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俳句の先生は「俳句の中に詩があることが大事」とおっしゃる。それはもちろん、甘ったるいポエムではなく、日常の中にある「詩情」をすくいあげる」ということ。私はどうもこれが苦手で、すぐに文学などに走ってしまうのだ。頭で作ってしまうということかな?先輩の皆さんは、日常の体験をもとにして、素晴らしい句を作られる。💙呻吟している私の前に、「二ザン」という言葉を使った句が登場した。作者は、数々の賞を取られ、NHK俳句にも登場する札幌在住の著名な俳人。(我が結社には優秀な方が多い。
日曜日は朝日歌壇である。今日は、食べ物を詠んだ歌が2首あった。カルパッチョにたいなものとチャンボッタなのかもしれぬ今夜のおかず(東京都夏目そよ)チャンボッタがいかなるものなのか、知らなかった。早速検索してみた。南イタリアの野菜煮込み料理らしい。ラタトゥィユと似ているが、チャンボッタにはじゃがいもが入るという。温かくても美味しいが、冷やすとなおおいしい夏の料理だそうだ。食べてみたい!カルパッチョは知っている。刺身にオリー
どうせ私の肉体は、ひとつの腐った肉袋です。穴という穴から空気を詰めても、水風船ほど爽快には参りません。さながら、パンドラの箱のように、ひどく忌々しい物体の暴露がなされるだけなのです。その肉体を炸裂させて、その原型を失ったとしても、私の汚濁は消えません。夏の木漏れ日の、新緑が萌黄の焔のように煌めくのを、海溝のような彼岸の瞳で、ボンヤリ、憧れるのです。鳥の囀り、風の戦ぎ、幼少の布団の香りにも。その腸の一切をお天道様に曝け出しても、私の汚濁は消えません。自分を全く裏返して雪解け水で清めて、茶
生活に抑圧されると、かえって言葉は溢れてしまう。詩情が溢れてとまらない。暗澹たる曇天を言葉ですべて押し流そうとする自然免疫である。鳩鳩にすべてを打ち明ける鳩の黒目のその奥の光を吸い取る深淵に鳩は喉でフィルムをまわし頸の震えはシャッターでこの世のすべてを写し取るカメラである鳩にすべてを打ち明ける私の衒いを打ち明ける欺瞞も衒いもはにかみも鳩を左手にひっとらえてその目にすべてが写るように鳩の群れに囲まれて私はすべてを打ち明ける何のことなき出生も何もなさない青春も鳩
2首出して、評をいただきます。無事に提出できたので、今日はそれを載せます。①堀の鯉の白く濁りし眼にもこの夏雲の著き見ゆるや②黒き城晴れわたる空へそびえおり真昼の柳の影の色濃し①は、この著き夏雲の見ゆるや、にした方が語順は正しかったようです。句またがりになっちゃうのと、著きという言葉を使いたかったという目先に囚われて、ちょっと変だったみたいでした。②は城が空へそびえている、柳の影は濃い、と距離が出てしまう情景描写をくりかえすより、上句につながるように下句には気持の描写を入れてみてはどうかと
突堤に釣人ひとり梅雨の雲フーザンボー五年前の小生のブログに<突堤に釣人独り梅雨深し>とアップしたのですが、「独り」をひらがな表記し、「梅雨深し」を「梅雨の雲」としてみました。梅雨入りからはじまり、梅雨じめり、梅雨長し、梅雨はげし・・などと梅雨の季語はいろいろあります。梅雨の海、梅雨の町、梅雨の庭・・などと場所を入れて詠むこともできます。梅雨の音、梅雨の雲・・などの季語もあります。梅雨ですから、しっとりと詩情のある句を詠むことができるかも知れません。
『現代名歌選』(久保田正文編新潮文庫)をパラパラとめくっていて、こんな歌が目に止まった。「働かぬゆゑ、貧しきならむ、」「働きても、貧しかるべし、」「ともかくも、働かむ。」(土岐善麿)わたしの生活は、豊かではない。お金を稼ぐための活動を「働く」というならば、ほとんど働いていないと言われてもしかたのない生活をしている。「働かぬゆゑ、貧しきならむ、」という一節が、そのまま当てはまる。お金にならない教材作成、補習、面談、教材探しなども、結果としてはお金儲けにつながるの
