ブログ記事246件
通信講座での学び方(飽きやすい勉強をどう続けるか)コロナ禍の影響で受験勉強にも大きな影響が出ています。もちろん勉強の初歩の段階では、勉強に慣れるため学校に通学することは非常に有益です。ただある程度、自分の勉強方法ができた場合、あるいは仕事が忙しいとなるとそのようなことはやりたくても出来ないし、却って通信を上手く利用することができる場合もあります。私も、仕事が遅く帰宅が午前様であったため、自宅で勉強をすることはできませんでした。そのため、もし通信で飽きずに勉強することがなければ合格
Part3では先読みは当たり前の技術です。+@でスコアアップするための技術として、速聴(speedlistening)と、速読(speedreading)がkeyです。英会話に慣れている人、nativeと話す機会ががある人はわかるかと思いますが、Listeningsectionの会話ははっきり言って遅いです。現実ではあんなにゆっくりとは話しません。。。私の場合はPart1,2は速度1.5倍、Part3,4は速度1.3倍で聞いています。多分、1.2~1.3倍くらいがnativeの実
あきないいろいろなことに飽きて来た。商いは“あきない”だと言われるが、飽きたらやっぱりいけないのだろう。毎日ローテーションを決めて、それが塾の授業の後にやることなのだが、それは①信仰の御書(教祖の書かれた本)を読む、②信仰の体験本か体験紙を読む、③経営・自己啓発関連の本を読む、④最後に速聴をする、という四つなのだが、それぞれ5分でも良いとしているのだが、それが面倒臭くて、スマホでゲームをしたり、ニュースやマンガを見たりしてぐずぐずしている…。速聴は6倍速で本を見ながら聞く
月に1度の通院をした。一般道で片道約2時間弱、1人でドライブだ。私は病状が重いとき、運転もできなかった。そんな頃を思い出しながら、道中、アマゾンのオーディブルを聴いた。もちろん、運転に全集中だが、往復4時間近くの命の時間を有効に使うには最適な聴書法だ。今日は、教養としての投資を、全て聴き切った!通常の速度では、6時間かかる。よって、2.5倍速で聴く。読書、聴書、そして、速聴、慣れていけば、2.5倍でも耳が慣れてくる。おかげさまで、今、元気に過ごせているからこそ、運転、聴書、
最近桜を見ましたか?春になると場所取り合戦をするほど熱狂的に愛でるにも関わらず、それはほんの一瞬。桜が散り、葉っぱばかりになるともうそこにないかのように気に留めない。この本を読んで、桜の木を見に行きました。もう葉も散り、枝だけの木でした。夕暮れ時になると空を背景に影絵のように見え、なんとも物悲しい。花をつけていない桜の木を眺めたのは初めてです。でも桜からしたら、花をつけていようが、いまいが桜で、淡々と次の季節に向けて育っているんですよ
「疑い始めたらきりがない。」この一文を見たとき、霧が晴れた。だから苦しいのだと。疑うことには終わりがない。本当はこう思ってるんじゃないか。あるいはこう思っているかもしれない。疑念はどんどん膨らむ。信じるという行為はとてもシンプルだ。言われたことをそのまま受け止めればいいだけ。言葉の裏を考えたり、深読みするからいけないのだ。考えても他人の本心なんてわからないのだから。疑わなければいけないこともあるけれど、人とのつながりではそんなことで悩みたくない。
変わったタイトル、なぜか惹かれる。はぐらかされているというか、煙に巻かれていると言うか、本当にありそうで、でも胡散臭さもあって。伊坂さんの作品からはいつもそんな印象を受ける。シーソーモンスターは表題作のほかもう一編短編が収められている。「日米貿易摩擦が新聞を賑わせていますが、その一方で、我が家の嫁姑摩擦は巷間の噂になることもなく。」このユーモアがたまらない。貿易摩擦より、嫁姑問題の方が身近で頭を悩ます問題に違いない。それなのにニュースにならない
