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私には嫌いなものが多く、ウニも生では食えない。息子などはウニラーメンなんていうものを注文して食べるが、そのラーメンの上はウニで覆い尽くされていて、よくまあこんなものが食えるもんだと呆れる。昔、札幌で水産情報誌の編集記者をしていたとき、オホーツク沿岸の漁港に取材に出向いた。ちょうどウニ漁が解禁されていた時期だったので、漁港に戻ってくる漁船は多くのエゾバフンウニを積み下ろしていた。私が漁師たちにその年の漁の模様などについて質問していると、ひとりの漁師が船の上に山になっているエ
衝動や気付きで買いし何冊がテーブルの端出番待つ列うっ?何か間違えたか、「幾冊も」の方が良いよね〜だいたいアップしてから気付くのよこういうこと。それにしてもね、先週はニルスの国の…を読み始めて、本が重たいので余り持ち歩けず、進んでいないのだが、↓この本はケアしケアされ、…の中で紹介されていた?本で、結構昔の文庫本、探してポチッ、で届いたのだ。ふむふむ色の褪せ方が良いね小さいし、読んだら捨てても良いかも的な風貌だから、こちらを先に読んでおこうと思う。資格試験勉強中に何度も出てきた宇
今回ご紹介するのは、2013年に起きた山口連続放火殺人事件のルポルタージュになります。<事件概要>山口連続殺人放火事件は、2013年7月21日に山口県周南市大字金峰の集落にて発生した連続殺人・放火事件。集落の住人だった加害者の男Hが自宅近隣に住む高齢者5人を殺害して被害者宅に放火した殺人・非現住建造物等放火事件である。報道では「周南5人殺害」「山口・周南5人殺害」「周南市5人殺害」などと呼称される場合がある。(wiki参照)※本書では被害者、被害者遺族の名前が載って
NHKニュース「おはよう日本」で、佐々涼子さんが悪性の脳腫瘍に罹患し、余命が長くないという宣告を受けられたことを知り、早速読んでみました。https://m.youtube.com/watch?v=7v3lEYowJCk作家・佐々涼子自分の“死”と向き合う覚悟と希望【おはよう日本】|NHKNHKプラスでは見逃したあのドキュメンタリーが見られます(放送後1週間)https://plus.nhk.jp/watch/pl/f9dde2fc-cadd-411d-8b15-da560a75cbd
『母という呪縛娘という牢獄』齊藤彩著母という呪縛娘という牢獄Amazon(アマゾン)図書館に行き、別の事件の本を借りるつもりでいたのが、この本が目に留まり、こちらを借りることにした。9年の医学部浪人の末、母親を殺害してしまった娘の話だ。もっと詳しく言うと、もともとは医学部医学科合格を母親に所望されていたが、助産師資格を取るという条件付きで医学部看護科に合格。その後、助産師コースに入れなかった。本人は手術室看護師を希望するも、母の助産師へのこだわりは変わら
今日は安部公房の誕生日で、生誕100年です!🎂せっかくなので、私も何かアップしたいと思い、もう12年も前になりますが、安部公房の同人誌に書いた原稿を引っぱり出してみました!安部公房、映画に行く──ルイス・ブニュエルの「忘れられた人々」安部公房、映画に行く──ルイス・ブニュエルの「忘れられた人々」|頭木弘樹今日は安部公房の誕生日で、生誕100年です!🎂たくさんの作品が電子書籍化されました!せっかくなので、私も何かアップしたいと思い、もう12年も前になりますが、安部公房の同人
2月の読書記録の続きです。矢作直樹著「天皇」天皇(SPA!BOOKS)Amazon(アマゾン)kindleunlimitedのオススメに上がってきたこの本。著者は平成天皇が手術をお受けになられた時の主治医だったからでしょうか。天皇に対する尊敬と暖かな敬愛の念が伝わってきます。表題は「天皇」のみですが、敗戦後の日本に対するGHQの施策についての疑問も丁寧に語られています。戦勝国には日本人の精神性に対する恐怖心があり、徹底的に精神文化の土壌を破壊することで、日本人を2度と立ち上がら
