ブログ記事101件
あの未曾有の大震災から七年が経過未だに避難者は七万人を越える風化が懸念される現実被災地の方々の苦難の日々は計り知れないそれでも懸命に力を注ぐ人々復興に尽力する当事者ボランティアに足を運ぶ若者語り部を続ける方チャリティー活動を続ける人達私は無力で、自分の日常を整えることで精一杯の毎日思いを馳せることしかできないせめて寄り添う気持ちだけは決して忘れず、生きることを大切にしてゆく今日は古い七五三の振り袖を眺めた着ることが叶わなかった命もあるのだと…自分に出来ることを考える忘
息子が海外研修に出る前に、安全と厄除けの御祈祷に行って参りました暖かい週末、梅祭りも催されていて、多くの人出で賑やかでした可愛らしく開花した紅梅まだ蕾を膨らませている白梅同じ環境に在っても品種によって、旬の相違がありますね人も同じだな…などと思って眺めましたその人らしく…その人の歩みで…進んでゆくのが自然なのでしょう些細な日常の景色から考えさせられること学ぶことが心地良い1日でした
ほどき終えた七五三の着物仕上げ処理が手付かずの小紋ベルト付けの途中で休止の反物生地ショップのGrandOpenを間近に、縫製作業が中断状態写真撮影やホームページの作成など、販売開始の準備に追われているパンク寸前の自分…落ち着け改めて自分は、生地に触れコツコツと縫製することが、大好きなのだと実感早くwasuka作りに専念したいしかしきっと、苦手なことほど、自分に欠けている必要なこと我慢や踏ん張りが己を成長させる
喜びの時、哀しみの時記念日やイベントや些細な日常にも、そこに花は有るそれだけで景色は変わる気持ちも変わる何も語らずとも、人に何かを伝える人間の生命力とは全く違う世界の、息遣いと生きる力を持っている花が好きだ
今年の東海地方は、とても暖かい桃の節句毎日が目まぐるしく過ぎる中で、今日は一年前を思い起こさせてくれた決して戻らない時間の経過を、改めて感じた三月三日忙しさの真っ只中に在りながら、暫し心の休息を感じた公園で気軽にwasuka撮影若さというのは強く眩しく美しく、代わりのないエネルギーを放つその大切な時間を共にしてくれたことあなたのやさしさ…ありがとう
訪問着の流れる柄行きを、最大限に活かせるロング丈この淡いピンク地は可愛らしさを持ち合わせ、優しく繊細で上品な模様柔らかな美しいシルエット記念日やパーティーシーンを演出する、晴れ舞台で光を浴びて欲しい
初めて帯地を使用したwasukaを製作どの様な仕上がりになるのかと、期待と不安を楽しみながら…しゃきっとした生地は、想定通りの綺麗なAラインを生みましたそれでも流石に、針の通りにくいクケ縫いには苦戦指に穴が沢山あきました(笑)同じパターンであっても、素材によって表情を変えますこれからも新しい試みにトライそこに造り出す醍醐味が有るのです
安室奈美恵~Finally~5大ドームツアー初日に行って来ました待ちに待った…でも淋しい…複雑な心境で雪も舞う寒さの中、名古屋ドーム周辺は物凄い人だかり多くのメディア取材陣チケットが取れなかった人達も、遠方から足を運んでいました安室ファッションに身を包む大勢の姿見たことのない景色彼女の歩んできた足跡や功績を感じ、生き様が多くの人々を励まし、エネルギーを与えてくれていたのだと、改めて実感娘と恒例のwasukaを着て、幸せな空間を共にして参りました安室ちゃん、有難う
古布をいただく度に、その仕上がりのイメージが湧いてくる赴くままにコラボレーションしてみるしかし柄行きと素材感が意に合わないことも少なくない創る愉しさと創る難しさは、いつも表裏一体その作業に自分を注ぐことができる幸せを、忘れずに、今日も進むう
