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ばーちゃんに手を合わせた後一同は1つの部屋に集められて、話し合いの始まりです。ここは典型的な田舎の部落。集落のしきたりや見栄、風習を大事にしろと年寄り達がこぞって言ってくる地域です喪主であるじーちゃん(愛称パパ)は92歳。頭はしっかりしてますが、耳も遠くママの突然の死去に頭がまわっていない様子です。そんな状況をつくように親戚が好き勝手な事を言います。『安い葬儀なんてだめだ!』『ちゃんとしたセレモニーホールで式をあげろ』『地元の葬儀屋が1番安心だ!』言いたい放題です。僕は
ママが亡くなりました。その日はなんの前触れもなく突然でした。覚悟はしていましたがいざ、その連絡を受け取ると頭が真っ白になりました。それは母からの1通のメールでした。何度か母から着信はあったのですが仕事が忙しく、折り返す事をしなかったその日の正午頃その連絡メールは来たのです。訃報はいつも突然ですママというのはばーちゃんの愛称です。享年86歳でした。歌が大好きで、ママの家に行くといつも陽気な歌声が響いていました。亡くなるここ数年は認知症と糖尿病の進行で認知機能がかなり