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「間」や「沈黙」は、日常会話ではなるべく避けたいもの。これは相手との間柄にもよりますね。家族や家族同様に親しい間柄の場合、「間」や「沈黙」に対してはそれほど神経質にはならないものです。また、会話の流れによっても違ってきます。つまり「間」や「沈黙」というものは、間柄と会話の流れによって、どの程度避ける必要があるかが決まります。カウンセリングでは、この「間」や「沈黙」が時にはとても大切になります。会話の流れの中に、適度に"間"が入ることで、その会話自体に深みや重さが出てきます。
2018年のブログです*河合俊雄さん編著の『ユング派心理療法』(2013・ミネルヴァ書房)を再読しました。たぶん2回目だと思うのですが(?)、例によってあまり自信はありません。以前読んだ時には当時のじーじの力不足のせいで、あまり理解できたとはいえなかったように思うのですが(河合さん、ごめんなさい)、今回は少しだけ以前より理解できた箇所もあったように思います。解説編と事例編の二部構成で、解説編では、心理療法における第三のもの、という論点に興味をひかれました。
たぶん2017年のブログですこの時に初めて詩人キーツさんの重要さに気づいたようです(2019.1記)*土居健郎さんの有名な『新訂・方法としての面接-臨床家のために』(1992・医学書院)を再読しました。もう何回目になるでしょうか。本は付箋とアンダーラインで大変な状態です。初版本はじーじが家庭裁判所に就職をした翌年の1978年に購入していますから、かれこれ40年近いおつきあいです(うちの奥さんより長いおつきあいです)。新訂本も25年のおつ
このブログ(英語:blog)に御訪問頂き、誠にありがとうございます。リンクを貼はらせて頂いております。紫色のブログ・タイトルをクリック(英語:click)(もしくはタップ[英語:tap])して頂きますと、過去のブログ記事に移行します。(^O^)さて、去る2月24日(土)の「ボランティアでカウンセリング・続報16」のブログ、去る1月28日(日)の「ボランティアでカウンセリング・続報15」のブログ、去る1月15日(月)の「ボランティアでカウンセリング・続報14」のブログ、
使い分けで、あなたは信頼できる専門家になれますブログご訪問ありがとうございます。起業・個人事業・副業の営業・集客・経営をサポートする事で夢を叶える個人ビジネス専門ビジネス心理コンサルタントSophia’sColorです。はじめにあなたは、取引先やサービス利用者を「クライエント」と呼んでいますか?それとも「クライアント」?実は、同じ英語「client」をカタカナ表記したこれらの言葉は、業界や職種によって使い分けられています。この記事では、「クライエント」と「クライアント」の違いと
どんなカウンセラーもキャリアコンサルタントも、自分の価値観や興味を持っています。同じ心理療法やキャリア理論を使っていたとしても、誰一人同じカウンセリングはしないでしょう。私の場合、カウンセリングに対してはこんな考えの傾向があります。・カウンセリングのベースとなる基本の理論をしっかり使えるレベルまで学ぶ・カウンセリングの学びはインプットとアウトプットがセットでこそ意味がある・クライエントとして有料でカウンセリングを受ける体験をする・定期的にスーパービジョンを受ける・自分の
2019年6月のブログです*成田善弘さんの『精神療法面接の多面性-学ぶこと、伝えること』(2010・金剛出版)を再読しました。この本も何回目かの再読で、付箋とアンダーラインが賑やかです。しかも、忘れっぽさには自信のあるじーじが、めずらしくところどころ読んだ記憶が残っていてうれしくなりました(?)(自慢になりませんね)。例によって、印象に残ったところを一つ、二つ。一つめは、精神分析について語っているところ。成田さんは、治療が簡易な精神療法で済むならそれでい
私はカウンセリングの時間を50分にしています。過去にいくつかの時間でやってみて、この時間が一番集中して出来、効果も高かったからです。そして覚えておいて頂きたいのは、カウンセリングでは「時間」が命だということです。50分でも60分でも、一度時間を決めたらその時間は厳守してください。60分としているのにダラダラ延長はしないことです。そうしないと効果が半減するばかりか心理カウンセリングでは危険な事態を招くこともあります。また、その場で延長料金
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こんばんは、医療従事者のための心理カウンセラーの春風ゆみです。ペイシェントハラスメントと言う言葉を最近よく聞きます。ペイシェントハラスメントというのは、医療スタッフに対する患者や家族からのパワーハラスメントのことを言います。暴力や暴言、過度のクレームなどを言うのです。略して、ペイハラです。最近は、いろいろなハラスメントが存在しています。すぐに怒りを表現する人が増えたのもあるでしょうし、ハラスメント自体は昔から存在していたのが、それを問題視する社会になったとも
