ブログ記事1,656件
【2024.04.14】海辺で読書先週の週末は土曜が「お一人さま」ということで近場の海辺の公園にお弁当を買ってコーヒー道具と椅子と机を持ち出して一日中読書ここ最近は読みたい本がどんどん出てくる。しかも内容がかなり偏りつつあるので・仕事の合間用・リビング用・寝る前に読む用でジャンルを分けて少しずつ購入この日は数冊持ち出し軽トラの荷台で読書TIMEです。ここのところ読書キロクを残してなか
【徳をつくる】藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…こういう話を聞いて慄然(りつぜん)としたことがある。アメリカの家系調査報告に残る記録である。ジュークは一七二〇年ニューヨーク州に生まれた。怠惰な無頼漢であった。一八七七年の調査では、彼の家系は六代を経る中で約千二百人の怠け者、背徳漢、漁色(ぎょしょく)、貧窮、病弱、知的障害、精神病者、犯罪者が生まれた。この間、三百人が嬰児(えいじ)期に死亡、四百四十人が病的な行為で肉体的に破滅、前科者は百三十人で、六十人が窃盗、七人が殺人。手に職を
「徳をつくる」どんな環境にあろうとも真面目に一生懸命に生きよう。徳をつくる3つの方法。1.「成功というものには、いろいろな要素があるが、そのなかでとくに大事なもの、それは熱意だと思う」とデール・カーネギーは言った。また、松下幸之助翁は、熱意についてこう語っている。「なまじ知識があると、しゃにむに突進する気迫が、のうなります。しかし“断じてやる”と決めて、やってみれば、案外できるものです。鉄をも溶かす熱意があれば、何とか知恵がわくもんです」2.そして、知識を
藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…こういう話を聞いて慄然(りつぜん)としたことがある。アメリカの家系調査報告に残る記録である。ジュークは一七二〇年ニューヨーク州に生まれた。怠惰な無頼漢であった。一八七七年の調査では、彼の家系は六代を経る中で約千二百人の怠け者、背徳漢、漁色(ぎょしょく)、貧窮、病弱、知的障害、精神病者、犯罪者が生まれた。この間、三百人が嬰児(えいじ)期に死亡、四百四十人が病的な行為で肉体的に破滅、前科者は百三十人で、六十人が窃盗、七
【陽気は美徳】宇野千代氏の心に響く言葉より…●陽気は美徳、陰気は罪悪というのが、私の作った格言であるが、美徳も罪悪も、そのままの姿ではとどまらない。すぐそこで、となりの人に感染(うつ)るものである。どんなに大きな美徳もどんなに小さな美徳も、すぐそばの人に感染る大きな力を持っている。陰気はどんなに小さな陰気であっても、すべての人に感染るものであるから、夢にも、陰気の気持ちを持ってはならない。陽気な人が好かれるのは言うまでもない。●実際、人間というのは、そこが雨降りだと、世界中どこへ行
「陽気は美徳」陽気にしていれば運も良くなる。これ大事ですね◆「陽気発する処金石(きんせき)亦透(またとお)る」(朱子語録)陽気が満ち満ちて発すれば、固い石や金属でさえも突き破ってしまう。陽気に、積極的に行動すれば、どんな困難も突破できる。安岡正篤師は「徳とは無類の明るさのことである」といった。陽気もまた、無類の明るさのこと。「陽気は美徳」。まわりに陽気を発すれば、それが徳積みとなる。◆「富士山に登る道はいくつもある」それなのに、登るに
「常に自己を新しく」維新の改革の言葉の違いが分かったよ。「維新」して自分を新しくしていきましょう。藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…維新は革命とは違う。革命は根本からやりかえること、維新はだんだんに日々変化していくこと。いわば革命は外科手術、維新は内服薬療法で徐々に治していくこと、と伊與田覺著『大学を味読する』は説明している。『大学』は、こう結ぶ。「この故に、君子はその極を用いざるなし」国を清新にするためにはリーダーが停滞せず、常に最善の道、最上
藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…維新は革命とは違う。革命は根本からやりかえること、維新はだんだんに日々変化していくこと。いわば革命は外科手術、維新は内服薬療法で徐々に治していくこと、と伊與田覺著『大学を味読する』は説明している。『大学』は、こう結ぶ。「この故に、君子はその極を用いざるなし」国を清新にするためにはリーダーが停滞せず、常に最善の道、最上の力を用いなければならない、というのである。現代にも不変のリーダーの心得であろう。国や団体・
三島由紀夫の生れた1925年は昭和元年(大正14年)従い、彼の年齢は昭和の年号と同じなのだが自決したのが1970年、昭和45年は45歳の時だった、以前にも書いたがこの自決にも関係のある思想と言われている陽明学の所謂『知行合一』に就いて、具体的に興味を持ったのは三島が38歳の時と意外と遅いのだ、1963年に、大学の剣道部の人間模様を描いた短編小説『剣』を書いたのが契機となり、作家と云うものは観念的では駄目だ、その志しと云うものを実行しなくては無意味との思いに至り、『知行合一』の思想を
令和哲学者Noh先生と5人の侍によって開催されている第894回令和哲学カフェ。テーマ「文化、文明とは」AI時代における人間の尊厳の危機。自分の考えで考えたい、核個人時代を生きる心の時代。心人間がつくる組織化、勢力化、文化、文明とは。月曜日は私、川名哲人火曜日は森貴司さん水曜日は安田真理さん木曜日は松室佳惠(sherry)さん金曜日は長岡美妃さん昨日は長岡さんから、義の文化、文明についてプレゼンテーションが行われました。玉音放送の草案を
昨夜は令和哲学カフェを視聴しました。令和哲学カフェ#894☕️令和哲学カフェのご案内☕️令和哲学カフェ今ここスッキリBeyondEverything時代のパラダイムが大きく変化しています。新型コロナウィルス感染拡大、そしてAIの台頭。今までの当たり前や常識が大きく揺さぶられ、「哲学」や「軸」がなければ、環境に左右され、変化に対応するだけで精一杯になってしまいます...www.youtube.com今回は玉音放送を取り上げました。途中までの参加だったので感想だけ。玉音放送の内容は以前
孔子家語/藤原正校訳Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}★★★☆☆安岡正篤先生が運命を創る/安岡正篤23365にてお勧めされていた孔子家語。読み下し文ではあったが、さすがにちょっと難しい。1933年発行で現代文にはせずそのままのよう。孔子や子路、顔回など、論語で登場する人物が良く出てくるものの、論語と重なるところは無い。巻末の解説(これまた漢文書き下し
佐藤一斎『重職心得箇条』を読む/安岡正篤Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}★★★★★3年ぶり6回目。グロービス経営大学院において、今は経営戦略やマーケティング分野、モノ系講師だけれどもいずれヒト系などにも携わることが出来たならばこの「重職心得箇条」は是非触れたい。日本人としてのリーダーシップは斯くあるべき、と教えてくれる古典は他にあっただろうか。佐藤一斎
安岡正篤師の心に響く言葉より…東洋人、つまり日本人でも中国人でも心ある人々、民衆が敬慕するような人の奥深くには虚無的な人生観があります。古来の名宰相と言われたような人を深く観察してみると、共通して良い意味の無常観がある。例えば、宰相になって得意になるような人、宰相になって非常に派手にやるというような人は、名宰相の中には入らぬ。東洋古今のこの宰相学というものを学んでみると、そういう宰相はだめだ、落第である。本当の宰相は共通して、宰相たることに淡々として
小さな人生論/藤尾秀昭Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}★★★★★先日のグロービスマネジメントスクールでの懇親会にて、「毎日一日一冊読書されている小野先生にとって一番のお勧めの本は何ですか?」との質問を頂戴した。その際、言葉に窮したが、今思えばこの本を挙げればよかったと。まだまだ修行が足りぬ。その「小さな人生論」、十八回目だが丸二年間もご無沙汰してしまったようだ
