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それにしても、あの時代はなんであんなにみんな煙草を吸っていたんだろうか?(中略)ものすごい勢いで流れていく時代の中、あの小さな紙の筒を片手に紫煙を薄ら纏いながら、自分を保とうと踏ん張っていたのかもしれない。人間にはいつも相棒が必要なのかも。(須賀しのぶ「けむたい昭和」「青春と読書3月号」集英社)
退院して1週間、昨日の土曜日は溜まった仕事を少しでも片付けるために出社して、今日は1日静養する計画でしたが、医師からはハードでなければ運動は可と言われていたので、テニスがしたくなりました。とは言っても、傷口近くに血のかたまりなのか少しだけ違和感があるほか、めまいなどもたまにあって万全ではなくて、体調に異変があると続けられなくなって一緒にやっている方に迷惑をかけてしまうので1時間だけ壁打ちテニスをしてきました。家からは少し遠いのですがお気に入りの壁打ちコートへ。朝の太陽が眩しい季節にはな
🔥以前のブログに野球をテーマにした小説お気に入りBest10みたいなの書いた記憶があるんだけど・・・こないだ読み終えた1冊がいやホント素晴らしすぎてブログ書かずにはいられなかったので💦須賀しのぶ『夏の祈りは』物語の構成も素晴らしいし短編、1つ1つが素晴らしいそして最後の最後怒涛の展開をみせる物語の集結への流れ!!!!!!ラスト読み終えた時のカタルシス!!!!全5話その全てに無駄がない!!これぞ理想の高校野球小説貴方が⚾野球が好きで高
人は、言葉を尽くす以外に互いを本当に理解することは難しい。音楽はあくまで体験であり、ただあまりに劇的だから何かを理解できたような気になりますが、それは全く別物です。そこにあるのは、ただただ素晴らしい音楽。それだけです。そこがいい。(須賀しのぶ「ただ音楽であれ」「青春と読書2月号」集英社)
〇また、桜の国で須賀しのぶ祥伝社〇地名の世界地図21世紀研究会編文春新書〇邦人奪還伊藤祐靖新潮文庫〇100分で名著萩尾望都小谷真理他NHK出版
須賀しのぶという作家のエッセイを読んで、推し活について目から鱗が落ちた。須賀さんは、いろいろ推し活をしているらしい。「ファン」という名称より「推し活」のほうが対象ともう少し距離がある感じがする、という意見にはそうかなーと首をかしげるけれど、有機物(つまり、概ね人間)ではなく無機物に対しても推し活ってあるんだ、という主張に、あ、そうか、と目から鱗。須賀さんは、有機物のほかに刀剣にもはまっているという。刀剣に会いに行くため、筋トレして体重を減らし、美容院へ行き、服や靴を新調したという。有機
本の整理している時って、一度ぺらっとページを捲ったら終わりじゃないですか?間違いなくそこから読み始めるもん。一度もこの罠にかからず本の整理をやり遂げた人類って存在するのだろうか。みんなたいていこれで一日潰すでしょ。(須賀しのぶ「巻末の胃痛」「青春と読書9月号」集英社)
〇司馬遼太郎短編全集(7)司馬遼太郎文藝春秋〇語学の天才まで1億光年高野秀行集英社〇まぶた小川洋子新潮文庫〇100分で名著シェイクスピアマクベスあさのあつこNHK出版〇革命前夜須賀しのぶ文春文庫〇脳の意識機械の意識渡辺正峰中公新書〇半七捕物長(一)岡本綺堂光文社文庫
6/19梅田実施しました。30分遅れまして大変恐れ入ります。知らない方同士が落ち会えた奇跡が嬉しいです。旅にでるきっかけベルリンの壁が落ちるきっかけ小説が読めるようになるきっかけいろいろなきっかけがそこまでつっかけを履いて得られた感じで嬉しくて、ついつい遅くまでありがとうございました。紹介された本です・ぼくらは星を見つけた/戸森しるこ・深夜特急/沢木耕太郎・革命前夜/須賀しのぶ・ひつじが丘/三浦綾子・あんなにあんなに/ヨシタケシンスケ
1月の転勤から1か月半、具体的には書けませんがいろいろある職場で体調を崩す方や、退職の話も燻っていていまどきこんな職場もあるんだなとかえって冷静になっています。武器がなければいざというときに転職できないとの思いもあり続けてきた英語の勉強。1月に1年ぶりに受けたTOEICのスコアの速報が出ました。「805点」。自己ベスト(10年近く前に取った815点)更新を狙っていたので残念ではありますが、最低ラインと思っていた800点はギリながらクリアできたので、次につながるかなと。今の会社に勤めて3
白いセーターって冬って感じして良いよねそしてやっぱり日本の冬と言えばコタツにみかんっ🍊ブログには何回か載せてるはずだけど今年もじゅうななの密かな特技を紹介しまーすあさくらはるか17@asakuraharuka17前にも載せたかもだけどじゅうななの密かな特技❣️変なみかんの皮剥きで〜す🍊しかも左利きだった4〜5歳くらいまでに剥き方を習得したらしく(今は右利きなのに)無意識に左手で剥いちゃいまーす✨(①´ω`⑦)https://t.co/4wEEfKmzu62023年01月05日18