たまさかです今日書かせていただくのは、嘘みたいな本当のお話です。最近、重い内容が続きましたので、さらっと読んでいただけたら嬉しいです。物の声って聞かれた事がありますか?普通にあることかもしれませんね。ホ・オポノポノを始めて、毎日がどんどん軽くなって行った私たち親子。当時乗っていた車は、スズキラパンでした。ある日、娘を乗せて、ガタガタ道を車で走っておりました。仕事は休みだったのですが、勤務していた施設に用ができたのです。ハウステンボスの近くなのですが、施設へ行く道は途中が舗装さ
池袋ウェストゲートパークは私が高校生の時に長瀬智也さん主演でドラマがやっていました。キャストがとても豪華で伝説のドラマの一つではないでしょうか。その原作が石田衣良さんの小説です。シリーズは10作目で一区切りつきましたが、2014年に第11弾が発売され、今も続いています。この小説に時事ニュース、日本の表と裏で起きている事件をたくさん教えてもらいました。毎回4話程度が収録されていて、街のトラブルシューター真島誠が問題を解決していきます。本作は動物虐待、危険
就職氷河期、売り手市場、就職浪人。私が就職活動をしていた時は、リーマンショックから少し回復し、団塊世代の退職も重なり、売り手市場と言われた時だった。求人も多く、学生を接待するような企業もあり、確かに恵まれていたと思う。とはいえ簡単に内定が出るわけではないので、就活はやはり大変だった。エントリーシート、SPI、小論文。そして面接、面接、面接。はじめは理想や希望があったが、不採用通知が続くと、採用してくれるならどこでもいいと思えた。よく言われるように、自
小学生の頃、森高千里さんの「私がおばさんになっても」という曲がトップ10に入っていた。小学生の私からしたら、まだまだ先の未来で、「私もいつかなるんだよね」くらいにしか思っていなかった。30代になって、時々その歌が頭の中で流れる。「きっともうおばさんと呼ばれる年だ」と思いつつ、まだ認めていない自分がいる。先日NHKのあさイチで「おばさん」の特集が組まれていた。「おじさん」にはそれほどマイナスなイメージがないのに、「おばさん」はマイナスなイメージしか浮かばない
読書感想文の指導法をマニュアル化するのはとても難しいです。原稿用紙の使い方講座はできても、どんな内容を書くかに正解はないので、こんな風に指導したらいいものができるという明確な答えはありません。そんな中で私が大切にしていることは「楽しい、面白い、興味深い」です。書いてて楽しいのなら、読む人もきっと楽しい。いやいやしたことは、見たくもないし思い出したくもないと思います。私の場合、いやいや書いた感想文や作文は引き出しの奥に仕舞い込んだり、さっさと捨てたりしました。い
「速読の感覚」速読の感覚。ありますね。目を速く動かすことで、速く見る。見たまま理解。(英語の速読にもありますね)速読自体に興味があった私。今は、楽読のインストラクターをしています。楽読は、これに加えて、速聴を聞く。話す。周辺を意識する。それで、さらに脳が活性化して、速く読めます。さらに、その上、文字が浮き上がって見える。必要な文字が、目に入ってくる。文字を自分で組み立てて、文章にしている。私の感覚です。先日、習得された受講生様と、感想のシェアしていましたら
「本当にほしいものは、いつだって手に入らない」この一文から物語が始まる。学生時代に同じことを思っていたため、この書き出しに強く惹かれた。叶わない夢とか成就しない恋愛に見切りをつけるため、自分を慰めるように言い聞かせていた。一番ほしいものは手に入らないのだと。諦めてしまえば、それほど気持ちが乱されることもなく、それなりに平穏に過ごせる。でも、やっぱり満たされない。諦めた過去、手放した過去は、錨のように私をそこから動けなくさせた。この物語の登場人
