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「組織の構成員の本当の目標は?」前回は、利益を生み出すために最も近いであろう営業部門でさえ、利益と売上の相関関係を解明しなければ、仕組みとして、本当の目標を目指す事できないと説明させて頂きました。今回はもう一つの理由です。繰り返しになりますが、営利企業の目標は、活動を継続するための利益確保であることは間違いありません。ですので、営業や製造、購買、総務、経理等あらゆる部門の最終的な目標は利益の確保であり、各部署に所属する従業員の最終的な目標も利益の確保です。組織の構成
第三者として様々な企業のお手伝いをさせて頂いている中で、表題にある「目標あれども目標目指さず」の状態が組織の実態として見受けられます。というのも、営利企業の目標は利益の確保にほかなりませんが、その目標を目指すための一段低い活動目標は明確に定義されているでしょうか?営業職であれば、自ら売上を作り出している上に、売上という目標が明確に与えられている場合が多いため、営利企業の組織としての目標に合致しているように思えます。しかし、営業職でさえ、その売上が本当に利益と結びついてい
「Aさんは今度部長になった」ということばを聞いた時、我々はAさんも出世したんだな、偉くなったんだなと本能的に感じます。しかし、職位というものが役割を表すもので、偉さを表すものとは異なる(部長がやれるくらいの人は人間的にも能力的にも偉いはずという議論はおいておきます)のであれば、この感覚自体が何か誤っていることになります。しかし、我々日本人としては無条件に職位(役職)に価値を見つけます。これは企業人でなくても日本という国に流れている共通の価値観です。取締役、部長、課長な
組織内における職位(役職)とは何を表すべきものであるか、この視点で職位(役職)を考えるとき日本的組織と欧米的組織という視点から見ると、その認識の異なりは文化に根差したものであることに気づきます。日本的組織の考え方のベースになっているのは、鎌倉時代の「御家人」の「御恩と奉公」のような関係だと考えています。つまり、企業に所属するという事は、「生涯の安定をいただく代わりに、多少の無理であっても耐え抜くのが当たり前」という価値観です。つまり、企業というのは「一家」であり「家長(社
「社長は会社の中で最も偉い」、この言葉を聞いてどのように思われるでしょう。この言葉は半分正しく、半分は誤りと思います。半分の正しさとは、その会社の全責任を負うのが社長ですから、従業員の誰よりも大きな権限を持っているはずです(ここでは株式公開を行っていない一般的会社を想定していますので、株主のほうが上だという議論は置いておきます)。権限の大きさイコール偉さとするなら、「社長は会社の中で最も偉い」といえるでしょう。また、半分の誤りとは「責任と権限は社内で一番だが、一番偉い
多くの企業には部長、課長といった職位(役職)が存在すると思います。私事ですが、前職の時課長を命じられた時はうれしかったものでした。それはつまり、「偉くなった」という感覚からきていたんだと思います。もちろん「認められた」という承認欲求が満たされたことや、いくばくかの手当てが増えたという事もあったでしょうが、それ以上に「偉くなった」という感覚がありました。また、近親者をはじめ周りも「おめでとう」と言ってくれたことを覚えています。しかし、考えてみれば課長というのは、課
「中期計画よりまず一枚岩になろうとすること」中堅企業体質を創る上で、決して間違ってはいないけれども、実際の現場ではどうもフィット感が無く、別の事の方がもっと大事だと思えることがあります。それは中期計画です。経営において中期計画を立案して実行に移していくことは、絶対に必要です。しかし、実際に中期計画を遂行してみてもうまくいかないことが多々あります。これには様々な原因がありますが、多くは年度目標を達成しようとする年度計画遂行においても、うまく進めることが出来ない内部体制
次世代型組織運営においてもビジョンはとても重要になります。これまでの組織運営においてもビジョンは重要でしたが、そのビジョンも機能している会社と、機能していない会社がありました。しかもそれは、提示しているビジョンそのものはほぼ同じようなことであっても、その差が生まれてくるのです。A社は「年商100億円を目指すぞ」というビジョンを掲げていて、しかしそのビジョンはちっとも機能していない。B社は「年商100億円を目指すぞ」というビジョンを掲げていて、そのビジョンがしっかりと機能している。