活学としての東洋思想人はいかに生きるべきか(PHP文庫)安岡正篤活学としての東洋思想人はいかに生きるべきかPHP文庫Amazon(アマゾン)585円本書については、以前ブログ(リンクはこちら)に書いたことがあります。2002年8月以来、6回目を読み終わりました。氏の本は中国の古典がたくさん引用されているのですが、さすがに書き下し文が”だんだん”読めるようになってきました。氏は東洋思想を基にして人のあるべき姿を説いています。ただ、難しい言葉や内容が多いため、何
英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。このブログは英語に関することを中心に書いていますが、実は英語と同じくらい東洋思想に興味があります。私の父が安岡正篤先生の本を読んでいて、私も薦められた読みましたが、最初は内容が難しくてなかなかページが進みませんでした。1冊読むのにものすごく時間がかかったのをよく覚えています。それから安岡正篤先生の本をたくさん読んで、大分読むのは楽になりましたが、著書の中には難解なものも多く、今でも苦労して読んでいるのが実情です
呻吟語を読む/安岡正篤Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}Amazon(アマゾン)で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}★★★★★三回目。呂新吾の呻吟語は致知にもよく登場するが、深沈厚重は是れ第一等の資質の言葉しかまだ思い浮かばない。今回も他に「ここは」というところを探すが、やはりここが肝なのだろう。深沈厚重の徳を養う深
「「素敵」をみんなで分ける」人の魅力は、与えることによって増大しますが、貰うのが当たり前という感じの人は居るよね。そしてケチケチするから気付くとぼっちになる…自分は貰うばかりではなく、与える事も出来る様に常に勉強しようと思います。人の魅力は、与えることによって増大する、といわれる。しかし、反対に、人からもらってばかりいると、魅力はなくなるということ。ケチケチした人からは、人は離れていくということだ。だが、残念なことにケチケチした人は、自分がケチケチしていると気づいて
山﨑拓巳氏の心に響く言葉より…すごくいい情報を教えてもらったとき、あなたならどうしますか?「わぁ、こんないい情報、絶対ほかの人に教えたくない」「わぁ、こんないい情報、早くほかの人にも教えてあげないと」「独り占めしたい!」も「みんなでシェアしたい!」も、どちらの感情も持っているのが私たち人間というものです。しかし、そこでいったん、1.この情報は未来のどんな可能性を秘めているのか?2.この情報は誰に有益か?誰に教えてあげる
【一生、修養を続ける】藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…九十年の生涯を修養に生きた常岡一郎氏の言葉がある。「勤勉、努力、誠実の積み重ねは明るい心を生む。わがまま、勝手、怠け、不実、その積み重ねが暗い心、冷たい心、ずるい心、苛立つ心になる」修養は明るい心をつくる努力、とも言えよう。人の上に立つ人の心得を説いた古典の名著『大学』は「修己治人(しゅうこちじん)」と教える。己を修めて初めて人を治めることができる、ということである。「治める」は支配することだけではない。「治」には助ける、
藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…九十年の生涯を修養に生きた常岡一郎氏の言葉がある。「勤勉、努力、誠実の積み重ねは明るい心を生む。わがまま、勝手、怠け、不実、その積み重ねが暗い心、冷たい心、ずるい心、苛立つ心になる」修養は明るい心をつくる努力、とも言えよう。人の上に立つ人の心得を説いた古典の名著『大学』は「修己治人(しゅうこちじん)」と教える。己を修めて初めて人を治めることができる、ということである。「治める」は支配することだけではない。「
