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今朝のラジオから流れてきたのは、ちょっと泥臭い感じがする「仮面舞踏会」組曲でした。「仮面舞踏会」はあまり洗練されていない演奏が好みです。だから今朝のフェドセーエフ指揮モスクワ放送交響楽団の演奏は私の好みにどんぴしゃり。第5曲のギャロップなんか好き放題飛び跳ねっぱなしとでもいいましょうか。アップした音源は1989年の録音です。第1曲「ワルツ」は、浅田真央さんがフィギュアスケート・フリープログラムに使ってとても印象に残りましたが、あの時の音源もフェドセーエフ・モスクワ放送交響楽団となっています。
先週末、気になっていた米国製映画を劇場鑑賞して来ました。シリーズ続編となる「デューン砂の惑星PART2」です。古いSF小説で、あのスターウォーズシリーズの元になったと言われている、砂の惑星を、好きな監督、ドゥニ・ヴィルヌーヴが、映像化した作品の2作目となるものです。1作目を観た時は、全く前情報ナシに観たので、何だかスターウォーズの出来損ないみたいな話だな~、と思ったものの、ドゥニ監督ならではの、奥行きのある画面と荘厳な雰囲気から、期待を裏切らない印象深い作品となっていました。
最近雨の日が多いので、読書時間が出来ました。購入してあったこちら↓「検察側の証人」アガサ・クリスティーさん(裏表紙より)街中で知り合い、親しくなってゆく金持ちのオールドミスと青年レナード。ある夜そのオールドミスが撲殺された。状況証拠は容疑者の青年に不利なものばかり。金が目当てだとすれば動機も充分。しかも、彼を救えるはずの妻が、あろうことか夫の犯行を裏付ける証言を……展開の見事さと驚愕の結末。法廷劇の代表作!(オールドミスって…って突っ込みたくなるもはや死語ですね)こ
先日は高円寺駅にある、座・高円寺2で観劇。演劇倶楽部OHANA第二回公演『バンク・バン・レッスン』作:高橋いさを演出:神谷真士私はタイトルも聞いたこと無かったけど、調べてみたら、色んなところで上演されている有名な作品でした。まだまだ勉強が足りないわ私。ストーリーは、とある銀行の店内に拳銃とナイフを手に2人組が現れる。実は防犯訓練。あっという間に犯人役は金を奪って逃走するが、彼らを見た若い男女は本物の銀行強盗だと勘違い。2人の誤解を解こうと、彼らは銀行に戻ってくる。強盗と銀
ども、白神さきです。先日、ご縁があってとある専門学校の修了公演を観に行きました。ちょっと色々思うことがあり、その日大量にXでポストしました今回はもう少し詳しく、自分が感じたことや考えを書いていこうと思います。私が観た公演は、・一年目の修了公演・演者さん達は声優志望・恐らく授業は週一の数時間で、公演前にいっぱい稽古をするという背景があります。その背景を差し引いても、「う〜ん」となってしまったので。第一前提として、演者さん達を批判するつもりは一切ありません。皆さま、本当に精一杯
本日はお天気いいのに気温低かったです。冬のコートを着て出かけましたわ。きのうは転妻友達から連絡があり転勤先の家の先住者が退去を取りやめたと嘆いていました。引越しの日が迫っているのにまたもや物件探しだって。とんだ転勤トラブルこんなことが起こるんだな。どうするこれ。みなさま。毎度ご訪問ありがとうございます読書記録です。『エドワード・オールビー全集1』より「ヴァージニア・ウル
https://haiyuza.net/laboratory/34-1-first/劇団俳優座演劇研究所34期1年次修了公演『オレステス』構成・演出原田一樹(本番が新宿の芝居とまったく被っているので)本日、稽古を観せていただいたのですが、とても面白いです🥰お時間ありましたら是非!以前、キンダースペースの丹羽や中根がスターダス養成所時代にも上演した戯曲なのですが、今回もとても良いです!「トロイアの女たち」の嘆きと、神と人間の取り決めの永劫変わらぬ絡み合い。この戯曲も原田一樹が渾身
