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東京に住んでいた頃のお話当時、俺は杉並区某所の独身寮に住んでいた会社がワンルームマンションを借り上げ、そこを独身寮として提供してたのだが、めっちゃ狭かったけど、一応新築だったので居心地は悪くなかったある夏の日の夜、俺はクーラーがあまり好きではないので、いつものように、玄関のドアにチェーンをかけた上で、新聞紙を挟んで隙間を作り、唯一の窓の雨戸も半開きにして、なるべく風が通るようにし、眠りについたそして夜中、何時ごろかはわからないけど、めちゃくちゃ重苦しい雰囲気に気づいて
あなたが望むのならここからずっと見守り続けようあなたが望むのならそっと抱きしめ髪を撫でててあげようあなたが望むのならここから立ち去り消えてしまおう私の願いはあなたの願いあなたが望むのならその暗い底めがけ一緒に飛び降りよう望むのならすぐに駆け付け望むのなら気配すらなくしあなたが望むのなら耳元で甘い歌を囁こうあなたが望むのならずっとずっと抱きしめていようあなたが望むのならあなたが望むのなら・・いつだってめちゃくちゃにしてやる
好きな音楽のジャンルは?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう新春シャンソンショー!しんすんしゃんそんしょー!しんちゅんしゃんしょんしょー!バッチリ言えました♪(どこがやねん)てな感じで・・昔は洋楽オンリーみたいな感じだったけど今は特にジャンルにこだわりはないですつまみ食いというか、聴きかじり程度だけどJ-Popからクラシック、民謡まで、気に入れば、なんでも聴くかな・・逆に、絶対に聴かないヤツもあるけどまぁ、そう
派手な色は好みじゃないむしろ、モノトーンで差し色は抑えた紫物静かで控え目で言動穏やかに深沈たる瞳の奥底に時折炎が揺らめく無色透明な空気の中ふとした挙措に立ち昇る幽かで鮮烈な色香捉えられた僕は為す術もなくあなたから、もう一瞬たりとも目が離せない
二人だけの秘密の会話心の奥の抽斗魔法の鍵落としたのか忘れたのかいつの間にか鍵を失い無機質な文字だけが隙間を埋める解けないパズル答えはきっと意味ありげな微笑の向こう側ほら声を聴いたらすぐに思い出すあの日交わした大切な約束秘密の場所鍵の隠し場所気を抜くとすぐに置いて行かれるから妖しくて艶やかで引き込まれそうなその微笑みそれは誰にも解けないあなたの秘密
必ず、一方はあけておく押す力引く力示弱タイミングは慎重に外側は全て開放し内側は厳重に閉じておくあえて作る隙コアは決してオープンにせず
成層圏三次元高速起動交差するライン交わらぬ点位置エネルギー境界線太陽に近い場所突き抜けて
見た目は傷一つなく綺麗なまま出血多量で北斗へ跳ぶ静かに穏やかに分子一つ揺らさず気品を保ち北斗へ跳ぶ
突き抜けろ突き抜けろっ突き抜けろっ!ここは暗い闇の中か、それとも真っ白な光の中か何も見えない中、ただまっすぐに突き進む突き抜けろ突き抜けろっ突き抜けろっ!激しい風に正対し、豪雨が吹き付けても顔をあげて泥濘に足を取られても、悪路で何度転んでも起き上がり前に進むただまっすぐに突き抜けろ突き抜けろっ突き抜けろっ!何があっても絶対にとまらない。休まない海に行き当たれば迷わず飛び込み、山が立ちは
流星のように暗い世界に一瞬の輝きを放ち大気に削られバラバラに砕け散りながら燃え尽きてしまおう灰すらも残さず
「おでぶなT君」高校時代の級友T君クラスの中では「水太り」か「空気太り」か密かな論争が巻き起こっていたのだが海にキャンプに行った際、海中でT君があぐらをかいた姿勢で浮かんでいたため「空気太り」派が勝利をおさめた・・・・・・らしい「フジツボ」どこかで聞いた話そのお姉さんが海に遊びに行った際誤ってフジツボで膝を切ったそうだしばらくして、傷口は塞がったものの痛みがなかなかひかないそれどころか、日が経つにつれ痛みがひどくなってきたためたまりか
最高級電気自転車常にMAXフル充電電線の上を走るバチバチ、バチバチ高電圧スパーク天然パーマ入道雲くぐれば空の国カラスは友達ハトは丸焼き滑って転んで大分県前世の彼女はミスカボス現世の彼女はミニスカポリス流星光底川中島ポテチの袋に乗って夜のどぶ川を渡る海とどぶ川の境界豊満なプランクトンんなもん食っても潔癖症なんてあなた生きてるのが不思議ほら
直上の太陽蕩ける交差点カクカクカクカク機械仕掛けのおっさんおばはんアイス頬張る脳みそ蕩けGirl木陰にネコ犬はウロウロ失敗作のリポーター作り切れない笑顔でマイクを向ける上がる口角自然に立つ中指「ここで何してるんですか?」「ぴたごらのすいっちやってます」自動ドア挟まるあんちゃんじたばたじたばたバナナの皮「クラシックはお嫌い?」おすましママすってんころりんあれよあれよ木陰で日傘をさすのはだ~れ?