🐱本日のクライエントさん。笑※顔出しOKの許可もらいました。飼い主さんについてお悩みがあるそうで"にじたま"でカラーカウンセリングこれまでのこと現在のこと未来のこと色からヒントが見つかりこれからのKeyカラーをお伝えしたことで飼い主さんとの関係について解決法のヒントが思い浮かばれたようです。笑🐱私はクライエントさんからお聴きするお話についてお気持ちを整理させてもらったり色の意味をお伝えしたり気づいたことや印象を確認しながらお伝えさせてもらってク
こんばんは、医療従事者のための心理カウンセラーの春風ゆみです。20代の女性が失恋した話を、聞きました。彼氏から「あなたは一人でやっていける人だから・・・」という理由で別れを告げられたそうです。「一人でやっていける人だから・・・」という理由で別れ話がでるときは、その人に別に好きな人ができたときがほとんどです。そしてあなたは一人でやっていけるけれど、(僕が別に好きになった人は、一人でやっていけないのです。)という言葉が含まれていることがあるのです。1人でや
こんばんは、医療従事者のための心理カウンセラーの春風ゆみです。カウンセリングをするときは、クライエントのお話を聞きながら実はクライエントが言わないことは何か?ということも観察しています。例えば、常に怒りを抱えている悩みの人が来られた場合、クライエントが、母親との関係が問題の原因だと話されると、本当の原因はそこにないことが多いのです。普段でも「私の家族は、すごく仲がいいのです」と言っている人は、実はそう言わなければ、自分にそのように言い聞かせる必要があるから、
問題47インテーク面接について、より適切なものはどれか。3つ選べ。地域援助技術の一つである。支援過程の後期に実施する面接である。面接の終わりには、問題解決に向けて一定の方向性を確認することが重要である。必ずしも1回で終了させる必要はない。クライエントが訪れた支援機関の機能や提供可能なサービスを説明する。
転職活動の伴走者働くをより楽しく!キャリアカウンセラーの『ぜんさん』です本日はメールカウンセリングのメリットとデメリットについて考えます私が行っているメールカウンセリングは私とクライエントの方の間でメールを3往復することで1回(1つの単位)なのが特徴ですメールカウンセリングのメリット1.じっくり考えることができるメールのやり取りはすぐに回答する必要がありません考えながらメールを書いてしばらく時間をおいてその間に考えたことをまたメ
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たぶん2011年ころのブログです*ある研究会で,一人のカウンセラーのかたが,自分はクライエントに携帯の番号を教えて,いつでも連絡が取れるようにしています,と話していました。すごく熱心だな,と思いました。一方で,でも少し違うのではないかな,とも思いました。いつもクライエントと連絡が取れること,が,いつもクライエントのそばにいること,と同じかというと必ずしもそうとはいえない気もします。ましてや,いつもクライエントにより添うこと,とはまた違うような気がします。
カウンセラーはクライエントを限りなく信頼し、尊重する。これがカウンセリングを有効にする大きなカギです。ですが、言うは易し行うは難し。大切なことほど、簡単にできないことが多いんです。私も一瞬、この姿勢を損なう場面があります。今回はその私の失敗談を通じて、クライエントに対する信頼の重要性をメルマガ「臨床カウンセラー養成塾」に書きました。明日27日(木)12時配信になります。明日配信のメルマガをお読みください。※メルマガ登録がまだの方は下記
こんにちは、今日もお越し下さってありがとうございます。心の相談室カウンセリングルームInnerHeart心理カウンセラー&セラピスト代表の向月謙信です\(^o^)/先月、クライエント2人と家内と4人で出かけたときの写真です。蔵王のお釜。何度行っても、良いところです。最高です。(^^)/さて、私たちは、ついつい「良くしよう」とばかり考えてしまいます。私が会社に入ったばかりのときでした。上司に好かれよう。売上をのばそう。そんなことを考えた私は、何にもわからないまま、
もし、職場にサイコパスのような人がいて、あなたを苦しめているとしたら?そんな時の対処法は一つしかありません。心理カウンセラー・コーチの鈴木雅幸が解説します。●メルマガ「幸せな生き方」は下記より鈴木雅幸鈴木雅幸の「幸せな生き方」(仮登録)mm.jcity.com