3連休の終盤ですね。寒い雨の日ですが如何お過ごしでしょうか。自分は今までもコラムに書いてきたが、Tイックを受けてきた。この連休は意外に勉強時間が確保でき、勉強時間不足なんて何の言い訳にもできないでしょうね、って感じの準備状況。……まあどーいうニュアンスで上記の文章を捉えるかは何かの間違いでこのコラムのご覧の皆様に委ねることとしましょうかね。金曜は奥さんが娘を連れて会社の同僚のお宅でホームパーティーをしてきてくれて家に独りの自分のターンをある程度発揮できた。それでも天気の良
1月は夫の体調があまり優れずハァハァと息を整えることが多く、家の建て替えの準備をしつつ不安が募る日々を過ごしていました「呼吸が去年よりしづらいねん」と時々言うようになりました患者と家族の会ひょうご支部で知り合ったOさんの奥様に連絡をとり、兵庫医科大学の検査スケジュールを再度お尋ねしてみました。やはり夫が通う市民病院よりずっと丁寧に検査されています今日の診察こそは、主治医にOさんなみの丁寧な検査を依頼しょうと意を決して診察室に入りますレントゲン結果は、前回と変化なしでしたが、1月の様子を
殺す方か、殺される側か――。https://amzn.to/3SYXPi5近親殺人―家族が家族を殺すとき―(新潮文庫)Amazon(アマゾン)自分が殺さなければ、殺される。殺す以外にこの苦しみから逃れられない。ひとりで問題を抱え、外に相談出来ない。家族間殺人の場合、遺族は加害者家族であり、被害者家族でもある。抵抗出来ない幼子の殺すのは擁護しようがない。原因は様々でどれか一つと言う訳ではなく、複雑に絡み合っている。引きこもり、望まぬ妊娠、児童虐待、家庭
ICUでは、全ての教授に、6年教えるたびに丸1年、研究休暇が与えられます。どの教授もこの制度を有難がっていました。海外の大学の制度の真似なのでしょうか。学生はこの制度に留意して履修計画を立てねばなりません。卒論を指導してもらいたいと思っていても、大学4年時にその教授が研究休暇(横文字大好きなICUではリーヴと通称します)のタイミングであることが往々にしてあります。逆に、授業外の宿題課題の負担が重いなど、その教授の授業が卒業に当たって必修だけれど受けたくない、というときは、リーヴ中に履修
「ポリコレの正体」を始め主要メディアの報道では決してでてこない裏に隠された真実のルポルタージュを続けている著作家の福田ますみさんの講演会です。この本では私も、アメリカで起きている異常なLGBTQやブラック・ライブス・マターで起きているポリコレ(言葉狩り)を詳しく取材を受けました。「旧統一教会バッシング真の狙いは?」安倍元首相の暗殺。これだけの世界的な大事件が、ろくな調査もされずにすぐに「統一教会問題」にすり替えられた。私の近しい識者たちもその異常さに声を上げたが、マスコミの朝から
辺見庸『もの食う人びと』を読む『もの食う人びと』(角川文庫)『新装版戦中派不戦日記』(講談社文庫)近頃やたらとノンフィクション、ルポルタージュの類いを読んでいる。山田風太郎『戦中派不戦日記』(講談社文庫)・『同日同刻―太平洋戦争開戦の一日と終戦の十五日』(ちくま文庫)や『瀬戸内寂聴・永田洋子往復書簡愛と命の淵に』(福武文庫)、竹中労『完本美空ひばり』(ちくま文庫)、山本夏彦/久世光彦『昭和恋々―あのころ、こんな暮らしがあった』、橋本治
今日は、日曜日のクリスマス🎄イブ🎄ですね。街は、ケーキのお土産、手に持って家路を急ぐ方、家族連れの方、たくさん見かけました。朝、地元の人気のケーキ屋さん、すでにに30分待ち‼️😍寒い😵風邪ひきそう〜😵ってお友達からラインが。その方の、お子さん、お名前、春馬くんなんです❗️わあー❗️春馬くん、きっとお家でクリスマスケーキ待ってるね❗️春馬くん、私からもメリークリスマス🎁🎄🎁豪華版のフリーペーパーFlyingPostmanフライングポストマン3冊目です。
読者のみなさまお疲れ様です。今回は読み終えた本の話題です。取り上げるのはこちら。ルポパパ活(日向琴子著)女性が男性とデートをし、見返りに金銭的な援助を得る「パパ活」。援助交際と呼ばれていた時代と比べカジュアルになったためか、若者の間では「パパ活ブーム」が起こっている。そんな中で、パパ活女子を紹介する「交際クラブ」がにわかに脚光を浴び始めた。著者は、実際に交際クラブの運営会社に勤務し、クラブに登録しようとする女性やパトロン候補の男性と面接を行った経験を持つ。本書
