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クマオの大きく手を振って帰って行く後ろ姿を見送る。私の耳に「彼女をなだめておく」という言葉が生々しく蘇る。さっきは余裕で聞けたその言葉。クマオの姿が見えなくなった途端に余裕を失う。なだめるって?楽しいデートを計画してるってこと?ベッドでいっぱいがんばるってこと?申し訳ないと言う気持ちで、精一杯女に尽くすってことなのか。妄想は膨らむが、考えても仕方ない。とりあえず今の私には明後日の岩国行きがある。私は大きく深呼吸して、そのネガティブな思いを吐き出して、眠る
「パパみたい、って言ったのは、そういう意味じゃないよ」俺が「パパになるんだろ」って言ったあと、夏美は濡れた瞳を細めて笑った。「功一といると、家族以上に安心感があった」弱い声で、申し訳なさそうに夏美が言う。「でも、それってただ甘えてるだけだったね」夏美がそう言った言葉は、俺の中でも小さく響いた。「お互いに、そうだったかも」「功一は頼り甲斐があったよ」ゆっくりと、2人の会話が交差していく。「怖かった。自分がしてる事がわかってたから、怖くて、迷って。頼るところ、間違えたね」夏美は
起きる。朝から気持ち悪い。単純に飲み過ぎ。Mさん、なんだか普通に話してくれるな。今の関係が良いのだろうか。仕事に行く。土曜なので、仕事はそんなに忙しくない。やることさっさと片付けて、後は時間消化。帰宅後、居間でボーッとしてたら寝てた。疲れてる。体じゃなくて、心が。Mさんも相当疲れてるはずなのに、強いな。でもそうだった。あの人は持久力が半端じゃなく強い人だったな。でも精神面も強い。もしくはただのお花畑か。夕方起きてから、ちょっとやることを進める。今年度、地区のある役
オススメの化粧品を公開中どストライクの愛用品♡ちょっと前のお話なのだけど…GW中に、久しぶりに幼馴染と会いました幼稚園からずっと一緒で、塾も部活も同じ。別々の高校になっても…大学になっても…社会人になっても定期的に会っていたのだけど、お互い連絡を取らなくなったのは、確か25歳過ぎた頃だったかな…後に、彼女のお父様が同時期に亡くなられていたと、母経由で聞いた時にはもう遅くて。今に至るまで長い間、連絡を取らなくなってしまってしまっていた旧友の1人でした。GWのある日、本当にた