こんにちはご覧下さいましてありがとうございます先日、面白い企画に参加させて頂きました。〈第二回脚本を読み合わせてみる会〉演出も指導も無く、ただただみんなで脚本を読み合わせて語るゆる〜い会。主催のやよいさん・けいこさんと、素敵な皆さんとご一緒してきました最初の題材はクドカンの「鈍獣」おぉ、クドカンですか!って最初思いました。詳しくはないけど一応「不適切にも…」は見ているのでタイムリーだなと。笑「鈍獣」どんじゅうですって。知ってます?私は知りませんでした。軽く目を通してから
ラジオ「詩人は囁く」1141回目。★日曜日・無料メルマガ「BOMB書店☆静かなる読書」新しい作品が始まっています〜戯曲「○くて△で□なもの」です〜ぜひ、登録してくださいね〜https://www.mag2.com/m/0001600010◎「個ZINE展3」with....私の愛する本とお題作品とおいしいお菓子3月24日(日)開催。時間:12時~18時場所:「Readin’Writin’BOOKSTORE」2階お座敷フロアhttps://twitter.com/o
本(愛の渇き)(敬称略)三島由紀夫の小説で、「文豪ナビ三島由紀夫」で作家の小池真理子が、印象に残った作品として「金閣寺」や「春の雪」を始めとする「豊饒の海」の他に、「獣の戯れ」と共にこの小説を挙げていました。「獣の戯れ」はフランスの作家ラディゲを意識した心理小説でしたが、この作品も主人公・悦子の心の葛藤を描いています。病死した夫の義父の計らいで、義父家族が住む別荘兼農園に移り住みますが、義父と肉体関係に陥りながらも、住み込みの若い庭師に一方的に恋をするという内容です。こうした内容から当初
「堕落する女」1967年6月28日公開。上流階級のお嬢さんとチンピラとの不思議な愛を描いたかくれた名作の映画化。原作:谷崎潤一郎「愛すればこそ」脚本:新藤兼人監督:吉村公三郎キャスト:桑野みゆき澄子細川俊之山田礼二田村高廣三好数馬高橋悦史圭之助水戸光子牧子神田隆刑事五月マリ秀子あらすじ:由緒ある家柄の橋本家の令嬢・澄子(桑野みゆき)は、大学教授である三好数馬(田村高廣)という婚約者がありながら、ピアノ教師の山田礼二(細川
2023年にノーベル文学賞を受賞したノルウェーの(劇)作家であり詩人である、ヨン・フォッセの作品を読んだ!日本では今回の受賞以前は馴染みない作家だったようで、『だれか、来る』が、はじめての邦訳だとか。いやーー、、これは異風の体って感じの作品だった……。一筋縄ではいかない(よく分からない)凄味が。。。初っ端から、なにやら「妙な含み」を感じる不穏な空気が漂っているものの、劇的なドラマは何も起こらない。さらに、ストーリーはほとんど進展しない。‥‥‥。しかし
ずいぶん昔のことだが、わたしのごく身近にいたある友人から「君の書く芝居にはいいヤツと悪いヤツは出てくるけど、嫌なヤツが出てこないよなあ」と言われたことがある。わたし自身にはそういう自覚がまったくなかったので、盲点を突かれたように思いハッとした。わたしはこの世に生きる様々な種類の人間の様々な性格をきちんと描き分けるのがその作家の力量だと思っているので、その友人の指摘は痛いものだった。しかし、よくよく考えるに、わたしが書く戯曲の中に「嫌なヤツ」がいないことを指摘したその友人は、彼自身が相当に「嫌な
『朝日のような夕日をつれて僕は立ち続ける』タイトルが含まれる長尺の台詞。大きな絶望と大きな希望が同居する、こんなにも心臓がわしづかみにされる長ゼリを、私は知りませんでした。この舞台に、幾多の人間が心を震わせたことでしょう。鴻上尚史氏率いる第三舞台、名作の一つ。鴻上尚史氏の舞台を拝見したり、戯曲を読むと、いつも私は「希望を少しだけ含んだ大きな絶望」を感じます。人が生きることは、もうどうしようもなく悲惨で苦しい哀しいことがてんこ盛りで、ひょっとしたらもうそこには、何も無いのか
▲▽▲Tri-anGle公式HP▲▽▲あと4日!閏日公演特設ページ稀代の朗読冒険譚『はて』(チケット予約もこちらから)鏡を拭く布を間違えてしまってここ数日、大きな鏡にずっと強めの美顔フィルターがかかったまま。華波(かなみ)です。これはこれでいいな(駄目です)さて、4日後、2月29日木曜日に迫りました稀代の朗読冒険譚『はて』&トークショー『閏』!稀代の朗読冒険譚『はて』特設ページ–Tri-anGletri-angle.online『はて』は
