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私は日本人の作家で好きな人というと、吉行淳之介さん(1924~1994)になります。確か高校3年の時、後輩が持っていたエッセイの文庫本を読んだのがきっかけなので、名前を知ってからもう50年近くですね。1997年に放送されたNHKの連続テレビ小説「あぐり」のモデルになった故・吉行あぐりさんの息子さんです。女優の吉行和子さん、詩人で作家の故・吉行理恵さんのお兄さんでもあります。私はそんなに「熱烈」というほどのめり込んではいなかったのですが、小説・エッセイ・対談など、吉行さんの作品なら「どれどれ」と
温泉棟「湯処あぐり」へ移動しました。ここではプールと温泉に入りました。
先日から書いてる1997年度の朝ドラ「あぐり」の第3週ですがあぐりは、結婚後も女学校に通ってます。もともとあぐりの父親が亡くなり、エイスケの両親が「女学校卒業まで学費を払うから」との条件で結婚しました。ところが、他の父兄から既婚者で学校通うなんて他の女学生に悪影響だ!とクレームがつき、職員会議が開催!なんと会議にはエイスケが乗り込んできて、「どこがおかしいのか!」と直談判します。しかも「あぐりは純粋な子なんです。最愛の妻です!」と言い切ります😅なんだかとんで
先週末、野暮用で市ヶ谷へ。用事はあっけなく済み、JRで帰ろうとして、ふと思い立ちました。そういえば、NHK朝の連ドラ「あぐり」のモデルになった吉行和子さんの母あぐりさんの美容室が市ヶ谷だったっけ、ちょっと見てみようかな、と。所在地が市ヶ谷だったと知ったきっかけは、今年5月に日経新聞に連載された「私の履歴書」でした。先日のブログですでに触れた通り、「私の履歴書」に1カ月間吉行和子さんの半生が綴られていたのです。(「MITSUKO―ミツコ世紀末の伯爵夫人―」を和子さんが独り芝居