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3月3日は桃の節句と耳の日です耳の日の由来は語呂合わせとろう教育に力を注いだアレクサンダー・グラハム・ベル電話の発明者1847年~1922年の誕生日だからです雛の節句女の子のいる家庭では雛人形を飾り菱餅、雛あられ、お寿司などでお祝いをします地域にもよりますが当地岡山では4月3日旧暦まで雛飾りを出しておく所が多いですちなみに我が家は中学男子と高校男子なんですぼんちのひなあられ関西風桃の日であり耳の日であることを蔦三郎句俳人もものひ
聞こえない子供(ろうあ者)を持つ親御さん専門相談所菅野康広(かんのやすひろ)講演家セミナー主催個別相談聞こえない子供を育て上げた経験から子育てに不安の方々の悩み解決相談をしています。プロフィールはこちらこんばんは、菅野です!子供が聞こえないと分かり、我が家では手話で育てる環境に身を置きました。理由は学校が手話を使っていたからです。振り返ると良かったなと思います。言葉を教える時先ずは手話で言葉を教えてその後意味を伝えるのです。結
11/16(水)〜上映会における託児👶について〜11/15の時点での参加申込の状況は午前の部98名午後の部95名定員150名のところ、宣伝開始から約2週間でここまで埋まるとは思いませんでした。嬉しい反響です😭第一次〆切を過ぎましたが、引き続き申込みの受付をしています。定員になり次第、申込みの受付は終了となりますので、興味関心のある方は、チラシにある申込み方法をご確認の上、是非お申込み下さいませ。さて、託児について何件かお問い合わせがありましたので、実行委員で検討した結果、下
映画「ヒゲの校長」パンフレット先人たちに捧げる映画そのものが、大正、昭和時代を駆け抜けていった先輩たちへのレクイエム脚本、製作に関わってきた前田氏「髙橋校長の功績もさることながら、福島彦次郎、藤本敏文、大曽根源助たち先人、名もなき先生たちの御労苦があってこそ、ろう教育の今日があることを、前田は、いつも感じながら教壇に立ってきました。そうして、今回、この映画を通して彼らへのささやかな、でも精一杯の恩返しをさせていただいたつもりです。」5月20日上映会のチラシがまもなくできます。もう少しお
藤花塾は2015年11月に設立されました。今年で7年。年に2.3回ほど学習会を企画してきました。新型コロナウィルス感染防止のため、2年前からオンラインに切り替え、企画を進めました。ようやく先日、対面とオンラインとハイブリッド式の研究会を開催することができました。今後も対面とオンライン両方の企画を考えていきたいと思っています。今までの研究会の詳細はpdfデータをご覧ください。藤花塾の歴史.pdfdrive.google.com理事長と塾頭の豆柴ポーンスタッフリーダーとポーン今まで
藤花塾は、滋賀県湖南市にあります。元聾学校のろう教員が退職後、自宅の離れを改造して始めた勉強会です。聴覚障害教職員をメインに、いろいろな教職員や学生、福祉関係従事者等が集まり、さまざまなテーマについて学習を行い、研鑽を積んでいます。藤花塾には犬小屋があり、ポーンという名の豆柴犬がいます。ポーンも三半規管に障害があり、やや難聴です。彼を塾頭に据え、藤花塾は今までろう教育、模擬授業、手話の言語学、人工内耳、発音指導、身体表現ワークショップなどの学習会を行いました。新型コロナウイルス感染症防止
こんにちは、森本弘美です。手話を始めた頃、先生がろう者と聴者の文化の違いを話してくれました。何度も繰り返し話してくれたおかげで、段々いろんな事が引っかかるようになったんです。そしてある日ガツンと頭を殴られたような衝撃を受けましたよそのお話はこちらを読んでくださいね。『聞こえるから知らないうちに知っている!』こんにちは、森本弘美です。私が初めて手話を教えて頂いた先生はろう者と聴者の文化の違いや手話の歴史の話をよくされました。先生のご主人はろうの方なんですが先生…ame
