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テリィと言えば1にも2にも襟ですよねそうなのか?見て下さいこの見事に立った襟!!仮に、R様がタートルネックのテリィを描いたとしたら︵ヽ(`Д´)ノ︵襟はど~したっ!どこを目指してるんだ、このテリィは!高橋一生かよっと・・・私はキレるでしょう・・・・・お似合い・・一生さんうん、タートルネックのテリィも悪くない結局何でもいいらしいテリィの襟で、私が真っ先に浮かぶのはコートの襟です
このページは考察の上での補足資料です。ご興味ある方は、ご覧ください資料に興味が無い方は次の考察へどうぞ7つのエピソード正確な文章1シェークスピア全集隣室の書斎の壁は革表紙の書籍で埋まっている。シェークスピア全集、イギリス、フランスの文学書、そして、医学に関する書籍――。下巻1972幸せになり器を修理その後も、つらいことがある度に繰り返し、この”幸せになり器”を鳴らし続けたので、ある日、とうとう壊れてしまった。ステアとのつながりが切れたような気がして、打ちひしがれて
続いてその他の本文から、探っていきます二次小説を書いたからこそ気づいてしまった、原作者のテクニックです。あのひとはテリィだと言っちゃってる「あのひと」とは、言わずと知れたキャンディの愛する人の代名詞。ファイナルの帯にも書いてあります。言い換えれば、「あのひと」という名前の登場人物です。アメリカに旅立つテリィを、キャンディが馬車で追っていくシーンにこのようなセリフが登場します。「どうか、どうか、間に合いますように…。テリィに会えますように…。わたしは、まだ
長い考察が苦痛な人の為に、要点だけをドライにまとめた「あのひと考察・総集編」です。※2010年発行の「小説キャンディキャンディFinalstory」を「ファイナル」と表記します。はじめにファイナルでは、キャンディのパートナーは「あのひと」と平仮名で書かれ、「愛する人」の意味で使われています。但し海外版では「Thatperson」や「He」の文字が充てられているケースがあります。しかしThatPersonは「あそこにいる人」の意味なので、名木田先生が意図する「あのひと」とは
キャンディの恋心を中心に、考察半分・妄想半分でお届けしたいと思います病院での密談ファイナルのキャンディは、スザナと次のような約束をしていました。「それに、スザナ・マーロウとの約束もあります。もう(テリィに)会わないと約束しました」下巻273・エレノアへの手紙から抜粋この約束は漫画や旧小説には無く、新しく足されたエピです。キャンディがNYを離れる前から、既に漫画とファイナルでは違います。「NYを離れる前から」と書きましたが、実はファイナルには詳しい事は何
「アンソニーが生きていたら❓」これって、キャンディキャンディファンの永遠のテーマだと思う。もし、アンソニーが生きていたら、キャンディたちはセント・ポール学院にいかなかった可能性もあるし、行ったとしてもテリィとの深い交流はなかった、と思えるし。キャンディは、早めに結婚して、絶対キャンディ.ブラウンになっていたと思う‼️↓こんな感じ♥️で、もって、薔薇栽培(夢のない言い方かな?)と言うか、園芸?これもダメかな?二人で仲良く薔薇を育てて、お庭のひろ~い素敵な家庭を作ったと思うの❤️↓みた
「ビッグニュースだぜ!」劇場マネージャー、ブライアンの部屋から血相を変えて戻ってきたトビーが、スプリングガーデン劇場内にある練習室で休憩をとっていた仲間3人に声をかけた。今回のキャストたち、すなわち「マイガールのカンパニー」は、すでに始動している。キャストの顔合わせ、演出サイドからの作品に寄せる思いや様々な指示、衣裳や舞台セットなどの説明も終わり、今日も順調に立ち稽古が進んでいた。主役のカイル・レイン役だけが未定、ということを除いては、だが。その主演俳優については、遅れて合流すると舞台
