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みなさま、こんばんは!かなり久しぶりの更新です。今、うちの病院では病院機能評価の審査のための最終的な準備に追われていて、日常診療に加えていろいろな業務が増えて、なかなか他のことに手が回らないでいます。そんな中!まさかの、新型コロナウイルス陽性者が。5類に移行してから、徐々にその存在感が薄くなっていた新型コロナウイルスですが、どっこい、まだまだ健在です。もちろん、感染が出ないように、そして出たとしても最小限で済むようにこれまで積んできた数えきれない経験を活かして万全
クラウゼヴィッツに学ぼう!クラウゼヴィッツ風に言うならば、戦争、勝負ごとには必ず「重心」がある。それを見抜いて勝利を確実にせよ!となる。今どきの言葉で置き換えれば「重心」とは「センターピン」と言えるのでは?<過去記事>📝クラウゼヴィッツからの学び📝想定外に直面したら📝空海の天地人思想に学ぶ📝手段を戦況によって使い分けるこの本質は、勝負事や仕事に限らず人生全般にも当てはまる。「重心」をきっちり見抜いてキモを抑えておくことで優先順位の設定
→モノの名前一覧チェック表(過去問)パオロ・ヴェロネーゼ1528年~ルネサンス期のヴェネツィアで活動したイタリア人画家ティツィアーノとティントレットと並んで、ルネサンス後期のヴェネツィアを代表する画家であると評価されている。非常に優れた色彩感覚の持ち主で、フレスコ、油彩ともに幻想的な色使いの装飾的絵画作品で知られている。ヴェロネーゼのもっとも有名な作品は劇的で色彩に満ちたマニエリスム様式で描かれた精緻かつ物語性豊かな連作絵画群で、壮重な建築物と壮麗な画
【台湾侵攻戦争:国家安全保障局の活用】先日、「完全シミュレーション台湾侵攻戦争」(山下裕貴著、講談社+α新書)を読んだ。以下は、あとがきの抜粋。あとがき本書を通じて理解していいただきたいことは、台湾有事が発生すれば日本の南西諸島及び海域は戦場となり、好むと好まざるとにかかわらず日本は必ず巻き込まれるということである。日本有事に、国民の生命と財産を守るために、いま何をしなければならないのか。防衛力を抜本的に強化し、抑止力を高めるとともに、政府は事態の推移を
ロシア・ウクライナ戦争の死傷者数が50万人に迫るという推計が出されました。ウクライナ戦争、両軍の死傷者50万人に迫ると米推計=NYT[18日ロイター]-ロシアによる2022年2月のウクライナ全面侵攻開始以降、ロシア軍とウクライナ軍の合計の死傷者数は約50万人に上ると推計されている。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が18日、米政府当局者の話として報じた。jp.reuters.comニュースソースは「米政府高官」とだけ。もちろん,ロシア・ウクライナ政府とも肯定していません。
台湾有事を考える場合に私たちが念頭に置くべきは、クラウゼヴィッツの『戦争論』(日本クラウゼヴィッツ学科意訳)ではないだろうか。クラウゼヴィッツが言うように「戦争とは、相手にわが意志を強要するために行う力の行使である」とすれば、中国は台湾を自国の領土と明言しており、いつそれを実行に移しても不思議ではないのである。さらに、私たちは日米の同盟関係で最悪の事態を避けられると思いがちだが、そんなに甘くはないのである。シミュレーションではうまくいっても、実戦となると、そんな好都合なわけにはいかない。ク
戦争嫌いの日本人ですが、今ウクライナ戦争が起きています。戦争に無関心ではいられません。戦争について知ることも大事です。「戦争とは政治の手段である」この言葉が一番印象に残りました。政治は戦争を道具として利用、ともあります。人は平和を壊すものは戦争であります。だから皆声高に平和が大事、戦争反対、と言います。ただ戦争を引き起こすもの、それは政治なのです。戦争が世の中を狂わせるのではない狂った政治が戦争を引き起こさせ
