「ベニスで恋して」などで知られるイタリアの名匠シルビオ・ソルディーニ監督が、目が不自由でも自立して生きる女性とプレイボーイの恋の行方を描いたラブストーリー。ローマの広告代理店に勤めるテオは典型的なプレイボーイで、恋人や家族と適度な距離を置いて向き合わないまま、仕事漬けの日々を送っていた。ある日、暗闇の中を白杖で進む「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」のワークショップに参加した彼は、スタッフとして働いていた目の不自由な女性エマの声に魅了される。思春期に視力を失った彼女は、フランス人の夫と離婚後、理学療