男闘呼組のLIVEも当たったし、ちょいと描いてみようと思って描いてインスタに挙げたら、ファンの方がいいねをしてくださって、わたしにしては沢山の数だった。高橋和也さんです。昔の(笑)。当時23歳だって。(インスタで教えてもらった)中々上手く描けたなー、とわたしにしては珍しく、満足だったので、ここは口にしてみようということで「わたし上手いわ〜」と言ってみた(笑)。口にしないだけで、胸の中にしまってるんだけどね(笑)。だけど、やっぱり気になる所はある。わたしの描きたいのは、顔だけなので、
noteの創作のご紹介から本日は詩です『詩趣は剥ぎとられた』という新作になりますポエジーを盗む泥棒がいたら……という想像を膨らませて書きました。自分では書いていて結構楽しかったです。どうぞお読みくださいませ【詩】詩趣は剥ぎとられた|夏川佳子|note言葉狩りの追っ手がじりじりと忍び寄る夜私からポエジーが剥ぎとられた「ポエジー泥棒!」大声で叫んでみたけれど彼はシソーラスの言語の海にささっと隠れて見えなくなった泥棒のシルエットはまるで個性のないピクト
どうにもこうにもメタル。ミドル・ティーン、ハイ・ティーンの時に聴きまくって、僕の生き方の根幹を為すジャンルであるから仕方がない。その頃は、「メタル以外のジャンルなんぞ○ソだ、ファ○キンナスフォールだ」ってな具合だったのだが、まぁ、少し色っぽいことなんかもあって、月面軟着陸的な感じで他の色々なジャンルも聴きだした。しかし、メタルミュージックの天下は早々に下火になり、「なんだあの音楽は。やたら重低音をズクズクいわしたかと思えば、高音で化鳥のような雄叫びを上げたりして。可笑しくはないかえ?」なん
おはようございます🙇♀️いきなりだけど、自分にとって【ブログ】って何???って最近凸凹してたわね🥵※今日はテーマが遂に![V6とINI]になっちゃったわ!👀🌱勝手に始めて気分で変化して。ブレブレを告白してるマイブログ。ここのところ、想定外のとんでもないブログになっててーーー開き直るしか道が無くなってる🥵一時、ここで正直になれなくて、かと言ってきれいごと書いてると、嘘つきみたいで気持ち悪いのに、素直に書くとそれもまた変態みたいでゾッとしてたなあ。結局『何やねん!
雨は少しサヨナラで雨は少しアイシテルで雨は少しアノコロで雨は沢山アイタイなんだ僕の昨日達がどんなに醜いのかをいつか君に書き残さねければと詩人に酔った僕は詩情に溺れて逃げ回っている僕を狂わせるものの核心が詩人と分離し得ないということにさえ僕は酔っていてそいつを殺したくて演じてみたりするけど濁った左目にはもう貝の火は灯りはしないだから雨は少しモノガタリで雨は少しラブソングで雨は少しダキシメタイで雨はきっとコロシテなんだ
海外詠はありませんでした。コラムの短歌時評は、「棒立ち」の歌についてでしたが、メモが見当たらないので見つかったら書きます。私は、旧仮名遣い、文語文法で短歌を作っています。新仮名遣いで文語を書くのに違和感を感じたのと、文語の助けを借りたいと思ったからでした。現代口語で詩情のある歌を作れる自信がなかったからでもあります。もっと口語寄りの現代仮名遣いにしたいとも思っていますが、その時は57577を守りたいと思います。あまり自分を縛らない方がいいかな。
ふんわりと浮かんだ詩情を書き留められる気がしなくてこのまま揮発してしまうのはでもさみしいと指は踊ってみるのだけれど多分僕は冒険の先に君を置きたいんだ探し物の核心に君がいるのを本能的に知っているんだふんわりと浮かんだ詩情が姿には帰着しないのに知らないはずの君の薫りに収束していく深呼吸して命に取り込む夢のまた夢がフラッシュバックして記憶と願望の境界が溶融してしまう朝の脳内に起きるニューロンの不可思議な発光があって今日も少し生きようと時間軸に開き直る宛名のない投げキス
ショーソンのポエムを練習している大人のお弟子さん題名どおり詩情あふれるそれはそれは美しい曲なのですがそれを表現するのはとても難しい演奏する技術も相当高いものが必要ですでもご自分でこの曲をやりたいと熱い思いで始められただけあってかなり素敵に弾いていらっしゃいますレッスンの後おっしゃるには「色々調べてみたらショーソンはツルゲーネフのある小説を読んでこの曲のイメージを得たそうですよ」その小説ももう読まれたそうです立派です!こんなふうに
