本当に早いもので、「スキゾフレニック・ツーリズム〜迎え人はアリアを歌う〜」の稽古は昨日で終わり、今日から劇場に入った。毎回思うが、実際にセットが立ち上がって来ると、稽古場で2次元で作っていたものが立体的に見えてくる。本当にワクワクする瞬間だ。そして、そこに明かりや音が加わると、さらに世界が変わっていく。この中であの演技が行われるのだと思うと、本当に役者の演技というのは作品の骨組みなんだなと思う。しかし、骨組みがしっかりしていないと、いくら装飾を施しても張りぼてになってしまう。演劇は総合芸術とはよ