2022年12月12日に須賀しのぶ「紺碧の果てを見よ」を読了しました「収容所から来た遺書」からの戦争繋がり。関東大震災の時に子どもだった人たちが、日中戦争や太平洋戦争の時に主力となる世代とは思ってなかった。張作霖爆殺事件や盧溝橋事件により、すぐさま日中戦争に突入したと思っていたけど、そうでもないことを知りました悲惨な結末にしかならないことは分かっていたけど、辛いなぁ。地名が出て来る度に、苦しくなる呉江田島の海軍兵学校の同期や先輩、配属されてからの後輩などなど、どんどん散っていく。
今日は、Wi-Fi関係なくコーヒー飲みながら読みかけの本神の棘を読んでます。集中力が落ちてるので途中でYouTube#1183死を吹き飛ばすキリストの携挙|高原剛一郎#聖書と福音はラジオ番組のYouTube版です(広告が表示される動画がありますが、YouTubeの規定に基づくものであり聖書と福音への収益はございません)■ラジオ関西:558KHz毎週日曜日朝7時45分~8時まで■ラジオ福島:1458KHz毎週日曜日朝7時45分~8時まで■メインメッセンジャー:#高原剛
よく食べるヘルシー食材ある?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう29日は夜勤❗️朝はゆっくり起きて8時から練習開始❗️今日は真夏日になるという事で8時時点でも既に暑い😵マイコースまでアップがてら走っていき、そのままの流れでファルトレク🏃♀️1分疾走、1分緩走で「もう十分」と感じるまで繰り返し23本やったところで終了❗️疾走区間は3分30前後、緩走区間は4分30前後で平均3分50秒位でした💪ファルトレクはその日の体調に合わせて負荷をかえれるし、本数に決まりもない
先日このブログで触れた須賀しのぶの「芙蓉千里」シリーズ、完結編の「永遠の曠野」まで読み終わりました。以下、少しでもネタバレを避けたい方は読まないでください。文庫本の第2巻「北の舞姫」で辛い恋の選択をしつつ、芸妓として成長していく主人公(フミ=芙蓉)は耐え難い経験とぶち当たった壁を乗り越え、ウラジオストック(浦塩)の舞台でボロボロにされた身体で神仏が宿ったと絶賛された踊りを披露します。その舞台で芸妓として最高潮を迎えた直後に本当に自分が求めるものを追うために姿を消します。後半の「暁の
いよいよ新年度。営業推進・企画系の仕事なのですが、4月1日付でこれまで繋ぎでやっていた仕事を新たに来た上席の人に引き継ぎ、自分は別の特命事項を担うことになりました。結果として引継ぎは後任の方が(偉いので)困らないよう、ほぼやり切るくらいまで仕上げておく必要があり、一方で新しい仕事は難度が高くて手を付けていなかった仕事で一から組み立てなければならず、しばらくは二人分の仕事をこなさないといなけい感じになっています。ここ数年で一番忙しい年度初めになっています。こんなときに限って面白い本に出会
少しボルドーを飲んだので再びイタリアへ。最近出回っている2,000円台のバローロを試してみました。TERREDAVINOBAROLO2017(ティレ・ダ・ヴィーノバローロ2017年)産地イタリア/ピエモンテ州葡萄ネッビオーロ100%原産地呼称DOCGバローロ若いバローロですが、ボルドーの後なので色合いがやや薄くほんの少し枯れたような色合い。ボルドーのようなどっしり感はなくて端麗辛口の印象ですが、タンニンの苦味が強く主張は強め。クランベリーのようなやや
コミック化されたものを手に取ってみたら面白そうだったので、原作を読んでみることにしました。もともとコバルト文庫で8年ほどシリーズ作品を発行していたもの。この帝国の娘の後にも続刊が発売されています。このコバルト→角川文庫って一時期ちょこちょこありましたよね。シリーズ全部が文庫化するのもありますが、今回の作品のように1番メジャーどころのみのものも。今回の作品のみでも完結しているので、ぜひ。ちなみに続刊のコバルト文庫は1冊3000円台とかなり高騰価格です。Kindleが手頃(近隣図書館では穴
年度末に向けた仕事がだんだん追い込みモードになって何となく憂鬱な日々が続きます。先週の金曜日は思い切って早帰りしたものの、週末は通院やら穴埋めの休日勤務やらでテニスも最低限しかできず、フラストレーションも溜まる一方。今日は帰宅後少し英語の勉強をして、ダイエット再開のため夕食を豆腐1丁で済ませ少しだけ晩酌。そういえば最近読んだ本についてももう少し書かなければと睡眠時間が減るのを覚悟でこのブログを書き始めています。まずは、晩酌のワイン。CHATEAUGRANDBOUCHON2