スプリングガーデン劇場。「マイガール」2幕目は___。チェスター侯爵家に嫁いでいる異母妹マリアの厳しい「紳士教育」によって、めきめきと、生まれながらの貴族のように立派になっていく、カイル・レイン・カーライル伯爵。周りも、カイルが跡継ぎであることを認めはじめるが、そのかわり亡くなった異母兄ケヴィンの婚約者ジュリアと結婚することを強いられる。ヘンリー・カーライル伯爵に、『爵位を継いでジュリアと結婚するように』と詰め寄られているカイルを見てしまったローズは、自ら身を引く決心をして、カイルの前か
★★★2-20猛スピードで家に戻る車内でキャンディは気が付いた。「・・ねえ、このガタガタ聞こえる音は何・・?」「ああ・・、鉢だよ。後ろの座席にあるんだ。倒れてないかな」「鉢・・?」家に着いた途端、テリィは階段を駆け上がった。部屋の机の上には今朝書いたキャンディ宛の手紙と共に、小さな小包が揃えるように置かれている。「手紙はもう用済みだな・・」テリィは手紙を破くと、小包を手に取った。後部座席を覗いていたキャンディは、鉢の苗を見て目をゴシゴシとこすった。「これ・・、スウィート・キャ
※「アルフレッドの独白」の一ヶ月後のお話です。本編8章㉑「誕生日プレゼント」に関連したお話ですが、そちらを未読でもお読みいただけます。テリィVSアルバート11年目のSONNETスピンオフ★★★ロンドン。デュークス劇団系列のロイヤル劇場。テリィの所属するRSCは、ここを間借りして活動を再開することになった。楽屋は二人で一つ。贅沢は言えない。「良かったな、テリィ。俺と一緒で嬉しいだろ?俺も嬉しい!」ジャスティンは、衣装戸棚に衣装を掛けながら、
シカゴのオフィス街に朝が訪れていた。眩しい陽光、ビルの谷間に響く鳥のさえずり、街路樹の葉が擦れあう音、埃っぽい道を駆け抜ける自動車の轟音。〈風の街〉シカゴは、アメリカの参戦によって、激動する時代の渦に否応なしに引きずり込まれ、不安や恐怖など様々な混乱を社会に抱き込んだが、それでもいつもの通りに夜は明け、清々しい朝を迎えていた。しかし、ここアードレー家の本社ビル最上階は、ひとりの男の来訪によって、かつてないほどの激震が走る『朝』となる。昨日。あれから、アーチーたちはシカゴに戻るとパティにも
「『みなさん、僕がウィリアム・アルバート・アードレーです。』って、あのキメ台詞と突然の登場の仕方、ものすごくカッコよかったですよ、アルバートさん。」アーチーが、ニールとキャンディの婚約パーティーにいきなり現れたアルバートの登場シーンを少し皮肉っぽく真似してみせると「キメ台詞って・・・いや、かなわないな・・・。」とアルバートは苦笑いした。「本当にそうよね。すっごくかっこよかったわ。」すでにアルバートが大おじさまであることを知っていたキャンディは、屈託なくその時のシーンを思い出して嬉しそう
※考察は全編にわたり、頻繁に加筆修正しています。考察好きの方は、定期的な再読をお勧めします考察①FinalStoryって?1考察のはじめにテリィ派って?派閥争いFinalStoryって?ファイルの構成時系列のポイント原作者の言葉2補足資料7つのエピソードの正確な文章テリィの手紙キャンディの出さなかった手紙名木田先生のインタビュー記事イタリア版ファイナルのまえがき考察②新旧手紙の
レイクウッドへ___。大おじさまに会ったらなんて言おう!まっさきにニールのことを取り消してもらわなきゃ。そして、そして。今までのお礼をたくさん。感謝をこめて。キャンディは、大おじさまに何から話そうか、何を尋ねようか、道中ずっと考えていた。話したいことも尋ねたいことも山盛りで、頭の中はぐちゃぐちゃ、まだ何も決まっていない。でも・・・。ふと・・・。本当に大おじさまに会えるのだろうか?そんな不安がわき、キャンディはレイクウッドが近付くにつれ、もうすぐ夢にまで見た大おじさまに会えるとい
あのひとは誰か?名木田恵子著FinalStoryを論理的に読解した場合、あのひとはテリィであることに向けて書かれていると思います。時系列を並び替え、追加されたエピを精査し、変更点の細部に着眼し、全体的な潮流、原作者の発言を加味すると、疑いの余地はありません。ただしこの著書は読者に結末を委ねるリドルストーリーです。曖昧な文章表現から想像力を広げ、あのひとはAともTとも読むことができます。原作者はそのように執筆されています。イマジネーションの世界において、あのひとはA