世間は「鬼滅の刃」フィーバーですが、私は何度目かのワンピースフィーバーです。夫が買ってきた最新刊をずっと読まずに放置していたのですが、そろそろ読もうかなと思って読み始めたところ、「あれ?前の巻どこで終わったっけ?」となり、前巻を探したけどない。どうやら買い忘れていたようだいぶ話を忘れてしまっていたので、4巻くらい前から読み直しました。「光月おでん」という伝説の侍を軸に話が進んでいくのですが、武士道を体現した「おでん」がかっこ良すぎる!!!そして「おでん」を
コミックエッセイ「やめてみた」の作者わたなべぽんさんが先生でした。簡単にやめられることもあるけれど、なかなかやめられないこともあります。でも、やめられないことで心や体が苦しむのなら、やめた方がいいはず。私はこのブログを始めた時、週6更新と決めました。はじめはガムシャラに取り組みましたが、だんだん義務のようになってきて、書くことを楽しめなくなってきました。それでも自分で決めたルールをやめることに抵抗がありました。最近では週6更新できなくなり、書
商店街の一角にある昔ながらの酒屋では、配達を副業として行っている。配達エリアは東海三県、法に触れないものなら基本的になんでも配達してくれる。それが徳永圭さんの小説「片桐酒店の副業」だ。持ち込まれる荷物(依頼)の中で、珍しかったのは「悪意」を届けてほしいという依頼。「悪意」は形のないものだ。嫌がらせとして目に見える形を伴うこともあるが、目に見えず潜んでいることの方が多い。目に見えなくても、その悪意にはきっと理由がある。小説の依頼主は上司から不当な
シリーズ3作目となる今回のサブタイトルは、「託された一冊」です。東日本大震災を軸に話が展開されていきます。東日本大震災が起きた時、私は銀行の窓口で働いていました。もうすぐ窓口が閉まる時間だな、そろそろ閉める準備をしようかなどと考えていたら、目の前が揺れました。私、疲れてるのかなと思ったら地震でした。家に帰るまでテレビなどを見ることもなく、地震もよくある程度のものだと思っていました。家に帰ってから目にした映像を信じることができませんでした。同じ日本でこ
今年はこのブログを始めたこともあり、読書量が大幅に増えました。読む本は図書館で借りて、何回も読みたくなる本だけ購入すると決めていましたが、読書量が増えたことで購入する本も増えました。活字離れ、読書離れと世間では言われていますが、実際はどうなんでしょう?私の勤めている塾は速読聴塾なので、本が好きな子、本を好きになる子が多く、講師も本好きな人ばかり。ブログやインスタを見ていても、本を読んでいる人が多い気がして、本当に読書人口は減っているのかなと疑問に思ってい
なんとなく寂しかった時。なぜか孤独を感じた時。本屋さんの棚でこの本を見つけた。裏表紙の紹介文の1行目には「私には<暗黒の十年がある>」と書かれている。ほんまでっかTVなどメディアでも活躍されている朗らかな印象の齋藤孝さんの著書だ。あのような人でもそんな時があったんだ。寂しさ、孤独感から解放されたくて、購入を決めた。齋藤さんの暗黒時代の紹介から始まり、孤独をどう乗り越えていくのかが書かれている。孤独は悪いものではない。寂しい、どうせひとりだなん
肉を切り取っても、血を流してはならないというベニスの商人の一幕を思い出した。血と肉は別のものなのに、切り離すのは難しい。主人公の光海(みつみ)は、不倫相手の子を妊娠し、一人で産む覚悟を決める。母と子の関係も、血と肉のようなものだと思った。肉を切れば、血は流れ、血を抜けば、肉は精気を失う。母と子も別の存在なのに、互いに及ぼす影響力が大きい。へその緒で結ばれて、約10ヶ月身体を共有していたからなのか。なんとなく父と子より、母と子の繋がりの
女の敵は女だが、女の味方もまた女である。書店員であるアラフォー独身女性理子の人間関係を豊かに描いている本作。若くて美人な部下、亜紀。亜紀を嫌う女性契約社員とアルバイト。お調子者の同僚男性、辻井。仕事にやる気が見えない畠田。どこにでもいそうな人たちと、どこにでもありそうな話。女社会は面倒だ。グループを作りたがり、和を大切にし、はみ出しものは除け者にされる。仲良しグループからある日突然、ひとりが追い出されるなんてよくあること。この小説で女性の
