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ガーナに来たばかりの頃、驚いたのが男性同士が仲良く手を繋いで歩いていた事。それも指を絡ませる所謂恋人繋ぎと呼ばれる奴で。それには理由があり、ガーナでは同性愛者同士の性交渉は男性間に限って違法で逮捕される。(女性間は合法とされている)また、同性愛者は迫害の対象とされ、周囲の人々からとんでもなく酷い扱いを受けるらしい。以前は同性愛者と噂が立っただけで逮捕された事もあったようだ。原因は宗教で、ガーナの人口の大部分を占めるキリスト教とイスラム教。まぁ、そうなるだろう。キリスト教団体は同性
漸く重い腰を上げて英会話を習い始める。公用語が英語のガーナに居るんだからガーナ人と話していれば英会話力が向上しそうなものだが、日常的な会話だけだと力が付かない事が分かって来たから体系的に勉強してみようと。有料で習う事で自分の中でも本気で学ぶ気持ちが芽生える事を期待して。以前配属先の同僚に英会話の先生を紹介して欲しいと頼んでいて、昨日紹介してもらった。紹介してもらったのは、隣の教員養成校を卒業して今は近くの中学校で英語を教えている現役バリバリの先生。どうやら見立てでは
発展途上国と言えどもガーナでは大人になるとスマートフォンを持っている割合は高い。2018年データによると人口比のスマートフォンユーザは24%で、人数は700万人強(※1)。※1出典:Wikipedia一見少ないように見えるが、ガーナ人の平均年齢が20.5歳(※2)である事を考慮すると20歳以上の保有率は格段に上がると思う。※2出典:GJFA(GhanaJapanFriendshipAssociation)現に配属先の20歳前後の学生のスマートフォン所有率は94%と高か
いつの間にか2年間の任期の10分の3。区切りだからと言う訳ではないが、夕方まで休みを取ってのんびりと過ごす。朝は遅めの時間に起きて洗濯し、タウンで昼食を取りながら夕方まで読書。買い物して帰宅。この間、殆ど人と話していない。最近人と話すのに疲れていたから良い気分転換になった。疲れていた理由は、元々外向的な性格ではないのにガーナ人の無駄なテンションの高さに当たり続けていたからだと思う。その弊害として10分の3を過ぎたと言うのに英語力(特に会話力)が上がってい
大好きなクレイジージャーニーの影響を受けて、発展途上国だとスラム街があるんじゃないかと考えてしまう。調べてみるとガーナにもあった。Ashaiman、JamesTownの名前が出る中、最も有名なのは世界最大の電子機器の投棄場と言われるAgbogbloshie(アグボグブロシー)。場所はアクラの中心地から近く、気付かずに何度か近くまで行っていたようだ。調べてみると山のような電子機器、劣悪な環境で働いて早くに亡くなる方々、違法投棄に関する内容が多い。ガーナ、アグボグブロシー
先週火曜日にセメスタ2(大学の後期)が始まった事を書いたが、多くの生徒は実家から戻って来ず教員は学校に来ていなかった。関連:211日目:セメスタ2開始日本に居たら驚きを通り越して呆れるが、先週は全く授業が始まる雰囲気は無く長期休暇の延長の如く4日間が過ぎた。年明けにクリスマス休暇明けの惨状を見ていたから今更こんな事で驚く筈が無い。土日で生徒が戻って来たような雰囲気があり、今日朝から本当に授業が開始された。そして、自分が開催しているワークショップも今日から開始。
以前OpenSteetMapについて書いたがその続き。関連:188日目:OpenStreetMapこの時登録した24の村の名前はOpenStreetMapには既に反映されていたが、今日MAPS.MEを開いたらこちらにも無事に反映されていた。反映前のMAPS.ME。反映後のMAPS.ME、一部しか画面表示していないが広範囲に渡って村の名前が入っている。村名以外にも登録した物は全て反映されていた。こうして結果が出るのを見るとテンションが上がるしやる気になる。簡易版のテクテク
