを意味します。LHサージの開始から、1日半程度後に排卵すると考えられますので、体外受精などの採卵は、トリガーから1日半後の排卵直前に行うようにします。採卵する前に排卵が起こってしまうと採卵できませんので、調節卵巣刺激法においては、この自然のLHサージが起こらないようにGnRHantagonist(アンタゴニスト法)やGnRHagonist点鼻薬(long法・short法)や黄体ホルモン(
2006年結婚私24歳夫26歳のとき2019年シリンジ法を始める2021年7月38歳産婦人科に通い始める2021年8月子宮内膜ポリープ除去手術2021年9月39歳になる両側卵管閉塞と診断体外受精に進むアンタゴニスト法にて人生初の採卵(12個)胚盤胞3つ凍結(4AA、5AB、5BA)2021年10月1回目の胚盤胞移植
こんにちは!lunaですついに今日!初の採卵手術受けてきました!!ざっくり振り返ってみます。まず、採卵当日の朝は【絶飲食】…私は特に水分をよく摂るタイプなので、水が飲めないのは地味に辛い〜当日は夫がどうしても抜けられない仕事があり、持ち込みにしました!9:00前、家を出るギリギリに採取すぐに出発し、1時間かけてクリニックに到着10:00受付すぐにリカバリー室に通され、手術着に着替えます。(アクセサリーや下着などは全て取る)そしてドキドキしながら待っていると看
こんにちは!lunaです初の採卵を終え、重症だったOHSSの峠も超え、ようやく生理が来ました〜!先日クリニックの院長が言っていた日とほぼ寸分の狂いもなく、生理が来たのが素晴らしいいつもながら予言者かと思うほどの正確さです。笑ただ採卵後初めての生理だからか、今回は少し様子がおかしかったんです…経血の量が異常なまでに多かった…特に1日〜2日目は、ゆるくなった蛇口のように絶えずドバドバ大量に流れ出ていて、ナプキンが足りなくなり途中で買い足すことにお風呂には浸かれずシャワ
少し前ですが、採卵7回目の凍結結果を聞いてきました。今回は全てIVFです。回収卵数35⇩受精25⇩胚盤胞5凍結▪︎5日目胚盤胞:3AB,3BB,4CB▪︎6日目胚盤胞:4CC×2採卵数の割に胚盤胞率が低い。そしてこんなに採卵して、良好胚は2つ。という結果でした。採卵方法を再検討します。※以下、あくまで私の場合です。①IVFかICSI→結論:IVF今回、顕微授精をやめた理由は、・顕微授精の胚盤胞率が極端に低かったから・顕微授精で凍
■ご質問内容Q1.貴院では「未成熟卵での培養」を行っていただけるのでしょうか?現在、他院で未成熟卵(MI卵、GV卵)だったとき、採卵後に追加培養してもらい成熟卵(MⅡ卵)に成熟した場合には顕微授精を行ってもらっています。Q2.今周期、クロミッドとHMG注射の低刺激法で採卵しました。採卵数4つ、ICSI数が3つ、受精数2つでした。受精せず受精数が減るのは理解できますが、ICSI数が減ってるのはなぜでしょうか?また採卵日に成熟が確認できない場合、翌日までに成熟が確認できればIC
今日は10回目の採卵の凍結結果を聞いてきました。17個採卵↓13個成熟卵↓10個受精⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎5個凍結できていました5日目胚盤胞4BA・4AB・4AB6日目胚盤胞4AB・4BC凍結数は前回の9回目の採卵の結果(12個採卵・10個成熟卵・9個受精)と同じでした。少し受精卵が多かったので今回の方が胚盤胞多いかと期待してしまいました。よくばりな私のバカ。5個も胚盤胞になってくれて本当にありがとうです。というわけで、5個の胚盤胞がPGT
遅くなりましたが新年おめでとうございます!!ご無沙汰しておりますヨネコです3回目採卵の凍結結果を聞きにクリニックを受診しました。1個の胚盤胞が出来ていました。正直12個も採卵出来たんやから胚盤胞を数個ゲットできるのではと期待してしまっていたので1個(しかも3BC)にショックが大きいですどれだけサプリを飲もうが、鍼灸をしてもらったりヨガやピラティスを頑張っても…年には勝てない日々子宮も卵巣も衰えているって身に染みたわ〜とりあえずこの1個の🥚を移植する予定ですが…2個出来ていたら
Qリプロ大阪で第1子を授かることができとても感謝しています。断乳し産後1年後より第2子に向けて治療を再開しましたが妊娠に至っておりません。現在妻43歳、夫54歳です。精子所見は問題ないと言われます。AMH1.29(2019年)、ビタミンD、DHEA、ミオイノシトールサプリを飲んでいます。採卵周期開始時にはエナルモンデポを打ってもらっています。刺激は第1子の時からクロミッドとフェリング300で行っています。第1子治療:2017年採卵①アンタゴニスト法採卵6個IVF/ICSI(3/3)受