「バブル期の日本を離れ、東ドイツに音楽留学したピアニストの眞山。個性溢れる才能たちの中、自分の音を求めてあがく眞山は、ある時、教会で啓示のようなバッハに出会う。演奏者は美貌のオルガン奏者。彼女は国家保安省の監視対象だった…。冷戦下のドイツを舞台に青年音楽家の成長を描く歴史エンターテイメント。大藪春彦賞受賞作!」(Bookデータベースより)前回、「ウォーターシップダウンのうさぎたち」を読んで、ゲームや漫画以外にも寝食を忘れるほど面白いものがあると知った息子っち。次は何を読もうかと
須賀しのぶさんの本に出会って色々読んでみたいんだけどあまり小説がみつからない。どうやらもとい、ライトノベルの作家さんらしい。ということで、もう何年振りかに、いや下手したら十数年振りにラノベを。帝国の娘、前後巻。おもしろー!バリバリファンタジー。アニメチックな部分は否めない。でもなんでしょう。この人のヨーロッパの歴史への精通具合が物語に深みを持たせてるのではと思う。架空の世界なんだけど、明らかにヨーロッパが舞台だし、リアルが背景にあるからチープ感がない。さすが。
●一年のふりかえりと星形アポロ大久保亜子です。ご訪問ありがとうございます。ホームぺージはこちらです。昨年の今頃は、発表会も終わりホッとしていたことを思い出します。1年前は、絵音符だったのに五線譜上の音符を見ながら弾くことができるようになっている生徒さん。ブルグミュラーやツェルニー、ソナチネに入った生徒さん。お気に入りの曲を見つけて、練習時間がぐーんと増えた生徒さん。少しずつゆっくり積み上げてきたことの成果がわかり、小さかった頃をつい思い出してしまう生徒さん。お家でなかなか
こんにちは有馬安俊です私にとっての今年の3冊です。○「また、桜の国で」。「桜を見る会」とは関係ありません。第二次世界大戦勃発前後のポーランドを舞台に、国家、戦争、人間、愛を描いた長編小説。感動しました。○「双葉山の邪宗門」。昭和の大横綱双葉山の心の闇に突け入った某新興宗教とその教祖。無敵を誇った土俵上の姿とは別人の双葉山の弱さに触れる。○「月の満ち欠け」。実の娘が亡き恋人の生まれ変わり?その恋人は○○の生まれ変わり?そんな手に乗るか!と思いながら、まんまと佐藤正午の術中に
2021年10月26日に須賀しのぶ「革命前夜」を読了しました「そして、バトンは渡された」からのピアノ繋がり。ドレスデンと言えば絨毯爆撃が思い浮かぶ。瓦礫から再生した街。ドイツには3回、1ヶ月のド短期留学をしたけれど、結局、旧東ドイツのエリアは怖くて足を踏み入れられず。卒業旅行こそ!と思っていたけれど、結局、それも見送ってしまったので、もう行けないかも。ガイドブックの中や映画の中で旧知となった地名が続々出てきて、行ったこともないのに懐かしい。バッハも私が大好きな作曲家。一時期、かなり
革命前夜(文春文庫)Amazon(アマゾン)968円また、桜の国で(祥伝社文庫)Amazon(アマゾン)470〜3,170円芙蓉千里(角川文庫)Amazon(アマゾン)25〜9,800円ゲームセットにはまだ早い(幻冬舎文庫)Amazon(アマゾン)1〜2,754円紺碧の果てを見よ(新潮文庫)Amazon(アマゾン)1〜2,940円夏の祈りは(新潮文庫)Amazon(アマゾン)543円今回はマラソン記事ではなく、私のもう1つの趣味の読書録📕革命前夜/須
こんばんわいつもペタや「いいね」をありがとうございます・・・実は最近ちょっとネタがない。ので久々に、続巻ではなく購入した本をネタに記事にします。集英社コバルト文庫で完結している須賀しのぶさんの「流血女神伝」(全29巻)がコミカライズされたその第1巻が10月中旬に発売されていたので購入しました。流血女神伝~帝国の娘~(1)(サンデーうぇぶりコミックス)Amazon(アマゾン)660円原則の小説とはまたち
革命前夜須賀しのぶブロ友さんのオススメ本屋さんで見かけて何度も手に取っては見たんですが分厚いし(内容が)重そうだしでなかなか買うに至らずだった作品読み終えて・・・meiさんありがとうございます!すっごく面白かったです!ミステリーではないけど後半はミステリー要素もあり歴史音痴な私でも主人公と一緒に歴史に揉まれ無知な自分を恥ながらお勉強出来ました読みながら常にこの作家さん上手いなあと感動していたし終わりに近づくにつれて読みたくなくなるんですこれって私にとっては面
長女のヴァイオリンケースを購入した後、バスの時間まで少し余裕があったので、本屋さんにふらっと立ち寄りました。目に止まったのはピアノを弾く男性の表紙。「革命前夜」東ドイツ時代のドレスデンにピアノで音楽留学をする主人公が社会主義の閉鎖的な暮らしの中で素晴らしい音楽、演奏家に出会っていく物語。これは!運命的な出会い!!(笑)ワクチン休暇中、薬が効いて比較的頭がはっきりしている時に一気に読みました。私が留学していた頃とは全くの別世界。信じられるものは自分の音楽だけかもしれないのに、それさえ