東京路線バス文豪・もののけ巡り旅(小学館新書448)Amazon(アマゾン)148〜6,724円地方だとちょっとバスに乗って遠出しようものならすごい料金になってまう。お気に入りの風景を楽しむバス旅を心から楽しめないのである。文豪ゆかりの場所を巡るとか、そういう楽しみを持てるのも東京だからこそだよなー。いいなーという思いで楽しく読んだ。名所巡りも出来るようなバス路線と好きなラーメンを食べるを組み合わせたお散歩記録、とっても楽しそう!文豪お墓まいり記(文春文庫や5
私、家ではひたすらゴロゴロしているのですが、ゴロゴロしながら有意義に過ごせるのが読書ですファッションジャンルのブログの方々は読まないであろうラインナップです「三千円の使いかた」は、だいぶ前に買って途中まで読んでいたものを一気読み!お金のことは誰もが考えることなので、興味深く読めますよ。「週刊東洋経済」。経済誌はデジタルでも読んでるけど、興味がある分野は紙の雑誌を買います。レビューの良い「地面師たち」は小説です。某ハウスメーカーが関わる事件は業界を震撼させ、公開された報告書も読み、かな
地域最低偏差値の高校で起こした革命県立!再チャレンジ高校生徒が人生をやり直せる学校(講談社現代新書)Amazon(アマゾン)学力テストなしの県立槇尾(仮称)高校生活保護、一人親、貧困、虐待ほとんどの学生が家庭に問題を抱えている。まともなご飯を食べていない。文化的体験がない。愛されたことがない。居場所がない。自暴自棄に陥る。負の連鎖。(大西つねきさんの講演で聞いた話。彼はこの様な高校にボランティアに毎週行く。大人に甘えた経験のない子ども達は心を許した大
ネットのやり取りでの恋愛感情をかきたたせて金銭を騙し取る「国際ロマンス詐欺」。著者は、何故被害者は直接接触していないのにも関わらず騙されてしまったかを調べているうちに、西アフリカで広がっている事を突き止め、直接取材することに成功。ナイジェリアへと飛び、犯人の言葉を得ることに成功した。SNSという人との接触がない中ではあるが、手段としては相手の琴線に触れさせて金を搾取するという行為については、変わらないとは言える。範囲がグローバルになってきて、犯罪の速度も上がっている印象だが、結局貧乏な人間
歴史を思い返して思うことは?とにかく、声が大きい。一見すると、外見が綺麗。その主張が心地よく聞こえることが、ごく稀にある。何かにつけて、いつも煽る。以上、全て百パーセントプロパガンダ。発信源は権力の手先。しかしながら、ルポルタージュやドキュメンタリーもプロパガンダと表裏一体。人の不幸で飯を食うという自覚及び覚悟がジャーナリストに求められていると思うのは、私だけでしょうか。先述の文章の「ルポルタージュやドキュメンタリー」という言葉を「歴史学」に置き換えても、そのまま
ルポを書こうと思い、検察庁まで行って事件を調べて、手紙を書いて、事件を起こした本人に面会までこぎつけた私。家族以外が会うのは難しいと言われたのに。この行動力よでも、本人からはそっとしておいてほしいという思いがひしひしと伝わり、同情はいったん置いておいても、これ以上の取材は難しいと悟りました。本当は親や友人などからも取材する予定だった。事実と違うことが伝わっているならば、本当のことを伝えたいという思いがあるのかとも考えた。でも、違ったようですああ、
村田らむさんというルポライターをご存じですか。新興宗教団体や精神病院、ホームレス、ゴミ屋敷清掃など、自らが体を張って潜入取材をされる方です。かなり危ない目にも遭っておられ、潜入取材のために精神病院に入院した時は、自力ではそこを出ることができなくなり、強面のお父様に力ずくで連れ出してもらったという逸話も持っていらっしゃいます。そんならむさんを惹きつけてやまないのが、青木ヶ原樹海です。「樹海考」という本を出版されていて、本の帯には「20年間で100回以上現場を訪れる第一人者がその真実に迫