大阪ろう学校の元校長「高橋潔」氏の半生を映画化「ヒゲの校長」の予告編が公開されました。映画『ヒゲの校長』予告編映画『ヒゲの校長』は、谷進一が監督を務めた作品です。今作は、手話教育の普及に努め、「手話の父」と呼ばれた高橋潔先生の生涯を描く物語になっています。髙橋先生が大阪市立聾唖学校へ赴任する直前から始まり、口話推進派とのあつれき、妻・醜子さんとの出会い、子どもたちとのふれあい、口話推進派であった尾張徳川家第十九代当主・徳川義親氏との対決などを描いています。…vimeo.com
3月9日(火)にイタリア研究会の第481回例会がオンラインで開催されました.演題名は「イタリアのインクルーシブ・バイリンガルろう教育」で,イタリアに精通している会員にとっても「いったいどんな内容の話なんだろう」というものでしたが,じつはこれが大変に面白く,障害児教育の範疇を超えた拡がりを持っていると思われますので,ご紹介したいと思います.講師はお茶の水女子大学教授の小谷眞男さんです.イタリアはじつは障害に対して先進的な取り組みを行っている国で,精神科医フランコ・バザーリアの奮闘により197
ヴァンサンへの手紙2018年10月13日(土)公開フランスの女性監督レティシア・カートンが、ろう者である友人ヴァンサンの死をきっかけに彼の遺志を継ぎ、ろうコミュニティを10年にわたり記録したドキュメンタリー。あらすじレティシア・カートン監督の友人であるヴァンサンが突然に命を絶った。彼は一緒にこの映画を作るはずだった。あれから10年間、監督は「ろう者の存在を知らせたい」という彼の遺志を継ぎ、本作を完成させる。フランスのろうコミュニティ。美しく豊かな手話と、優しく力強いろう文化。それはヴァン
筑波技術大学で行っている「ろう者学ランチトーク」の限定公開のお知らせです第一回第二回第三回第四回筑波技術短期大学(現:筑波技術大)、筑波大卒業のろう者のお話が聞けるチャンスです。いつもは技術大学内のキャンパスを利用して参加する方法だそうですがこのコロナ禍で動画配信になっています。対象者は「全国の高等教育機関で学ぶきこえない学生、支援学生、教職員対象」とのことですがきこえないお子さんを育ている保護者にもぜひ見ていただきたく
今年もやります「ろう教育フォーラム」きこえない、きこえにくいお子さんがどのような教育を受け社会に出たらどうなるか?子どもだった当事者から保護者から手話通訳者から…などきこえない、きこえにくい人に関わる団体からの話を聞き、参加者同士で意見交換をしませんか?今回は会場に参加する方法とオンラインで視聴する方法と2つあります。もいもいも、お手伝いさせていただく予定です。県内外問わずどなたでも参加できます。昨年度の様子はこちらからご確認で
昨年「福島ことばを育む会」主催のセミナーに参加したのですがその講師をされていたきこえとことばの教室の阿部厚仁さんから毎月、定期便が送られてきています。その名も「からフル」今回第5号に書かれていたお話が印象的だったので許可を得て掲載しています。どうぞお読みくださいー!運動会や集会の場面英語の授業の配慮マスクの大変さそして「治る」ための支援、指導『今月のこうじーコーナー★』の「治したい」という子どもや保
いずれもzoomを利用した参加になります開催日時が早いものを上にしております。〆切がありますので、聞いてみたい方はお早めにお申し込みください。情報保障はどちらもついております。ろう・難聴教育研究会主催のオンライン研究会です。10月11日(日)14:00~15:30「聞こえない・聞こえにくい子ども達と保護者の未来のために(自民党難聴議連新生児期・小児期難聴対策小委員会でのレクチャーから)」関根久美子(東京都立大塚ろう学校乳相担当、言語聴覚士
ディナーテーブル症候群?日本だと「家族での晩ごはん症候群」でしょうか。ろうなびというサイトで紹介されているものです。以下HPより↓このホームページは、ろう・難聴に関するさまざまな論文や学術情報を多くの方々に読んでいただくことを目的に開設しました。「ろう・難聴」「手話」「ろう・難聴の子どもの子育て」などについて、英語や日本語では信頼できる科学的エビデンスに基づいた論文がたくさん出されています。でも、論文や学術情報って何だか
