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もっと自分の音を好きになるお手伝い♪秋田市出身山形市在住クラリネット奏者・講師の渋谷啓子です。クラリネットの演奏・レッスンをしながら、そのスキルアップのためにアレクサンダー・テクニークをプロコースで勉強中。BODYCHANCE認定ボディシンキングコーチ音楽するためのカラダの使い方教えます。楽しい音楽活動のお役にたちたい2児のママです。🍉🍉🍉🍉🍉週末のお仕事の1つは小学生のパートレッスン。下の学年さんはカラダが小さく細い子も多く。そこで!手作りのブレスビルダーを
●練習はしなくてもよい?こんにちは、クラリネット&ボディシンキングコーチの渋谷啓子です。レッスンの終わりに「練習しなきゃいけないんだよなぁ…」とつぶやいた生徒さん。本当にそうでしょうか?わたしは「しなきゃいけないわけじゃないのよ。しなくてもいいんだよ。ただ、練習した方がよりいっそうスムーズに活動できて、楽しめる量が増えるってことだから」とお伝えしました。生徒さんは「んだのよね」と笑ってお帰りになりました。しなきゃいけない!って思うと、ツラいしむしろやりたくなくなる。しなくて
お世話になっている新井道代先生門下のトラヴェルソ発表会が先月末にありました。今回私は、ソロはチェンバロと一緒にクープラン「王宮のコンセール第1番」を、生徒仲間さんとのデュオで、モンテクレール「2本のフルートのためのコンセール」を演奏しました。初めてトラヴェルソに触れたのが2016年頃のこと。その後タルディーノ(スイスのバーゼルにある古楽器フルートメーカー)に注文し、2017年に最初のトラヴェルソがやってきました。その後は、道代先生の発表会の時だけ練習したり、お誘いいただいたアンサ
【こじれた呼吸と演奏のブレスコントロール】レッスンで演奏の不調の方と会うたびにしみじみ思う。多くの管楽器奏者の呼吸は、こじれまくっている、と。これは私自身もそうだったので自分の体感としても感じていたこと。吐く息を制御することに強く意識を向けてトレーニングしたことで起きた弊害でもあるし、ブレスコントロールは演奏技術の上で重要なだけに、その影響は大きい。人間の呼吸は自律神経と深く関わっている。吸う=交感神経の働き吐く=副交感神経の働き交感神経は生理学的には活性化した状態。
以前の記事「プレスコントロールの明確化(その1)」からだいぶ時間が経ってしまいました。日々のレッスンで生徒さんたちと実践する中で、私の中での言語化がどんどん変容していくので、なかなか記事として発信できず、間が空いてしまいました。。。今回の記事を読む前に、ぜひ再読していただければ。【演奏に役立つ身体の使い方】ブレスコントロールを明確化する(その1)それでは、今回は「息と肋骨の動きと音色の関係」についてレッスンでお伝えしていることを言語化してみます。その前に、、、今から遡ること40年(
フルート奏者でアレクサンダー・テクニーク教師の嶋村順子です。①今のやり方を改めて検証する②本来の身体の使い方を試してみる③自分にとってより良い方法を選択する身体のことをよく知って、姿勢や楽器の構え、演奏のための動きを再検証すると、これまで当たり前にやっていたことが自分に余分な負荷をかけ、演奏の困難さを増やしていたり痛みや故障の原因になっていることに気づきます。①〜③のような手順を踏むことで、自分自身が問題の打開策を見出してきました。さて、みなさんはいかがでしょうか。今
●歯並びが悪くても諦めないで!こんにちは、クラリネットの渋谷啓子です。管楽器をやっていると、直面することも多い歯並びの問題。もちろん、歯並びは良いに越したことはありません。とはいっても、上手な人がみんなきれいな歯並びかといえば、そうでもないんですよ。みんな工夫して自分に合った吹き方を見つけたりしています。どんな工夫ができるのか、実際にレッスンであった事例をご紹介します。①上の歯が斜めになっている生徒さんマウスピースパッチの貼り方を工夫しました。