面会での会話の中身はほぼ雑談でしたが、その中でこんな質問をしてみました。「一番つらいことは何ですか?」「自由がないことです。何一つ自由になりません」「じゃあ、反対に一番楽しい、ホッとするようなことはありますか?」「うーん。。。夕方になると『今日も無事一日が終わるな』という安心感があります。何年もその繰り返しです」その言葉と表情は、まるで悟りを開いたお釈迦様みたい「弁護士さんが本当のことが伝わっていないと言っていたけど。。。」「その通りなんで
シリーズ10話まできちゃった案内された面会室は、テレビドラマに出てくるまさにそのもの。こんなのすると向こう側のドアが開いて、囚人服を着た本人がAさん(仮名)が真ん中の席に着席し、記録係の刑務官が後ろ側に座りました。のちに知人の元刑務官に、その人の役割を聞いたところ、「会話は自由だけど、お互いの不利益な内容にならないよう、チェックしている」とのこと。Aさんはニコニコしていました。そして言いました。「裁判中も含めてここにはもう〇年入ってい
本人から手紙が届いた翌日、タイミングは今しかないと刑務所に向かった私。もともと「家族以外は会える可能性が低い」と言われていたにもかかわらずホント、すごい行動力だと思う。自分ところがいざ行ったら、広すぎてどこが入口かすらわからない。ウロウロしてたどり着いた先は少年鑑別所職員が親切に「この道を曲がってですね」と外にまで出て案内してくれましたそして、やっとたどり着いた。高い高い塀の中に。入り口で名前を書いて門をくぐりました。
結局、GW中に仕事が8割しか終わりませんでした回転寿司に行ってる場合じゃなかった今日の夜やらねばマズすぎるしかし、激安の回転寿司も値段が上がっててビックリところで昨日、メガネがないない、目が見えないと大慌てで探していたら、なんと、メガネかけてました~アホの極みああ、老眼もますます進んで、こうして私は年を取って死んでいくんだな『手紙を書いたら予想外の展開⑦』手紙はなかなか書けませんでした。相手から返事が来なければ終わり。面会もできないし、取材
本当は自分で書いて出したいんだけど、どうにもズボラな性格でできそうもないので、まぁもう大分終盤だけど、最悪最高裁まで闘う必要が生じるかもしれないので労働問題をベースとして、民事訴訟の闇、司法の闇、法曹界の仲間意識による不公平、不公正な司法の闇、今後増えていくであろう、増えるべき本人訴訟のこと、中小企業のブラック企業の経営者の問題などの実態を世に知らしめて、平等、公正な裁判を受ける権利や、弁護士だけが損をしない報酬体系に
検察庁って初めて入ったけど、警備がすごい厳しい当たり前だろうけど目的の場所に行って「待合室」で待つこと10分程度。閲覧室は一般人が入ってもいい場所なので、私はてっきり小さな図書館的なものをイメージしていました。ところがどっこい案内された部屋は、100人くらいが同じフロアで働いている場所の一角にあるガラス張りの丸見えの部屋しかも、机がひとつに椅子が2つ向かい合っていて、まるで取調室みたい(若い頃一度押し入り強盗の被害者になり取り調べされたことのある私)
事件について真相を知るには、まずは本人への取材が第一。でも、どこにいるかわからないさて、どうしようか。ルポの本をたくさん図書館で借りて読んでみましたが、大きな事件は最初から著者が目をつけて、裁判の傍聴に行ったり、加害者に会いに行っています。元マスコミの力を使って、今、裁判がどうなっているのか調べました。すると、最高裁まで争って棄却され、刑が確定していた。そのため、今は拘置所ではなく刑務所にいるらしい。ちなみに、拘置所と刑務所の違いさえ知らなかった私善
「この事件を調べて本にしたい」と安易に思った私まずは一緒に仕事をしている新聞社の局長に相談しました。するとこんなアドバイスをいただきましたまずは書くこと。これに尽きる書いたら大手の出版社に持っていき、そこで判断してもらう。なぜなら、これからこのネタを書きたいとあらかじめ出版社に相談したところで、「本にする約束はできない」となるのがオチ。おそらくあなたの筆力なら本になるだろうけど、ダメだった場合も考えて、無駄な労力になることも覚悟した上で書くこと。もし本になっ