「戦争とは国家の行う外交の最終手段である」byクラウゼヴィッツキナ臭いことが世界中で多発する今こそ、もう一度「戦争」の真の意味について一人ひとりが考えるタイミングが来ている。<関連過去記事>クラウゼヴィッツ「戦争論」から学ぶことは多い📝想定外に直面したら・・・📝空海「性霊集」より📝手段は戦況により使い分けるクラウゼヴィッツ:『戦争論』の思想Amazon(アマゾン)1,388〜6,079円クラウゼヴィッツの「正しい読み方
クラウゼヴィッツの『戦争論』。古典的な著作として夙にその名の知られた書物ですので、一度読んだことはあるとは思うものの、全く内容を覚えておらず…。ここでは、翻訳で出ている岩波文庫の紹介によればこんな内容であるとだけ。ナポレオン一世により本質的な変貌をとげた戦争形態たる国民戦争を精密に分析して,近代戦争の特質を明らかにした戦争哲学である.なお,戦史の理論的問題に正しい視点を提示し,戦争と政治・戦争の原型・戦争の本性を明らかにする.軍事専門家のみならず,エンゲルス,レーニンなどにも多くの影響を与えた
昨日、記念すべき2000冊読書の1冊目にクラウゼヴィッツ「戦争論」を取り上げました。戦争論の解説を見てみると、このクラウゼヴィッツという人がとても面白い。プロイセン(ドイツ)の軍人です。ナポレオンとのフランス軍との戦いに従軍。その時、捕虜となってしまいます。そこで、フランスに勝てるプロイセン軍隊をつくることを決意します。普通は、まあこれでプロイセン軍を強化して終わりですが、その後、プロイセンはフランスと軍事同盟を結びました。その時、クラウゼヴィッツは、プロ
2000冊読書に向けての1冊目です。カール・フォン・クラウゼヴィッツ「戦争論」です。(加藤秀治郎訳の縮訳版、日本経済新聞社)ロシアのウクライナ侵攻を受けて、戦争についての古典を読んでみようと思い立ちました。クラウゼヴィッツの戦争論の神髄は「戦争とは他の手段をもってする政治の継続にほかならない」という一文に集約されるでしょう。戦争の本質を喝破した名言、目から鱗の洞察です。今から200年近く前の著作ですが、そのような戦争の本質は変
イギリスで、ロシアとの対抗から、地政学が発達する。イギリス、大英帝国は、海の帝国の典型で、ロシアが陸の帝国の典型とされ、イギリスは、シー・パワー、ロシアは、ランドパワー、と定義され、特に戦争となれば、その国の特徴、宿命があぶり出される。ドイツ及びフランスは、両隣の国が同盟することが悪夢。ドイツは、シュリーフェンプランを持ち、フランスはマジノ線を持った。イギリス、アメリカ合衆国、日本は、大陸に介入し、勢力均衡を目指す。イギリスは、ヨーロッパでフランスとプロイセンを競わせ、アメリカ合衆国は、ロ
何が書いてあるかは読まなくてもわかってしまうので省略。さて、気になったのが最後の方にある以下の記述「戦争とは政治の延長線上にあると指摘したのは、プロイセンの軍事学者クラウゼヴィッツです。長年読み継がれる「戦争論」の慧眼に学べば、軍事的衝突は政治・外交の失敗にほかなりません」たぶん歪曲してるんじゃないかと疑ってしまう。クラウゼヴィッツは、ナポレオン戦争の頃の軍事学者であり、軍事的衝突が政治・外交の失敗だなんて考えるとは思えません。私の雑な記憶が確かなら、クラウゼヴィッツは、①戦
戦争論:カール・フォン=クラウゼヴィッツ著。戦争、殊に、敵を撃砕することに要点を置いた、“軍事理論の書”である。戦争、戦闘、兵站、攻撃と防御、などからなり、特に、防御に徹していては、敵戦隊(CorporationoftheEnemy)を打倒することはおぼつかない、などと述べている。また、国家間の武力による衝突(戦争)は、政治上の駆け引きや、外交努力や、情報戦、などによって回避可能である、とも述べている。明快な“戦争の教科書”である。