※過去の治療を書いています。9月末頃のことです。とうとう妊娠判定日。夫は仕事が休みでしたので、一緒にクリニックへ行きました。血液検査と尿検査をしました。このクリニックで体外受精をしてから、1年が経ちました。38歳から39歳になりました。その間に採卵は5回しました。不妊治療が最優先の1年だったと思います。凍結胚は出来ず、新鮮胚移植は過去に一度だけ。その時の妊娠判定は、私ひとりで陰性判定を受けて、とてもとてもショックだったことを覚えています。今回は夫も一緒に聞かせてくださいと
こんばんは。昨日D6に卵胞チェックでクリニックへ採血して卵胞チェック。エコーは女性の先生が対応してくださり、10mm前後くらいの卵がコロコロと沢山ありました!卵胞の数やら大きさやらホルモン値をまとめた紙をいただいたので自分用メモとして下の方に貼っておきます!エコーでは、毎回そうですが右卵巣は簡単に数を数えられるのに左が全然見えない先生が見えにくそうにしてるので「左見えないですよね〜…。毎回そうなんです。すみません…」と言うと「左卵巣は子宮の上の方にありそうですね〜。大丈夫です、頑
リプロ東京にて初めての採卵周期です採卵周期の総数としては、、8回め??苦笑D3から始まりD7、D10と受診してきましたアンタゴニスト法で進行中、いよいよセトロタイドが始まり採卵日も近づいてきたところです(´∀`)久しぶりの自己注射漬け‥針が毛細血管に当たって出血するとヒヤヒヤするけど、今のところ大きな問題もなく、順調にこなしてますホルモン値の推移はこんな感じ。D3からずっとクロミッド飲んでいるので、内膜がD10で7.7㎜と極薄!!今回も凍結胚になるかなー。成熟卵胞1個あ
こんにちは!lunaです採卵当日の模様ドキュメントその①https://ameblo.jp/newmoonleon/entry-12633786800.html『【初採卵周期】ついに!採卵当日!ドキュメント』こんにちは!lunaですついに今日!初の採卵手術受けてきました!!ざっくり振り返ってみます。まず、採卵当日の朝は【絶飲食】…私は特に水分をよく摂るタイプなので…ameblo.jp前回のブログに続き、書き残しております。さて採卵を終え、次はエコー検査です。院長先生「うん、子宮内
こんにちは♪ヨネコです今月末の移植に向けてエストラジオール錠エストラーナテープ3枚ル・エストロジェル3プッシュスタートしました。後悔しないよう、今出来ることをやりきって移植に臨みたい!!ってことで少し激しめの運動をしていこうと思いますブログで宣言しておかないと途中で止めてしまいそうやから💪とりあえずウォーキングだけよりも少し激しめ運動を毎日40分すると妊娠率が上がると耳にしたので早速取り入れてみた!↓メンタリストDaiGoさんの動画旦那さんがDaiGoさん大好きらしく
■ご質問内容体外受精を控えているものです。刺激法として、アンタゴニスト法か、別の選択肢としてPPOS法をご提案いただきました。すごく迷っているのですが、PPOS法が全胚凍結になることはきにしないとして、それぞれのメリットデメリットはなんでしょうか?卵の数や質に違いはあるのでしょうか?PPOS法がかなり新しい方法なので不安もあります。ご回答よろしくお願いします。■当院からの回答PPOS法は、黄体ホルモン内服によりLH抑制を行いながら卵巣刺激を行う方法です。採卵数や胚質において他の卵巣
遅くなりましたが採卵日と受精結果についてです。3/26のD13に10回目の採卵をしてきました。2回目のPGT-A周期です。採卵結果は17個でした。前回よりたくさん採れましたが2日前のエコーでは卵の大きさにばらつきがあったので成熟卵はそんなに多くないかも…と思いました。夫の精液の状態が良かったのと前回ふりかけは全て受精して顕微は1/2個受精だったので先生から全部ふりかけでもいいかもですと言われ、悩みましたが全てふりかけにしてみました。採卵10回目にして初めてのこと
2006年結婚2019年シリンジ法を始める2021年7月38歳産婦人科に通い始める2021年8月子宮内膜ポリープ除去手術2021年9月39歳になる両側卵管閉塞と診断体外受精に進むアンタゴニスト法にて採卵胚盤胞3つ凍結(4AA、5AB、5BA)2021年10月1回目の胚盤胞移植⇒結果陰性❌2021年11月胚盤胞2つ同時移植⇒結果陰性❌2021
今年の1月にPGT-Aを先進医療Bで受けれるCLへ転院。症例数締切僅かということで最短で採卵できるよう治療計画を立ててもらい2月末に採卵しました!アンタゴニスト法にて14個採卵、半数が未成熟卵だったのもあり胚盤胞1個のみ🥚1個かぁ、と落ち込んだけど無事1個PGT-Aに出せました。今月PGT-A結果1個の胚盤胞正常胚でした!🥚✨✨もうほんとに嬉しかった😭💓ダメだったらどうしようかと思った。。良かったーーーーー!現在、移植周期に入っています。今回の移植で妊娠して出産