アレクサンダーテクニーク教師養成講座学校で学ぶこと(10)存在として関わる!〜東京アレクサンダーセンター(TAC)のトレーニングコースでAT教師になろう!〜【カウンセリングの考え方】カウンセリングの基礎として、アメリカの心理学者カールロジャーズの取り組み方に触れた人は多いと思います。人と関わる時の自分の在り方として、1共感的理解(empatheticunderstanding):相手の心情を理解し、相手にチューニングする。2無条件に肯定的に捉え注意を向ける(u
私がレッスンでお会いする生徒さんの中には、演奏の不調や、演奏に関係する身体の不調(痛みなど)、具体的な困り事がある方がいらっしゃいます。不調の内容は様々です。・アンブシュアの不安定・顎や唇の震え・タンギングや発音の不具合・指の動きの制御がうまくいかない・腕や身体の震え・本番と普段での演奏の大きなギャップ他にも一人一人抱える問題や悩みは、その度合いも内容もたいへん多様で、どれもこれもご本人にとって深刻なものです。アレクサンダー教師になってからこれまでの約10年間で、延べ1
演奏する人の手指、口唇の原因不明の不調はまさに深刻です。演奏が思い通りにできなくなるわけですから。「以前は特に問題なくできていたことができなくなってしまった」「どう工夫しても練習しても調子が悪くなる一方」「もともとどうやっていたかさえわからなくなってしまった」私がこれまでレッスンをさせていただいている演奏活動をされている方の中に、このような深刻な不調に悩んでいる方が一定数いらっしゃいます。その不調には様々ありますが、手や指が思い通りに動かなかったり、痛みがある、管楽器の方では、
もっと自分の音を好きになるお手伝い♪秋田市出身山形市在住クラリネット奏者・講師の渋谷啓子です。クラリネットの演奏・レッスンをしながら、そのスキルアップのためにアレクサンダー・テクニークをプロコースで勉強中。BODYCHANCE認定ボディシンキングコーチ音楽するためのカラダの使い方教えます。楽しい音楽活動のお役にたちたい2児のママです🎄🎄🎄🎄🎄アンサンブルコンテストに向けて、クラリネットパートもしくは木管パートのレッスンが続いています。(もちろん通常通りの個人レ
Beingの時代の幕開け〜(23)「ATは宗教的か?」セルフフルネスアカデミー(東京アレクサンダーセンターの活動)情報化社会にどっぷり浸かっている私達は、何でも頭で処理することに慣れ、部分的な対処(正解のある学習や合理的な考え方やメソッドなど)は上手になりますが、自分の心を捉えるのは凄く下手です。セルフフルネスは、今までのパターン化された学習から自分を解放し、自分や周囲の現実に向き合う体験を積み重ね、「beingの世界」に身を置く取り組みです。このシリーズでは、現代社会に今こ
【身体の共鳴を使って響きを増やす】毎週木曜午前はオンラインで「フルート奏者のための勉強会」を行っています。毎回リピーターさんを中心に7〜8名がご参加下さって、演奏に関する様々なことを一緒に勉強しています。前回のテーマは「音の響きをどう作るか」響きのある音ってどうすればいいのでしょうね、と言う話題でした。参加してくださっているメンバーはプロのフルート奏者や指導者、アマチュアで長くフルートに親しんでいる方など様々です。ご自身で探究してきたことや、先生から教えられてきたことなどを改めて検証
こんにちは!そして、初めまして。小金沢有希(こがねざわゆき)と申します。ここでは私の自己紹介をしたいと思います。私は幼少期にピアノをはじめ、その後、歌・マリンバにも出会い、今はこの3つの媒体で演奏をしています。東京音楽大学卒業時、学内選抜卒業演奏会に出演。その後、〝演奏人口より、聴く人口の方が多いとしたら、これから演奏をしてゆく身として、どんなことが求められるのか社会を見る必要がある〟と思い、一度演奏から離れることを決め