ROCKの台頭、分けてもBEATLESの登場はJAZZ界を存亡の危機に追いやったと言っても過言ではありません。この時期(1964~1965年頃)ハード・バップは既に過去のものとなりモード・ジャズ(新主流派)も一般的には、ぱっとせず、RIVERSIDEは倒産に追い込まれ、多くのジャズメンは岐路に立たされます。選択肢は2つ。一つはCOLTRANEに代表されるようにコマーシャルな面を排し、どこまでも芸術性を高めフリージャズ等に進む道、でも経済的困窮は必至。もう一つの選択肢は、仕事を選ばず、歌って踊れる