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独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。今回のルールは、ズバリ、説明しちゃダメだということです。説明しない僕もそうでしたが、論文の勉強を始めると、何とか説明しようとします。こうでこうだから、こうなって、ああなって…こういう書き方は基本的にダメです。なぜなら、点にならないからです。では、どうやって書けばいいかというと、結論だけ書き続けるんです。たとえば、こんな感じです。【例①】〇は×か?〇は△である。△は×であ
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。問題すら読めない以前に説明しましたが、論文試験には必ず「論点」があります。この「論点」を知らないと、答案で何を書いていいかわかりません。それどころか、問題が何を言ってるかもよくわかりません。つまり、論点を知り尽くしていないと、問題を読むことすら許されないんですね。苦い体験僕が1回目の論文試験を受けたときが、そうでした。行政法で、問題が何を言ってるかよくわからなかったんです。理由
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。今回から、司法試験の論文がなぜ難しいのかを説明します。今回は、論文試験が難しい理由として、試験時間が圧倒的に足りないことを書きます。論文の特徴の1つは、とにかく時間がないことです。考える時間なんてほとんどありません。むしろ、「考えたら負け」ぐらいの勢いです。何度も言ってますが、この試験では、「考える力」なんて要求されてません。試験では、理解して覚えていることを吐き出すだけです。初見の問題を見
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。今回は、論文試験の設問の内容について、説明します。設問は過去の事件の焼き直し論文試験の設問の内容は、簡単に言うと、過去に起きた事件の焼き直しです。論点が問われる事件日本では、民事や刑事など、毎日数多くの事件が起きています。その中には、法律的な解釈が難しいものもあります。たとえば、日本の法律では「人を殺した」ら殺人罪が成立します。「人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。今回は、司法試験及び予備試験の、論文試験の概要について説明します。以下、論文試験のことを簡単に「論文」といいます。受験生は、みんなそう言ってますし。試験の最大の山場論文は、間違いなく司法試験の最大の山場です。短答も難しいですが、論文の比ではありません。論文をクリアできれば、司法試験は合格できます。これは、予備試験でも同じです。くどいようですが、論文はかなり難しいので、独学でクリア
3月に入り、司法試験受験生におかれましては、そろそろ選択科目にも力を入れだす時期となりました。そこで今回は、西口竜司が独断と偏見で選ぶ、経済法予想論点について以下で5点ほど紹介させて頂きます。1不当な取引制限不当な取引制限の出題は、ほぼ2年に一回くらいの割合で出題されます。令和4年第1問が不当な取引制限からの出題ではなかったことからすると、今年出題される可能性は高いと言えるでしょう。特に、入札談合の問題は、頻繁に出題されますので、書き方の手順をよく確認しておいて下さい。
独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。詳しくはこちらをどうぞ。今回は、論文試験について説明します。どんな試験か論文式試験では、具体的な事例が紹介されて、法的にどう考えますか、という問題が出ます。憲法9条に賛成か反対かとか、「あなたの考え」は何も聞かれません。法律の解釈の仕方と、現実問題へのあてはめの仕方が問われます。論文試験は、司法試験の勉強において、間違いなく最大の山場です。他の資格試験で、こんな難しい問題は見たことありません。
今年の予備試験は短答合格できるかわかりませんが選択科目を「租税法」にしようと思う!理由は普段財務会計を業務でやっているので言葉に馴染んでいるのと業務時間を学習に充てられる(笑)その前にとにかく短答突破して論文試験の雰囲気は味わいたい。
今日は、無駄だと思っていたことが、意外と、無駄でなかったという話をします。私は、実は、作文がものすごく苦手でした。書きたいことはある程度見つかるのですが、起承転結に当てはめるのができませんでした。作文は、言いたいことをズバンと書くと、分量がものすごく少なくなります。そのため、言いたいことの前に、関連事項を持ってきて、量を増やします。それにより、文章らしくなります。私は、余計なものを前に持ってきて、言いたいことが先延ばしになると、不安になるタイプした。結局、起承くらいのとこ
Nin@R4fZq厚労省の若手キャリア官僚が辞めている模様。沈む船には乗りたくないですよね。高い志があった人ほど続けるのが難しい職場だと思いますよ。厚労省、「キャリア」で初の中途採用相次ぐ離職に対応:日本経済新聞nikkei.com厚労省、「キャリア」で初の中途採用相次ぐ離職に対応厚生労働省は11日、幹部候補となる総合職で同省単独の取り組みとしては初となる中途採用を実施すると発表した。政策立案などで中心的な役割を担う課長補佐級を5人程度、募集する。若手らの相次ぐ離職
