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HardwareInterfaceによって、REASONは外部とのコミュニケーションを行います。ここでMIDIデータを受信し、オーディオシグナルをReWireチャンネルまたはオーディオハードウエアに出力します。HardwareInterfaceは常にラックの最上部にあり、削除することはできません。
先日、GForceから新しいRackExtensionが発売されたので、紹介します。ChamberTronREこれは、すごくザックリいうとメロトロンの親戚。元になってるChamberlinって楽器があって、それを元にしてメロトロンが開発されました。GForceのプラグインM-TronProでは、ChamberTronはエキスパンションだったんですが、RackExtensionでは、こういう形になった。でも安いからね。ChamberTronREは、$49。
表題の通りです。プランは3種類$9/月で、$400以内のRackExtensionを自由に選んで$19/月で、$1000以内のRackExtensionを自由に選んで$29/月で、$3000以内のRackExtensionを自由に選んで自分のRackExtensionの構成は毎月変更可。VSTが使えるとなると、値崩れするなとは思っていたけど、この手があったんだね。
HARDWAREINTERFACEReasonは、このHARDWAREINTERFACEを介して、外部とコミュニケーションをする。ここで云う外部とは、Reason以外の環境及び機器という意味で、ReWireや外部からのMIDI信号、オーディオ・インターフェース等を指す。上段にタブのようなボタンが4つ並んでいる。AUDIOI/OMOREAUDIOBIGMETERADVANCEDMIDIこれらは、通常の利用でいじることはない。画像では、AUDIOI/O
昨日、報告した、「コンテント・マネージャーでDrumSupplyまたはLoopSupplyをダウンロードしようとすると内部エラーが発生する」問題について。ベータ版をインストールしてないMacBookPro(15-inch,2016)にインストールして、先に昨日配布が開始されたアップデータを先にあててから、コンテント・マネージャーでダウンロードを開始したところ、問題は解消されていたようです。現状での問題は、MASTERSECTIONでVSTを使っている曲で、終了時に内
ブログを休んでますが、俺の都合に関係なくPropellerheadReason10のベータテストが一昨日から始まってしまっているので、ザックリレポート。まず、今回のアップグレードのポイントは、コンテント・マネージャー新しい標準装備のデバイス:Europa、Grain、Synchronousオプションで無料で追加できるデバイス:Klang、Humana、Pangea、RadicalPianoオプションで無料で追加できるReFill:DrumSupply、LoopSu
ブログ休止中ですが、Reason10のリリース情報ニュースがありましたので。現在、Reason9、ReasonEssentials9オーナー向けにベータ・テストの申し込みが始まっています。主な特徴として、2つの新しいシンセ。EuropaShapeshiftingSynthesizerGrainSampleManipulator3つのサンプル音源KlangTunedPercussionPangeaWorldInstrumentsH
昨日、Propellerheadより新しいRackExtensionが発売になったので、早速、使ってみました。音源ですけど、どんなものかというと、以下のビンテージシンセのサンプルを4段重ねのレイヤーにして鳴らすという、どうってことない音源です。笑。AlesisAndromedaA6RolandJuno-60RolandJupiter-4KorgMonoPolyKorgMS-20KorgPoly-800MoogProdigyWaldorfMicro
今回のデモソングは、これ。LinaHanssonだね。これ、元々、ボーカルなしのバージョンが、初代ReasonEssentialsに付属してます。で、こっちはReason6に付属してる方のFeaturingLinaHanssonってことなんでしょう。しかし、Reason6のデモソングは、本当に粒ぞろいだね。これも、結構、リミックス対象になってることが多い。Essentialsの方もボーカルがないから、手を抜かなきゃ当然、そうなんだけど、多少、ミックスに違いがあ
今度は、ボコーダー。これもダウンロード可能。Anosou-RackDiscoのダウンロード後半にボコーダー部分が登場します。まあ、坂本龍一というか、普通というか正統派の使い方。この部分ね。ReasonのボコーダーはBV512。BV512の使い方は、前にやりましたね。これも基本的に同じ使い方。ラックを見てみましょう。AUDIOTRACKにMClassEqualizerBV512thorそして、combinatorの