「Yさんは雨が降るといつも調子が悪くなるので、自分は太陽エネルギーで動いているのではないかと思っています」心から共感しました。天気にやる気や気分を左右されやすい私は、やっぱり人間には太陽が必要なんだと思いました。最近は夏があまりにも暑いので、自分が夏を好きなのか疑いますが、冬よりは夏が好きです。日が長いだけで幸せに思います。「Tさんはアリは甘いものの中で何が好きか、シロップ、砂糖、洋梨ゼリーなどで調べましたが『甘い匂い』だけのバニラエッセンスには1匹も来
みんなほめられたい。誰かに認められたい。だから「いいね」をもらうと嬉しくなる。でも、「いいね」をもらうために人に媚を売ったり、「いいね」がもらえそうなことを自分の気持ちに反してするのは違う。先日「VS嵐」で、ゲストの対戦相手がYouTube始めました軍団だった。どうしたら動画再生数やチャンネル登録者数が増えるのかという話になった時、ヒロミさんが、「そういうことは気にしないほうがいいんだよ。気にしないで、自分の好きなことをやる。それが一番だと俺は思
Facebookにインスタグラムなどなど、大人ですら「いいね!」をもらうために奮闘している世の中。人はいくつになっても、ほめられたいいきものです。子供ならなおさらほめられたい、そしてほめられることが原動力になります。私もほめられたくて、行動していました。テストでいい点を取れたらご褒美があるという時もがんばりましたが、いつもほめられたくてがんばっていた気がします。自分はほめられたいのに、人を褒めるのは意外と難しいと感じています。空々しく聞
私が勤めている塾では、株式会社日本コスモトピアが提供する速読学習教材「わくわく文庫」を使っています。毎年夏には、「わくわく文庫読書感想文コンクール」が開催されます。詳しくはこちらをご覧ください↓https://www.cosmotopia.co.jp/edu/kyozai/wakuwaku.html教材のご紹介|わくわく文庫(学習塾・教室向け読書支援教材)朗読音声を聞きながら本を読み、100冊以上の名作・名著に触れて感性を豊かにする幼児、小学校低学年、高学年、中学生
以前夢十夜を読み、ブログに綴りましたが、解釈に悩むものは多々あります。とはいえ、作品を楽しむのは自由だからあまり深く考えずに純粋に楽しみたいと思う気持ちと、一体どういうことなんだ、何が言いたかったんだという探究心に翻弄されることもしばしばあります。この本は高校の教科書に載っている小説や随筆などを取り上げ、指導時のアドバイスや解釈のヒントになるようなことがまとめられています。作品自体に懐かしさを覚えますが、久しぶりに授業を受けているような感覚になり、そう
「私にとってはるかにだいじなのは話されなかったことばであり、あったかもしれないことばの方だ。」日本人は空気を読むのを美徳としてきた。言わなくても伝わる、通じ合うことに特別感を見出してきた。相手の意図を汲み取るのは、コミュニケーションを円滑にするのに一役買うとは思う。でもそこに頼っていると、本心が分からなくて、いつまでも落ち着かない関係のままで、表面的にしか付き合えない気がする。昔、喧嘩のできる関係になりたいと言われたことがある。私は事を荒立てたくない
「長生きすることが、不幸ではなく、幸せな世の中をつくりたい」上野千鶴子さん著「おひとり様の老後」キャリアウーマンで、独身である著者が、一人で快適な老後を暮らすための方法と心構えを紹介してくれています。タイトルに老後とあり、内容も老後の暮らしに焦点を当てて、書かれていますが、老後じゃなくても役立つことばかり。「ほうっておいても保つような関係は、関係とはいわない。無関係、というのだ」「他人から責められるより、自分が自分を責めるほうがつらい」このように