ギブアップするの早くない!?と言われそうだが無理なものは無理。来年やるかどうか分からないが、今回の6日間の変遷だけでも残しておく。1日目興味とやる気だけで何とか乗り切る。2日目寝不足、水分不足と戦いながらギリギリ乗り切る。3日目夕方までは何とか耐えていたが、この後に罠にはまる。買い物しにタウンに行くと気になっていたデイツ(ナツメヤシの実)が売っていて、食べ方が分からず店のオバちゃんに聞いてみた。そうしたら、オバちゃんがデイツを割ってくれて手渡されたからそのまま口へ。この一連の
ラマダン期間中は過去に世界中で多くのテロが発生していて、先日外務省やJICAからも注意喚起が来ていた。対策としては外国人が集まる施設に行かない、教会に行かないくらいしか出来ないが。そんな中、こんなニュースが出ていた。Ghanachurchestargetedforjihadistterrorattacks恐ろしい事に自分が住んでいるノーザン州が名指しされている。ブルキナファソと接しているアッパーイースト州とアッパーウエスト州ではなく何故敢えてそれらを飛ばしてノー
以前ガーナでの身体に良い食品を紹介したが、その後追加情報が得られたから第2弾として纏めておく。関連:191日目:栄養補給他の地域は分からないが、今回の2点はタマレではそこら中で売られていて容易に入手出来るため最近ちょくちょく食べている。タイガーナッツ(Tigernuts)その歴史は古く、200万年以上前から食べられて来きたことから「世界最古のスーパーフード」と呼ばれてる。また、何千年もの昔から世界中で栽培されているようだ。最近では美容と健康に敏感な海外セレブやニュ
コーヒーが不味い!!日本に居た時から毎日のようにコーヒーを飲んでいて、仕事中は2,3杯飲むのは当たり前。大学院での研究中に飲み始めたのがきっかけで、それ以降はそんな状態。何故飲んでいるのか自分でもよく分からないが無いと落ち着かない、と言う事はカフェイン中毒なのかもしれない。そんな自分には過酷なガーナ(と言うかタマレ)。ガーナ人はあまりコーヒーを飲まない。ブラックコーヒーを飲んでいたら何でそんな不味い物を飲んでいるのかと聞かれるくらい。ガーナ人の味覚は単純に「苦味=不味い」となってい
長期休暇明けの配属先の状況は定番ネタになりつつある。このポスターを見ると昨日学生が戻って来て、今日からセメスタ2(後期)がスタート。の筈が長期休暇明けの1週目はいつも通り授業が始まる気配は無く、学生も教員も疎ら。昨日から始まったラマダンの影響もあるのか、来ている教員は省エネモードで寝ている人が多い。これがガーナ、これがガーナ人。この状況で正常運営出来ていると言い張るのはある意味凄い事なんだと思う。全く驚かない自分もガーナに染まりつつある。日本帰国後が心配でならない…。
なんやかんやで、マダガスカルに来てから10ヶ月が経過し折り返し地点も近付いてきた今日この頃‥活動の進捗状況とこれからの計画とやや焦りながら頭を抱える日々ですが今週はとにかくベロバカを5Sしようと(ていうか目を瞑りすぎていた‥)5S週間にしましたはいーこちら妊婦健診や家族計画の部屋とっ散らかってるぅ〜とりあえずひたむきに←片付けまくって工作しまくって、(この箱が何の箱か気付いた方は、そっと忘れて下さい‥笑)アフターの写真ちゃんと撮ってねと仕事してる風吹か
今日からラマダンに入る。イスラム教徒ではない自分には一生関係が無いと思っていたが、まさか自分の身近で体験する事になるとは。ガーナ国内では人口割合でキリスト教徒が約70%、イスラム教徒が約16%となっていてキリスト教のイメージが強いが、北部、特にノーザン州では圧倒的にイスラム教徒が多い。そうなると配属先や近所の人達はラマダン期間中はイスラムの教えに沿って行動する。自分はラマダン期間中にどうしようか迷っていたが、配属先でうっかり断食に挑戦する事を宣言してしまったから今日から始
旅の疲れからゆっくり寝ていたら早朝に家の前から呼ばれて起きる。何かと思えば隣家の使用人で前任者が置いていって使っていない冷蔵庫が欲しいとの事。こんな早朝に来なくてもと思いつつあげてしまった後にまた睡眠。午後はタマレ隊のメンバーと知り合いのガーナ人の誕生日パーティ。日本語と英語が交じる不思議な空間で感動的な会になって大満足。一部を除いたこの団結力、同じ方向を向いた時に力を最大限に発揮出来るのは協力隊員の長所の一つだと思う。時間があったから最近サボっていたニュースチェックをのんび
