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前回書いた『インド・アート-神話と象徴』(せりか書房)という本はマールカンデーヤ仙とヴィシュヌ神の神話以外にも、面白い神話がたくさん載っています。【蟻の行列】アスラを撃退したインドラ神は世界の支配者となった後、技工神ヴィシュヴァカルマンに対して神の王にふさわしい壮麗な宮殿を造るように命じますが、要求はどんどんエスカレートしていき、無理を言われて困ったヴィシュヴァカルマンはブラフマー神に助けを求めます。次の日の朝、インドラ神の前に美しい少年僧が現れました。少年僧は目
いつもYOGAstudioinmocoのブログを読んでいただきありがとうございます!金曜日はニシダマイが担当しております🐌さて、恒例の知らなくても大丈夫な世界のお話。今日ご紹介するのは、ヴィシュヌ神!!三大神のうち宇宙の維持を司る神様で、「どこにでも存在し、全ての中に存在するもの」という意味を持つそうです。ヒンドゥー教の中では、ヴィシュヌ神を信仰する人が多く人気の神様。偶像として描かれる際は青色の肌をし、4本の腕にはそれぞれ、棍棒、ほら貝、車
聞きなれないお名前ですよね。早い話が、金剛力士像の阿形と吽形です。ややこしい字でこんがらがってしまいますが、見れば直ぐに仁王さんだと分かります。仁王さんは、千手観音のお経である【広大円満無礙大悲心陀羅尼神呪】を誦持する者を守護する存在。観音巡礼で札所に参拝すれば、仁王門には大抵の場合金剛力士像が安置されてますよね。阿吽のコンビは、結界たる境内に邪気が侵入しないよう、常に見張っておられるのです。時折、巨大な草鞋(わらじ)がぶら下がっておりますが、あれは仁王さんの履物。
私の先生で、物理学者で化学者そしてノーベル賞受賞者だったイリヤ・プリゴジン教授のブリュッセルの自宅には、アメリカ大陸のプレコロンビアンを始めとした世界中の石器や縄文土器や、それにインドの彫像やレリーフが飾られていました。その一つに、写真のようなレリーフが在りました。本物はもっと見事な物でしたが、残念ながらその写真を撮らなかったので、他から探してきた物を載せておきます。機会があったら本物の写真を載せようと思っています。(ネット画像より転載)あるときプリゴジン先生のお宅でこのレリーフ
みなさま、こんにちは😃本日のブログはニシダマイが担当しております🐌先週はインドの神様のお話をいたしました。今日はその続き「あ、神様とかいいでーす」という方は遠慮なくスルーしてくださいませ。※ニシダマイの個人的見解がふんだんに入っております。予めご了承くださいませm(__)mさてさて、今日はブラフマー神のお話。創造の神。万物の根源「ブラフマン」を神格化したもの。※宇宙に根源って?という話は難しいので端折ります。信仰する人は、ヴィシュヌ神、シヴァ神と比べると少な