Record1.5とReason6のデモソング。現在でも、Propellerheadのサイトでダウンロード可能です。ChakaBlackmon—PurpleRibbonsのダウンロードこの曲のVoiceSynthは好きな処理の一つなので、紹介しました。3回目のハーモニーの後半は、すごくいい。アウトロ前にも面白い処理が出てきますけどね。今回は、復習になりますが、この曲のVoiceSynth処理を見ていきましょう。まず、ラックを見てみましょう。
今回は、ボーカルのダブリング(ダブルトラッキング)について。基本的な流れをReasonのデモソングを使って、説明しましょう。まず、オリジナルの断片。ウォームですよね。これはこれで完成されてますけど、チュートリアルとしてやってみましょう。まず、オリジナルのピッチ補正をやります。ピッチエディット画面で見ると、微妙にピッチが揺れています。ポピュラーミュージックの場合、この揺れは通常、魅力だと思うので、こういう揺れは残した方がいいと思う。極端に揺れていなけれ
今回は、cv/gate信号を使ったthorの利用法を。題材は、色々あるんだけど、色んなパターンが出てくる応用しやすい一つの音源を作ってみましょう。まず、空のCombinatorを1台マウントします。パネル画像は、お好みで。今回は、NN-XTを6台使いますので、まず、Mixer14:2をCombinatorに入れます。Mixer14:2を選択して、NN-XTを追加します。追加したら、ラベルの名称をわかりやすいものに変更します。ここでは、「Inst1
今回は、ボーカルのピッチエディットをやります。この機能は、Reason9から搭載されました。Propellerheadの場合、機能追加が他のDAWと比べて遅いなという感は、いつもありますが、搭載された時には、非常に使いやすいものになっています。まず、事前の準備として。(本当は事後でもいいんですけどね)ボーカルのオーディオトラックは、ナイフツールを使って、ノートのない部分で切り分けておきましょう。その方が色々な処理をかけやすくなります(これはピッチエディットとは直接関係ないですけど)
前回は、PropellerheadReasonにおけるノート編集の基本事項を紹介しました。今回は、追加的な操作。ノートを単純にステップ入力していった場合、ベロシティや、長さは一定になってしまいます。位置も「譜面通り」のジャストのタイミングになりますよね。それでは、アクセント、ノリや表情などを表現することができません。また、ベロシティを使わないと、非常に不自然な響き・奏法になる場合も、ままあります。例えばギターのコード弾きを考えたとして。Eコードを4
PropellerheadReasonのMIDIノートのレコーディングは、リアルタイムレコーディングが前提になっている。MIDIキーボードでの演奏が得意でない場合は、テンポを下げて、トランスポートパネルにある「QRECORD」をオンしてレコーディングすれば、クオンタイズされた状態でノートのレコーディングができるので試してみよう。だけど、もちろんステップ入力もできる。ただし、その場合、MIDIキーボードは使えない。ツールを選択して、クリックやドラッグすることで、ノート
前回は、PropellerheadReasonのAUDIOTRACKを見ました。これ一つ理解できれば、「似て非なるもの」も理解できる。これ兄弟のように似てる。いや、気分的に姉妹にしておこう。四姉妹。上から、MASTERSECTIONAUDIOTRACKMIXChannelCombinatorそれぞれCombinatorパッチを利用でき、デバイスを内包できる。画面を見ればわかるようにCombinatorのみ、やや構成が違う。それはCombinatorの場
前回は、PropellerheadReasonのユーザーインターフェースを概観してみた。今回は、まずAUDIOTRACK。Reasonでは、オーディオレコーディングをする場合、AUDIOTRACKを用意する。ラック内で右クリックし、コンテクストメニューを表示させ「オーディオトラックを作成」を選択するだけで、すぐに録音が始められる。選択すると、AUDIOTRACKが作成される。MIXCHANNELを作った場合も同じことが言えるが、ラックにAUDIOTRACKを作成す
色々、作業環境の整備ってものを夢想する。DTM側の作業の中心は、PropellerheadReason。でも、俺は原理主義者じゃないからReWireでDAWを使うことも排除しない。スケールの大きな楽曲を制作するとして、マシンパワーも十分でってことを想像したら、PropellerheadReason+LogicProXって組み合わせが俺的にベストな選択なんだろうね。GarageBandはiOSとの連携が便利なので、そういう方向で使いたい。ZOOMR16はね。笑。
エディットモード-EditModes9になって、ReasonでもPitchの編集ができるようになった。DAW化してますな。まあ、便利は便利だよね、LogicProに持っていかなくていいわけだから。ただ、Reasonの良さは失わないで欲しいな。昔、Propellerheadの社長が「Reasonは楽器だ」って宣っていたけど、それがいい。DTMというかDAWだな。DAW。これってやる人の立ち位置が4つくらいに分かれると思う。まあ、通常、複数の立ち位置を兼任するんだけど。まず、