どーでもいいつか・・どーでもいいよ・・(そんなことないよ)うん・・わかってるよくわかってるよ・・でもそんなことすらどーでもいい・・お望みなら前も向けるさ空だって飛べるよぜんぶぜんぶどーでもいいことさだから明日もとびっきりの笑顔で明るくふるまおう薄皮一枚隔てたむこうで絶望のうたを口ずさみながら
楚人有鬻楯與矛者譽之曰吾楯之堅莫能陷也又譽其矛曰吾矛之利於物無不陷也或曰以子之矛陷子之楯何如其人弗能應也— 韓非子難一編あなたが欲しいあなたのすべてが欲しいあなたといるのが怖いあなたのものになりたいあなたにすべてを捧げたい今の幸せが怖いすべてすべて
泰然として優雅でしぐさのひとつひとつがまるで舞踊のようで流れに身を任せているようでほんとうは望む方向に流れを作っていて柔らかくてどこか、つかみどころがなくてその魅力に惹きつけられるものは数多くだけど僕は知っている「きれいなバラには棘がある」そのふうわりとした官能的な肢体の中に容赦ない毒針を隠し持っていることをうかつに近寄る有象無象は皆憐れ毒針の餌食と
通り道にある家いつもきれいな庭先に小石が3個、三角形に近い配置で落ちているその日、奥さんのパンツはピンクだった翌日、小石が2個落ちていたその日のパンツは白だったきれいに掃除された庭先意味ありげに落ちてる小石奥さんのパンツ小石の個数と配置は毎日変わるけど、パンツの色は概ねローテーションで時々派手な色3年間、関連性について考えていたが答えがまったくわからない「ダメだ・・降参・・」しかたなく、解答を奥さんに聞くことにした答えは・・「
静かになめらかにゆっくりと誰にも気づかれず気にもされずそっとそ~っと消えてゆきたい負担にならず苦しみも悲しみもあたえずすべてに影響をおよぼさずただゆっくりとなめらかに消えてゆくいつか誰かがふと気づいたときほんの少し寂しさを感じてくれたらそれでいい・・
一人の男が、道に迷い、見知らぬ海岸沿いの村に辿り着いた村のはずれ子供が一人泣いているどうしたのか聞くと「顔をなくした」のっぺらぼうの子供だった哀れに思い、墨で顔を書いてあげる「おっちゃん、ありがとう!}子供は喜んで、村に帰って行ったあくる日、何人かの友達を連れてきたみんな悲しい思いをしていると話を聞いた男は、子供たちを哀れに思い一つ目小僧には、もう一つの目を書いてやった口裂け女の子は、口の端を縫ってやる「お
あまり遅くなっちゃだめよ月が足元照らすまで青カビさんはお友達零れたしずく、拾い集めてこわい影は切って丸めて蹴飛ばして滑り込む寝床で次の夜までおやすみなさい
俺は日替わりのオトコ担当は金曜日他のオトコについては何も知らないし知る気もない金曜日の夕方一週間の疲れがたまった彼女の話し相手になるなるべく時間を引き延ばしたいのだが疲れた彼女を長く引き留めるわけにもいかず俺の担当時間は、あっというまに過ぎてしまう金曜日の夜は大きな希望と小さな絶望を混ぜ合わせた時間部屋に戻り、なかなか寝付けぬ時間を過ごすすてきな花には、色とりどりの蝶が集まる欲をかくとすべてを失ってしまうから日替わりの自分の役目を忠実につとめる
降り続く雨の中濡れそぼりながら家路につく人々の群れ疲れたようなどこか暗い顔でうつむき加減に今日も一日、本当にお疲れさまさぁ堂々と胸を張って顔をあげよう無能を自覚し劣等感に苛まれ歯を食いしばり下げたくない頭を下げようとも決して見失わず打ちのめされボロボロになり地べたに這い蹲おうとも決して見失わず過信せず決してひけらかさず時に、流れに身を委ねてもただ見失うことなく誰にも理解されず孤独の