8月に立命館大学に合格した子の話を書きました。『立命館大学に合格しました』先ほど高3の教え子のママから第一志望の立命館大学工学部ロボティクス学科に合格したと連絡が入りました。(こんな早い時期にもう大学受験があるんですよ。)すごい!…ameblo.jp実はあの記事の内容には少し間違いがあって、工学部に合格したところまでは合っているんですけれど、学科の選択には秋に追加の論文試験などがありました。結局、第一志望のロボティクス学科に合格したので問題なしです。そしてその後も高大連
出題の趣旨が出ていたので、再度自分の再現答案と、他の受験生の高評価答案もあわせて見比べてたんだが…特に、Fだった科目は、出題の趣旨の言ってることがまったくピンとこねー。他の方のAB評価の答案のすごさも、すごすぎて逆に理解不能。泣当該分野について全然分かってなかったって事が分かった。今度こそ強化せねば、来年もF待ったなしだろう…ところで、自分の答案でも、高評価と低評価のものは一体何が明暗を分けたんだろう。同じ人間が同じ時に書いたのに。だってAとFってめちゃ
一次試験は通ったが二次の論文試験はダメでした。うーん、おかしなことに2段階跳びの試験だったらしい。それじゃあ落ちるわなぁ。うん、ま、いいや。経営者にはなれないもん。
1令和4年予備論文総括令和2年の論文不合格から、昨年の短答落ちを経て、今年までの約2年間。私はいったい何をしていたのですかね。令和2年より総得点は若干上がっていたものの、令和2年のボーダー下12点に対して、今年は25点と、ボーダーとの点差は開いており、順位も300番ほど下げています。なぜ私は、この2年間で「退化」してしまったのでしょうか。一言でいえば、前回の論文の不合格以降、「勉強方法の誤り」を完全に修正できずにいる、ということだと思います。当時、圧倒的に書く分量が不足している
twitterやブログに再現答案、成績表を公表されていますね。正直なところ、私にはみなさまの再現答案を分析する能力は皆無でございます。しかしながら、「え?あれだけ書いたのに〇ランクなのか?」などと書かれているのを拝読し、胸が締め付けられるような感覚を覚えます。本当に厳しい試験ですね。あ、ちなみに、木曜日は行政法の日、に決めました。
令和4年予備試験論文試験の成績が既に到着しております。1成績表2再現答案へのリンク『令和4年司法試験予備試験再現答案憲法』第1地方鉄道維持特措法案が、争議行為を禁止し、争議行為のあおり、そそのかしを処罰しているのは憲法28条に違反しないか。第2憲法28条は、勤労者が団体行動、…ameblo.jp『令和4年司法試験予備試験再現答案行政法』第1設問11Dが本件処分について取り消し訴訟の提起を断念した理由は、取り消し訴訟は、処分があったことを知った日から6箇
本日、全国各地で診断士の論文試験が実施されました。受験された皆様、本当にご苦労様でした。色々な思いがあるでしょうが、しばらくゆっくりして下さい。相対評価ですからどうなるか分かりません。また、少し余裕ができたら再現答案を作成して下さい。後輩への素晴らしいプレゼントになります。皆様が合格されることを祈念します。YOUTUBEチャンネルはこちらです。↓https://www.youtube.com/channel/UC0S5XriZt1UDy9
不合格でした。発表前に、今年もし落ちていたら、今までとは比べ物にならないくらいにショックだろうな、と思っていましたが、現在その通りの心境です。それくらい今年はギリでも行けているのではないか、と思っていました。今の正直な気持ちは、「え、あれでまだ足りんの?」です。ただ今後、出題趣旨が出て、成績表が返ってきたら、また違った考えになっているのかもしれません。現時点では、言い訳の言葉も見当たらないので、またその時に何か書きます。とりあえず、論文直後に作成しておいた、再現
第1設問1(1)について1Gは、B社に対し、本件登記手続き申請行為を破産法164条1項により否認することが考えられる。これは認められるか。2本件売買契約は令和3年9月15日に締結され、令和4年3月1日に所有権移転登記手続きが行われているので、「その行為が権利の移転があった日から15日を経過した後」に行われたといえる。またB社は、令和4年2月21日に本件通知を受け取ったあと、上記登記申請手続きを行っており、本件通知は支払い停止の通知であることから、「支払いの停止等のあったことを知ってした
第1設問11小問(1)についてBは、3月1日の夜、Aから電話で、「家に金をためているばあさんがいるらしい。一緒にその金を奪わないか」と誘われた旨供述している。これは証拠⑪の携帯電話の通話記録から推認できる。また、Bは、Aから、V方付近のマンション前の車中で、「親父のだから、落としたりするなよ。」と言われて犯行に使ったナイフを渡されたと供述している。そして、証拠⑬でAの父は、このナイフについて、自分のものに間違いないと供述し、Bのことは知っているが、ここ数年は会ったことがなく、そのナ
