弟の素戔嗚尊の傍若無人の振る舞いに嫌気をさした天照皇大神様が、お隠れ・お籠もりになったのが天岩戸です。天岩戸神社・西本宮の拝殿裏の、かつて禁足地であった遥拝殿は、現在ではご神職の案内で天岩戸を遥拝することができます。天岩戸に張られているのは注連縄(しめなわ)で、ここでは七五三縄と呼ばれ、左から3・5・7の房が付いています。再びお籠りにならないように張られたことから注連縄発祥の地とされています。毎年冬至の日にプロのロッククライマーに依頼して注連縄が張り替えられるそうです。私が参拝した時間は夏の午後