20世紀が石油資源、いわゆる「ブラックゴールド」の時代であったなら、21世紀は間違いなく水資源、「ブルーゴールド」の時代と言えるでしょう。世界人口の増加と共に、水資源の価値はこれからも高まっていくことは間違いありません。日本が世界に誇るべき資産の一つは、その豊かな自然と水資源です。清らかで豊富な水は、私たちの生活はもちろんのこと、農業や産業にとっても不可欠なもの。しかし、世界的に見ると水不足は深刻な問題となっており、私たちが持続可能な利用と保全のために行動を起こす時が来ています。21世紀において