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某大学附属青山自然医療研究所の話をします。この施設は通常の薬物治療で治療効果がない患者さんを対象としておりました。癌をはじめとする悪性腫瘍の患者さんが最多でした。次いで慢性疲労症候群や線維筋痛症の患者さんが多かったのです。慢性腎疾患・アトピー性皮膚炎・膠原病・関節リウマチなどの疾患も多かったのです。所属医師はわずか2名でした。”湯たんぽ”の他の医師はサプリメントを中心にした診療を行っておりました。”湯たんぽ”は自律神経免疫治療を診療の柱にしておりました。安保徹先生と福
だいぶ前置きが長くなりました。師匠の小田一が始めた股関節周囲炎の治療は非常に効果的な治療法でした。通常の針灸治療のやり方で極めて高い効果がありました。オリジナルの方法では注射液を注入する方法でしたが、そこまでやるには及ばないことが普通でした。最近になり、従来の治療法ではあまり効果が期待できないことがありましたので、師匠のオリジナルの方法で治療してみました。驚きました!!!!!本来は2種類の注射薬を使い分けるのですが、足の痛みが持続していた方では1種類の注射薬を
中途半端な書き込みになってしまいました。”湯たんぽ”の針灸治療の師匠は小田一先生です。この師匠が開発した治療法は膨大なものがありますが、中でも股関節周囲炎の治療が有名です。師匠は整形外科医でした。整形外科では肩関節周囲炎という病気があります。しかし、肩関節周囲炎より大きな関節である股関節はさほど注目されていなかったようで、股関節周囲炎という概念がなかったのです。師匠は肩関節周囲炎という病態があるならば、股関節周囲炎という病態があるはずだと考え、探したのです。肩関節周囲炎と
本日は朝から雪。午後にかけて積雪が予想されております。本日受診予定だった方は他の日に受診日を変更していただきました。湯たんぽの針灸治療の師匠は整形外科医だった小田一先生です。湯たんぽの体調の悪いのを救ってくださった恩人です。あれだけ長い期間苦しんで、自分で考えられるだけの治療をしても変えられなかった体調不良を治していただきました。それから同じような治療を実践できるようになりたい一心で気診治療を学びました。当初は治療に対する概念が広すぎて、講義を聴いても理解できませんでし
ある病態の患者さんが受診すると、同じような病態の患者さんが連続して受診するというのはよくあります。今月は標記のギックリ腰の患者さんが続いて3人受診しております。天候の影響が大きいのだと思いますが、興味深いことです。今回紹介するのは、腰の異常があると考えられる病態でも腰そのものの治療では上手くいかないことが多いのです。特にギックリ腰は急性筋膜性腰痛という、物々しい病名がついております。腰痛の特殊な形として考えられております。腰に力が入らなくて歩くことも難しい状態ですから、腰が悪い
前回には、治療法の研究を始めたことを記しました。師匠を探しているうちに、間中喜雄先生が主宰している研究会をみつけました。発見した時はその研究会は消滅しており、後継者と考えられる方がやっている研究会をみつけました。当時の間中喜雄先生の研究会の事務局を訪問して、情報を収集しました。そこで判明したのが、師匠の小田一が新しい研究会を組織していることでした。次の学会開催にあわせて、加古川市の師匠のクリニックを訪問しました。そこから針灸治療を真剣に研究できる状況になりました。それまで
針灸治療の最高峰である気診治療が基礎から学べるコースが発足しました。一昨日の日曜日に第2回が終了しました。気診研究会ではかつては基礎科・中等科・研究科とコースが分かれておりました。複数のコースを選択することもできたのですが、いろいろな事情で基礎科を廃止し、研究科のみで運営しておりました。気診治療の創始者である小田一医師が逝去してからは、この治療法を世の中に広めるために基礎科を復活させようとする機運がでてきたのです。準備に時間がかかりましたが、これまでのように関西方面の開催では知名度