現在位置でバウンス-BounceinPlaceコンテクストメニューでバウンスできる方法、対象がいくつか追加されている。REXループへのバウンスもここから選べるが、「現在位置でバウンス」が便利。クリップを選んで、これを実行すると、オーディオトラックが追加されて、同じ位置にバウンスしたクリップが追加される。Tailに関しても拡張される。あと、この機能とは直接関係ないが、単音メロディーのオーディオクリップをMIDIノートに変換できるのと、Reasonでもリバースクリップを作れる
シーケンサー-Sequencerデザインが洗練されたというか、それくらいしか変化がない。シーケンサーのナビゲーションウィンドウは無くなって、スクロールバーに変わった。妥当だろう。あと、オーディオトラックを選んでいるときは、オーディオ編集のモード選択ボタンがついたね。トランスポートパネル-TransportPanelReGrooveMixerのボタンはあっても良かったんじゃないかな。文字にしないでも。オンスクリーンキーボードのボタンがついたのは良かったけど、これも
ソングウィンドウの概要-Songwindowoverview8以降、外観が少し変わっている。同じソングを開いてみよう。まず、6.5。見慣れた外観。ツールウィンドウからデバイスを追加できる。ソングウィンドウはメインミキサー、ラック、シーケンサー、トランスポートパネルという構成だ。次に9.2。新たにブラウザーというエリアができた。ツールウィンドウのうちデバイスの選択パレットはブラウザー内に移動。ソングやパッチもここで選べる。また、テーマもデフォルト、ブルー、ダーク
オーソライゼーション-TheAuthorizationsystemまず、オーソライズの方法が微妙に変わっている。6.5は、インターネット認証とIgnitionKeyを使った起動のみだったが、9.2では、インストールしたコンピュータ自体をオーソライズできるようになっている。これは、どうやら7から変わっていたようだ。例えば、iMacをオーソライズしておいて、さらにIgnitionKeyによる起動をMacminiでやって、MacBookProで使用するときはインターネット認
6.5から、7〜9まで飛ばして、一足飛びに9.1までアップグレードしたので、若干、浦島太郎化している部分がある。で、現在、9.2だけど、新世代RackExtensionも試していない。というわけで、6.5との比較を中心に、自分用にPropellerheadReasonのオペレーション全体を整理していこうと思う。ということで……。【9.5対応改訂】9.5ベータテストに参加し、無償アップデートしました。
9で追加されたPlayersデバイスの3つ目。前の2つのPlayersデバイスと比べると複雑に見えるけど、基本的には普通のアルペジエータと使い方は同じ。PATTERNスイッチをオンにして、パターンを書けばDIRECTIONで設定した方向でアルペジエーターが動きます。パターンのLengthはクリックした位置で1/3、2/3、3/3となります。STEPSスイッチは、ステップ数を設定しますが、押さえたノートの数が1or2の場合、オクターブ上の音が新たなステップとして補完されます。
これも9から加わったPlayersデバイス。スケールのフィルターと設定しているスケールでコードを生成するデバイスです。まず、ScalesのセクションでKEYとSCALEを設定します。これでChordsセクションのChordsスイッチがオフなら何も起きない。間にあるFILTERNOTESスイッチがオンなら、スケールに合わないノートをフィルターします。まあ、普通はオフでいいでしょうね。FILTERNOTESスイッチで、Chordsもオフなら、本当に何も変化なし。Chord
Reason9から加わった新しいタイプのPlayersデバイス。その中の一つがNoteEcho。非常に単純だが強力。Playersデバイスは、インストゥルメントと一緒に使うわけですが、これをインストゥルメント・デバイスの上に乗っける。こんな感じで。あとは、お好きな感じで設定すればいいんだけど、NoteEchoはDelayを想像してもらえればいいんだけど、そのDelayの音にベロシティとピッチを設定しておけるというデバイスです。例えば、こんな感じで設定すれ
PropellerheadReasonの制作スタイルについて4回にわたって書きましたので、個別のデバイスに戻りましょう。俺の云ってる「制作スタイル」にも関連しますが、今回はCombinatorについて、もう少し詳しく。Combinatorは、Reasonデバイスを内包させて、あたかも単一のデバイスとして扱うことができるようにする強力かつ柔軟なデバイスです。実際、Reasonには、数え切れないくらいのCombinatorパッチが含まれていて、あるときはインストゥルメントとし
PropellerheadReasonのデバイスを紹介します。Reasonは、version6以降、DAW化が進んでいるけれど、音楽制作環境として、All-in-Oneであることには変わりはないので、狭義のDTMって捉え方もできると思うんだけど、その中でも、コンピュータに向かって、作り込めるというか、ほとんどは自己満足の世界なんだけど、サウンドデザインに没頭できるデバイスが、Combinatorです。まず、ラックに入れた状態がこれ。これで、どんな音が出るかといえば、出ま