令和元年7月30日(火)愛知県教育会館で開催された令和元年度第57回東海地区聾教育研究会にAI音声認識多言語文字変換サービス「サポトーク」&㈱システムリサーチさんと共に参加いたしました。たくさんの聾学校の先生方に「サポトーク」をご覧いただくことが出来ました。講演会にご参加いただきました先生方、ありがとうございました。大変お世話になりました。第57回東海地区聾教育研究会開催概要(1)期日:令和元年7月30日(2)会場:愛知県教育会館(3)日程・受付・講演:演題「聴覚障
来週、愛知県教育会館で開催される東海地区聾教育研究会の会場の下見に行くo(^-^)o。大学院のすぐ近所に愛知県教育会館はあるが、伺ったのは初めて。当日の会場も確認し、歩いて大学院へ行き、少し休憩(;^_^A。
2019年7月15日(月祝)、京都市聴覚言語障害センターにおいて第8回目の『聾唖界』輪読会が行われた。今回は第三号の中ほどからの部分と第四号の前半を読んだ。掲載内容は、第三号では小西校長還暦記念祝賀のあいさつ文や小西校長の訓示的文章、第四号では、山中忠太郎や藤本敏文の文章や石川文平による欧州聾唖者の現状説明などであった。次回は8月で、第四号の残りを読む予定。
第7回『聾唖界』輪読会6月16日(日)、京都市聴覚言語障害センターにおいて第7回目の『聾唖界』輪読会が行われた。今回は第三号の前半を読んだ。内容は、皇太后の追悼記事、「聾唖者団結の精神」という論説(岩田鎌太郎執筆か)、松江盲唖学校教員時代の若き藤本敏文による「強く生きんと欲する心」という、キリスト教の影響も考えられる文章であった。次回は第三号の残りと第四号を読む予定。また、9月の日程も決めた。
大阪府堺市に関する聾唖史は二件、レポート集で報告されています。堺市立中央図書館に『聾史レポート集』があります。いずれも大阪府堺市の聾唖史に関する内容が所収されています。ぜひ、興味ある方はご高覧ください。①『聾史レポート集』第一集:50-68頁。「聾井戸地蔵尊」を調査して「聾」の字は生きている梶本/勝史∥著②『聾史レポート集』第三集:148-198頁。戦争で消えた“堺市立聾啞学校”の存在証明花房/昭・新谷/嘉浩‖著堺市立中央図書館https://www.ci
第2回史料輪読会2019年6月9日(日)、大阪府立中央図書館小会議室で第2回「聾史」史料輪読会を行った。この日読んだのは、以下のものであった。午前は、蘆川桂洲『病名彙解』(1686年)の耳聾の項目、市川源三指導『国語読本形式及内容の新研究』第一・高等科第一学年用(1913年)の第十八「盲唖学校」にある「瘖唖者」と「聾唖者」の解説。午後は、『日本聾唖ニュース』1949年11月号にある「強制断種手術は本人の同意がなくても出来る」という記事、そして藤井東洋男の「聾唖団体の研究」『社会事業研
情報提供です。1/16〜2/27にかけて大阪府立中之島図書館で特別展『大阪の教育と人』があります。特に元大阪市立聾学校長・高橋潔の没後60年に寄せて、大阪の聾教育を取り上げます。近畿聾史研究グループ会報『聾歴史研究』も参考資料として紹介されました。是非、ご覧頂ければ幸いです。平成30年度大阪府立中之島図書館特別展http://www.library.pref.osaka.jp/uploaded/life/2378249703misc.pdf
手話の世界で長年やってきた自分たちにとっては、きわめて当たり前のことなのだけど、よく知らない人もいると思うので、その入門編を書いておきます。「手話は言語である。」世界的な評価です。世界では、手話そのものが聴覚障害者の言語であることは認知されている。日本においては、その理解が非常に遅れており、「言語が身につかなくなるから、手話を使うべきではない」と言ってる、無知な耳鼻科医のほうが多い。手話には文法がある。これには少し説明が必要。誤解されやすいから。文法とは語順のことだけではない。も