2023.12.11D3血液検査・内診・診察FSH17.6,LH6.7,E232.5,P0.62(右)5個、(左)3個、内膜6.4mm前回の採卵結果がイマイチだったため、今週期は中程度の刺激(ANT法)でチャレンジしたいことを伝えると、院長も『それが良いと思う』とのことで今周期の方針決定。クロミッド2錠x5日分、HMG富士150x3日分(1日おき)お会計:243,543円(前回の体外受精費用込)2023.12.16D8血液検査・内診・診察FSH31.6
2022年4月から体外受精の保険適応が検討されていますが、日本生殖学会の生殖医療ガイドライン(2021年11月発刊)の(A)と(B)が保険適用になる可能性があります。生殖医療ガイドラインCQには採卵トリガーについて下記の記載があります。ダブルトリガーとは、このhCG注射とGnRHアゴニスト点鼻薬の両方をトリガーとして使用する方法です。CQ.14:ダブルトリガー(HCG+アゴニスト)は低受精率あるいは未熟卵が多い既往の場合に選択できる(推奨レベル:C)(A)強くすすめられる
採卵終わりました〜〜〜採卵中は上のイラストのような感じで、静脈麻酔が入ると、まるで海の底にいるかのような感覚にあ、イラストには描き忘れたけど腕に麻酔針刺さってます。自分の身体は海の底にいて、地上で先生が何か話しているのは聞こえはするけど何て言っているのかは分からない、というような状態でした。昔、夫とオーストラリアのグレートバリアリーフでスキューバダイビングをしたんですが、採卵中の半分はその時のことを思い出して、ふわふわ気持ちの良い感じでいましたウミガメと泳いでてメルヘンな夢?だった〜
生理が来て、人生4度目の採卵周期開始前病院のアンタゴニスト法では8個しか取れず、胚盤胞までいったのはわずか1つ。クロミッドの低刺激では2ー3個しか採卵できなかったので、貯蓄卵が常になく毎回採卵と移植を繰り返すはめに。今月からの新しい病院は高刺激ガンガン卵を育てていくつも採卵することを目指すらしい。それが良いのか悪いのか分からないけれど、もうトライあるのみ。ジュリアナ嬢とかいうあげあげな名前の薬を飲んで調整し、生理3日目に病院へ来てくださいと。なんてテンション高い薬なんだろう!と思って
45歳から不妊治療を開始しました。妊娠、出産への時間は、残りわずか・・・キセキと医療技術を信じて超高齢出産を目指してガンバルブログです前回の続きです・・・診察後は、自己注射のレクチャーでした。やるとか、やらないとか、今後の治療方針とか、なにも説明もないまま、どんどん進んでいくんものなんですねー妊活ブログを読んでいて、みなさんショート法とかアンタゴニスト法(?)とか記載されているのを見て、私は高齢だし何法になるんだろうと思っていましたが、この時点では何の説
気づいたらもうこんな時期になってますD12の4/11木曜日に採卵となりました今回いつもより早めの採卵ですちなみに2個大きいのがあって、あと2個も採れたらいいかなとの事でした…4個採れたらいいなーー今回はアンタゴニスト法で、D2〜D10の今日までレコベルを打ち、D7〜D9は追加でガニレスト打ちました。今日の23時に点鼻薬とhcgの注射を打ちに病院へ行ってきますはあ…16回目と言えども採卵前は緊張しちゃうな目標は2個凍結年齢的にも最後の採卵かな〜て思ってます。あんまり気負わず
2006年結婚2019年シリンジ法を始める2021年7月38歳産婦人科に通い始める2021年8月子宮内膜ポリープ除去手術2021年9月39歳になる両側卵管閉塞と診断体外受精に進むアンタゴニスト法にて採卵(12個)胚盤胞3つ凍結(4AA、5AB、5BA)2021年10月1回目の胚盤胞移植4AA⇒結果陰性
■質問内容体外受精採卵を予定していますが、卵巣刺激法として、アンタゴニスト法か、もうひとつ別の選択肢として、PPOS法をご提案いただきました。すごく迷っているのですが、PPOS法では「全胚凍結になる」ことは気にしないとして、他のそれぞれのメリットデメリットはなんでしょうか?卵の数や質に違いはあるのでしょうか?■当院からの回答PPOS法は、黄体ホルモン内服によりLH抑制を行いながら卵巣刺激を行う方法です。採卵数や胚質において他の卵巣刺激法と比較して有意差は認めません。メリ
D17までは書いている通りです。D18この日は公休前日に血液検査もしてもらったし、翌日からまた仕事が始まるし、とにかく家にこもってゴロゴロ安静に過ごしました。・腹水が限界で食べられませんでした・ヨーグルト1個とスルメを噛んだのみ・依然として尿は少なめ・体重増加・前日に比べると目眩がひどい・夜中に腹痛で目覚めて悶え苦しむ救急車を呼びたかったがロキソニンで対処D19入院当日の出来事夜中の件もあって、かなり不安だったけれど何とか仕事に行かねば…とベッドから起きる。・目眩