『孫子』と『戦争論』は、東西を代表する戦略書として有名です。ですので、数多くの書物で、この両書が比較され、様々な分析が行われているところです。しかし。軍事や戦略、あるいは西洋の近代史に関心のある人を除けば、孫子やクラウゼヴィッツは知っていても、ジョミニの名前を聞いたことのある人は、そんなに多くはないと思います。そして、ジョミニに関する本もまた、孫子やクラウゼヴィッツほど出ているわけでもありません。『ジョミニって、誰??』というのが、大概の人の反応でしょう。
ロシアの対外貿易黒字は過去最高
クラウゼヴィッツの名著『戦争論』を紐解くと、戦争とは「敵の意思を屈服させることを目的とする武力行使」であり、また「一つの政治的行為であり、他の手段をもってする政治の継続にすぎない」と説いています。つまり外交政策でお互いに歩み寄りができなかった場合に、戦争が起こる可能性が高まります。これは今回のロシアとウクライナにおいても例外ではありません。(CarlvonClausewitz-en.wikipedia.org)今までは国家と国家の総力がぶつかり合い、国力の強いほうが戦争に勝つのが
あなたはどうする?癒し王ふじです。あなたが予期せぬこと、つまり想定外に直面した時どのように対処しますか??クラウゼヴィッツの「戦争論」をヒントにすると次のようになります。「素早く心を平静に戻せ」素早く心を平静に戻す方法こそがマインドフルネス瞑想です。超マインドフルネス瞑想法【基本編】:ふじの戦略的瞑想法Amazon(アマゾン)3,200円人生を思いのままに操れる「感情瞑想法」:感情コントロールと瞑想で人生思いのままAmazon(アマゾン)3
ロシア軍がウクライナに軍事侵攻を開始してから、ほぼ6週間が経過した。ロシア軍とウクライナ軍との間で激しい戦闘が繰り広げられている中、両国の代表団による「和平協議」(注1)が断続的に継続されている。(注1)現在行われている両国の協議の内容は、明らかに停戦協議でなく和平協議である。日本のメディアは停戦協議としているが、海外のメディアは「peacetalks:和平協議」としている。ロシア軍の戦い方を見ていると、クラウゼヴィッツがその著書『戦争論』で述べたことをそのままに実践しているように
毎日の様にテレビではウクライナの現状やロシア(プーチン)の思惑が報道されている。テレビからの情報は、ほぼ一色に染められているが、ネットでは染められた色味を濃くした情報や、全く違う色の情報が出ている。何が正しいのか?は日本みたいにウクライナから遠く離れた国の国民は冷静に分析するべきだと思う。戦争の当事国になってしまえば、なかなか冷静に事態を見て冷静に判断する時間なんてなく、考える前に動かなけれは殺されてしまう。ウクライナは本当に心持ちが純真な被害者なのだろうか?ロシアには悪しかないのだろ
もう、プーチンは自ら拳をオロセナイ!!!戦争目的はウクライナの実質的併合。(延いてはソビエト連邦の復活)退くことはプーチンの破滅を意味する。停戦交渉もキエフ総攻撃の大義づくりとその準備でもある!!その意味では、橋下の妥結論は空論!!!そもそも具体的方法論と着地を示せない欺瞞。橋下こそキエフへ行こう!!そこでその空論を説いてくれ。プ-チンは、その戦争目的を達成するまで自ら戦争はヤメナイのだから。
その通りです。龍一さんのお顔が見られてうれしいです。RT@akasakaromantei:今一番傾聴すべき意見ですpic.twitter.com/1SO3QiCPSR—加藤登紀子(@TokikoKato)2022年3月6日戦争は外交の失敗と定義されている。攻めてきたらどうするんだという人がいるが攻められないようにするのが日々の外交の力。それを怠っておいて軍備増強するのは本末転倒ですね」ミュージシャン・作曲家坂本龍一>戦争は外交の失敗と定義されている。そんな定義は聞