淡い詩情が霧のように浮かぶ部屋でそいつらを指先に結露させていく滴り落ちる前の一番危ういストップモーションが写実出来たらと僕は自分に耳を澄ますんだ君にも聴こえるよねって口笛を吹いて遠い空の下の誰かを想う淡い感傷が君の中でどんな宝石になるのか夢想をしているところさおはよう世界中がさみしがりやさおはよう
実は簡単なんです詩情という魔物を召喚して憑依されちゃうだけですからね簡単でしょ?まあ帰って来れるかどうかは責任を負えませんがね
伝えたいの幻想が君を妖艶な妖精に祀り上げてほろ酔いに縋り付いてキスをせがんだりしてしまう恋マイナス発情をZEROに帰着させてしまえば楽になれる近似値の中に痕跡成分の中に見つけたいナニカを詩情とか呼んで気取らずに素朴な旋律に昇華できたらとやっぱり君を想う
★J7★木村茂銅版画蔵書票「からまつS.KuboExLibris」作品サイズ7×7cmシートサイズ13×12cm*久保貞次郎氏に依頼されて制作した蔵書票です。作品は良好ですが、シートにシミ有ります。※添付画像にてご参照下さい。シートのみ額装も承ります。木村茂略歴1929年奈良県生まれ。1953年神戸市立外語専門学校(現神戸外大)英米科を卒業、ナショナルシティバンクに入社。1957年油絵から銅版画制作に転じ、泉茂の指導を受ける。1962年東京国際版画ビエンナーレに
先日は、頂上からかなり下の方まで真っ白だった富士山が。木々の間から見ても、白い部分が減っているのがわかる。暖かな陽射しの中、暖かな時間帯に。暖か過ぎるダウンジャケットを着た飼い主は、うっすら汗をかく。ボクは、「フゥー」と立ち止まる飼い主を、温かかなまなざしで待つ。小さな黄色い花。朝は霜で縮こまっていたことだろう。ここは、日当たりがいいね。他の犬の残り香があるけど、ボクは君たちにチッコはかけないよ。葉牡丹は冬のもの。可愛らしい姿で陽を集めようとしている様子は、なんだかお母さん犬
【画家の安野光雅さん死去、94歳…詩情とユーモアあふれる絵本で親しまれる】詩情とユーモアのあふれる絵本で親しまれた画家の安野光雅(あんの・みつまさ)さんが昨年12月24日、死去していたことがわかった。94歳だった。島根県津和野町出身。戦後上京し、美術教員などを経て、画家として独立した。1968年、「ふしぎなえ」で絵本作家としてデビュー。「ABCの本」「あいうえおの本」などを次々に刊行した。視覚トリックや知的な遊び心を、詩的な水彩画で表現する作風で、幅広い人気を集めた。84年には児童文
朝にざわつくこころがうれしくて抱きしめたいのが君なのか恋そのものなのかわからなくてそいつも甘くて詩情は胸ぐらに内包された狂気の小宇宙で届いても伝わらない伝えても響かない歯痒さに悶えるそれも甘美でただ好きでただ会いたいそんな簡単な想いの装飾音符が朝に踊っています
#架空書店210110②詩情あふれる⛄️🌙🌸角川ソフィア文庫雪月花のことば辞典宇田川眞人雪月花のことば辞典(角川ソフィア文庫)[宇田川眞人]楽天市場1,760円#予約受付中#新刊#本#予約#読書垢#読書好きな人と繋がりたい#架空書店の本棚#booktwt#角川ソフィア文庫#雪月花#ことば#辞典#KADOKAWA#詩情
どこでも、今どきが「紅葉狩り」で人出が多い季節。だが、ゴーツートラベルやらイートやらと言われた途端に自粛自粛。。。アクセルとブレーキを同時に踏まれたら、自動車だって迷ってしまうだろう。さて、「紅葉狩り」。春先の青葉の季節も良いが、紅葉の季節は青葉よりも「侘び寂び」の風情に満ち、詩情に溢れて趣きがある。でも、考えてみれば、紅葉の直後には、枯れ葉となって地に舞い降りる運命〜〜〜言わば、シニア世代が「紅葉の季節」なのだ。色とりどりに装う紅葉は、そのままその人の人生を表しているのではない
オリジナル講座「詩と絵本、瞑想の会」先月に続き、2回目を開催しました。詩を読み、詩を聞く。その言葉が、詩情が、深いところに響く体験✨深呼吸をする。イメージを広げて、解き放つ瞑想の時間✨一人ひとりが内側で感じたことみんなで共有できたもの一言で上手く形容できないけどとっても素敵で、楽しかったー♪【講座・イベントなどのご案内】●【期間限定】1月31日までにお申し込みください毎年好評のメニュー。13枚のカードを通してチャネリング年間&毎月のメッセージ、アドバイス