第1①の行為の適法性について1甲の承諾を得ることなく、無施錠の同キャリーケースのチャックを開けて、その中を捜索した行為は適法といえるか。2刑事訴訟法219条1項が、捜索差押令状の捜索対象として、場所、身体、物をそれぞれ区別した趣旨は、それぞれにおいて被疑者又は被告人のプライバシー侵害の度合いが異なることから、それぞれ別の司法審査を経ることにより、被疑者等の人権侵害を必要最小限度に抑えようという点にあると解される。そうであれば、場所に対する捜索差押許可状で、その場所の管理者に準じる者の所
第1設問11(1)甲がYに対し、ブドウをお金を払わずにこっそりと持ってきて、と言ってYにブドウを取らせようとした行為につき、窃盗罪の間接正犯(235条)が成立しないか。(2)利用者が被利用者の行為を完全に支配して、犯罪結果を生じさせた場合、被利用者を道具として自らが実行行為を行ったのと同視できるので、間接正犯が成立すると解する。(3)本件では、甲はYに対して最初は優しい口調でブドウを持ってくるように言っていたが、Yが躊躇したため、「いいから早くいってきなさい」と強い口調で言いなおし
第1設問11①の訴えの適法性①の訴えは、権利能力のない社団であるX自身が、原告となる方法である。Xは権利能力のない社団であるので、「法人格のない社団」(民事訴訟法29条)にあたる。またAという「代表者の定め」もある。以上から、①の訴えは民事訴訟法29条により適法となる。2②の訴えの適法性Xの構成員らが原告となって訴えを提起する方法は適法であるか。「訴訟の目的が共同訴訟人の全員について合一にのみ確定すべき場合」(民事訴訟法40条1項)にあたれば、Xの構成員全員が原告となる必要があ
第1設問11Dは本件訴えにおいて、AらがCとの間で本件取引をしたことは、「株主の権利の行使に関し、財産上の利益の供与をし」たとして、120条1項違反を主張することが考えられる。これは認められるか。2甲社は、本件土地の売買契約成立の直前に、不動産業者から別の土地の情報がもたらされ、甲社の取締役会において審議した結果、不動産業者から提案された土地に倉庫を建設した方が、円滑に商品を出荷することが可能となることから、本件土地の買い取りを見送るとの結論に達している。しかし、Cは聞き入れず、本件土
第1設問11Dが本件処分について取り消し訴訟の提起を断念した理由は、取り消し訴訟は、処分があったことを知った日から6箇月または処分から1年を経過したときは提起することができない(行政事件訴訟法14条1項、2項)ところ、本件ではすでに上記の期間を経過しているからである。2(1)では、本件では、Dに行政事件訴訟法第36条に定める原告適格が認められるか。(2)「処分の無効等の確認を求めるにつき法律上の利益を有する者」とは、当該処分によって、自己の権利若しくは法律上保護された利益が侵害され
第1地方鉄道維持特措法案が、争議行為を禁止し、争議行為のあおり、そそのかしを処罰しているのは憲法28条に違反しないか。第2憲法28条は、勤労者が団体行動、すなわち争議行為をする権利を保障している。第3本件特措法案は、勤労者の争議行為を禁止しており、権利の制約が認められる。第41では、上記制約は正当化されるか。その違憲審査基準が問題となる。228条が勤労者の争議行為をする権利を認めた趣旨は、使用者との関係において劣位にたつ労働者に使用者と対等の地位を保障し、労使交渉において自ら
既にご案内させて頂いておりますように予備スタ論西口クラスがスタートします。発表前の書き込みになりますが、開講日が迫っていますので書かせて頂いております。対象は社会人受験生です。なぜ、大学生と合格率の差があるのかという視点で臨みます。詳細は以下をご覧ください。予備試験2023西口社会人クラス(google.com)10月22日(土)午後4時~大阪校&オンラインでガイダンスを実施します。【令和5年予備試験受験生応援講演】社会人が論文で勝つ方法-YouTube
口述試験の民事実務対策として、大島本の上巻を読み込んでいます。今年は倒産法の勉強が忙しく、直前期の実務基礎の勉強がおろそかになってしまい、大島本ではない、もっと薄い本で済ませてしまいました。しかし、予備論文対策としては、やはり大島本上巻を読み込んでおくべきでしたね。上巻には、予備論文で出題された請負の要件事実も載っていました。ただし、今年の予備論文のような、損害賠償同時請求パターンは載っていませんでしたが。しかし、損害賠償請求の要件事実も別のところに書いてあるので、多分上巻を読
今更な感じもしますが、自分の今年の予備論文の成績予想を、独断と願望?でしてみたいと思います。ピンポイントで予想してもどうせ外れるので、範囲にゆとりを持たせました。上振れ/妥当/下振れ憲法ABC行政CD民法ABC商法BC民訴CD刑法AB刑訴BC民実CD刑実BC(実務トータルで上振れB、妥当C)倒産BC上振れとは、自分に都合よく解釈した場合、妥当は
論文合格179名論文合格者は179名。私が受験指導を初めて、一番少ない合格者数かもしれません。確かに、私が合格した旧試験ではB510枚に3000文字を記載し、短答・選択の免除もない時代でした。また最後の3%という区切りがあった時代だったと思います。合格者も145名程度だった気がします。ただ今と昔は違い、明らかに現在の論文試験は難化しています。それ以上に輪をかけて難しいのは短答試験です。これは、数年前、旧試験時代以上かもしれません。また、合格率が