ラジオ「詩人は囁く」1127回目。昨日、撮影した「ジャケ買いに極めて近いひとめぼれ絵本紹介8」の時の私とさるちょこさん。「絵本でジャケ買いポン!4」と「ジャケ買いに極めて近いひとめぼれ絵本紹介8」は、近々、公開しますね〜★日曜日・無料メルマガ「BOMB書店☆静かなる読書」今日から、新しい作品が始まりました!戯曲「○くて△で□なもの」です〜ぜひ、登録してくださいね〜https://www.mag2.com/m/0001600010◎「個ZINE展3」3月24日(日)
台本『王女の恋』金城哲夫題名は「うみないびのこい」と読む。脚本集『金城哲夫の世界沖縄編』所収。1975年作品。金城最後の戯曲。題名からラブロマンスを期待したが、内容は史劇だった。内容的には『アマワリの乱異聞』とでも題すべき中身だが、それでは観客動員が見込めないので、ラブロマンスを思わせる題名にしたと思われる。金城は戯曲ではラブロマンスを遺してないのか。ダンとアンヌを書いた金城の濃厚な恋愛モノをぜひ読んでみたかった。アマワリは実在の人物で、現在は悪漢説と英雄説がある様子。金城
今月2回目観劇かんそ〜月に二回も感想書くとかものすご演劇好きみたいだけどたまたま今月観たいものがふたつありましただけなのよ。「鮭なら死んでるひよこたち」戯曲を先に読んで感動して、かなり楽しみにしていたお芝居。https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/item/syakenarashinderuhiyokotati_gikyoku.pdfで、お芝居みて、感想書きたいのだけど、どうにもまとめられない。考えれば考えるほどいろんな場面で
鮭なら死んでいるひよこたち戯曲守安久二子演出羊屋白玉出演遠藤麻衣神戸浩スズエダフサコ田坂哲郎(非・売れ線系ビーナス)リンノスケ(きっとろんどん)美術サカタアキコ、小駒豪衣裳佐々木青照明則武鶴代音響安達玄、森顕子舞台監督糸山義則プロダクションマネジメント・演出部峯健、築山竜次(愛知県芸術劇場)イラストAokidチラシデザインtamigraphicdesign.制作糸山裕子、阿部雅子制作アシスタント丸田鞠衣絵今井絢子
8月の家族たちこれ、見たことあるようなないような…と思いながら見てたら、やっぱり1回観てた。ストーリーはうっすら覚えているようで、でも、結局何も覚えてなかった。豪華キャストの演技のうまさやキャラクター作りのうまさで、雰囲気良くファミリーというものの難しさを描いているけど、どういう訳かな〜…?なぁんか、既視感を感じる。迫るものが無いというか…。原作は、TracyS.Letts氏の戯曲『August:OsageCounty』です。ピュリッツァー賞受賞してるんだって。監督は、J
アルジャーノンに花束を…は、本屋さんへ受け取りに行きました。広い世界のほとりに…は、先ほどアマゾンから届いた!こちらは戯曲用に書かれているので、読みやすそうです。この2冊は併読できそうなので、同時進行で読みたいと思います。マーヴィンズルームは…売っていなかった。オンラインで購入できますが、なんと!5週間かかるらしく…💧図書館を調べたら、行政区内では見当たらず。提携している行政区から取り寄せができるので、そうする事にしました。これなら、2週間はかからないから。アルジャーノンに花束を…は、
ご訪問くださいましてありがとうございます!ステキな出会いに感謝致します😊昨日、見つけ出しましたエマニュエル・パユのCDはこちらです。こちらのCDに収録されております私の大好きな曲ドビュッシー先生作曲のパンの笛(LaFlutedePan)シランクス(シリンクス)を別の音源ではございますが、youtubeからお借りしましてご紹介をさせていただきます。「パンの笛」って?フランスパンに穴をあけて作った笛のこと?なんて、想像してしまうのは私ぐらいでしょうか😁フライパンをイメ