今日がモレ国立公園旅行のハイライト。前回のモレ国立公園旅行の内容や、その他旅のお役立ち情報は147日目:モレ国立公園観光を参照。前回同様に朝からサファリツアーに参加。するとスタート直後にホテル近くの茂みにいきなり象が2頭!前回に比べて明らかに近い。間近で見ると圧倒的な迫力で、まさかの登場に凄い高揚感。その後も様々な動物に出会いツアーは終了。展望台からの光景、前回と比べて緑が多い。たった2ヵ月でこんなに変わるのかと、ガーナの乾季と雨季の違いに驚く。大満足で旅行は終了。こんなに素
2ヵ月前に来たような気がするが、諸事情によりまた旅行でモレ国立公園に来てしまった。今日はタマレからモレ国立公園まで移動してホテルでのんびり過ごす。雨季の恵みで前回乾季に来た時より明らかに緑が多く、見ていて清々しい。昼はプールに入り、夕方から雨で涼しくなったテラス席で夕食を食べながら他愛もない話をして過ごす贅沢な時間。ここはガーナではないのではないかと錯覚するくらいのリゾート感。(宿泊客が欧米人ばかりなのも影響しているだろう)詳細は明日纏めて。にほんブログ村に登録しています。
調べてみると通常ガーナでは4月~9月が雨季にあたるようでも、現地で聞いていた限りでは5月から雨季のようだ。4月中旬まではそんな雰囲気を見せず灼熱の大地だったが、4月下旬から徐々に雨が降る日が増えて来た。最近は2日に1日くらいの割合で夕方から夜に雨が降る事が多い。降り方はスコールのように豪快で、急に雲が出て冷たい風が吹いて来たかと思えば短時間に雷雨が襲われる。突発的な雨は天気予報を当てに出来ないが、ガーナ人は何かの勘が働いてある程度正確に雨を予想しているのは驚きだ。こ
令和元年初日、ガーナではMayDayで祝日。今日の予定はPeaceCorps(以下、PC)が先輩隊員の任地で主催するワークショップを見学する。一昨日日本からの旅行者を案内していたが、来月自分の配属先でワークショップを開催する予定があるから勉強がてら再度見学しようと思っていた。しかし、早朝起床すると腹で自爆テロがあってトイレに駆け込む。そのまま個人的に外出禁止令を発動せざるを得ずワークショップ見学は断念。。。記念すべき令和元年初日になんたる事だ…。そんな訳で一昨日見た感想を備忘とし
この日の定番ネタ。危うく気付かないところだったが、スマートフォンにプッシュ通知が来て気付いた。王室が無いガーナでもニュースに取り上げられる程のインパクトがある内容のようだ。JapaneseEmperorAkihitodeclareshistoricabdication個人的に実感が全く無い中、日本からSNSにアップされる内容やニュースを何となく眺めていた。平成最後の○○とかやり残した事をアップするのが流行っているんだろうか。そんな非国民な自分でも退位礼正
日本からの旅行者の方を朝から案内。事前に聞いていた要望はタマレ中心部、隊員の活動、小さな村を見たいとのこと。村は諸事情があって断念し、タマレ中心部と隊員の活動に絞る。活動は本来自分の物を見てもらうのが良いんだが、運悪くイースター休暇中で授業が無く生徒も帰省中。他の隊員を当たってみた所、先輩隊員の配属先でPeaceCorpsがワークショップを開催するため見学させてもらう。(これに関しては色々と学ぶべき内容があり、後日改めて書く事にする)その後は先輩隊員達も合流して
長期旅行から帰って来たら待ち構えているのが洗濯と掃除。厄介なのが掃除で、10日間も家を空けると家の中に砂が溜まる。常に外を舞っている砂が家の至る所にある隙間から入って来て部屋に降り積もるのはガーナあるある。疲れのせいか遅めに起きて黙々と掃除、洗濯をしていたら午前終了。午後からは10日間もサボっていた活動関係の資料作成。冷房とWiFi完備の配属先に行って作業し始めるもなかなかエンジンが掛からず気付けば夕方に。長期旅行の後遺症恐るべし、完全に現実から逃げている。夜は日本から来ている旅行
朝から移動して夕方にタマレ到着。タウンで買い物して早々に帰宅。あー、落ち着く。暑いし、自宅の住環境も良くないけど住めば都とはこの事だ。今回の旅で利用した交通情報。Tamale〜Wa手段:トロトロ乗場:TamaleTrotroStation運賃:GHS30時間:5時間10分道路状況:TamaleからLarabangaまでは整備されている。そこから先は舗装されているが穴が開いていてWaに近く程に荒れている。Wa〜Nandom[往路]手段:ルートタクシー乗場