「朝令暮改より一貫性が重要」中堅企業体質を創る上で、決して間違ってはいないけれども、実際の現場ではどうもフィット感が無く、別の事の方がもっと大事だと思えることがあります。それは朝礼暮改です。経営には朝令暮改も必要だという経営的な迷言?があります。確かに変化が激しい時代ですから、その重要性はわかりますしそうせざるを得ない部分が当然あります。しかし、朝令暮改と一貫性が無いのとでは全く違います。中小企業体質ではどちらかといえば、一貫性に欠けるケースが多いのですが、そ
「計画より実行が重要」中堅企業体質を創る上で、決して間違ってはいないけれども、実際の現場ではどうもフィット感が無く、別の事の方がもっと大事だと思えることがあります。それは計画です。中堅企業体質で当たり前にしなければならない習慣はPDCAです。経営陣、マネジャー、一般社員のどの階層においても成果を出していくためには目標達成のための計画が重要です。しかし計画と同様に重要なことは「実行」です。毎月の進捗管理において、必ず起こる現象は「やろうとしていたことのすべては出
「教育より成果が重要」中堅企業体質を創る上で、決して間違ってはいないけれども、実際の現場ではどうもフィット感が無く、別の事の方がもっと大事だと思えることがあります。それは社員教育です。考え方、勤務態度、社会人として正しい姿勢など、教育熱心な会社はとても熱心です。当然それは間違っているはずもなく必要な事なのですが、しかしあまりにも人間教育的な視点に偏重し過ぎると「会社は学校ではありません」と言わざるを得なくなります。もちろん社会人として、大人として余程基礎的な事が出来
サイエスでは経験的に、組織の成長モデルとして、創業者が権限委譲を行って機能別組織を形成する共同体段階から、ルールを定めて行く公式化段階に至る間に売上30億前後の大きな壁が存在していると考えています。これは創業者の能力的な問題ではなく、人間としての限界を指しています。組織が公式化段階に至るには、組織を動かすため、今まで運用してきた暗黙知を形式知(ルール)化しなければならず、そこに大きな壁があるからと見ているわけですが、これを超えなければ創業者の片腕と言える人物像を形成出来ず、30億
なぜ売上100億を目指さなければならないのかという事についてお話しさせて頂いております。今回が3回目。前回は組織が均衡する条件から『誘因≧貢献』が成立していなければ、組織は当たり前に維持、成長、存続する事が出来ないとお伝えさせて頂きました。つまり、組織は従業員の貢献を原資として、それ以上の誘因を作り出さなければ、貢献を得る事が出来ないという事を示しています。組織が作り出す役職やポストも誘因の一つです。サラリーマンとして勤める以上、多くの人は出世したい、稼ぎたい
改めて、なぜ売上100億を目指さなければいけない事についてお伝えさせて頂いております。今回が2回目となります。私が警察を退職した後入社した会社は年商約60億から80億へ向かっている途上で、結果的に10年で年商約40億まで落ち込んでしまった企業でした。入社した当初は、登り調子で旺盛な投資で積極的な出店政策や新業態開発も活況な状態でした。しかしながら、私が退職する頃はお察しのとおりです。なぜそうなってしまったのか。外的要因によってそうなってしまった面もあり
サイエスは売上100億に拘ったコンサル活動を展開しているのですが、今回は改めて「なぜ100億を目指すのか?」という事を改めて考えてみたいと思います。私たちの業務の中では、マネジメント層の方と面談し、会社をもっと拡大させたいという熱い想いを伺う事が多いのですが、(そもそも、そう思わない方からの引合いが当社にあるわけ無いのですが)実際の業務活動を行うプレイヤー層の方からはしばしば、・今のままで十分だ。・ただでさえ忙しいのに、もっと頑張らなければいけないのか。・これ以上の業
年商100億円企業のトップが昔、私に言いました【頑張るってどれくらいの力?】「いつも100%で頑張っています!」その頃の私はいつも自分の持てる最大の力を出して生きていました。「ダメだよ!そんなに頑張っちゃ」「疲れちゃうでしょ。」「いざという時に120%の力出せないよ」そう言われて(゚Д゚)!ビックリしました。今日もお立ちより頂きありがとうございます。ダイエットカウンセラー&やまと式かずたま術公認鑑定士の天河光ですダイエットのご相談におみえになる
