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廬山会議では毛沢東が劣勢を覆し反撃に出たが、それは政治的な権力闘争から見ての話であり、経済的な面からみれば、大躍進の失敗は認めざるを得ず、ここからしばらくは経済的な面では陳雲や鄧小平などに譲らざるを得ない状況にあったと言えよう。全国的な飢餓状況からの脱出も必要であった。このような状況にあったことを示すのが、ひとつは1960年11月3日の「農村人民公社の現在の政策問題についての緊急指示の手紙」《关于农村人民公社当前政策问题的紧急指示信》(「12条」と略称される)で「三級所有、隊為基礎」が