昨夜はNandom(ナンドン)に宿泊し、この日はブルキナファソとの国境の街Hamile(ハミレ)に向かう。目的はブルキナファソとの国境を見る事。以前アッパーイーストでもブルキナファソとの国境を見ていたが、個人的に陸続きの国境を見るのは特別なもの。日本では見る事が出来ないからだろうか。ハミレには30分程で到着。数多くのトラックや隣国からの文化が入って来ている国境の街独特の雰囲気にテンションが上がる。多くのトラックが出国待ちで行列。ガーナ側のイミグレーション。ゲートから50m先はブル
昨日一週間の旅行から帰って来て、舌の根も乾かぬ内にまた旅行。同期二人がガーナ北部に来ていて、タマレの同期一人と併せて三人で北部周ると言うから途中から旅に合流する事に。UpperWestRegionの州都であるWa(ワ)で合流するには自宅があるタマレを通るため、昨日自宅立ち寄って泊まり洗濯しただけのこと。一応自分の中では旅行は継続中。タマレからワは近いと思いきや予想外に遠く、まさかのトロトロで5時間以上も掛かってしまった。上手くワで合流して更に北のNandom(ナンドン)に向かう。
一週間の旅から無事に帰宅。タマレの自宅に着いての感想が、やはり自分の任地、自宅が落ち着く。全く通じない現地語より聞き慣れたダバニ語のせいだろうか、それとも強烈な暑さと乾燥に慣れてしまったせいだろうか。今回の旅で感じたのは任地タマレとの違いと共通点。【違い】食べ物南部はボルタ湖があり豊富な水の恩恵で魚介類や農作物に恵まれている。タマレでは出会った事が無い物の中で気になったのが「ココンテ」と「エビの唐揚げ」。ココンテはキャッサバ粉から作られた主食で、色は薄茶色、食感はフフのようなモチ
今回の旅のハイライトと個人的に位置付けているOtiRegion(オチ州)のDambai(ダンバイ)へ。オチ州の州都だから州都の人間としては気になる発展度合い。先輩隊員の任地だが、行った事がある人が少ないためか情報が少ない。幸いにも数日前に何名か隊員がダンバイに行っていて、最も重要な交通情報をそこから得られて助かった。ホからのトロトロの本数が他と比べて極端に少なく朝一のトロトロ逃したら一貫の終わりだ。そして、人が集まらず9時になるまで出発しない特徴もある。情報が無く行き当たりばったり
当初は昨日に引き続きアメゾフェに残ってイースターのセレモニーを見る予定だったが、イースターの主要イベントが終わり水問題が深刻なため別のプランを立てる事に。そこで挙がったのが前から気になっていたアコソンボダム。ボルタ川を堰き止めて1965年に完成したロックフィルダムで、ガーナの重要な電力供給源であり、近隣諸国へ売電して外貨獲得の役割も担っている。(近隣各国との契約でガーナ国内の供給より優先する条件になっている聞き捨てならない噂がある)そして、これによって作られたのが世界最大の人工湖であるボ
昨日の午後にAmezofe(アメゾフェ)に移動。今回の旅の目的の一つである同期の任地訪問とイースターのセレモニー参加。そして、アメゾフェはガーナの数少ない観光地の一つに挙げられるくらいに魅力的な土地らしい。到着して早々に驚いたのが涼しい!標高が高いから気温が低く、タマレに比べて10℃くらい低いのではなかろうか。まさに天国。ここアメゾフェはガーナ国内で人が住む土地で最も標高が高いコミュニティ。(この石碑に書かれた標高はガーナ最高峰を超えた数字になっている間違いが…)到着した日はトレ
昨日午後にコフォリデュアからホに移動して宿泊。今回幸いにもホテルは無事に一発で見付かった。このMaliselHotel、ホテルまでの導線が分かり難く入口の見た目は若干怪しいが、安くて接客もしっかりしていてコストパフォーマンスが良かった。OpenStreetMapに無かったからお礼に登録しようと思う。昨日夕方から今日昼までホの街をブラブラ、ボルタ州の州都を興味深く散策していた。州都だから栄えてはいるが街全体としてそれ程大きな訳では無い。今まで見て来た州都の中では最も小さいかもしれ