「縁に気付く」ご縁を紡ぐ、紡ぐ相手とは偶然ではなく、必然的にご縁をいただいているんですね。「縁尋機妙(えんじんきみょう)多逢聖因(たほうしょういん)」(宝苑珠林より)という、安岡正篤師が紹介した言葉がある。「縁尋機妙」とは、良い縁は次から次へと良い縁を結んでくれる。縁とは誠に不思議なもの、計らざるものだ。「多逢聖因」とは、結果には必ず原因がある。いい人との出逢い、いい書物との出会い、いい師との出会い、気のいい場所との出会い…それら全てが良い結果を創
******************************奢を以って福ありと為す。詐(さ)を以って智ありと為す。貪を以って為すありと為す。怯を以って守りありと為す。争を以って気ありと為す。嗔(いかり)を以って威ありと為す。金蘭生「格言聯璧」******************************安岡正篤氏の『百朝集』からのご紹介です。錯とは、誤りのこと。贅沢をして幸せと思うこと。人を騙して智力があると思うこと。欲望のままに行動すること。怯えてリスクを取らないこと
ひざ・股関節の痛みは週1スクワットで治せる!("筋肉ドクター"が教える特効筋トレ)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}ざんねんな筋トレ図鑑(いくらやっても意味がない)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}徳性が高く本当に頭が良い指導者向きの天才がいたとして、その人が世のため人のために世の中を良くしようと思ったら、現代社会何してるんですかね?結構、そういう人って、市井の何てことない仕事して埋もれてる人が多い気がしますね
詩経・楚辞ビギナーズ・クラシックス中国の古典/牧角悦子Amazon(アマゾン)★★★☆☆昨年末の運命を創る/安岡正篤23365にて安岡正篤先生が薦めていらっしゃった詩経に初挑戦。よく言えば素朴、あまりにストレートな歌、そして直訳が多く、苦笑いの連続。本書にちょっとだけ比較として出てきたが日本でいえば万葉集を思わせるかなぁ。
佐藤一斎の心に響く言葉より…《人は忙しい中にも静かにくつろぐような心を持たなくてはならないし、苦しみの中にあっても、そこに楽しみを見出す工夫をしなければならない。》(佐藤一斎・儒学者/三〇〇〇人とも言われる門性の中から、日本をリードする多くの人物が育つ)大きい仕事を成そうという人は、大変忙しい。そこまでいかない凡人の私たちもやることはたくさんあって物事に追いかけられる。だがその中にあっても、くつろぐ時間をつくって本をじっくり読んだり、人と会って楽しく
自分がどういう素質能力を天から与えられているか?それを称して「命」というそれを知るのが命を知る、「知命」である。知って、それを完全に発揮してゆく、自分を尽くすのが「立命」である命とは先天的に付与されている性質能力であるから、「天命」といい、またそれは後天的修養によっていかようにも変化せしめられるものという意味において、「運命」ともいう天命は動きの取れないものではなく、修養次第、徳の修めかたいかんでどうなるかわからないものである。決して、浅薄な宿命観などに支配
「白隠(はくいん・1685~1768、禅僧)の許に参じていた有名な婆さんがいる。それと同参の居士が非常に親しくしておりまして、婆さんを尊敬していました。ある時その老婦人の孫が亡くなって、身も世もなく嘆き悲しんでいた。そこに居士がお悔やみにいって、この男まだあまりできておらぬ人と見えまして、「あなたのように禅に参じて出来た人でも孫を失えばそんなに悲しいか」と言った。するとその老婆は色をなして、「孫が死んで悲しくないような禅なら止めてしまえ」と言った。まことにそのとおりである。世の中には相当の人で
「孝経」人生をひらく心得/伊與田覺Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}★★★★★昨年大晦日の運命を創る/安岡正篤23365にあった安岡正篤先生お薦めの一つがこの「孝経」だった。孝経、どの本で学ぼうかな?と思って調べてみたが、伊與田覺先生のこの本がやはりよさそう。6年ぶり二回目、前回は図書館で今回は購入した。私の両親は高齢ではあるが元氣にされている。今