私が師匠の下で一番最初にやったこと。それは講義を受けることでも、実技訓練を受けることでもありません。カウンセリングを受けることでした。自分がカウンセラーという仕事をするのに心のバランスや人格が健康なのか?変えたり直したりすることは無いのか?そういうことを学ぶ前に知っておくべきと思ったんです。あと、カウンセリングを受ける目的はもう一つ。それまでカウンセリングを受けたことがなかったので、クライエントとしてカウンセリング体験をしようと思っ
カウンセリングの勉強に関するご相談で、こんな悩みを良く聞きます。クライエントの話を聞いたあと、その応答は相手の言葉を繰り返すように教わります。でも、相手の言葉を繰り返しても行き詰まってしまいます。どうすればいいんでしょうか?まあ、それは当たり前なんですけどね。話した言葉を聞き手が繰り返すだけでは、話しがスムーズに進んでいかないでしょう。話している方も嫌ですしね。でも「繰り返しましょう」と教わることが多いようです。そ
カウンセリングでクライエントの心理が良い方向に変化する。その最大のカギは何か?答えはこれです。カウンセラーの応答。カウンセラーの投げ返す言葉ですね。この応答がどんな応答かによって、クライエントの心理が良くなったり悪くなったりします。もちろん、良くなる応答を続けることがカウンセリングでは求められます。それには、そもそも良い応答って何?クライエントはどんな応答でその心理が良い方向に変化するの?これがわかっていないと
以前、カウンセリングについて書きましたが今回はクライエントってなーに??ですカウンセリングとセットでよく聞くクライエントという言葉患者さんの英語版でかっこいい言い方に思うけどほんとはね、患者さんじゃないんですクライエント直訳すると依頼人カウンセリングをする心理師さんは、こころの問題を治す人ではなくてこころの問題を整理して、分析して今後の方針を一緒に考える人って話はしましたがクライエントさんは生活の中に不具合を感じてどうにかしたい!治したい!って意思がそこにあって、自
「自分でも動揺している感じでしたが、その時、先生が私をまっすぐ見ていることに気づき、ああ、見ていてくださったんだと・・・・それでまた気持ちがスッと楽に、落ち着きました」これは、カウンセリングをしたあるクライエントの方がある回のカウンセリングの感想を述べたものです。その方は苦しい胸の内や過去に傷ついたこと、さらには今、直面している問題を語るうちに言葉を失ってしまったのです。それでしばらく沈黙が続き、フッと私と目が合った場面を振り返った内容です。
カウンセリングのセッションで、カウンセラーはクライエントに質問をしてもいいのでしょうか?それとも、ダメなのでしょうか?私の師匠は弟子にいつも「質問はするな」と厳しく教えていました。また「質問の怖さがわかっていない」とも。いったいどういうことなのか?今回はカウンセリングの中でカウンセラーがクライエントに質問をするという行為についての解説をメルマガ「臨床カウンセラー養成塾」に書きました。明日6月8日(木)12時配信になります。明日配信
カウンセリングを学んでいる人のほぼ100%の人がぶつかる大きな壁。それが「応答の仕方」です。つまり、相手(クライエント)の話を聞き終わった瞬間にどのような言葉で応じれば良いのか。ここでもれなく皆さんは迷路にはまっていくのです。その応答の秘訣というのは、実は「言葉を置き換える」です。置き換えずに何でもそのまま相手(クライエント)の言葉を拾うから、迷路にはまっていくのです。ある意味、この置き換え方を習得できるかどうかが、上達の分か
昨日は、月一回の施設セッションでした。最近、クライエントさんが増えて、10人越えとなっております。集団セッションとして成立するのは10人程度までと言われることもありますが、ほんとに、スペース的にも内容的にもこの人数が限界かな(._.)反応が微細なクライエントさんへの対応が手薄になってしまう。集団としてのダイナミクスは出ていて、うまくそこを広げてまとめていきたいところです。職員さんたちの情熱が伝わってきて、いつも温かい気持ちで締めくくれます。
カウンセリングにおいて、カウンセラーに最も必要なもの。それはセッションにおける「反射神経」です。クライエントの話は、話されるまではどんな話がされるかわからない。想定外の話しや反応になることも。それに対してカウンセラーは毎回、瞬間的に適切な反応をしなければならない。つまり、カウンセラーに求められるのは咄嗟の判断力、瞬間的な対応力。だから、そうした反射神経を養う訓練が大事。常に「いざ」に対応できる力が必要。そのために何をど
セッションが上手くいかない。途中から行き詰まってしまう。2回目の予約が入らない・・・・・・原因はいくつか考えられます。ですが、その代表的な原因の一つ。それは、セラピストがしゃべり過ぎていること。相談者は話したいこと、伝えたいことがいっぱいあります。だから、セラピストが話過ぎると、自分は話せなかったので、モヤモヤします。また、セッションというのはクライエントの話によって組みあがっていくもの。だから、十分に話してもらわ