日本列島のあちらこちらを覆う激しい積雪を伴う寒波東海地方の被害は少ないようだが、我が家の玄関先では鉢も霜で凍えている立春とは程遠い室内では生花が仕事場に癒しを与えている大好きな白いカラー品種改良のラナンキュラス屋外で凍りつく鉢植えと、温室育ちの生花どちらも現実の姿どちらも生きているどちらも自分に何かを告げているぼんやりとその意義を想ってみたりする必要のない疑問など無い筈
このような強者は久し振り正に闘いと言っても過言ではないのかもシンプルだが優美な雲の彩飾紋様、漆糸が織り込まれているであろううっすらとした地柄がまた良いとても好みの仕上がりそれにしても焦るほどの真剣勝負だった(笑)くけ縫いの針が通りにくい密な生地古い正絹は傷みのある繊細なものや、織りが細かく手縫いに苦戦するものなど曲者揃いで学ぶことばかりだ
わたくしは今、お役御免とされた古布たちに囲まれているとても居心地が良い持ち主様に大切に着てもらっていたのか…楽しい明るい日常を演出していたのか…苦しみや悲しみに寄り添っていたのか…生地に触れると、自然にそんなこんなを考えるまだまだ未熟な和洋裁の技術ではあるのだが、ひと品ひと品を作り上げてゆく作業は何とも楽しい
2年前の年明けに、母と娘と妹で京都を訪れたことを、何気なく思い返した現在の自分の状況など予想もしていなかった世の中は常に動き変化する想い描く未来などに、行き着くことは滅多にないのかもしれないそれでも妹は、いつも変わらず心の傍らに居る常に在る確かなものというのは、物質ではなく心の拠り所なのかもしれない語らずしても繋がっていられる存在は、自分を温める、強くする関わりをいただいている全ての人々や、妹に支えられて、自分は生きている
ついこの間まで新年を迎えたばかりと…しかし気が付けば2月1年で最も気温の低い時節このところの寒波で日本列島は凍えている如月の謂れは諸説あるよう「旧暦2月でもまだ寒さが残っているので衣(きぬ)を更に着る月であるから"衣更着"(きさらぎ)」「前年の旧暦8月に雁が来て、更に燕が来る頃であるから"来更来"(きさらぎ)」等々Wikipediaより1年で最も日数が少なく寒い2月の初日仕上がったwasukaは温かい雰囲気となる黄土色の小紋に茶色の縞紬がよく馴染む異素材の違和感のない落ち着
昨年末、母の桐塑人形を観に東京の国立新美術館へ澄んだ空が青い冬の日とても1日では鑑賞しきれないほどの、溢れんばかりの美術作品の数々芸術とは何だろう人はどの様な想いを形にし、いかなる志で以て打ち込むのか思いのままに目に留まる作品の前で足を止め、各々の個性を勝手な自己解釈で想像する愉しく時が流れた有意義な時間に感謝
わたくしの創造力を掻き立てる古布同時に創作の難しさとも痛切に向き合う自分の良いと思うもの他人の良いと思うもの相違があって当然ではあるのだが、突然に向かう方角を見失うこともある紬の縞小紋夏絽の帯絞りの羽織如何にして最善の再生を産み出せるか何時間も見つめるだけで終わる日もある旅に出ようか気分転換や英気を養うことが要されるまだまだ自分は知識も浅く勉強不足向上心を養う景色が見たい、ゆっくり流れる時間も必要、そう感じる
平幕優勝を果たした栃ノ心関その瞳に光るものを見て、歓声の後は思わずもらい泣き明るみになる暴行問題が相次ぐ相撲会の中、この朗報に幾らか救われる昨年の名古屋場所の宿舎で土にまみれる姿を、稽古の現場を、垣間見ささせていただいた日々精進している力士たちの姿は、紛れもない現実で、無条件に応援したくなる男たちの戦いの場連日メディアで取り上げられる報道は、とても残念ではあるけれど、刷新して輝きを取り戻して欲しい栃ノ心関の幕内最高優勝を、心よりお祝い申し上げます
年明けの1月初旬、熱田神宮を参拝心身の健康と世界の平和を御祈祷早咲きの桜に目が止まる河津桜でしょうか…寒桜でしょうか…凍える空気の中で堪えるように慎ましいまだ細木に小さく花をつけている様が、何か勇気を与えてくれるようパワースポットとされる御神木と好対象大楠に両の手を広げてみる楊貴妃の由来があるという清水社では、墓石に柄杓で3度水をかけて願い事をする人間とは都合の良いもので、苦しい時…悩んだ時…また何かの節目の際目に見えないモノの力添えを乞うそして自らの力量のなさや弱さ短所を