ロシアがウクライナへの侵攻を開始しました。正直言って,ボクには「想定内」とはいえ「予想外」の出来事です。(起りえるが,起らないだろう)。「戦争とは外交の一形態である」とは,「天才的戦略家(軍事思想家)」として名高いクラウゼヴィッツの言葉です。これに倣うと「外交とは,自国の利益を導き出すために行う他国との交渉である」と言ってよいでしょう。ボクは,ロシアは,戦争をちらつかせることにより,ウクライナ及び西側諸国から何らかの外交成果を獲得することを目的にしていると考えていました。と
カール・フォン・クラウゼヴィッツは、「戦争は政治とは異なる手段を以て継続される政治の一形態である。」要するに、戦争は政治の道具だ、というようなことを言っているが、戦争は、それ自体が目的なのではなく、飽くまで政治の「手段」であるからこそ、これまで試みられた永久平和の試みが、すべて失敗に終わったのである。言い換えれば、これまで、戦争を無くそうとする、永久平和の試みが、すべて失敗に終わったのは、戦争それ自体が「目的」とはなりえず、飽くまで戦争が「手段」だったからである。
統計数字は何とか取り繕ったが、2020年、大躍進以来、60年ぶりに人口減となったとみられる(21年5月1日付日記:「スターリニスト中国の人口、大躍進以来の60年ぶりの減少か;長期低落は避けられず」を参照)。国家の「力」の源泉が人口スターリニストどもは、人口減少を何とか食い止めようと、昨年8月、3人子政策を始めた。この3人子政策、ほとんど強制に近い人口増対策だが、躍起になるのは、アメリカ、ウィスコンシン大の易富賢研究員の指摘するように、実は人口減は2018年から始まっていて、2
戦争が国家の存亡を決定する極めて重大な出来事であることは古来から『孫子』が論じてきたことである。戦争において国家は敵の軍事力によって安全を脅かされる事態に直面するのであり、それは領土や都市の破壊と占領、国民の生存とその財産所有権の侵害、政治的自由や独立の制限などの方法で行われる。同時に戦争は社会現象の中でも特に分析が難しい複雑な主題の一つであり、戦闘などの軍事的な出来事だけで生じるのではなく、対外政策や国内での政治過程などの政治的文脈に基づいて生起するものである。しかも
(池田信夫:経済学者、アゴラ研究所代表取締役所長)気候変動に関するパリ協定から離脱していたアメリカが、バイデン政権でパリ協定に復帰し、4月22日に「気候変動サミット」を開催する。これには菅義偉首相も参加し、日米首脳会談で、温室効果ガスに関する合意が発表される可能性がある。バイデン政権のケリー気候変動特使はサミットに向けてEUと協議し、イギリスのジョンソン首相との共同声明で、2050年カーボンニュートラル(CO2排出実質ゼロ)を目標とすることを確認した。先進国がそろって「脱炭素」をめざす
1831年11月16日に軍事学者のクラウゼヴィッツが亡くなりました。プロイセン(ドイツ)の将校としてナポレオン戦争にも参加しています。著書には『戦争論』があります。岩波文庫からも翻訳されたものが出版されています。戦争は戦争をすることが目的ではなく、政治の延長であると述べています。つまり自国に有利な外交の条件を得るためであるということです。また、戦略と戦術を区別しています。戦略とは事前にできるだけ犠牲を少なくすることを計画することであり、戦術とはその場で高いリスクがありながらも高いリ
以前途中まで読んでた、日経ビジネス人文庫:マイケル・I・ハンデル著:「孫子とクラウゼヴィッツ」をまた読んだ。孫子の戦いの前にインテリジェンスと情報を集めておけば置くほど、勝率は高まる(意訳)に対して、クラウゼヴィッツは戦争は偶有性が高く思い通りにコントロールできるものでは無い(意訳)とし、指揮官の直観を信じることとなる。どちらを信奉するかは、その指揮官次第である。思うに、作戦通りに行かないけど、作戦時の論との相違点を見極め、対応できる指揮官が有能かなって思える。事前に