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆プレミアムフライデーってご存知ですか?「月の最後の金曜日は早めに退社(午後3時)していろんな消費をしよう!」というコンセプトの新しい取り組みで、今年の2月24日にいよいよ初回スタートとなります。しかし、調べてみると浸透はいまいちのようで、実際に実施する企業もまだ稀のようです。でも、方向性としては徐々に浸透していくと思われるので、旅行関係、飲食業、自己啓発スクール、フィットネスジムなどは新たな消費喚起の芽があるかもしれませんね。
おはようございます!私の友人にこんな奴がいる。「趣味はダイエット」何ともかんとも・・・わたしには耳ざわりの悪いフレーズ(笑)その友人、100億円企業の社長で、なかなかストイックな男いろんな経営者を知っているが私の周りには居ない、なんともスマートで抜群のバランス感覚を持つかっこいい男。「趣味はダイエット」と、彼から最近は聞かなくなった。キープできているので、趣味のように時間を使わなくてもいいようだ。もうひとり、ダイエット馬鹿がいる。(馬鹿=最高の褒め言葉)私の中で、
まずは、脳に刺激を与えてみましょう!『潜在意識を蹴飛ばし、潜在能力を引き出す方法』大風呂敷を広げて仕事をして仕事をしてる人がいますが日本では、大風呂敷を広げる人は笑われたりします。しかし、米国では大風呂敷をひろげ、大きな夢を語ることは一つの才能として、大いに認められているようです。トランプ氏も大風呂敷を広げて大統領になりました。最初は、誰が大統領になるなどと想像したでしょうか。しかし、彼は「大きな夢を語る」ことで大統領になりました。では、なぜ大きな目標や夢を語ると良いのでしょう
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「年商100億円企業を目指す企業力構築のための」経営者・後継者対象経営研究会開催決定!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「100億企業実現を掲げて数年になるがお題目で終わっている」「100億企業実現を掲げているが何から着手してよいかわからない」・・・・・このような企業の経営者の方必見!100億円企業実現支援をコンセプトに45年間コンサルを展開してきた当社が、そのエッセンスを3回シ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆◆書籍「100億円企業を創るとっておきの経営革新術」発売中コンサルタント杉島梨化の奮闘記。現役のコンサルが著した年商100億円企業構築ストーリー!【概要】中小企業体質の会社が、100億円企業実現を可能とする企業力を構築するために、何に着眼し、どのように改革に取り組んでいったらよいかという視点で書かれた、実体験に基づくストーリーです。大手コンサルファームからS社に転職したコンサルの奮闘を、実際の活動面から著しています
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆◆書籍「100億円企業を創るとっておきの経営革新術」発売中「個々人はそれなりにみんな一生懸命なのだが、組織としてはうまく機能していない」。そんな経営者やマネジャーの悩みに、独り歩きする目に見えない企業文化をどのようにして高度化していったらよいかの視点をご提供します。※購入はこちらから→http://www.amazon.co.jp/dp/4863672136/☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
こんばんは鹿児島のセレクトショップpeonyfloraオーナーくしやまかおりです♪先日、代理店をさせて頂いている(株)グラントイーワンズの総括代理店会議で横浜に行って来ました。(会場は、横浜ベイホテル東急♫)年に3回ある総括代理店会議全国から総括代理店の方が集まるとっても大きな会議です新商品の案内から大事な連絡事項まで、内容は本当に盛りだくさん総括代理店さんって、一言に括ってますが…ここにいなければご縁できなかったであろう色んな業種の経営者さまや、色んな道のプロ、
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆◆書籍「100億円企業を創るとっておきの経営革新術」発売中100億円企業実現を目指すために最も重要な視点は、決して難しい理論やあるべき論ではないのです。この書籍からそれが何なのか、自社においてはどのように取り組むべきなのかが理解できます。※購入はこちらから→http://www.amazon.co.jp/dp/4863672136/☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆◆「『100億円企業実現を目指す経