今週の金曜日(12/21)午後より、大宮ろう学校で講演をしてきます。このため、その日の金曜午後の耳鼻咽喉科診療はお休みになります。よろしくお願いいたします。タイトルは、「聴覚障害の特性をふまえた教育的支援や配慮を考える」というもの。ちょっとわかりづらいかもしれませんが、ようするに「聴覚障害の子供たちにどのように対応していくか」ということを、ろう学校の先生たちに話してきます。東京のろう学校からは何回か呼ばれて講演させてもらっていますが、埼玉でははじめてですね。実は、手話関係の講演などの
【1才11ヶ月】もうすぐ息子も2歳です生まれてもう2年たつのかぁ……思っていたよりずっと小さく産まれた息子。少しして耳が悪いことがわかって、、、いろんなことがあった2年間だったなぁ。本当に、かわいいかわいい我が子です。さてさて、そんな息子ですが、おしゃべりがかなり上達していまして。まさに爆発期!!!きのうは、パパママ仕事で不在でしたが、ばあばが「ママ帰ってこないねえ」と言うと、「パパもこないねえ」と言ったとか助詞の使い方も、ずいぶん上手になってきました。「ばあば(の)くる
先月参加した学習会でメモしたことを、忘れないようにまとめておこうと思いますまずは、ろう教育について考えるフォーラムでの講演会早期教育に長年携わってこられた先生のお話でした。この先生は、早期教育だけでなく、成人期にまで関わっていらっしゃるとのことで、軽中等度難聴の中学生や社会に出たばかりの人たちの苦労についても、具体的な話を聞きました。30dbでも、会社での電話応対や会議の内容把握が難しいとか。「ペラペラしゃべって、何言ってるかわかんねーよ!!」と中学生の難聴息子が爆発して初めて、わから
少し更新が滞ってしまいました。なかなか気分が落ち着かない日々のため。まぁそれはそれとして、今日も行きましょう!子供が聞こえないと分かってから、まぁいろいろあって手話で育ててみようと思い立ち、それから手話を覚えながら子育てに勤しんでいるわけです。我が家では親が聞こえる、子供が聞こえない、ということで、いわゆる「デフファミリー」ではないです。デフファミリーっていうのは、親も子も聞こえない家族のことを指すようで。正確な定義は知りませんが、おおよそそういう理解で間違っていないかと。
ろう教育を考える会に参加しました。今回は「情報保障を踏まえた学力向上への取組」ってテーマを事前に聞いていたので、大学とかの情報保障の最近の例とかの話?と勝手に思っていましたが、そっちは少しでした。アナログ的な内容で、でも個々の状況に合わせるってのが大事って話が中心でした。実際に随分前の先生でも、最近の先生でも、きちんとその時間の目的と流れを子どもに理解させ、分かりやすく説明すれば楽しく上手く授業が出来る例をいくつか紹介して頂きました。聴覚障害と発達障害の子へのアプローチは似ている…授業
ここ15年くらいなんでしょうか。手話でろう児を育てるという文脈では、必ず「ろう者としてのアイデンディティ」という言葉に出会います。「アイデンティティ」なんて言葉、ちょっと前は心理学の言葉でしたが、最近は随分と市民権を得た感じがします。専門的には厳密な定義もあるでしょうが、「ろう者としてのアイデンティティ」で言いたいことは、自分をろう者として認識しましょうということなんだと思います。ろう者がどういうものを指すかは諸説あるのでここでは触れませんけど、まぁろう者として認識しましょうと。昔は
結局興味の大半はこれなんですよ。ろう教育関係者の興味の大半は「日本語をどうしたら身につけられるのか?」自分は違うと思う人でも、多分なんらかのバイアスは受けているはず。でもこれってろう児をある方向に導く視点ですよね。教育とは違う観点です。だってろう児だって様々な可能性を秘めてるんですよ。それを日本語を身につけるマシーンや道具みたいに言うなんて。はー悲しくなります。手話で子育てや学校生活、授業等を実施する意義の一つに、この日本語の呪縛からの解放があると思っています。手話で育てている