見たこともない甘そうな菓子に虫がたかっている菓子の正体も知らずただ「甘そう」というだけである虫が言う「すげぇ甘いぜ!お前も来いよ」別の虫が言う「何見てんだよ!こっち来んじゃねぇ!」俺はいつもとまどってしまう甘い菓子を仕掛けた主菓子と同様その正体は深く甘い霧の向こう笑いを含んだ声が言う「あなたも欲しいんでしょ?遠慮しないでたかりなさいな♪」別の主が言う「『いい人』ぶりやがってお前も一皮向いたらコイツらと一緒だろうにやせ我慢してないで
腹黒は自業自得そうあまのじゃくなのでございます空は青いと言いました海は広いと言いましたアイス食べますか?瞼の痙攣疲労、寝不足、ストレスついでに加齢臭も加えましょう本当のところは一言もしゃべらずただ山の頂を指さしてエサはエビでなくてもいいのよ個性のない廉価多売品ボクはただの部品ガチャがちゃがちゃガチャどこにもハマらず名を求め彷徨う名を求め彷徨うテンコウハレ傘を忘れ豪雨に打たれそれでもアイス食べますよとまらない瞼の痙攣腹黒は自業自得そう言い訳
たま~に、飛びます静かに、飛びます着地点はバラバラですが元の位置に戻ることは決してありません飛ぶ要素は、いろいろです自分だけが、知っています近隣に迷惑をかけぬよう静かに静かに飛ぶのです太陽は眩しいですか?花は何色ですか?空は、今日も青いですか?そこに愛はありますか?そこに愛はあるんかい?どっちなんだい?そうなのかい?鯖、鯖、鯖、鯖、サバビア~ンカラカラ回る数字出た目に関係なく海岸の地雷を踏んだら静かに静かに飛ぶのです再見
横に立っていた爺さんが言った「こっち、空いてますよ」一つだけ色違いの赤いシート誰かが座っているのを見たことがない「いえいえ、あなたこそ、どうぞおかけください」少しこまった表情の爺さん「私はすぐに降りるので、どうぞおかけください」ボクは丁寧に断った翌日、こんどは中学生の女の子「こっち、空いてますよ」「キミが座ったらどうだい?」当惑顔の女の子「私は元気なので、どうぞおかけください」ボクはお礼を言って断ったさらにそ
『今日は仏壇の日』最近、仏壇に手を合わせた?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう高校時代の同級生の話そいつの父親が収集癖があり時々、使えそうな粗大ご…ameblo.jp先に書いた記事↑以下、後日談です・・A子の助言もあり、妙な現象の原因となっていたタンスとテレビを捨てられていた場所に戻してから、おかしなことが起こることはなくなったそうだそうして、数日が過ぎたある日家に一人のおじいさんが訪ねてきた門の前で、しきりに家を覗いていたとこ
そうなのですすべては波のごとく・・なのであります上がることもありましょうし下がることもありましょうお日様の傾きやお月様の形だって毎日変わるのでありますからなるべく揺れを感じぬよう視線は常にずっとずっと彼方へ最初っからどん底にいるものと思えば何事もどうということはございません浮き上がろうが沈み込もうが心は常に一定に視線は常に遥か彼方へそれぞれが描く様々な波形ああ空って、結構青いんですね
いくつもの甘い言葉よりいくつもの熱い手紙よりただ一度の狂おしいほどの抱擁を永遠のうたかたの夢の中で