※考察は全編にわたり、頻繁に加筆修正が行われています。考察好きの方は、定期的な再読をお勧めします考察の一覧表考察①FinalStoryって?1考察のはじめにテリィ派って?派閥争いFinalStoryって?時系列のポイントファイルの構成原作者の言葉2補足資料7つのエピソードの正確な文章テリィの手紙キャンディの出さなかった手紙名木田先生のインタビュー記事イタリア語版のまえがき考察②新旧手紙の比較1旧小説とファイナルの手紙の比較旧小説の印象
句読点から読み取る論より証拠。下巻174~175の2ページをご覧ください。これはアメリカに戻ってきたキャンディが、テリィを想って書いた手紙です。テリィに恋をしている頃ですね。「テリィ……」の表現は4回です。では、テリィと別れてから書いた『出さなかった手紙』に出てくる「テリィ……」はどうかというと、下巻274~277の4ページで4回です。テリィに対して、依然として切ない恋心を抱いたまま、と感じます。それを対比されるような使い方が「アルバートさん」です。
冬の匂いがする____。テリュースは、霧の中にぼんやりと浮かぶ暗い海に落ちていく雪を見つめていた。星の見えない夜の帳(とばり)が下りた闇の世界で、船のともすたよりなげな灯りが空と海を照らし、冷たい夜霧が流れていく。戦下の海を渡る大型客船は通常より灯りを落としているせいか、甲板も薄暗かった。あと数時間して夜が明ける頃には、大型客船シーナ・センチュリオン号はイギリスサウザンプトン港に入港する。イギリスに戻ってきた───。そして、父親に会い、正式にグランチェスター家を出ていくことを告げる。
「ねぇ、キャンディ、ものすごく顔が赤いわ。なんで、そんなに真っ赤になるの?」アニーが長い睫に縁取られた美しい瞳で、まじまじとキャンディを見つめた。キャンディは無意識に両手で頬を隠す。「アルバートさんは、いつ南米から帰ってくるの?って尋ねたのよ。そんなに真っ赤になるような質問じゃないでしょ。変なキャンディ!」ポニーの家の暖炉の部屋。幼い子供たちをお昼寝させてからのティータイム。ポニー先生とレイン先生は、村の婦人の集いに出かけていた。「もしかして。」アニーがわかったわ、と言うようにいたずら
ひょんなことから。キャンディキャンディは、(先日のおさらい。笑)キャンディには三つの愛を考えていた。アンソニーとの淡いはかない初恋、テリイとの激しい恋、そしてアルバートさんとの運命的な穏やかな愛と水木杏子先生がおっしゃっていた、と判明。最終的には、アルバートさんとの愛に到着する、という筋書き。つまり、(我らの)テリィは、脇役の、ちょい?役。あ~💧ショック😱そんなことを知らずに、小学生の私は、アンソニー派でありながらもテリィとうまくいってくれるように祈っていた。だったらさ。テリィ
考察前のつぶやき「あのひとのことは、はじめから曖昧にしようと決めていました」下巻336これはファイナルのあとがきに書かれている、原作者名木田先生の言葉です。これを『どちらともとれるように書いた』と解釈する人がいるようです。そう思いますか?この言葉だけ見ると、そうかもしれません。なので「文脈」を見てみます。後に続く言葉を紹介します「あのひとが誰かをきちんと描くには、長い物語が必要なのです。あのひとを明かしてしまうと、長年の読者たちの夢を奪うことになるか
甲板から聞こえた声にすぐに反応したレオンが、操舵室から出て下を見おろすとそこには既にふたりの警官の姿があった。「よぉ!レオン。元気そうだな。」そのうちのひとりがレオンを見上げて、ぶっきらぼうだが親しげに声をかける。ついでに立ち寄ったからといった風情で、物々しい雰囲気はない。「やぁ、クラークさん。」レオンは下に向かって叫び返した後、不安げなキャンディを振り返ると安心させるように『心配いらない。知り合いの警官だから。』と低くささやいた。そして、操
単刀直入に言っちゃうキャンディの王子さまはアルバートさん故に生涯キャンディの隣にいるのはアルバートさん。理由ですか?だって、そうとしか読めない。あれで「実はテリィと・・」なんて誰が想像できる?テリィとはきっちり別れ、テリィも「スザナを幸せにする!」と再確認してロックスタウンからNYに戻っている。アルバートさんもガンガンキャンディにアプローチしている。「幸せにしたい」とも言ってる。キャンディも意識し始めている(気がする)だからさ、いろいろ障害がありながら
