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人気作家チヨダ・コーキの文学は、現実逃避の文学。現実と虚構がごっちゃになり、若い世代に絶大な影響を与える。しかし、人は大人になり、現実を受けとめるにつれて、コーキから離れていく──。それでも、チヨダ・コーキは言います。「大人になるのを支える文学。……それで構わないんです」「その時期を抜ければ、それに頼らないでも自分自身の恋や、家族や、人生の楽しみが見つかって生きていける。それまでの繋ぎの、現実逃避の文学だと言われても、それで構いません。自分の仕事に誇りを持っています。だから逃げませ
『まなの本棚』の中で、芦田愛菜ちゃんが辻村深月さんの大ファンだと言っていました。触発されて、辻村深月さんの『スロウハイツの神様』を読んでみました。この本に登場する“赤羽環”は、人気若手脚本家として活躍し、誰に対しても強気に振る舞います。愛菜ちゃんは、彼女を「好きな登場人物」の一人として取り上げていました。…母親への思いや、つらかった過去など、触れてほしくない部分があるからこそ、自分を装うことで、心をガードしている。そんなモロくて繊細な部分を持ちながらも、強く生きていこうとする環
辻村深月さんの「スロウハイツの神様下」読み終わりましたすごく面白くて、ファンレター書きたいくらい環ちゃん、コウちゃん、好きだなぁ絶対、コウちゃんみたいな人が身近にいたら好きになってるよスロウハイツの神様を、演劇集団キャラメルボックスが舞台化するらしいんだけど、あぁ~やっぱり舞台行きたい動いてる環ちゃんとコウちゃんに会いたい絶対、コウちゃんキリショーに似てる気がするんだよなぁ~
2017年2冊目2月2日『スロウハイツの神様』辻村深月さんは何かで前に読んだことあるけど、なんだったか思い出せないけどなんだか気になって手に取り読んでみた。いやぁ、面白かった!うん、面白かった!特に、下巻は一気読み。期待を裏切らない終わりで本当に感動。以下は、ネタバレに注意!!環が、『コウちゃんの天使』ちゃん??って途中から気付いたのと、ケーキをくれたサンタさんはコウちゃんっていうのはすぐにわかってしまったけど、それ以外にテレビの設置のこととか、コウちゃんが、環が天使ちゃんって