「お国と五平」「お国と五平」スナップ写真集1952年4月10日公開。谷崎潤一郎の戯曲を映画化。武家の妻とその従者の男が敵討ちをする話だが、実は三角関係の痴情がからんでいた。原作:谷崎潤一郎「お国と五平」脚本:八住利雄監督:成瀬巳喜男キャストお国:木暮実千代五平:大谷友右衛門友之丞:山村聡伊織(お国の夫):田崎潤お国の母:三好栄子旅籠の女中A:広瀬嘉子旅籠の女中B:津路京子薬売り:柳谷寛医者:藤原釜足女中:音羽久米子番頭:小倉繁あ
おはようございます!キャリアコンサルタントの江藤セツ子です。自分らしい生き方や働き方を見つけていきましょう。先日、『欲望という名の電車』の観劇に新国立劇場の中劇場に行ってきました。テネシー・ウィリアムズのこの戯曲は1947年にブロードウェイで初演、1951年には『風と共に去りぬ』で鮮烈な印象を残したヴィヴィアン・リーと『ゴッドファーザー』の重厚な演技のマーロン・ブランドで映画化もされています。今回の主演のブランチ役には本作が舞台初出演で初主演の
LILLEAGUEが今月末、1stアルバムを出すのですが、それに先駆け「Lollipop」という曲が先行配信。わたしは今、音楽配信サービスは全く利用していないので、YouTubeでミュージックビデオをチェック。どっかで聞いたことがあるなあって思ったら、元からある戯曲をモチーフにしているとのこと。こちらリルのサイトより。この「Lollipop」という曲、なんかクセになるというか。数日脳内を占拠していたマイケル•ジャクソンの曲が、今リルの曲に変わっています。YouTubeだけで
小説でも映画でも股旅ものというジャンルがありますね博徒などが諸国を歩き回る話に、義理人情をもりこんで作った通俗小説や映画・演劇・浪曲などをいいます。小説で言えば長谷川伸なんか典型的な股旅小説でしたそんな歌を島津亜矢さんが歌っているんですね「吉良の仁吉」清水の次郎長という大親分と兄弟分「荒神山の戦い」で有名です「森の石松」次郎長の子分片眼がなかった「沓掛時次郎」長谷川伸が1928年に発表した戯曲。博徒の男が
スティーブン・メトカルフの戯曲『季節はずれの雪』を読みました。掲載された『悲劇喜劇』の2024年1月号が「アイルランド演劇」の大特集で、3つの戯曲の三本目に掲載されていたので、他の2本の戯曲と同じく「アイルランド」の脚本かなと、思って読み進め、すっかり頭の中がアイルランドになっちゃっていました。この戯曲の前に掲載された2つの戯曲同様に、二人で同じ屋根の下に住む肉親だからこその、相手に対する九分の反発・嫌悪・諦念と、一分の連帯感・愛情が濃厚に展開されている筋書きを楽しみながら、
今日は2月2日。『ちょこっと雑学』[[ペンネームは何かのもじり?]]言文一致運動で知られる明治の小説家、二葉亭四迷の名前は「くたばってしまえ」からきています。本名は長谷川辰之助といいます。似たようなネーミングの例としては、江戸川乱歩がエドガー・アラン・ポーの名前のもじりであるのは有名です。そのほかにも、同じ推理作家でいうと岡嶋二人という方がいます。こちらは「おかしな二人」のもじりで井上夢人と徳山諄一の両名によるコンビ作家のペンネームです。さらにいうと「おかしな二人」はニール・サイモン
〝Ettu,Brute?〝(ブルータス、お前もか!)で有名な戯曲、ジュリアス・シーザー(1953年映画シェイクスピア原作)題名はジュリアスシーザーだが、主役はブルータスとシーザーの腹心アントニー演じる若き日のマーロン・ブロンドブルータスとアントニーの演説対決が見もの西洋のスピーチ文化の凄さがわかる
『検察側の証人』アガサ・クリスティー著ハヤカワ文庫【内容(「BOOK」データベースより)】街中で知り合い、親しくなってゆく金持ちのオールドミスと青年レナード。ある夜そのオールドミスが撲殺された。状況証拠は容疑者の青年に不利なものばかり。金が目当てだとすれば動機も充分。しかも、彼を救えるはずの妻が、あろうことか夫の犯行を裏付ける証言を…展開の見事さと驚愕の結末。法廷劇の代表作。裕福な56歳独身女性と親しくなった人好きのする青年レナード。その女性が撲殺され、レナ