ダンスホールに向かう楽しげなキャンディとレオン、ふたりの後ろ姿を見つめながら、針のように鋭い痛みが、アルバートの身体の中をかけめぐった。『心』と呼ばれるところに走る激しい痛み。若い男女がパーティーで腕を組む。別に特別なことではない。よくある風景だ。キャンディは、アーチーともよくそんな風に親しげにふるまっている。もちろん、アルバート自身にも。それなのに、なぜ?こんな気持ちになるのだろう?いや、違う___。『自分に嘘をつくな、アルバート。』別の声がこだまする。『お前はもう気づいている
港から帰ってきたキャンディは、まっすぐに屋敷の母屋にある大広間にむかった。屋敷で一番広いその部屋は仮設病院の病室として使われていて、年齢や怪我の度合いが異なる男性患者たちが収容されている。患者たちは、怪我の痛みや事故のショックで眠れない日々を過ごしていたが、今、目にするその病室は優しい午後の雰囲気に包まれていて、キャンディは思わず微笑んだ。ボランティア看護師たちは夕食作りの前に休憩をとるのが日課になっていて姿がなかったが、部屋にはDr.トーマスと看護師ふたりがいて、患者を交えて皆でワイワイお
季節はめぐる__。うららかな春の後には美しく輝く夏を迎え物憂げな秋を過ごして冴え氷る月の冬を越す。そして。また新たに生まれる幼い春がやってくる__。それでも。季節がいくど巡ろうとも、アンソニーといたあの「時」だけは戻ってはこない___。永遠にアンソニーの時間は止まったままだ。あの森で振り返り、微笑んだまま__。レイクウッドの透明な光。森の匂い。湖のきらめき。そして、ばらの香り__。あの時と同じ__薔薇の季節。「ね、アルバートさん、私、アンソニーの薔薇を見たい・・・。」
甘い春の風が優しくカーテンを揺らし、そばかすだらけのキャンディの頬を撫でていく。「もうすっかり、季節は春なのね。」キャンディは、アルバートさんのいなくなった部屋をぼんやりとながめながら、椅子に座ってため息をついた。あれから。アルバートさんからは、なんの連絡もない。小包が発送されていたロックスタウンの隅から隅までアルバートさんを探して歩き回ったが、手がかりは何も見つけられなかった。そもそもロックスタウンにアルバートさんがいた形跡すら、なかったのだ。まるでアルバートさんが、テリィに会わ
テリュースが、劇団プロデューサーのブライアンから自分の部屋に来るように言われたのは、マチネ(昼公演)のすぐ後だった。「テリュース、話があるからすぐに部屋にきてくれ。」ブライアンは不機嫌な顔つきで、テリュースの耳元で囁いた。話したいこと__?今日はソワレ(夜公演)も控えているのに、いったいなんなんだ。「ソワレの後ではいけませんか?」テリュースは、精一杯平静を装って答えるが、顔には不満が表れていたのかもしれない。そんなテリュースに、「ソワレに出演できなくなるかもしれないまずい事態だ。
アーチーの愛車"デューセンバーグ・モデルZ"は、シカゴからインディアナポリスに向かってのびるハイウェイを南にひた走っていた。「お願い、アーチー。もっと急げない?いつもよりスピードが遅い気がするの。」ずっと押し黙ったままのふたりだったが、突然アニーが口を開いてそう訴えるとハンドルを握っていたアーチーが緊張した面持ちをフッとゆるめた。「アニー、いつもはもっとゆっくり走ってくれっていうじゃないか。」そう言って、アーチーは頬にかかる髪をかき上げながら隣にいるアニーをチラリと見て苦笑した。その瞬間
ソネット連載中に用意していた考察系(?)原稿が発掘されました。お時間のある時にどうぞ※過去の日付で投稿していますが、実際の投稿日は6月14日です男性キャラを勝手に語るアンソニーアンソニーはあまりに早く死んでしまいます。文庫本では1巻です。アニメでは話を延ばすためかアンソニーは活発に動き、ロデオやら牛乳配達やら色々やらされていますが、漫画ではそう多くのエピソードはありません。連載が長期化すると分かっていれば、アンソニーはもっと色々やれたのに―・・アンソニーの魅力