幾何学模様も大島紬ならではの味わいでしゃばらず煩くならず余計な主張はせず、それでも個性的なのに派手さはない紬は織りの着物の代表格として、街着として今も根強い人気がある軽くて水に強く着やすさも魅力のひとつ蚕による繭の織り成す希少な古布葬られては悲しすぎるわたくしの目指す再生の原点がここにある
帯結びは芸術魔法の様な変化を魅せてくれるお太鼓系、文庫系、立て矢系、蝶々系…晴れ着を一層華やかに演出するそれは今も昔も変わらないこの国の伝統衣裳の素晴らしさ30年近く前のこの帯も、まだ生きている
秋の紅葉(こうよう)の時節より、遅れること数ヶ月を経ての製作を終える我が足跡を改め直す冬紅葉(ふゆもみじ)という言葉がある北風に吹かれ、時雨に当たり、霜が降り、より一層色味を増し、真っ赤に染まり、深みと鮮やかさを増すそうだ俳句や短歌でも、紅葉散る、となれば冬の季語この青味がかった黒い紅葉柄の古布は、どの季節に相応しいのだろう強く美しく和スカとして、息を吹き返してあげられたのだろうか
年が明けてからの大掃除!(苦っ)愛する人達の多大な助けをいただいての、実現にて仕事場大公開?(笑)昨年の終盤は忙しさにかまけ怠けていたと…猛省中本年は足元を見つめ前を向いて、着実に進もう自分を叱咤激励し応援して下さる皆様に、恥ずかしくない自身で在りたい
息子が成人の日を迎えた今日多くの人々のお導きにより、今日が在るのだと感謝が溢れてくる振り返れば、楽しいことも悲しいことも、全てが愛おしい自分のお振袖を眺めるわたくしの母もその時、このような想いを胸にしたのだろうか
レッド&ゴールドX'masのそれとは一味違う存在感柳に施されたゴールドは神々しく、南天の実は深く赤いこの頃お邪魔させていただく、ワインバーの温かい彼女を想わせるグラスの中で揺れるワインレッドを
今年は南天の木を見上げて始まりました。夏に白い花を咲かせ、秋には葉を赤く染め、赤い実をたわわにする。花言葉…【愛が増す福を成す機知に富む良い家庭】その由来から、災い転じて福と成す…とされ、お正月飾りの縁起物ですね。わたくしが氏神様で目にした元旦、もう寒い空に高く固く冬景色の中でした。長く根を張ってきた強さを、改めて感じさせていただいた南天の木。本年は難を転ずるべき場面に出逢ったら、ここに還って自分と向かい合おう。…静かに合掌。
念願のコンサートに行って参りました疲れているように見えていた母に、娘が用意してくれたチケット魂のシャンソンを二人で堪能美輪さんの歌の素晴らしさは勿論、語りも音楽のような魔術のような美しさ美空ひばりさん、石原裕次郎さん、五木寛之さん、川端康成さん、エトセトラetc.…次々と溢れる皆様方とのエピソードを交え、唄いながら…舞うように…この2月に同講演が前日休止となり、嘆いた母娘に贈られた幸福なこの日みなとみらいで叶わなかった想いを胸に、名古屋栄オアシスに、同じ和スカを連れてゆきました
難しい訪問着の柄合わせ古布の扱いは色褪せや染みに配慮する繊細さを要する生地の緑色が作業を癒し愉し伊勢神宮の深緑にも似て美しい
本当に多くの皆様に支えられ、ホームページ開設の運びとなりました随分レトロですが愛用の職業ミシンと、綺麗とは云えない我が両の手大事に大事にしながら製作して参ります一人でも多くの方に、素敵なお品をお届けできますように…
本日7月3日HP開設みちひらきの大神猿田彦神社にて参拝パワースポットとデトックスの洗礼細やかながら少しずつ、良い品を創作してゆきたい支えて下さる皆様に感謝を込めて
イタリア、ウッディネでの出逢いひと目惚れと手にして下さったサブリナさん一生忘れることのない、海外での最初のお客様夏用の薄地や浴衣地での品も、提案し創作してゆこう恐れずに前に進む