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8年の電磁波過敏症暮しは懐かしくもある。その間に元友人とは決裂したが、元友人はIT業界に行き、私はというと電磁波過敏症になってあの時期が一番ホームレスっぽかった。つまり元友人はアリストテレスを離れる事が出来ず、私は電磁波過敏症に助けられてアリストテレス派を捨てディオゲネスらキュニコス派の思想に向かえていたのだ。しかし、キュニコス派やディオゲネスという名前は随分と後になってから最近知ったわけでこの時分は只、地で行くのみだった事になる。一方、元友人はやはりそれらの思想を既に調べていた事実を私は知っ
前回の記事で、12サインと4元素のついでに4元素それぞれの「乾と湿」(ドライ&モイスト)の話がでました。この理論のルーツになっているのは古代ギリシャ哲学・・・アリストテレスの自然学です。アリストテレスはプラトンの弟子、プラトンは有名なソクラテスの弟子です。ですから、アリストテレスはソクラテスの孫弟子ということになります。というわけで、今回はエレメント理論を深堀りする一環として古代ギリシャ人の自然観・宇宙論を覗いてみましょう。なぜ物体は運動や変化をするのでし
智者たちの地獄リンボ(辺獄)三途の川の渡し守カロンは、地獄の本土側の船着き場まで罪人たちを送り届けます。嫌がる亡者は、櫂で叩き降ろします。一方、ダンテは昏睡状態になり、気がつくと冥界の本土に着いていました。その様子は次のように描写されています。激しい雷鳴が頭の中の深い眠りを破った、無理やりに叩き起こされた人のように私はがばと跳ね起きた。そしてまっすぐに立ち上がると、疲れのとれた目を動かして、私がいる場所がどこかそれを見定めようと、しっかりと視線をすえた。私が立っているのはまちがいなく嘆き
前回はプラトンの〈イデア論〉について紹介しました。これを裏付けるために彼はある喩え話を残しています。〈洞窟の比喩〉と呼ばれる寓話です。細かなところは省略して大雑把に紹介しましょう。****************ある所に洞窟がありました。われわれ人間はその中で暮らしています。しかし、手足を縛られて身動きできません。振り返ることもできません。洞窟の入り口からは太陽が燦々と差し込んでいます。洞窟の奥の壁には、外を往き交う様々なものの影が映し出されています。だけど、われわれ人間は縛
「友とは、二つの肉体に宿る一つの魂」アリストテレス(古代ギリシャの哲学者)かつてタモリさんが、「友達なんて要らない」とおっしゃっていました。誕生日には芸能人が沢山集まって、お祝いしてくれていたのに、「笑っていいとも」が終了した翌年には誰も来なくて、マネージャーと2人だったとお話しされていました。多分、友達なんて要らないというより、本当の友達を得るというのは中々難しい、ということを言いたかったのでしょう。「偽りの友と影は、太陽が出ているときにしか現れない」と語ったのは、
子どもの時わからなかったことが大人になって解かることがある。大人になっても解からなかったことがある程度の年齢になって解かることもある。その一方で年をとっても解からないこともたくさんある。自分は一体どこから来たのか、そしてどこへ行くのだろうかとか。長い人生の中で一度や二度は誰しも考えることだろう。池田晶子さんが書いた数々の哲学書の中に"14歳からの哲学”という本がある。また”41歳からの哲学”というのもある。長年私は哲学というとプラトンやアリストテレス
空にかかる美しい虹はどうやって生まれるのでしょう。かつて色彩の不思議を探ろうとした人々は幻想的な虹色から解明を始めたようです。古代ギリシャの哲学者アリストテレスが著した『気象学』にはすでに「虹論」があるといいます。歴史上、虹について最初に科学的な考察をした人は「我思う、故に我あり」で有名なデカルト。それまで神話の題材であった虹の現象を空気中の水滴に射し込んだ太陽光線の反射であることを明らかにしました。人類は17世紀になって色が太陽光線から生まれる
私は、十数年前からパソコンの待ち受け画面に同じ画像を使っています。それは、古典ギリシア・ローマ文学を愛好し、ルネサンス文学を研究している私には、まさしく西洋学問の「曼荼羅(まんだら)」(仏教的宇宙の真理を表すために仏や菩薩や守護神などを一枚に描いた図画)と呼ぶに相応しい美術作品です。その作品とは、『アテナイの学堂』(この日本名がscuoladiateneで検索すれば、多くの鮮明な画像が見つかります)と名付けられたラファエロ・サンティによる壁画です。ラファエロといえば、レオナルド・ダ・ヴ
自分が友達に望んでいる通りに、友達には振る舞わねばならぬ。アリストテレス●パパのひとり言そう。友達に求めてばかりだったかも☀
僕はトイプードルのペレ結婚相談所を運営しているご主人と散歩に行く時は、必ず神社に立ち寄ってみんなの良縁祈願のお参りをするのが日課だワンそんな僕が婚活に役立つ名言・格言を教えるよ今回は、古代ギリシアの哲学者として知られるアリストテレスの名言だワン「人格は繰り返し行うことの集大成である。それ故、秀でるためには、一度の行動ではなく習慣が必要である」。考え方や言葉づかいなど、自分という人格を形づくるものは、名言の通り、日々の習慣によって形成されていると言えるよね自分にとって必
詩歌の修辞技法とはアリストテレスは、詩人の「詩の創作」について次のように言っています。言わなければならないことを持っているだけでは十分ではない。必要なのは、それをどのように言うかということである。(『修辞学』Ⅲ-1,1403b15~6、筆者訳)(原文解析)上の言説は、アリストテレスの文学の表現理論の根底になっているものです。すなわち、思想とか感情とか体験などを書き並べただけの文字表現は文学にはなり得ないということです。それらの素材・題材をどのように表現するか