私はこの1週間ほど前に、ネットでたまたま検索していた時に、とても悲しいニュースを目にしていました。昭和30年7月28日、三重県津市の中河原海岸で、水泳の授業に参加していた市立橋北中学校の女生徒36人が溺死する大惨事が起きていたのです。橋北中学校では当時、学校行事の一環として、毎年夏季に水泳訓練を実施していました。この年は中川原地区の通称“文化村海岸”で、7月18日から7月28日の10日間の予定で毎日午前中に実行されました。参加生徒は男子204人、女子197人の合計401人。引率教員は校長をはじめ